「ドイツ様、いらっしゃいますか?」
ドアをノックするのは、可憐な少女。
返事が確認できず、首を少し傾げてから、もう一度ノック。やはり返事が無い。
「少々早くついてしまいましたから、まだお帰りではないのでしょうか」
愛おしい彼とのデート日、兄の目から逃れ、ドイツの家まできたのはいいが、
どうやら留守らしい。
いつもならば、彼が帰ってくるまでドアの外で待っているのだが、今日は違う。
昨日、こっそりと合鍵を渡してくれたのだ。
胸元から銀色の鍵を取り出し、扉をあける。
扉を開ければ、誰もいない家。
几帳面な性格からか、家の中は綺麗に整頓されていた。
片付けるものもないくらいに。
彼女は一つため息をついた。
「たまには私にお仕事させてくださってもよろしいのに」
彼はいつも彼女を気遣ってくれる。過保護なほどに。
たまには世間一般の『彼女』らしい事をやってみたいのに、
生真面目なせいか、彼女の負担になりそうな事は排除してしまうのであった。
綺麗にそろった本棚。彼が帰ってくるまでの間、本でも読もうかなと思っていた矢先だった。
二階から物音が聞こえたのは。
二階には寝室がある。何度かここで愛してもらったから、よく知っていた。
「あら、もしかして……ドイツ様、ご休憩中でしょうか」
不意にいたずら心が芽生えた。
いや、いたずら心というよりは『女王様』が目覚めたのだ。
あの日、『女王様』を披露してからというもの、愛し合う時は先手をとって攻められてしまう。
あれから様々な技を覚えたというのに。
「たまには、ドイツ様の驚いた顔を見てみたいものです」
くすくすと可愛らしい笑みをこぼすと、足音をできる限り殺し、二階へとあがっていった。
寝室の扉。音を立てないように開けると、中を見回す。
膨らんだ布団。頭までかぶっているせいか顔はみえないが、そこは彼のベッド。
だから彼に間違いない。
「失礼いたします」
そっと足元から布団にもぐりこみ、ズボンのベルトをはずす。まだ起きない。
チャックを下ろし、トランクスをずらす。中からぴょこっと顔を出す一物。
久しぶりに間近に見た。あの日から、愛撫はしてくれても、奉仕はさせてくれない。
徹底的に彼女に快楽を与えるだけなのだ。
だからとても愛おしい。
懐かしい香り。多少違和感を感じもしたが、久しぶりなのだから仕方が無い。
亀頭にまずキス。竿を舌先でくすぐるように舐め、陰嚢を手で優しく揉み揚げる。
歯が当たらぬよう唇で全体を包み込み、ねっとりと上下運動させる。
「ん……」
刺激のせいで眠りが浅くなったのか、身じろぎを一つ。
まだ起きないのならば、もう少しだけ味あわせてもらおう。そう思った時だ。

彼の口から思わぬ言葉が出てきたのは。

「……んぅ〜ははは、やめろよはんがり〜」
「ひどいです! ドイツ様!」
反射的に声を出し、布団をはいだ。
――声を出す前に、声質をはっきりと聞き分けていれば
こんな事は起こらなかっただろう。
いや、そもそも布団にもぐりこんだ時点で、
気がついていればこんな事にはならなかっただろう。
彼女の下にいるのは、確かにドイツに似た色の髪、似た顔立ち。
しかしドイツよりも少しだけ華奢な身体。
そして、ドイツとは違う情熱的な瞳。
「え……えっと……プロイセン……さん?」
そう、彼女がのしかかっている人物は、ドイツの兄であるプロイセンだ。
プロイセンも混乱しきった瞳で、彼女の顔を見つめ、
まだ動いていない頭を必死に回転させる。

