「応、お前ら帰ったぜ。俺の飯の用意はできてんのか?」
「師父!準備出来ております!」
俺が部屋に入ると部下達が左右にさっと割れる。
規則正しく整列した野郎共の間を通って俺は部屋の奥へ向かった。
「シーナ!戻ったぜ?」
「ロウ、早かったな。準備は出来ている。」
俺の声に後ろを向いていたシーナが振り返った。彼女が体をずらすと、そこには、
「よう、御剣検事、」
「ミ、ミスター…ロウ…」
黒服達にに体を抑えられ、震える御剣検事。
ズボンは既に取り払われ、その股間が晒されている。
「こ、これは一体…何の…」
「何って、俺の食事の時間だぜ?シーナ!」
シーナがすっと屈む。御剣検事の片足を持ち上げ、中心を俺に見せつける。
そこにはすっかり勃ち上がり、ピクピクと震える暗いピンク色の検事さんが。
「や、やめろっ…!」
「ロウ、ディルドは挿したままだ。根本にはリングを填めてある。」
流石はシーナだ。仕事ができる。
「まだ一回も出していないがどうする?」
淡々と説明するシーナに俺はちょっと検事さんを攻めてみろ、と指示した。
わかった、と頷くかわりにシーナは右手を御剣検事の勃起に添えると、膨らんだ先端に口をつけた。
「あっ…ああっ、ん!」
ビクリと御剣検事の体が跳ねる。
シーナは竿を上下に擦りながら、左手で器用にディルドを動かし始めた。
「ひっ、ぐ…っ…う…!」
血管が浮くほどに勃ち上がったそれからは透明な液が漏れ、竿を伝い、ディルドが出入りする部分にぬらぬらと絡む。
戒められているために欲情を解放できず、身悶えする御剣検事は中々いやらしい。
「…おい、もういいぜ。」
パチンと指を鳴らす。
部下達が御剣検事をうつ伏せにさせ、俺の方へ尻をかざさせた。
「あ、ミスター…ロウ…」
涙目で俺を振り返ってくる。目尻が赤く濡れて結構可愛いじゃねえか。
俺がディルドを引き抜くと熟れた穴から溜まっていたローションが溢れる。
指で柔らかくなった入り口を揉みしだくと、堪えられないとばかりに御剣検事が尻を揺らしてきた。
「ロウ…捜査…官…」
「そんなに媚びるなよ。今、入れてやるぜ。」
楽になりたいのだろう。縋るような視線。
俺は既に勃起していた一物を躊躇いなく尻壷へぶち込んだ。
「ひっ、ああああああっ!」
喉を反らして御剣検事が喘ぐ。
…くっ、中は熱くとろけて俺に吸い付いてきやがる。
肉壁が離すまいと絡みついてくる様に、こりゃあ俺も本気を出さなきゃいけねぇ。
「あっ、あっ、うんっ、んっ…ふぁっ!!」
俺は御剣検事の腰をがっしり掴み、ガンガン奥を抉った。
体液が混ざる音だとか、肉同士がぶつかる音だとかそんなんよりも。
「あんた…いい声で啼くじゃえねか…」
「あうっ…ロ、ウ…ロウ…っ」
「せっかくだ、記念撮影でもどうだ。」
シーナがカメラを持って正面にしゃがんだ。
「応!気が利くじゃねえか、検事さんよぉ、イイ顔撮ってもらおうぜ!」
「あっ、イヤ、イヤだ、」
俺は後ろから嫌がる御剣検事の首に手をかけ、顔を上に持ち上げる。
「ハイ、チーズ。」
抑揚のないシーナの合図でフラッシュが光った。その瞬間、キュウキュウ と締まる中。
「…!っ、出すぜっ、ウオオオン!!」
「ひぁっ!…あああんっ!」
はぁ、結構なご馳走だったぜ。俺の精液でぐちょぐちょになった中の感触を味わっていると、
シーナが俺をつついてきた。
「ロウ、リングをはめたままだぞ。」
「何だと?」
見れば御剣検事は涙と唾液に濡れ、惚けている。
その股間に触れば哀れな程に膨張したモノがあった。
「…悪ぃ…今、楽にしてやるよ…」
リングを外し、手淫を加えながらもう一度中を擦ってやる。
「あん…ん…」
茫然としていた御剣検事に意志が戻ったようだった。
俺の動きに合わせて強請るように甘く呻く。
せき止められていたため、常のように一気に射精できず少量ずつ吐き出される。
そのたびに電流が通されたみたいに御剣検事の体が痙攣し、それがまた愛しい気がして後ろから抱きしめた。
「お漏らししてるみてぇだな、あんた。」
「……」
「…記念撮影…現像したらくれてやるよ。」
「…結構だ…」