三国恋戦記〜オトメの兵法

おすすめ度 7 満足度 8 公式SS欲しい。全く知らないほうが素直にはまれると思う

イラスト
シナリオ
システム
配役
主題歌
音楽
萌え
切なさ
ときめき
好きキャラ 全員とても楽しかった。

発売日:2010年3月19日
ブランド:Daisy2
ジャンル:乙女大河ドラマティックゲーム
名前変換有り(デフォルトネームのままでもその部分はとばされる)
イラスト回想有り
シーン回想あり
セーブ数150
クイックセーブ、クイックロードあり
既読スキップ・全スキップあり
エンドリストなし
ボイスコレクションあり
音楽モードあり
一つ前の選択肢に戻るあり
プレイ時間、攻略wikiに頼って40時間弱(全員一回り)

以下敬称略
企画・構成
スズケン
トム
金山じゅん

イラスト

原画:スズケン

概ね丁寧で綺麗。立ち絵の顔がくるくる変わるのも見ていて楽しい。
孟徳の初めの横顔とか、玄徳とのキスシーンや、いろいろと綺麗な絵や花ちゃんがかわいい絵があって目を楽しませてくれます。
ただちょっとだけ文句を言うと、花ちゃんがかわいい絵と、花ちゃんがあんまりかわいくない絵があるのはいけないです。花ちゃんは常にかわいくなければなりません。なぜなら女子高生だからです。女子高生の生足含め、ヒロインは常に最終兵器という勢いでかかなければならないと思います。花ちゃんが中学生だったらもっと未発達さを繊細にかかなければならないと思いますが、女子大生なら別にあんな感じでいいと思う。しかし女子高生なので、こだわなければならないと思います。
なにがいいたいかというと、制服萌えしているらしい攻略対象たちの気持ちを私たちにも常に味合わせて欲しいということです。

シナリオ

シナリオ:トム・宙地

とっつきやすく、読みやすい。
三国志や演義のおいしいエピソードをうまく取り入れていて、三国志物として楽しめる。
船が燃えるところとか、長坂橋での仁王立ちとかが出てくるとやはり嬉しい。
若干、ひっかかるのは、史実の流れを知っていたらその展開は当然のことなので驚きもしないのですが、全く知らない人には少し唐突に思えるだろうと言う部分。知っている人の場合、わかりすぎるぐらいのお約束ネタを転がしてくれているので、描写が足りないとは全く思わないのですが。ただ、三国志を知っているほうがいいのかというと、……思いいれの形次第なので全く知らない方がいいような気もします。

乙女ゲームなんですが、古代中国の設定も残しているので、現代の日本人の考え方で見ていると反感をいだかずにはいられない部分もあるのは確かです。
その一方で、三国志ものとしては主人公を取り巻く環境が甘すぎるということも確かです。
なので、この二つの極端はおいておいて、乙女ゲームとして主人公に優しい世界観は維持しつつ君主との恋愛という感覚も残しているのだと思われます。

恋愛ゲームの特性にして最もよく、かつ悪い部分は、戦場の真ん中でも愛こそ全て、愛のために全て投げ捨ててもオールオッケーという部分ですが、比較的その点が気にならなく出来ています。全体的に頑張って片付けようとし続けている姿が描かれているので、ヒロインに好感を持ちやすい。
恋愛ゲームの目的は上記の通り、いかに二人が恋に落ちたか、いちゃいちゃするかです。最狭義の定義としては乙女ゲームとは萌えキャラが主人公にめろめろになって恥ずかしいセリフを囁くものである、というものだと思います。この最狭義の定義でいくと、恥ずかしい台詞はたくさんありましたが、戦ったりしているシーンも多いのでそれだけを求めると違うかもしれません。

システム

一つ前に戻るは、便利だがもっと前には戻れないので、セーブはこまめにしておいた方が安全。
スキップが遅い。
そして選択肢のあとスキップ解除なので、周回していると少し大変。
このゲームはおそろしいことに、普段は二周目やらない人でも、全キャラ繰り返したくなる率が非常に高い作りになっています。
そのようなおそろしいつくりなのに、スキップが遅いという、さらにおそろしいつくりなのはハードル高いです。