――えーと、確かこいつはリヒテンシュタイン。スイスの妹だったよな。
最近はヴェストと仲が良いと思っていたが、もしかしてそういう関係に。
ちくしょう! 俺だってまだハンガリーとそういう事してねぇのに!!
俺だって、ハンガリーとあーいうことやこーいうことしてぇよ!
さっきだってもう少しでハンガリーの口の中に出せたのに――

頭では馬鹿な事を考えていも、身体は戦闘民族。
無意識に彼女を組み敷き、手足の自由を奪う。
無論、襲おうというわけではない。
攻撃を仕掛けられないよう、攻撃の手段を封じただけだ。

だが、理由はどうであれ、第三者から見れば、
今にも少女を襲おうとしているようにしか見えない。
なんたって下半身は元気でまるだしなのだから。
帰ってきたドイツが、その光景を見て勘違いし、固まってしまっていも無理はない。

「ドイツ様……」
潤んだ瞳で組しかれた彼女が声を上げる。
……ただし、この涙は恐怖の涙ではない。間違えてしまった悔恨の涙なのだ。
彼女の声と涙に、ドイツは我に返った。

――そして鬼神が目覚める――

「え、ちょ、ヴェスト顔が怖いぞいや勘違いするな
俺はやむなしこういう体勢をとっているだけであああああああ」

哀れ、勘違いによってプロイセンはぼこぼこにされたのであった。


「で、どういうことか説明してくれ。制限時間は3分、100文字以上200文字以内で」
手元に彼女を引き寄せ、縄でぐるぐる巻きのプロイセンを問い詰めた。
怒っているはずなのに、浮かぶ笑みが更に怖さを引き立たせる。

「だから、俺はヴェストがいなかったから、邪魔させてもらって寝てだけだってーの。
気持ちよく寝ていたら、夢の中にハンガリーが出てきて、
甘い言葉をささやきながら俺に奉仕してくれて。
ああ、猫耳ってのが中々ポイント高くてな。ご丁寧にも尻尾も生えていて、裸だよ。
あの豊かな胸で俺のを挟んでくれて、舌でちょろちょろと舐めてくれて。
今まで聞いた事の無い優しい声で俺の名前呼んでくれて、もう少しで」

ズドン!!

「200文字超えてる。よし、もう言い残すことないな。覚悟しろ」
手にした銃が火を噴く。一発はわざとはずした。今度は銃口はきっちりとプロイセンを狙い。
「ドイツ様やめてくださいまし! 私が悪かったのです!!」
潤んだ瞳でドイツの腕にしがみつく。
愛おしく頬にキスを落とすと、ぎゅっと抱きしめた。
「怖い思いをさせてすまなかった。
お前は優しいのは知っている。だから兄貴をかばってくれているんだ。
だが、コレばかりは許されない事なんだ。死をもって償われなければいけない」
「ドイツ様……」
「リヒテンシュタイン……」

――いつから、弟はこんなになってしまったのか――
自分の存在など忘れてしまったかのように、いちゃつき始めた2人。
それを正座しながら見つめている自分。
「ああ、一人楽しすぎる時が懐かしいぜ」
下半身まるだしのまま、拷問のような時は始まりを告げたのだった。


ついばむようなキスが一つ二つ。唇が重なる。
水音を立て、互いの口の中を蹂躙する。
片手は彼女をぎゅっと抱きしめながら、もう一方の手で器用に服のファスナーを下ろしていく。
白い肌がゆっくりと露になり、赤い印が刻まれていった。
「あっ……ドイツ様……ぅっ」
甘い声が響き渡るたび、ドイツは嬉々として更に唇を落としていく。
微かに膨らんだ胸を大きな手で包み込む。つんと立った乳首を指でもてあそぶ。
足ががくがくと震え、今にも崩れそうになると、彼女を抱きかかえ、ベッドの上へと運んだ。
バネのきしむ音が二度響く。
一つ目は彼女がベッドに横にさせられた音、そしてその上にのしかかった音。

