「うん、そうやの。
ほんまよかったわ。解決したようで」
誰かからの電話に、満面の笑みを浮かべて応え。
受話器を置くと共に、可愛らしいくしゃみを一つ。
肩を抱き、小さく震えた。
「うう、なんかいろいろあって、服着るん忘れてたな」
彼女の言葉通り、身には下着だけを纏い、白い肌を露出していた。
ベッドに畳んである服を胸に抱き、何かを思い出したのか、
ほんわかした笑みを浮かべてみせた。
「にしても、あの大騒ぎは裏地球からのお客さんやったんね。
それならばいろんなトコ案内してあげたかったな」
笑いながら、ワイシャツに手を通したところで、誰かがドアをノックする音に気がついた。
「はーい、ちょい待ってや」
慌ててワイシャツに袖を通したが、ノックの音は止まない。
それどころか、叩く勢いが増していった。
「まったく、慌てんぼさんやな」
溜め息をつくと、ワイシャツを羽織った姿で玄関先へと向かった。
その間にもノックの音が激しさを増していく。
「はいはい、どちらさんで……あら」
玄関先には猫耳裸マフラーという異様ないでたちの男が一人。
少し癖のある茶色の髪にどこかで見たことのある顔立ち。
眉を潜め、しばし考え込み……
「って、スペイン君やん。どうしたん?」
そこまで言っておいて、見覚えのあるマフラーに気がつき、首をかしげる。
「ん? そのマフラーって……私があげたやつやね。
そうすると、さっきの裸んぼさんやろか?」
『覚えてくれててむっちゃ嬉しい。やっぱあんさんは最高の女性や』
感激の声をあげ、彼女に抱きついてきた。
突然の事で何が起こったか理解できない彼女はまばたきを数回。
「ちょっ、す、スペイン君、突然なに……んっ」
反応できるようになった彼女が、理由を問おうとしたのだが、すかさず彼女の唇に吸い付いた。
半開きの唇を舌でこじ開け、温かい口内へと侵入する。
歯茎をなぞり、舌を絡め、音を立てる。
小さく漏れる彼女の吐息を楽しみながら、ワイシャツの中に指を滑り込ませる。
胸元のボタンを外し、滑らかな肌を指先で存分に味わってから、背中に腕を回した。
「やぁ……ちょぉ……んっ、スペイン君そないこと……」
唇を解放され、潤んだ瞳で彼を見上げる。
少し口ごもり、頬を赤らめ。
「……こないとこでいやや……ベッドで……なぁ、親分」
今度は彼女から首に手を回し、少し背伸びをして唇を重ねた。
だが、彼は少し複雑そうな顔をしていた。
『うーん、俺はこっちのスペインとそっくりなんやろうな。
こっちのスペインはこの娘とできていて……ずるい』
小さく呟いた言葉は彼女には聞こえなかったらしく、身体をすりよせ、新たなる刺激を求める。
勘違いしたまま、行為に入るのは簡単だろうが、少し寂しい気がした。
いつかは裏地球に帰らなくてはいけない身。最後の思い出に彼女に会いに来たのに。
『……ま、ええか』
悩んだ結果、目の前の刺激に耐えられなかったのだろう。
すんなりと結論を出すと、彼女の彼女の身体を抱き寄せた。
前が開いたワイシャツに手を差し入れ、ブラの中に指をもぐりこませる。
少しずらせば、ぴょっこりと顔を出す桃色の突起。
キスの刺激だけでもう感覚は鋭くなってしまったのだろう。
硬くなった突起を指先でつまんで転がす。
「ふぁ……んっ、あぁ……親分……」
指の動きに素直な吐息を漏らし、身をよじらせる。
バランスを保つために彼が足を1歩踏み出せば、
その上に下半身を乗せ、足に濡れた下着を押し付ける。
「ん……お願いや…吸って。いつものようにもっと……んっ」
彼女の要求に答え、胸元に顔を近づける。
甘い何かの香り。白い肌が目に痛い。
ブラを外し、豊かな胸を手で包み込んで軽く口付け。
それから桃色の先端に舌をはわし。
「ひゃっ! や、な、なんでこないにっ! やぁっ」
ざらりとした舌の感触に、彼女は身体を大きく震わせた。
しかし、彼は気にする事なく、先端を舐め続ける。
「やっ、やめ! そないやったらふぁっ!」
彼の顔を押しのけようとするが、胸に走る快楽の為か、全く力が入らない。
『ん、そっか。こっちのスペインは猫科やないのか。
そんならあっちの棘はセーブしといた方がええな』
手は滑らかな腰を辿り、快楽に悶える下半身へとたどり着いた。
蜜で溢れた下着はもう使い物にならず、腿に垂れた痕を残していた。
『こっちも準備万端やし、ちゃっちゃとやらせて貰おうか。
……いつまでこっちに居られるかわからんし』
一瞬寂しそうな瞳を見せ、彼女の頬に口付ける。
腰を掴み、彼女の背後に立つ。
濡れた下着を半分下ろし、溢れ続ける蜜壷へ熱の篭ったモノを狙い定める。
『好きやで』
耳元で囁き、壁に胸を押し付けると、うなじに唇を移動させ、軽く噛み付く。
これが彼らのやり方。だが、こんな事しなくても彼女は逃げないのはわかってる。
わかってはいるが……彼の世界でのやり方で彼女を愛したかったから。
噛み付いたまま、腰を強く押し付ける。
「んっ、ふぁ、いやゃ……痛ぁ……んぁっ」
痛みと快楽と。襲う感情に涙を零し、それでも甘い声をあげ、彼を求めてくれる。
熱く締め付けてくる彼女の身体が、彼の獣の本性を呼び覚ます。
手加減というものは頭の中からあっという間に消えていく。
かみ締めていた顎の力を抜き、くっきりとついた紅い痕に舌を這わす。
ざらりとした舌で彼女の耳や首をなぞれば、素直に感応してくれる。
水音が響き渡る。荒い息が、熱い吐息が彼女の唇から漏れ。
何度も何度も腰を打ちつけ。
「やぁ……んんっ、もうだめぇっ」
限界に達し、蜜壷から淫液が零れ落ち、更に彼を強く締め付け。
『……俺を忘れんといて』
彼の呟きと共に、彼女の中へと欲望を解き放った。