ゲームバランスとしては、自力だと難しい部分があると思います。

配役

玄徳 cv:三木眞一郎
孟徳 cv:森川智之
仲謀 cv:森久保祥太郎
雲長 cv:櫻井孝宏
翼徳 cv:保志総一郎
子龍 cv:石田彰
文若 cv:竹本英史
公瑾 cv:諏訪部順一
孔明 cv:杉田智和
元譲 cv:三宅健太
ほか

若干、孔明が見た目と声にギャップがありましたが、ギャップ萌えしろってことだという意図は感じました。
あの外見みるともっと高い声をイメージしがちなのを、敢えてそうじゃない人持ってきたんだろう。

音楽

音楽:細井聡司(hosplug)

激情とか、結構好きな音楽がありました。緊迫したシーンでBGM聞いてるだけではらはらしてくるので、とてもゲームにあっていた。

萌え

王道を丁寧に書いているので、恋愛イベント系はどれもじたばたする。うまく書かれた王道ほど萌えるものはない。

切なさ

切ない人は何人もいるのですが、どの程度浸りきれるかというと、プレイの順番だと思います。

ときめき

甘い台詞は結構あります。恥ずかしいシーンも結構あります。

総評

三国志に対する思いいれの形次第で、雲長を最初に持ってくるか一番ラストに持ってくるかがかわるでしょう。
うっかり卞氏とか好きな人なら孟徳やる前に雲長やっちゃったほうがいいと思います。プレイヤー側の心の整理がつきやすいです。
花ちゃんはいい子なのですが、なまじ演義ネタがきちんと挿入されるので、文化間ギャップに私は悩まされました。そのあたりを、綺麗に落としてくれるので、私と似たような方には雲長を先にやることをおすすめします。途中の展開がほぼ同じという点についても、雲長ルートを通れば納得しやすいです。
もう一つ順番という意味では、表のメインヒーロー玄徳さん、裏のメインヒーロー孔明さん、真相ルートの雲長さんとなっておりますので、三国志を全く知らない方は玄徳→ノーマル含めその他→孔明→雲長がいちばん切なくて焦れ焦れしていいと思います。

他の方の感想を見ていて、気にする方もいるかなあと思った部分としては、どこかで見た展開というところです。シチュエーションとしては王道が多いし、そもそもの話自体が三国志なので、エピソードはそりゃあ見たことがあるだろうというしかありません。
ですがまあ、弁慶が義経を庇う勧進帳や忠臣蔵で松の廊下と討ち入りのところで滾るように、歌舞伎の演目でその山場だけ見に行って掛け声をかけるのが大好きなわけですから、王道モチーフや三国志の山場をとにかく持ってくるのが悪いとは感じませんでした。

あとはシナリオのところでも指摘しましたが、知らない人には唐突に見えたりする展開があるかもしれません。その説明のための尺をどれだけとるかというのは難しい問題だと思います。元の演義等の彼らの「人格」に頼った部分も少なくないとはいえません。それらを含めてとても楽しみましたが、歴史物自体を好きじゃない人や、歴史書に書かれていることに肉付けされるのも嫌な人は全力でスルーした方がいいでしょう。

そういう難点は確かにあるのですが、各キャラ萌えが凄まじいです。二周目とかやってると、他の部分が全部気にならなくなってきます。そして二周目をやりたくならせる手法がまたにくい。この演出は乙女ゲームで始めて見ました。それだけで乙女ゲーマーとして評価がうなぎのぼりになるのも致し方ないことです。魏も蜀も呉も萌えまくりました。花ちゃんの絵はたまにかわいくないんですが、だいたいはかわいくてたいへんおいしくいただきました。






以下、ネタばれ満載プレイ日記






皆さんの感想を見ていると劉備さんはあとのほうがよさそうなので

魏からいく。まあ、あんまりにも思いいれありすぎて私が気持ち悪くなる相手は仲達様なので、攻略対象に仲達様がいないから多分大丈夫だと思う。私の頭がちゃんと切り替えられるといいんだけど、下手したら卞氏とか丕とか植ととか甄氏とかこれじゃ立つ瀬ないじゃんとか言いはじめそうで怖いんだよな。薄桜鬼のときはそんな心配一切してなかったから、やっぱ単に思いいれがあるかないかの違いなんだけど。いや、それでいったら周瑜には美人妻の小喬がいるのに勘弁してくれとか、孔明の奥さんの月英は頭がよい賢妻なのにとか、駄目だ。切り替えろ自分。