恥ずかしそうに胸を手で隠す彼女が愛おしくて、もう一度口付けをする。今度は長く長く。
解放された時には、すでに息も荒く、大きな瞳から一筋の涙がこぼれた。
「愛しています……ドイツ様」
「俺もだ。Ich liebe Sie」
下半身に手を伸ばし、上から優しくなで上げる。
ぷっくりと主張し始めた豆が布越しでもはっきりとわかった。
「やっ、あぁっ…そここはぁ……」
こりこりと指でいじるたびに、彼女が反応してくれる。
彼の指の動きにあわせ、彼女が鳴いてくれる。
まるで楽器を演奏しているみたいで。
同居していた貴族が音楽を愛していた理由を何となく理解できるような気がした。

――更に声を聞きたい――

ショーツの中に手が滑り込む。湿った箇所に指を差し入れると、すんなりと受け入れられる。
「ど……ドイツさまぁ〜壊れそう…私壊れ……そうです……んっ」
「いい。壊れてしまえ。俺も壊れるから」
涙を浮かべる彼女が愛おしすぎて、理性が壊れそうになる。
いや、もうすでに壊れていたのかもしれない。
きつくなったズボンを下ろし、暴れだしそうなモノを取り出した。
ショーツをずらし、そっと秘所に擦り付けると、一気に中に進入した。
何度経験しても慣れぬ、柔らかで締め付けてくる膣内。
それだけで何度イきそうになったかわからない。だが、一人でイってしまってはダメなのだ。
できる限り、射精感を押さえ込み、腰を打ち付ける。
「ふぁ……んぅ…ドイツさまぁ……」
甘い声が部屋に響き渡り……


「あーもう、違う意味で一人楽しすぎるぜ! ケセセセ」
忘れ去られたプロイセンが泣きそうな声でヤケクソ気味に呟いた。
弟の行為を目の当たりにして、冷静でいられるほど経験豊かではない。
先ほど勘違いで攻められてしまった下半身は、元気のまま、
かまえかまえとばかりに主張し続けている。

もし、手が使える状態であれば、すぐにでも自分で慰めただろう。
一発抜いてしまえれば、弟の醜態もう少し気楽に笑って見れたはずなのだ。
起てられるだけ起たせられ、手も使えぬまま、そのまま放置。
更に目の前で濡れ場を繰り広げられては……
「これ、なんていう放置プレイ?」
高らかに声を上げる2人を前に、ぽそっと呟く。どうやら一回戦は無事終了しようだ。

惚けている彼女の身体を気遣うよう、シーツでくるんでやり、ぐるぐる巻きの兄に目をやる。
「で、弁解の弁はあるか?」
「ありもありだよ! だから、俺が襲ったわけじゃない!
 そもそも俺はこんな大平原の小さな胸じゃなくて、
もっとこう、エベレスト……とまではいわんが、
ツークシュピッツェ程度あった方が‥‥ほら、男は度胸、女は胸囲っていうだろ」

腕の中で彼女がぷるぷると震えているのがわかった。
『しまった、泣きそうだ』と、気まずそうな顔で彼女を覗き込む。
もし泣いてしまったのならば、フォローするつもりだ。

――泣いているだけなら、まだマシだったか――

大きな瞳に涙をため、シーツを巻いたまま、ベッドの下に手を伸ばす。
ベッドの下は男の秘密の世界。もちろん、ドイツもここに様々なものをしまいこんでいた。
男の夢やら希望やら欲望やらその他、他人には見られたくないもの。
その中の一つ、彼女と出会ってから久しく使っていなかったものを手にしていた。
ものを手にした彼女の瞳は色が変わっていた。

そう、淑女から女王様へと。

女王様に握り締められた鞭は、生き生きとした表情をしているように思える。
いや、鞭に表情はないが。

「私だって、私だって……気にしていますのに。気にしていますのに」
ピシッと音を立て、床がはたかれる。
いきなりの変化に戸惑いの色が隠せないプロイセン。
まあしょうがない。いつもは淑女のリヒテンシュタインだ。
こんな側面を持っているとは想像しがたいだろう。
いや、そんな側面を生んでしまったのは、ほぼドイツのせいともいえる。

