ご要望をいただけていたのでさらにうっかり追加してみちゃいます! これの続き。 「うわー…すごいな!ヒノキの香りが!しかも広い!」 「ね、湯加減どーお?」 「わぁ!?なんだアンタ!帰れって言っただろ!さっきいなくなったと思ったのに…!」 「えー?でもほら、色々責任とかさ。ちょっと準備してただけだし。…ああだからさっききょろきょろしながら風呂場はいってったのね?かわいかったけど」 「なんでもいい!とにかく風呂場から出てけ!」 「だって、これ、お詫びなんでしょ?だったらちゃんと確認しないと」 「屁理屈捏ねるな!」 「ああ、デザインもそれなり?今度一応誉めてやるかな?」 「…なあ、いい加減何が目的か吐け!」 「これだけあれば十分かな?新婚だし」 「な、なんだ?近寄るな!さっきのかわいい犬呼ぶぞ!大声だって出してやる!」 「そ?でもま、無駄だけど?」 「なんだと!?」 「壁、防音ばっちりなのよ。寝室と浴室とキッチンは特にね?」 「…なんかやな予感が!その指定は一体…!?」 「してるときにさ、折角いい声だしてるのに他所に聞かせたくないじゃない。もったいなくて」 「なにを…っていうのは聞きたくないが…帰れー!もうこんな変態イヤだー!さっきの人に頼んで持って帰ってもらう!意味がわからん!」 「うん。やっぱり色っぽいね。よだれたらしてへそ出して無邪気に寝てるのもすっごくそそったけど」 「勝手に人に寝顔を見るんじゃねぇ!そもそもアンタいつどこで俺を!?」 「あ、うん。昨日かな。運命ってあるんだねぇ」 「…昨日…!?昨日は…確か三代目のとっちらかした執務室を黙々と掃除して、ついでにエロ本まで発掘して…」 「そうそう。その後」 「…えーっと。三代目説教してたらその本落っことして…」 「それで、鼻血吹いたでしょ?さっきの水遁みたいに勢い良く」 「うっ!そ、それは…!だってあんな、あんな破廉恥な…!」 「ただのグラビアであそこまで鼻血吹くんだもん!もう溜まんなくなって」 「アンタ、頭おかしいだろ!?確かに報告に来たっぽい変な暗部がやたら俺のことみてたけど!あれがアンタか!」 「恥ずかしそうに鼻押さえて顔なんて真っ赤にして、膝擦り合わせてもじもじしちゃって…あれ、もしかして勃ってた?」 「わー!?わー!?なんてこというんだ!」 「んー?ま。こんなに立派なのがその気だったらいくらなんでも分かるか」 「ぎゃあ!?握るな!そんなとこ!」 「ああそうね。俺だけ一方的ってのはフェアじゃないかなー?はい。どーぞ」 「うぎゃあ!ななななななな!?」 「あ、だめ。おっきくなっちゃうでしょ?そんな握り方したら」 「で、でか…っ!?じゃなくて!たたたたたたたって…!?」 「初めてでしょ?痛くないように準備はしてきたから、安心してね!」 「できるかー!!!」 「んー?じゃ、最初は触りっこから?」 「あっ!んっ!…このっ…食らいやがれ!水と…」 「あら?またなの?…でもま、ここまでお膳立てしたから、ごめんねー?」 「…は、じかれた…?その、瞳…!」 「ささ、どうしようか?ここじゃイヤなら寝室で…」 「あああああ!もう!帰れって言ってんだろうがー!!!」 ********************************************************************************* なんだかご要望をいただけたのでさらにこそっと増やしておきます。 木の芽時の襲撃者から、果たしてその貞操を守りきれるのか…! ではではー!ご意見、ご感想などお気軽にどうぞー! |