暗躍2(変態さん)


「肝心なときにいやがらねぇ。ったく。まあいいか。つかの間とはいえ平和な生活を取り戻したと思えば…」
「おうどんがいいですか?らーめんがいいですか?それとも俺ですね!」
「うお!どっから湧いて出た!?…まあいつものことか。らーめん…いやうどん…にぎりめしって手もあるな…?」
「うふふふふふ…!イルカせんせのためならいつだってなんだってできちゃいます!さ…どうぞ」
「さりげなく脱ぐな。股間にぎらせようとすんじゃねぇ。いいから黙って飯だ飯」
「はぁい!どうぞ!うふふふふ…!つ、冷たい視線にぞくぞくしちゃう!」
「おお。美味そうだな!うどんってのもたまにはいいな」
「う、うわきですか!?駄目です!どうしよう!イルカせんせがそんななナマっ白くてちょっと長いだけのテクナシに…!あぁん!」
「うるせぇ黙れ。飯がまずくなるだろうが!」
「ローアングルから見つめるお尻…!も、もっと踏んで…!」
「踏まん。…踏んでほしかったらここんとこなにたくらんでんだかさっさと白状するんだな」
「イルカ先生のことしか考えてませんよ?」
「きらきら目ぇ輝かせやがってうさんくせぇ…!俺のことしか考えてないっつーか俺絡みでは常に変態だってのは分かってるが、具体的になにたくらんでんだか言え」
「それはぁ…!ひ・み・つ!でぇす!」
「…そうか」
「イルカせんせ?え?え?お出かけですか?目くるめく快楽の世界へ一緒に旅立つんですね…!」
「じゃあな」
「お出かけですね!おべんととぉ…!ローションとぉ…!あとは縄とか目隠しは額宛で…!いっそイルカせんせとおそろいの暗部服…!」
「海がいいか、山がいいか…それとも…」
「う、海…!輝く太陽の下でさらけ出される魅惑的な肢体…!岩陰で!いやむしろ開放感溢れる砂浜で!それともぉ…!」
「駄犬の不法投棄ってのは本来なら気が進まんが、周囲に迷惑かける前に処理するのが飼い主の務めだからな…」
「捨て犬プレイ…!」
「…どうして、俺の人生こうなったんだろうな」
「え?運命ですよ?」
「こんなのに巻き込まれて。しかも妙な夢みるんだよなあ…ここんとこ。駄犬がこれまで生きてきた普通の人生にまで出現しやがるんだ。悪夢のあの日よりずっと前からだぞ?大抵は駄犬を排除しようとした所で意識を失って…!」
「うふふふふふふふふ…!イルカせんせとずーっとずーっと一緒にいます!魂の片翼!永遠の伴侶!そして…!」
「ゆめ、だよな。…幻術なのか…。俺は…俺は…」
「寒いんですか…?さ、今すぐあったまりましょうね…!」
「寄るな。触るな。…もうすぐクリスマスだな」
「プレゼント…!期待しててくださいね…!」
「…貴様も期待してろ。大人しくしてるんなら…考えてやらなくもない」
「え、えぇええ!ホントですか!ど、どんなプレイが…!」
「はぁはぁうるせぇ。俺の手舐めるんじゃねぇ。…里の戦力より俺の平和を取っても…許されるよな…」
「うふふふふふふ…!た・の・し・み…!」

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いろいろやらかす変態さん。
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