腕の中で意識を失った彼女を強く抱きしめた。
さらりとした髪が頬に当たり、彼は瞳を細める。
身体がかなりだるいが、このままでは彼女が風邪を引いてしまうだろう。
家の奥へと彼女を移動させ、ベッドの上に横たえる。
紅く染まった頬にキスを一つ。
隣に座り込み、ぼんやりと彼女の寝顔を眺め。
彼の意識が遠くなってきた。
これが別れだと感じながら。
『……結局、名前聞けんかったなぁ』
愛おしい彼女の名前を知らぬまま、去ってしまうのが辛いのに。
それでも失われていく意識には勝てそうにない。
『ほんま好きやで』
最後の告白。

――そして――

 

大きな欠伸を一つ。まだ重い瞼を擦り、寝返りをうつ。
手にふわりと柔らかい感触が襲う。まばたきを数回し、その正体をさぐり。
『ん? もしかしてまだ戻ってないんか?』
裸のまま、隣で幸せそうに眠るベルギーの姿を見つけ、不思議そうな顔になった。
『フランス二十三は印を見つけたら帰還すると……』
「……んっ……もう親分ったら……」
小さく寝言を漏らす彼女の顔を見つめ、頬を緩め。
『ま、ええか。もう一回ヤりたいし』
彼女のシーツをはがし、上に圧し掛かった。
豊かな胸を手で包み込み、首筋に口付けをし。
「ベル〜何か今日変な事あったんや。服ぼろぼろになったから、置いてある服借りに来よったよ」
前触れもなく、ドアを開けて入ってきた男と目があった。
その男は裏スペインと同じ顔で、同じく半裸で、ただ、頭に猫耳はついていない。
二人は顔を見合わせ、しばらく言葉を失い。

「えーと、このカッコイイ奴はどなたさんや?」
『俺は裏スペインと言うんや。そちらさんは?』
「ああ、偶然やな。俺もスペインって……」
顔を見合わせ、からからと笑い合い。
「……で、何でベルの家にいるん?」
目が据わった状態のスペインに、裏スペインの背中をつめたい汗が流れ落ちた。

 

「そっか。裏地球でそない事が。だから俺も剥かれて」
『そうそう。ほんますまんかったな。でも無事見つかったみたいやから、俺らも助かった』
あっという間に意気投合し、和やかに笑い合う二人。
中々賑やかになったのだが、渦中の彼女は未だに安らかな眠りの中にいた。
スペインはベッドの淵に腰掛け、眠る彼女の頬に軽く触れる。
「にしても、俺と裏スペインを間違えてなぁ……こんなえっちなベルにはおしおきが必要やな」
スペインの瞳が怪しく光った。
それはもう裏スペインが思わず身を引くほどに。

