メイミツ文投下します。
もともとエロパロスレに持っていく予定で書いていたものなんだけど
冥があまりにも鬼畜なので没にして、一部のみ投下。
文章の途中から投下するので前提を入れておくと
・二人は御剣の自室にいます
・地震が起こった直後で、御剣は無力化されている
・無防備みっちゃんのエロさに、冥が突然豹変した
・抵抗できない中でさんざんみっぱいをいじられたため、
みっちゃんも理性が飛びかけている
・本番なしですごめんなさい
・冥がひたすらみっちゃんを精神的にいじめるお話です
*規制のためパソコンから携帯に転送して書き込むので連投できません。
というわけでみんなの話の腰を折りつつマイペースに投下。
「・・・抱きたいの?私を」
尋ねてみると、御剣は静かに頷いた。
そのまま甘えるように、冥の胸にもたれかかる。
少し熱を帯びたその表情に、このままほだされてしまってもいいかと思う部分も確かにあった。
だがやはり、この段階でそれを許す気分にもなれない。
身体を離すことを主眼に置いて、御剣の一番大事な部分の先に、軽く爪を立てる。
力を入れる前に危険を察したらしく、男は後ずさりした。
その隙に、冥は立ち上がって男を見下ろす姿勢をとる。
「今日は安全日じゃないし、避妊具も持ち合わせていないの。」
それは、適当についた嘘だった。
だが、そこから御剣をさらに落とす方法を不意に思いついて、冥はにっこりと微笑む。
「それに・・・もし、仮に子どもができてしまったら・・・
あなたはちゃんと、お父さんになれるのかしらね?」
恐らく、幸せに生きてくることができなかった彼にとって、
それは今までずっと自問自答してきた言葉だったのだろう。
それまで、少しがっかりしているようにも見えていた御剣の顔が、
冥の言葉を聞いた途端、絶望に染まる。
冥は最上の笑顔を見せて、それから無防備に晒された御剣の分身を思い切り踏みつけた。
「ひ、がああああああっ」
恐らく相当の痛みを感じているのだろう。
文字通り、目から涙が飛び出した。
「無理よね。こんな風に脆くて、子どもみたいに泣き叫ぶんだもの。」
反応に満足して、同じ調子で何度か踏みつけてみる。
そのうちに、御剣の口からは叫び声すら出なくなり、
時折呻くような声が洩れるだけとなった。
・・・しかし。
「う・・・く・・・」
もともと大きくなっていたそれは、痛みで萎む様子がない。
むしろ、踏みつけられて強さを増しているようにも思えた。
「踏まれると、気持ちいいのかしら?」
返事は、ない。
もう少し強めに押してみた。
痛そうに歪める顔の・・・目だけに、恍惚とした光が宿る。
それを冥は見逃さなかった。
「呆れるほどの変態ね」
男の表情に羞恥が入り混じるのを見て、冥はようやく満足げに微笑んだ。
素足で踏みつけていくうちに、御剣の表情が切羽詰ったものになっていく。
踵に竿を踏ませて、爪先で先端を撫でるようにさすった。
恐らく手でそうするより繊細さに欠ける刺激のはずだが、
当の御剣には、充分な快感を与えているらしい。
――乱暴にされると、弱いのかしら。
頭の中で、冥はそんな仮説を立て、
これからこの男で楽しむための段取りについて考えを巡らせた。
その間にも、言葉と足で御剣を弄び、反応を楽しむことは、忘れない。
名前:名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 20:08:59 ID:???