そういった私側の問題を置いておいたら、異世界に行く導入部分とか、好みのタイプを聞かせる流れとか、うまいなあと思います。友達二人もかわいい。


うわあああおお。あれだよな、多くの三国志もので孔明に曹操許せへんと思わせたあの大虐殺の何年前だ。川せき止めるほどの死体積み上げたあれ。あれのちょっと前に曹操に孔明助けさせるのいれてるあたり、その後孔明があのときのあれはとか気づくルートとか出てくるのかな……。結構意地悪いな。つかスタッフ隠す気一切ないな。名前そのままじゃん。
ところで曹操のことだから、花ちゃんの本燃えたのこいつの策略じゃねとか思うの間違ってるかしら。だいたい曹操自身が頭いいし、秀才天才集めるの大好きなコレクターだったから花ちゃんの献策なくたって別にいいもんな。万年軍師不足の劉備のところとは違う。呉も周瑜のあとに陸遜育つしなあ。ホワンとした女の子愛でる方がいいわな。しかしあの美女はやっぱり植と丕のママンの卞氏でいいのかな。あーーやっぱり卞氏だ。ちょ、卞氏とやりあうの無理だよ。いやだ、花ちゃんがどんよりしょんぼりするの見るの気がすすまないな……。卞氏でてこないならまあ何とかなるかなと思ったが卞氏ほど曹操にぴったりな奥さんいないよ……。
あ、そっちはバッドエンドか。続き続き。

えええ、違ったの。ごめんなさい。ばっちり疑いました。……そして惇兄かわいそう、こんな説明させられて……。



しかし年上で甘やかしてくれる人が好きという初めの選択肢でこの男もってくるって、スタッフやるな……。これその実、一番甘やかされてないよね。一番厳しくね?

いや花ちゃんあの人昔の恋人じゃない。跡取りのご生母さまだ。

ぶ、ぶぶぶぶぶぶんじゃくーーーー。やばい、私が常に三国志物を読むときには必ずないてきた部分が来てしまう……、いやあああ空の箱贈られてくるうう。いやこれでは毒薬はいってるかな。いや、曹操火をつけてなかったし、攻略対象だから意外と入ってなくて病気で死ぬかも。

あ、荀ケ死ぬとこまで行かないで終わった


楽しいし好きだしキャラ萌えもしてるし物語りも面白いが、卞氏も応援したい複雑な気分だ……。しかしエンディングで、その時の攻略対象側の心境とかがでてるのにびっくりだ。初め気づかなくてぼんやり見送ってたよ……。

二周目の旅に出かけておりますが、孟徳が花ちゃんにはまったのはへりくだることを知らない目だってあたりなんだろう。手つなぎがダメ押しで。しかし長江の半分の桃に人が一人入ってるのはすごい光景だあ。
花ちゃんのつるの恩返しは、後半の流れを見た後に見直すとおじいさんおばあさんじゃなくて夕鶴のように若い男に拾われたんでもよかったんじゃないのか。

攻略みながらやったヘタレなので初回は苦労しませんでしたが、好感度低めにやっていこうとすると、すぐにルートはずれるな……。
本が燃えたりするところも好きだなあ。絶対に燃えなかったり壊れなかったりするものじゃないという部分が好きだ。
地位も金もある男にのあたりは、花ちゃんに対するよりもプレイヤー側に対する棘だよなあと思う。いや、私こういうぐさぐさくるの大好きなんですけどね! ……しかし何回見ても呂布が強そうに見えないんですよね。