スペインは彼女の上に圧し掛かり、まだしっとりとしている肌を舌で舐め。
ぴくりと身体を震わし、彼女は僅かに瞳を開ける。
頬を緩ませ、幸せそうな笑みを浮かべた。
「ん……親分、もう一回やんの?」
「俺は今回は初めてなんだけどな。ベルは誰とやったん?」
冷たい声に、彼女は目を大きく見開いた。
周りを見回してから、身体に圧し掛かるスペインを確認する。
前が大きく切られた服、確かに半裸だが、昨晩愛し合った彼とは違う格好。
それに頭には耳も生えていない。
さーっと顔が青ざめた。
「ちょっ、えっと猫耳のはだかんぼさんは親分やなかったん?
だって顔はそっくりで」
『やぁ、昨日はお疲れさん』
にこやかに笑い手を振る裏スペインの姿を見つけ、更に顔が青くなる。
「で、誰とヤったん? この淫乱なベルは」
露になったままの胸に軽く歯を立てる。
ほんのりと鼻をくすぐる汗の香りに、少しだけ彼の中に嫉妬心が浮かんだ。
つんと立った突起を舌で弄び、もう一度軽く噛む。
「ひゃっ、やぁっ、痛っ」
「痛い言うわりには、これだけで濡れてるやん。それとも……名前も知らん男の精液なんか?」
ちらりと裏スペインを睨みつけた。だが、すぐにいつもの笑みになる。
「こない濡れてたら前戯はいらんな。たっぷり遊ぼっか」
手首を押さえつけ、肩に噛み付く。
くっきりとついた赤い痕に、彼女は大きな瞳に涙を浮かべた。
「ごめん。やからそないいじめるのは……やぁっ」
ずるりと中へと侵入される感覚に、彼女は小さく悲鳴を上げた。

強く押し込められるモノに、彼女は身体を硬くする。
いつもの行為のはずなのに、とても荒々しい動き。
怒っているのはわかる。そして、怒りと共に彼女の反応を楽しんでいるのもわかった。
彼の動きは的確に彼女の快楽を突いてくる。
だけれども、快楽のポイントを知っているからこそ、達しようとした瞬間、動きを止められる。
「……親分……ほんまごめん。だからぁ……」
荒い息を吐き、潤んだ瞳で笑顔の彼を見上げ。
「許さん。俺はこんなえっちな娘に育てた気はない」
自ら動かそうとする腰を押さえつけ、もう一度深く打ち付ける。
絶頂を迎える寸前まで、押し込めて。それから一気に引き抜く。
ぶるりと白い肩が震える。
甘さと苦しさが溶け合った息を吐き、彼に許しを請おうとするが。
「確かにな。こないそっくりやし、裏スペインと間違うのもしゃーない。
だけどなぁ」
脱ぎ捨てられた彼女の下着を手に取り、満面の笑みを浮かべた。
「お仕置きや。俺と裏スペインの区別がつくまで、たっぷり身体に教え込んでやる」
抵抗する力も無く、彼女の腕がブラジャーによってベッド柵に強く結ばれてしまう。
「よし、これでよしっと。そんじゃ……」
ちらりと椅子に腰掛けて傍観していた裏スペインに視線を向けた。
「裏地球に帰るんやろ。そんならたっぷり楽しませてやる。
ちょい、そのマフラー貸せ」
裏スペインが巻きつけていたマフラーを、半分奪い取るように手にすると、
満面の笑みを浮かべた。
「んじゃ、開始やな」
彼女の目元がマフラーによって閉ざされた。
視界が失われた状態は、彼女にとって他の感覚を鋭くさせる。
小さくうめき声をあげ、身をよじる彼女を目にし、裏スペインは生唾を飲み込んだ。
ちらりとスペインの顔を見ると、彼は顎で彼女を指し示す。
つまり『やれ』という事だろう。
美味しい身体を目の前にして、黙っていられるはずもない。
腰を支え、そそり立ったモノを潤った蜜壷の中へと押し込める。
ぬるりとした感覚。奥へ行くほどにじんわりと締め付けてくる中に、
裏スペインは頬を緩めた。
「さて、これはどっちや?」
冷酷なスペインの言葉に、彼女はびくりと身体を震わせた。
視界を奪われているのに、顔を必死にスペインの方に向ける。
「す、スペインく……んっやぁっ!」
答えた瞬間、裏スペインは強く腰を打ち付ける。
間違って当たり前だとは思ったが、
少しだけ自分の事をわかってくれなかった悔しさが湧き上がったから。
「はずれ。お仕置きとして自分から腰動かしぃ」
「いやや……かんにんしてぇ……ふぁっ」
そうは言いながらも、腰はくねり、更なる快楽を求める。
「すけべやな。よっしゃ、次はっと」
裏スペインは一度引き抜き、スペインの顔を見た。
しかし、彼は小さく首を振り、息を荒げている彼女に視線を向けた。
つまり。
もう一度中へと押し込め、今度は角度を変え、貫いた。
『さて、今度はどっちや?』
できる限り荒い息を漏らさず、冷静を装って裏スペインが問う。
「ふぁ、んっ、こ、今度こそスペインく……やぁっ」
『はずれ。一晩愛し合ったのにひどいわー』
「お仕置き二回目ってことで、俺はお尻を貰うとすっか」
繋がったままの二人をうつぶせにし、彼女の白い尻を掴んだ。
快楽でひくひくと動く菊部分に唾液を塗りたくる。
「ちょっ、そないとこは……ふぁっ」
「いつもやってるやろ。コレくらいベルならば簡単や」
『ふーん、ベルはお尻まで可愛がられているん? ほんまえっちやな』
前後から聞こえるスペインの声。

