春だから、と浮かれちゃいけない。
自粛の意味も込めて川島誠の「電話がなっている」の絵を描いてみました。
この話を読むと本当に浮かれてる場合じゃない、と思いますよ。
私は実は春になるといつもこれを読んでるのですが、毎度悲しくなります。
「ぼく」はエリートへの道をとり、大好きな「君」は食料となるため、永遠の別れを告げるための電話がなる。
ひしひしと伝わってくる「電話がなっている。君からだ。もういい、やめてくれないか」の文章でさえつらいです。
一度読んでみて下さい。ただし絶版だそうです。