碁石のイベントは、私の頭が悪くてそのときは理解できませんでしたが、後から見返すとうわああああと思いますな。恐ろしい。又嘘だとか本当だとか言う演技がうまい……。このシーン、花ちゃんに声がついてたらもっと緊迫して怖かっただろうになあ……。……しかしこれほどの男が花ちゃんにめろめろになるのはやはり女子高生はどこにおいても至高ということですな。当然ですな。女子高生のスカート丈とハイソックスは神さまも落せるからな。ニーソで試すとどうなんだろうな。個人的にはハイソックスに膝丈スカートのほうが清楚さがあってすきなんだけどな。

振り返ると、別にこの人ヤンデレ枠じゃない。好きなあまりに病んだというのでは一切なく、ただ単純に古代の国家の君主なんだよ。後宮入れろっていったらもうそれ決定なんだよ。元譲がそういう地位をお前に与えたと言った、あれより前、歩き回れた時点で、軍師でもなんでもなく妾扱いされてたということだろう。あのセリフがそれを語ってるんだろう。
……すいません、単にヤンデレというものにこだわりがあるためなんでもヤンデレといわれると文句を言いたくなるだけだと思います。

つうか考えてみたら私もともと魏びいきでした

どうしよう、魏を勝たせたい。


このあと荀ケとかいっちゃったら蜀呉行く気がさらに薄れる気がするんだ。

……よし、嫁にもらってくれといわれたら苗字同じだから嫌ですと答えた永遠の若武者趙雲にいきます!! 何時でも若武者。イメージ的に日本の幸村もそうで、だからだろうか、光栄はこの二人かなりキャラかぶった造形にしてるよね。
またあとで魏に戻ろう。




えええええ、いつでも師匠助けることになってるのおお……。

永遠の若武者は、若武者だった。よかったよかった。エンディングの入りが違って楽しかった。

あとから見返すと、なんつうか、アンジーはいつでも道士さまがタイプなんですね。和むなあ。じゃあ、彼の好意は颯爽と策を繰り出して導いてくれるからというよりも、そもそもかわいいなあというところから始まってたんだなあ。

ちょっと話全体のパンチが弱い分エンディングで調節したかなと思う。

酒乱

長坂橋は、張飛最大の見せ場ですからねえ……。そういやさっきはでてこなかったが、ここで趙雲は阿斗を抱えて逃げ切っていたのではなかったか。……でてこなかったな。見せ場なのに……。まあ、そのかわりに花ちゃんが捕まってそれを助けに来たんだろうな。

酒乱で部下に嫌われてる部分はそのまんまなんだなあ。赤ちゃん抱えて戦場突っ切るのがないのは、乙女ゲにしたからだとは思ったが。
乙女仕様にうまく綺麗にまとめてて感歎した。すごい。さすがプロだ。うまいなあ。
でもまあ、知っている人にとってはゲームの初めのほうの酒席の時点で、あ、この作品でも酒乱に作られてるんだなってことが、張飛が来るのを嫌がる武将たちの反応でわかりますが、そうでないひとにとっては反逆されて殺されること自体が唐突なのかもしれないなとは思いました。このあたりはこういう元ネタものがあるのは難しいですね。
史実と混ぜるなとかいう意見も散見しますが、史実を元にして作っている以上、どうしてその部分はなくしたのかとか、変えた理由とかに、作り手の思惑やテーマが入っていることも多いと思っているので、そういうことを考えながら見ていると、個人的には楽しみが倍増します。混ぜるのが嫌な人は混ぜない完全にどこにもない新しい物語を作ってくれたらいいと思います。今までどこでもみたことのない話、類似が一切ない作品、そういうものを読めたら読者としてはこの上ない幸せです。どんどん頑張って欲しい。応援する。

……えええええええ

……いや、龍狼伝をずっと読み続けている私に、許容範囲の死角はないはず。龍の子も龍娘娘も楽しんで、仲達様のびっくりっぷりにもときめける。そう、現代の中学生が、たゆまぬ修行と三国志好きの結果龍の子として超絶すごくなってるのがOKなんだから、雲長の兄貴が同じように現在からタイムスリップして来た人でも私……。