不思議な感覚と絶え間なく訪れる快楽に、気が狂いそうになる
いや、気が狂ってしまえば彼女も楽だったかもしれない。
何度も何度も貫かれ、絶頂を迎えても更に貫かれ。


「ベル、えっちな腰使いやな。ほんまかわええ」
口に咥えた状態の彼女の背中に手を振り下ろす。
乾いた音とともに、赤い痕がくっきりと残った。
「んぁ…あぁ」
痛みに小さく揚げる声。だが、明らかに快楽の色も混ざっており。
『おっ、痛いの好きなんか。そんなら俺も本気に』
腰を掴み、深く突き。
「やっ! やぁっ中でそんな膨らんじゃっ!」
大きく肩を震わせ、涙を浮かべる。
腰を引き、それを引き抜こうとしたが、中で限界ぎりぎりまで広がったモノは抜けやしない。
それどころか、動かすたびに、張ったカリが体内を荒し、
快楽に紙一重の痛みが彼女の身体を襲う。
『どうや? 猫科やから本気出すと棘がでるんや。気持ちいいやろ』
擦れる度に溢れ出す蜜がベッドを汚していき。
快楽から逃れようと腕を振り回す。
しかし、すでに束縛から解放されているのに、彼女は二人から逃げようとしない。
手を伸ばし、スペインに抱きつく。
彼の体に豊かな胸を押し寄せ、口付けをねだり。
「甘えっこやな。んっ」
白い胸が奇妙にゆがみ、ぷっくりと勃起する蕾が更なる刺激を作り出す。
「ふぁっ……もう……んっ、いややぁっ」
彼女は何度目かの絶頂を迎え、くたりと身体の力が抜ける。
身体を支え、幸せそうな顔でスペインは彼女の頬に口付けをしてやる。
同じく、裏スペインも白い背中に軽く口付けをし。

 

『ま、んなわけで連絡もついたし、そろそろ帰るとするわ』
あの騒ぎから一晩。性欲もどうにか落ち着いたのか、にこやかな笑顔で手をふる裏スペイン。
どういう仕掛けなのか、壁に奇妙な穴を開けて。
「ん、えっと……まあ、元気でな。裏スペイン君」
「裏地球でも元気にやれや」
やはりにこやかに手を振り、裏スペインを見送る。
穴の中に身体を躍らせ、姿を消していく裏スペインを二人はぼんやりと眺めていたが、
急にスペインが何かを取り出し、その穴に向かって投げつけた。
『ん? なんやコレ』
顔だけひょっこりだし、目の前で投げつけられた何かを広げ。
『おおっ、これは』
「ちょっ! スペイン君!」
彼女の顔が途端に真っ赤になった。なぜならば、その広げられたものは淡い水色の下着で。
真ん中部分が濡れて濃い色に染まっており。
スペインはウインク一つすると、輝ける笑顔を二人に向けた。
「土産や。マフラーだけじゃつまらんやろ。
えっちな蜜がたっぷり染み付いたベルのパンツや」
『流石はスペインやな。サンキュー♪』
「待ってや! そない持っていっちゃっ!」
手を伸ばし、裏スペインを引きとめようとしたのだが、1歩遅く。
幸せそうな笑顔を浮かべたまま、裏スペインは姿を消したのだった。


――そして、騒ぎはひと段落つき――


家に帰ったベルギーは大きくため息をついた。
なぜならば、彼女の部屋の中にある人物がいたから。
大きな帽子をかぶり、満面の笑みを浮かべた男が一人。
『さーて、今日は誰だ』
「えっと……スペイン君……かな?」
「はずれや。よし、今日もお仕置きフルコースやな」
カーテンの陰から出てきた同じ顔の男に、二度目のため息をつく。

――あの日以降、何故か裏地球との入り口がベルギーの家に固定されてしまい――

「明日、朝早いから、ほんま堪忍しぃ……んっ」

――同じ顔が毎晩のように現れ、どちらのスペインかクイズを出され、
毎回のように間違って、それから――

「ふぁ、もうやぁっ」
二つの穴に同時に突っ込まれ、今日もまた甘い声をあげるベルギーだった。

2




書き下ろし
2/12に 拍手してくださった方のリクエスト
『親分誕生日ということで、スペインか裏スペインでベルを食すものを』
という事なので、 スペインと裏スペイン二人に襲わせてみました。
はい、ひねくれてるのはわかりますし、スペインは相変わらずどSで。
……どこで道をはずしたのやら(いろんな意味で)



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