「え、あ? ちょっとヴェスト助け」
「私のお話を聞いてくださいまし!!」
反論しようとするプロイセンに、有無を言わせず鞭がとぶ。
今度はしっかりと身体をかすめ、プロイセンの腕に赤い後を残した。
「ぐっ、てめぇ何しやが……がぅっ」
声を出すたびに、鞭がしなる。足、胸、手、そして未だ元気な下半身をかすめる。
「私だって、一生懸命努力していますの! 牛乳飲んだり、体操してみたり。
最近はドイツ様に揉んでもらって、0.3センチ大きくなりましたのよ。でも……」
ぽろぽろと涙がこぼれる。これだけ見れば、罪悪感しか浮かばなかっただろう。

だが、手には鞭。それを高らかに振りかざす姿は妙にミスマッチだ。
恐怖心、痛み、疑問、少しずつ増えていく快楽、
それらが入り混じって、プロイセンは混乱していた。
唯一の助けは弟であるドイツ。だが、彼の方をみれば、無言で横に首をふるだけ。
こうなってしまったら、きっと彼にも止められないのだろう。

「聞いていますの?! お返事してくださいまし!」
(そりゃ、無理ってもんだろ)
迫り来る鞭の痛みにこらえながら、彼は心の中でそっと呟いた。

鞭が止まる。それを振るっていた彼女をみれば、肩で息をしながら、涙をぬぐっていた。
プロイセンの身体はすでに限界に達しそうだった。
身体といっても、もちろん下半身の事である。
痛みにはなれているはずなのに、鞭が与えるものは痛みだけではない。
痛みに近い快楽だ。
臨界を越えそうならば、痛みを強くし、元気がなくなってきたのならば、
快楽を強めにするよう鞭をふる。
またに神の裁量だ。
だから、あれだけ攻められても、一度も暴発はしていない。
だからこそ、地獄のような状態なのだ。

「ま、まあ、そのへんにしておかないか?」
ドイツが彼女の肩に手を置く。
涙にくれる彼女を抱き寄せ、頬にキス。
「ドイツ様……胸ってそんなに必要でしょうか?」
涙目で問われては、否定はできない。
頭の中のマニュアルを総動員させ、その場にふさわしい言葉を考えるが、中々出てこない。
「やっぱり……」
再び泣きそうな顔。泣かせたくはない。
そうは思っていても中々良い言葉が思いつかなかった。
その時、不意に日本がぼそりといっていた台詞を思い出した。
聞いた時は『何を言っているんだ』としか思えなかったが、
今となっては神の言葉にも思える。
できる限り笑顔で。ただし、引きつっていただろう。その言葉を発する。
「ひ、貧乳は正義だ」
「嬉しいです! ドイツ様!」
笑顔で抱きついてきた彼女。どうやら危機は脱したらしい。

「で、こいつはどうするか」
疲れ果て、空ろな表情で座り込んでいるプロイセンを前に、ドイツは頭を抱えていた。
彼女を襲った(無論、ドイツの勘違い)件は、本人が罰を与えたようなものだ。
だからそろそろ許してやってもいいだろう。
だが、痛々しく晴れ上がった一物を見ていると、
このまま解放してやるのはやや可愛そうだろう。
しかし、彼女に協力してもらうのは気が引ける。というか、絶対に嫌なのだ。
こう見えて、ドイツは結構執着心が強い。
本来ならば、肌も露な彼女の姿を他の男に見せるのも嫌なぐらいのだ。