とか思っていましたが、タイムスリップではないということと、本の不思議さと、みんなのイメージする雲長の兄貴とがでてきて、個人的には大満足でした。関羽はあんな奴らに負けるほど弱くないいいい!! という一点以外は、ああ、そっかーなるほど面白いなあうまいなあと。
慣れ親しんだ呼び方してたけど、ここからは作品の意図と趣旨どおり字で頑張ります。
ううーん、色んな謎が解けるので、後からやるのを推奨されてますが、私のように中途半端に三国志に思いいれがある人はこのルートをはやめにやったほうが、頭の切り替えができて素直に楽しめるからいいんじゃないかと思います。切り替えられないと、へんな愛人きたよ、しかもそれが主人公だよ、ああああああああみたいな感じでただのプレイヤーなのに申し訳なくてたまらない。


雲長とほかの本持ちたちはみなまさしく竜の子だったというわけですね。しかし、孟徳のときに本燃えてたけど、師匠消えたってことかな。そして花ちゃんは死ぬたびにエンドレス……。エンド後は二人幸せに学園ラブを楽しんでくれ! 感動の再会中のクラスメイトたち、みな盛り上がってる二人に大注目だったと思うけども。

もともと成功した策をだしているので、チートであること自体にはそれほどひっかかりはなかったのですが、そういった一つ一つのことに、説明がついてゆくのが、見ていて爽快でした。雲長相手に言う言葉としては結構酷いなあというものも多かったんですが、ばりばり中国人相手なら殺されるだけでしょうが現代日本からやってきた龍の子相手にいってるので言葉の棘に痛い痛いと傷つきながらもちゃんと言葉返してくれるのも、ありだろうと思いますし。
あと十年前に飛ぶ展開がほぼ同じである理由もこれでうまくつけてくれていてよかった。初めに願ったことをかなえるために取り込まれているのだから、孔明のことを考えて取り込まれた以上、最初に会うのも師事をするのも、節目節目で出会うのも孔明でなければならないんだな。そのかわり、本に何かがあれば、その相手と入れ替わる……。
他の登場人物は本の中だということを知らなくてすんでいるのに入れ替わったキャラだけは本だということを、エンドレスの何回かは覚えているのも怖いけれど、だんだん忘れていってそのうち本だということも思い出せなくなったキャラももしかしたらいたのかもしれない。
この、本の中で自分が駒になっているという世界観がここではっきりとわかることによって、実際の歴史書との違いなどを全部納得させれちゃうわけで、私はほんとに初めに雲長やっときゃよかったです。わかって振り返ると、一番初めから自らも駒にとか、孟徳とのイベントで「歴史とも違う、この世界」と花ちゃん言ってるんだよなあ。ああ、花ちゃん頭いいなあと、思った。初めに考えた願いを形式的にかなえなくては帰れない、その願いにあわせて動く、というのが、考えてみるとシュールだ。他のキャラのときも、もっと知りたいとかそういうことを考えたから彼らのことをもっと知れる「機会」を与えてるわけだな。それがいつもあの同じ時なのは実際には予算とかの関係だと思うんだが、孔明と縁を持つ必要性からだと思わせてくれていい。
変えられる部分と変えられない部分がどこにあるのか、という点も、一番初めに取り込まれるときの願いに大きく支配されるんだろう。その設定のおかげで、過去の展開が同じであることに、積極的にいい意味を持たせられるんだから、やっぱりうまいなあ。

彼がなくした本をあんなふうにぽんと孟徳に渡しちゃってる花ちゃんは、さぞ歯がゆかったりしただろうに、取り返してくれて花ちゃんに渡してくれるというのは、とてもじいんとしました。
このルートはチートな理由とかその代償とかそういったことはわかったんですが、雲長のお子さんについて、さらっとでてきたのに、花ちゃんはそこには一切気づかないのかスルーでした。結局それはどこにいったんですかね。
なにはともあれ長岡くんには幸せになってほしいです。長岡君の魂の救済を考えると、どう考えてもこのエンドがベストだと思う。他のルートだと又彼はやり直さなきゃいけないんですものね。