「い・・・あ・・・!」
それは、突然だった。
冥の爪先に包まれた状態で、御剣が弾けた。
彼の欲望の証が、勢いに任せて冥の足を汚していく。
足の甲や踵にまで漏れ出したそれを、冥は無表情で眺める。
足を穢されたことよりも、気持ちよさそうな表情で
御剣が呆然としていることの方が、気に障った。
「身体を起こしなさい。」
言われるままに、御剣がのろのろと立ち上がる。
冥はその間に御剣のデスクの椅子を引っ張り出し、少し高いその座に腰を下ろした。
その椅子の、本来の持ち主を跪かせて、その前に、汚れた方の足をかさず。
「綺麗にして頂戴」
何の抵抗を見せず、御剣は滴りに舌を伸ばした。
その唇が冥の足に吸い付き、自分の体液を舐め取っていく。
口の周りを汚し、上目遣いに主の表情を窺う様子が、冥の笑顔を誘った。
「やっぱり、よく飼いならされているわね。」
男の表情が、一瞬だけ固まった。
「何も知らずに突然、こんなことをするわけがないでしょう?」
止まってしまった御剣の口に、足を押し付ける。
思い出したように、だが不安そうに、奉仕が再開された。
「パパから・・・死刑直前に手紙がきたわ。」
“飼っていた犬を、お前に譲る。可愛がってやれ。”・・・とね。」
はじめは、意味がわからなかった。
彼女の父は、犬など飼っていなかったからである。
監視を掻い潜った、重大な遺言ではないか・・・そう考えて独り調べた結果・・・・
「父の屋敷に地下室を見つけたわ。」
そこには確かに、大きな“犬”を飼っていた痕跡があった。
その“犬”の様子を収めた記録――写真だけではなく動画まで、次々と発掘された。
「家宅捜索の時、警察があの地下を見つけられなくて・・・良かったわね?レイジ。」
冥は、“犬”に問いかけた。
あの“証拠”が見つかれば、彼は被害者でありながら、社会的に死んでいたかもしれない。
問いかけられた男は、蒼ざめて固まってしまっている。
「見た・・・のか?」
それまで従順に沈黙を守っていた男が、声を震わせた。
「ええ、残っていたものは・・・記録も含めて、全て。」
記録の多くは、御剣が日本に戻った後に集中していたが、
10代前半の少年時代の姿も、それなりの数が保存されていた。
快楽と苦痛に満ち溢れた、御剣の“痴態”とも呼べる記録。
その後、良心に従って、記録は全て内々に処分した。
だが、今は、そのことは言わなかった。
恐らく、この男は誰にも知られたくなかったのだろう。
冥の父の逮捕で、彼は人知れず、静かに解放されたはずだったのだ。
父の最期の“復讐”が、今成し遂げられたことを、男の表情で悟った。
その瞳には、もはや絶望しか映っていない。
「私もパパの子だった、というわけね。
記憶から消そうとしたけれど、どうしても勝てなかった・・・。」
己の中に潜む、歪んだ衝動に。
もう一度足を差し出すと、御剣は再び穢れたところに口をつける。
だが、上目遣いの目は、もう冥の姿を映していなかった。
「せんせ・・・ぇ・・・」
自らの哀れな境遇に酔うかのように、長年の主の名を呼ぶ。
それまでになく恍惚とした表情で、すでに清められた足を舐め続ける“犬”がそこにいた。
口調が幼く、表情もあどけない。
恐らく、彼はもう、少年時代に意識を飛ばしてしまったのだろう。
そうすることがきっと、“大人の御剣怜侍”を守る唯一の方法なのだ。
冥は、舐めさせていた足を離して、そのまま御剣の頭を踏みつけた。
下に力を入れると、ほど良い抵抗を感じながら頭が降り、顔と床がぶつかりそうになる。
・・・だが、その寸前で足の力が止められたので、御剣は鼻先が床に触れるだけで済んだ。
「床に落ちているものも、舐めなさい」
「・・・はい」
冥の足から零れ落ちていたものが、いくつかの水溜りを作っていた。
御剣は従順に、それらを唇で吸い、舌で舐め取った。
床が綺麗になったのを見届けて、足を退ける。
デスクの上に放置していた馬上鞭を手に取り、その先端で御剣の局部の根元を突付いた。
「何もしてないのに、また大きくなっているのね。」
そのまま強く突付き続けると、御剣が甘い声をあげる。
冥の動きを助けるように、御剣は身体を仰向けに反らしていった。
「あ・・・せん、せぇ・・・だめ・・・っ」
やはり御剣には、冥はもはや父にしか見えていないのだろう。
そのことが、冥の気持ちを大きく揺らす。
鞭を振り上げ、その先端に思い切り打ち付けた。
少年と化した男は、声にならない叫び声をあげた。
あまりの痛みに、声が洩れる前に息が止まったようだった。
「可愛いわね、レイジ。」
もう一度、鞭を振り下ろす。
冥の顔からも、表情が消えた。
「ずっと、あなたのこと・・・好きだったわ。・・・今も、そう。」
「ぼく、も・・・」
“少年”の口から出た意外な返答に、一瞬だけ驚く。
しかし、今の状況を考えると、それは少年から冥の父への思いだという結論に至った。
「でも、こうしてパパからあなたを受け継いでも、あなたを手に入れたことにはならないのね」
先端の入口に、鞭の先端を押し付ける。
少年は恐怖の表情を浮かべるが、決して逃げようとはしなかった。
「ちがう・・・ぼくは・・・もう・・・」
“僕はもう、先生のもの”?
