いいでん日和・エピローグ
それぞれの家へと帰る人々。今回の旅で一番感じたこと。この「いいでん」とわが地元の多摩湖線はどこか似ている、ということでした。
雰囲気的にですが、短い編成で住宅地の中を走り抜け、終点に娯楽施設がある。ローカルながらも市街地につながり、確実に利用客がいて賑わっています。 それでも「いいでん」の利用客は減少傾向にあり、朝の運転本数が最近間引かれてしまいました(10分→15分)。それでも、昼間は25分間隔という便利さです。
時代は車へのシフトが進んでしまいました。でも、こんなすばらしい電車は各地にいっぱいあります。有名観光地や海外だけが、休暇の過ごし方ではありません。
知らない風景に出会いに、たまには車を止めてのんびりと小さな旅に出てみてはいかがでしょうか。何もないことは退屈ではなく、自由なことです。
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