夜の観察者(いつでも側に…)

「ん…。」
「イルカ先生のお肌は滑らかで…いつ舐めても美味しいなぁ…!!!」
「う…?」
「イルカ先生の唇はつややかで…柔らかい…!!!」
「…うぅん…」
「かわいい乳首も…食べちゃいたい…!」
「あ…?」
「ココもアソコも…!ああ…イルカ先生!」
「…ッ!うるせぇ!!!黙れ!眠れないだろうが!!!」
「あぁ!そのキラキラ輝く漆黒の瞳…最高です!!!」
「…駄犬。聞こえなかったのか?俺は眠いんだよ!」
「え?ああそうですねぇ!がんばっちゃいましたもんねぇ!」
「黙れ!くそッ!無駄につやつやしやがって…!睡眠の邪魔すんなら出てけ!!!」
「えー?イヤです!もっとイルカ先生と触れ合いたい…!むしろ溶け合いたいです!!!」
「だから黙れ!っくッ!ゴホッゴホ!」
「あああああ!そんな大声出したら!」
「うぅ…水、持って来い…!」
「はい!どうぞ!」
「…おい駄犬。変なものは混じりこんでないだろうな…?」
「ミネラルウォーターですよ?愛情たっぷりの。」
「…匂いは…ないな。…ふーっ。一応普通の水か。」
「何かを飲み込むイルカ先生は最高に色っぽいですね!!!」
「無駄な報告はいらん。俺は寝る。邪魔すんな。コップ片付けてどっか行け。」
「イヤですー!イルカ先生のぬくもりを感じていないと眠れません!」
「だったら静かに寝てろ!さっきから五月蝿いんだよ!」
「はぁい!イルカ先生の吐息を感じて一人で頑張りますね!」
「何をだ…!?」
「え?それは勿論…」
「…いいか。静かに寝てられないなら…二度とコレは使ってやらんぞ?」
「あぁ!鞭!」
「分かったか…?」
「はい!」
「なら、俺は寝る…。」
「イルカ先生のステキな姿を見られたから今日は我慢しまーす!」
「ステキな姿?…はっ!俺、服!?」
「生まれたままのイルカ先生には鞭が似会うなぁ…俺もおそろいで何か…」
「…失敗は成功の母だ。寝る。全ては寝てからだ…。」
「おやすみなさーい!」
「くっ付くんじゃねぇ!」
「えへへ!」

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夜の観察者は諦めが悪いので大変だという話。
いちゃいちゃに馴れつつあるイルカ先生。

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