“僕はもう、誰のものでもない”?
・・・どちらにしろ、聞きたい言葉ではなかった。
黙らせようと、鞭を持つ手に力を篭める。
異物に押し広げられた入口の痛みに、少年が涙を流した。
「手に入らないなら、壊してしまっていいわよね。
・・・ねえ、許してくれるわね?・・・パパ?」
冥の手に、小さな鍵が握られている。
それを見て、再び御剣が驚きの表情を見せた。
「地下室に残されていたものよ。」
そう言って、御剣のデスクの引き出しの鍵穴に差し込む。
以前、開かない引き出しがあることを知ったとき、冥は御剣に理由を訊いたことがある。
鍵を失くしたと、御剣は答えていた。
「やっぱり、ここの鍵だったのね。」
中には、地下室にあったものと似たような道具が揃えられていた。
その中から比較的大きな張型を取り出すと、冥は引き出しを閉めた。
そして、他の引き出しから使い捨ての薄いゴム手袋を取り出して、手にはめた。
急な現場検証のためにそこに常備されていることを、彼女は知っていた。
そうして持ち出した道具を、御剣の口の前に差し出す。
「傷をつけたくないならば、丹念に舐めることね。」
片方の手で頭を撫でてやる。
御剣は熱に浮かされたような表情で、それに唾液を絡めていく。
恐らく、これも慣れた行為なのだろうと察することができた。
「大丈夫。壊すと言っても・・・命まで奪いはしないわ。」
――“取引”の武器になるかと思って、一通り知識は持っているから。
「明日からお仕事ができるかどうかは、保証しないけれど」
――でも、ちゃんと飼ってあげるから、大丈夫。
冥は、そう言って微笑んだ。
(注意:カルミツ萌えの人はこのレスすっとばしてください)
冥はいくつかのことを知らなかった。
ひとつは、御剣にとって、何も知らずにさまざまな感情をぶつけてくる冥の存在は、常に特別なものであったこと。
ひとつは、解放された御剣が、内心で新しい“主人”を望み、冥の中にそれを見出していたこと。
ひとつは、子供に返った御剣は、“先生”と重ねながらも、常に冥の姿を捉えていること。
つまり、すでに冥は御剣を手に入れているのだということ。
冥によって差し込まれた張型の振動からくる快感。
そして、鞭にもたらされる苦痛と悦楽に翻弄されながら、
御剣はどこかでぼんやりと思いを巡らせていた。
彼女に壊されてしまうならば、それは本望だった。
一生ここで飼われたとしても、喜んで受け入れるだろう。
だが、顔には出さないけれど、彼女が泣いている。
自分を手に入れられないことを、悲しんでいる。
それは違うのだと、知っていてほしかった。
だが、もしかするともう、それを伝える機会はないかもしれない。
強い快楽に押し流され、意識が遠のいていく。
――せめて彼女が自分で、そのことに気付きますように。
そう願いながら、御剣怜侍の意識は永遠に閉じていった。
後日。
御剣怜侍は急な病のために休職願を出し、
その看病のために、狩魔冥が御剣のマンションに住み着くようになった。
「ただいま」
御剣の部屋に入ると、ベッドからか細い嬌声が聞こえる。
両手両足をベッドの端に拘束され、振動する張型に弄ばれる男が甘い声を漏らしていた。
何度も達したのか、その裸体やベッドの上には白く乾いた跡が残っており
快楽に喘ぎながらも、その男性の象徴は力を失っていた。
冥の姿を見つけると、彼は、幸せそうに微笑む。
「先生・・・おかえり・・・なさい」
冥は、普段鋭い目を優しく細めて、少年の頬を撫でる。
もう自分を映さない壊れた人形を、冥はただ愛しそうに眺めていた。
<おわり>