朝の日課(いつでも側に…)

朝目覚めると、変態が俺の上に乗っているので、とりあえず殴る。
もちろんヤツには当たらないが、俺の上から退かせることが出来る。
その後、床で腹を見せて踏まれるのを待っている変態を無視し、寝室の扉に取り付けたお守りをはずし、鍵を開け、結界を解除する。
扉を開けると、そこにはエプロン姿の変態がおたま片手に待ち構えていて、「はい!おはようのちゅーですね!!!それとおはようのハグと!!! おはようのいちゃいちゃ…」などと、訳の分からない世迷い事をまくし立てるので、無視して洗面所に向かう。
髪を結い上げ、髭を剃り、歯を磨き、顔を洗い、忍服に着替える。パジャマとタオルは洗濯かごに投げるが、変態がすぐに拾い上げ、顔を埋めて 「ああ…イルカ先生の肌が触れたこのパジャマ…それに唇が触れたこのタオル…!!!イルカ先生の匂いがついてて…もう…我慢が…!!!」等とぶつぶつ 言い出すので、無視して居間に向かう。
待ち受けていた変態がせっせと用意した朝飯を食い、食器をたらいに放り込むが、いつの間にか変態が舐めまわしているので、無視してかばんを持って 玄関に向かう。
俺のサンダルにむしゃぶりつく様にして臭いを嗅いでいる変態を軽く蹴り飛ばし、用意しておいたアルコールスプレーをふりかけ、素早くサンダルを履く。
出掛けに変態を踏んでやりながら、玄関をでる。
アカデミーに向かう間中、俺のケツに張り付く変態を引きずりながら、時折蹴り飛ばして歩きやすさを確保する。
アカデミーの入口で、お別れのちゅーとやらをねだる変態を蹴り飛ばし、サンダルの裏を舐めさせてやる。放っておくといつまでもいつまでもいつまでも …俺のサンダルを舐めているので、適当な所で蹴り飛ばして止める。
変態が恍惚の表情で転がっているのを無視し、職員室に入る。俺の机の上で、隣の同僚を威嚇している変態を窓から投げ捨て、職員会議まで同僚を慰める。
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「まあ、こんな感じかな…。」
「が、がんばれ…?」
「何だよその中途半端な発言は!!!」
「…いや、俺ならとっくに音を上げてるだろうなー…と思って。」
「…そうだよな…。そう思うよな…。…俺だって…!!!」
「だ、大丈夫だって!!!お前ならやれる!」
「そうか…?」
「そうだよ!負けるなイルカ!!!」
「そう…だよな…!ありがとな!そうだよな!!!俺は…まだまだ頑張るぞ!」
「イ・ヤ・ン!!!イルカ先生ったら…!!!そんなに頑張ってくれちゃうんですか…!!!俺ならいつでもOKですよ!!!」
「…はッ!」
「あ!イルカ先生の写真!」
「てい!」
「あっあっ!待ってー!!!…」
「よしっ!結構遠くまで投げたから、とりあえずしばらくは大丈夫だな!!!」
「うん。…お前なら大丈夫だよ。絶対。」

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変態さんでさらに…!!!
こんなに変態さんばっかり書いてるのはやっぱり自分も…。
深く考えないことにします…。

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