バレンタインの戦い-愛の語らい?(いつでも側に…!)

「水縛りの術の応用の方はなんとかなりそうなんです。温度も粘度も調整できるようになりましたし。強度的にも十分かと」
「まあ!こんなに短期間で?さすがイルカ先生ですわね。チャクラコントロールが宜しくていらっしゃるから!」
「でもですね。問題はこの混ぜ物の方なんですよ。ほら、アレでもアレは元暗部で上忍なので…」
「耐性は…ほぼ全ての薬物が効かないかもしれませんね。一応は今年の新薬なんですけれど」
「…気休め程度に混入しておこうと思います。無味無臭だし、一応副作用はないんですよね?」
「ええ。もちろん!勃たなくなったら意味が…」
「た、たたなく…!?」
「ああ、いえ。こちらの話です。お気になさらないで?」
「え!あ、はい!」
「意識レベルの低下と、後は四肢の痺れが主な作用です。…それには入れていないんですが、媚薬もありますわよ?」
「あー…そちらは大丈夫です。いりません。却って危険ですから!元々年中発情期だし理性の欠片もねぇのに、絶対暴走する…!」
「…そうですわね。一応飛沫程度でもかなりの効果があるはずですけれど、はたけ上忍なら多少多めの方が宜しいと思います」
「はい!その辺は大丈夫です!…多少なら自分の身を犠牲にしても…!」
「では、摂取量…大まかで構いません。それと作用がどの程度だったか教えて下さいましね?」
「はい!」
「ふふ…あら怖い。近づきすぎちゃったかしら?…では、また」
「え?ああはい!また!…怖いってなんだ?」
「イルカー!話し終わったかー?入ってもいいかー?いつものお前に戻ってるかー?」
「なんだそれ!話は終わったから今行く!」
「そうしてくれー…でもできれば怖い話はやめてくれー!」
「なんだ?変なヤツだなぁ?」
「自覚ねぇのか…早く終わってくれ…!バレンタイン…!」
*****
「…チョコ臭い…?」
「うふふふふふふふふふ…!俺ですね!俺からはじまり俺で終わりますね!全身くまなく俺で…ああん!」
「ちゃんとハウスできているか?駄犬?」
「はい!ちゃぁんと!イルカ先生のために色々考えてたら気持ちよくなっちゃって…!も、もっと踏んでください…!」
「…しまえ。で、どうしてこの家の中がチョコ臭いんだ?言え!」
「ひ・み・つでぇす!」
「ちっ!…いいか。渡すのは俺が先だ!貴様のは受け取らんぞ!」
「そ、そうですよね…!前戯が先…!」
「…解毒剤はあるがコイツのだと…!?」
「あまぁいあまぁい…それはもう!あまぁい夜にしましょうね…!!!」
「…そ、そうだな…!貴様の口にはたっぷり甘ったるいもんを注ぎ込んでやるから安心しろ!」
「ああんもう!楽しみすぎて…!」
「し・ま・えー!!!」
「…当日はこのたまりにたまった俺の愛で色々たっぷりチョコレートな夜に…!」
「耐えろ…耐えるんだ俺…!」
「うふふふふふふふふ…!!!」
「うぅ…あ、あとちょっとの辛抱のはずだ…!」

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つづきー!一応当日までまにあえー!つづくー!
ではではー!ご意見ご感想など、お気軽にどうぞー!

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