そうすると……

「安心してくださいまし。私に良い考えが」
頭の中を読んだのか、彼女はにっこりと笑みを浮かべた。
「こういう場合の対処法も勉強いたしてきました。
殿方は一度射精してしまえばすっきりするんですよね。それだったら……」
更に深まる笑み。反射的に白旗をあげて降伏したくなる。
「ドイツ様、プロイセンさんを犯して差し上げてくださいませ」
『それは嫌だ』
声がハモる兄弟。首をかしげ、不思議そうな顔をする彼女。
「え、でも、ハンガリーさんからいただいた教材では、そのような事を。
殿方同士でとても良い声をあげ……」
「ハンガリーのは趣が違うから、参考するな」
嗚呼、やはり無垢すぎて鵜呑みにしやすいのか。
「それでは……じゃあ私が……」
「それはダメだ。お前の中は俺だけのものだ」
「それならば……口ならば」
「口もダメだ。口も俺のものだ」
「手は?」
「手は……やっぱりダメだ」
「では、足ならば」
「…………足ならばいい」
どこかずれまくった2人の話し合いは、『足コキ』に決定したようだ。
さっさと縄をはずしてくれとか、自分でするとか、いろいろ言いたいことはあったが、
この2人に何をいってももう無駄だろう。
プロイセンは空ろな瞳で成り行きを見守るしかできなかった。

ベッドに座り、ハイソックスを脱ごうとするが、ドイツに止められる。
足もプロイセンには見せたくないようだ。
仕方なしに靴下を履いたまま、プロイセンのモノに触れる。
「くっ……」
踏まれる感触に快楽が生まれた。
足での経験は少ないのだろう。ぎこちない動きが妙なくすぐったさを与える。
両足に挟み込み、ゆっくりとさすりあげる。
必死な顔がとても可愛い。

「ん、えいえい……きゃっ、ドイツ様……」
「続けてくれ。こっちも勝手にやるから」
必死に足コキする姿に再び欲情したのか、シーツをつけたまま、胸をもみしだく。
――それは奇妙な光景だった。
ベッドの上で男と女が絡み合う。その横で女の足によってモノをいじられる男がいる。
確かに足でも気持ちよい。女の足は柔らかで程よい強さで。
だが、目の前で弟が女をよがらせる姿を見れば、妙な気分になる。
「はぅ……やぁ……もぅ……ダメ」
「くっ!!」
「くはっ!」
三者三様、あえぎ声を放ち、昇天した。
幸せそうなリヒテンシュタインとドイツが、余韻を楽しみ……

そして――死にそうな表情のプロイセンがただただ涙を流していた――




「あーと、兄貴〜」
「うっぐひっぐ……ほっといてくれ」
行為が終わり、プロイセンが解放されたからというもの、
彼はクローゼットの中に閉じこもってしまったのだ。
中から聞こえるのはすすり泣きの声。よほどショックを受けたのだろう。
どんななだめても、どなっても、慰めても出てきそうに無い。
「えーと……いいから出てきてくれないか?」
困ったように呼びかけるドイツの声にも、すすり泣きでこたえるだけ。
このまま放っておけば、おなかがすいて出てくるかもしれない。
プロイセンはある意味子供っぽいところもあるのだから。
だが――
ドイツの服をきゅっと握り締めるリヒテンシュタインが、とても愛おしく感じる。
頭を軽くなでれば、幸せそうに目をつぶる。
頬をぽりぽりとかき、もう一度クローゼットの中に話しかけた。
「すまないが、その……もう一戦やりたいと思うんだが……
さすがにまた声を聞かせるのは生殺しだろ。だから」

「ヴェストの馬鹿野郎ぅぅぅぅぅぅぅっ!!」

泣きながら部屋に飛び出していくプロイセンの姿を見送って……
ドイツは少しだけ罪悪感を覚えたのだった。


追記。


――可愛らしいあえぎ声を聞いた途端、兄の事などすっかり忘れてしまったのは、
秘密なのだが――

 


2009/04/16初出
ドイツ×リヒもの。
プロイセンもついに女王リヒの餌食に……





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