暗躍(変態さん)


「お布団がぬくいです」
「…!?は、はぁ。そうですか!?」
「イルカ先生も一緒に寝ましょうよ?」
「ええと…ふ、布団、別に敷くんでいいです」
「えー?」
「えーじゃねぇ!えーじゃねぇよ!かわいこぶんな!なんなんだアンタ!どうやってここに入った!?っつーか何で入った!なにしてんだ!」
「はたけカカシと申します」
「へ?ああ、どうも?え!?」
「上忍です。あ、あといまちょーっと人に言えない部隊に所属してるんで、詳細は…」
「ま、まあその格好でバレバレですけど」
「いやぁそうですか!はは!テレちゃいますね」
「…そうですか…なんでてれてんだかしらねーけど、顔半分見えてるってどうしたらいいんだ…!?」
「そ、そんなにじっと見ないで…!」
「…あのー…いつでてってくれるんですか?」
「え?ああ今日からここに住みますけど」
「ええ!?な、なんでまたどういう理由で!」
「え?だってそれが普通でしょ?」
「どこがだ!?アンタ見ず知らずの人間の家にいきなり上がりこむのが普通だと思ってんのか!?」
「見ず知らずじゃないですー。スリーサイズからお風呂でどこから洗ってどこでフィニッシュ決めるかとか、三日に一度はお風呂で…ふふふ」
「ぎゃああああ!?まてまてだまれ!何だアンタ…!?何の任務なんだ!」
「えー?恋?愛?」
「みもだえんな気色悪い!」
「昔のイルカ先生もす・て・き…!」
「せんせい?何の話だ?人違い!そうか!人違いですね!出てってください!俺はただの成り立て中忍で金もなければ暇もないんです!さあ可及的速やかにとっとと今すぐここから消えろ!」
「えー?」
「えーじゃねぇ!えーじゃねえだろ!アンタ頭おかしいのか!?」
「そ・う・か・も!だあって…イルカせんせが俺を狂わせるんですよ…!」
「元々狂ってるだけだろ」
「真顔で殺気…!ときめいちゃう!でもでもぉ…この体昔の俺のだしぃ…俺が食う前に処女くっちゃうのはちょっと…いや大分…!」
「し・ね!」
「そーですね!うーん?帰ったらいちゃいちゃしようと思います!」
「ぐっ…赤、い…!?」
「うーん。まだまだちょろいイルカ先生もす・て・き…!ちょっとだけ…ちゅーくらいなら…!でも浮気したら離婚だって…が、ま…ん…!」
「駄犬?駄犬がいねぇな?チッ!小腹が空いたからなんか作らせようと思ったのに…つかえねぇな」
「あ!呼んでる!刷り込みはまた今度にしようっと」

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いろいろやらかす変態さん。
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