渡辺淳一は不倫は純愛だとか言うけどさあ

……仲謀は大変楽しく読ませていただきました。前向きに男前でした。
だけど、このルートでは糸目に散々殺されました。酷いよ。もっとちゃんと花ちゃん守ってやれよ。あいつがなかなか出し抜けない相手だって、一番よくわかってるの仲謀じゃないか。正直、公瑾の気持ちの方がよくわかるんで、暗殺しかけてくることは責められないなあ。色ボケしやすい子だし、大事な策との約束、大事な策の弟をちゃんと守って立てて勝たせることこそ忠義の道ってもんだもんな。あんなへんな本を使ってさえいなかったらでしゃばらない愛人の一人にするぐらいなら、公瑾も目くじら立てなかったと思うんだけども、仲謀頑張っちゃうからなあ……。そりゃ家臣としては心配だよ。
公瑾も策のことが大好きで大変よかったです。何も考えずにやってると、突然矢を拾ってこいといわれてしまうような人ですが、よかったです。
抱きしめようとしてやめるシーンは、何なんだよもう萌えるしかない。絵の力ってすごいなあ。そういや、眼を開けたらちゃんと美周郎でびっくりしたね。まあ、美形じゃない彼はレッドクリ……まあ、映画で免疫はできていたが、美形の方が嬉しいからな。
まあ、変な本使う花ちゃんが君主の嫁という難しい立場になるときよりは、自分の嫁にするほうが公瑾の胃も痛くならずいいとおもうんですよ。監督しやすいしな。
隠しは、……あの人、声色全体的に低くなってきてる、かな? ちょっと変わってきた気がします。
その辺は置いておいて、何であの兄弟みんな同じ顔なんですか。絶対死んだ兄貴もあの顔だよね。そうだよね。

文若ルートでは彼が死ななくてよかったです。いつ孟徳から空の箱が贈られてくるかとびくびくしてましたが、届きませんでした。よかったです。個人的にはもっと孟徳には文若大好きを示してほしかったですが、よかったです。まあ、言ってはくれてましたけどね。空箱おくってこなかったしね(しつこい)。あと、元譲が攻略できないのは私のディスクだけですよね。おかしいなあ。

そのあとで玄徳にいったので、この奥さんはついさっき花を誰にも触らせないと糸目から庇ってくれた子だなということはわかっていたのですが、もちろん一緒に過去におっこっていちゃいちゃしてこなかったので、今度は助けてくれませんでした。
しかし、恐ろしいね。なにがって、玄徳ルートが萌え萌えルートだったということですよ。花ちゃんじれったいが、じれったい方が応援しがいはある。扉越しやらとにかく萌え萌えだ。花ちゃんにも声がついててもいいと思う。花ちゃんかわいい絵とちょっとどうだろうという絵があるが、柔らかい声の声優さんがついてたらよかったなあ。いや、ほんわかした顔だからギャップ萌えでちょっと勝気っぽい声とかでもいいのかな。



しかしなんなんですか、長兄。心から愛するように努力するといった直後に、夜這いですか。どういうことですか。しかも若い兵卒に牽制かけてるしなんなんですか。




うううーん、あと、あれだよな、孟徳に言われてたとおり、かなり花ちゃんて男を好きな理由にやさしいところをあげるよな……。ノーマルとかもみましたが、一生懸命頑張って帰るので好印象。文若については、解釈が近いので私は納得です。

師匠

悶え死んだ。

玄徳もだが、孔明はやばかった。なんだこの二人。私に萌え死ねというのか。
大小で夫人の顔を直接見たときは、卞氏のときと同じように、申し訳ありませんうちの花ちゃんがおたくのご主人とこういうことになってしまいまして謝ってすむことじゃないんですが損害賠償はちょっと払いきれない気がするのでご主人の方に請求してくださいと娘の不倫を謝って歩いているモンスターペアレンツのような気分になったんですが、月英さんみたいに顔が出てこないと心置きなく悶え死ねました。うう、師匠……。どっかの孟徳さんとえらい違いだ。いや、孟徳さん話の内容とキャラクタ的に私が萌えないほうがおかしい人ですけどね。つか激しく萌えましたけどね。三周しましたけどね。

頼りにしてたり尊敬してたりする人はで師匠って答えたからこそ、なおさら立派な師匠やってくれてたんじゃないのかなあとか思いました。
一時相手が悲しむかもしれない、自分は当然そばにおいておきたい、でも相手の幸せのことを考えて嫌がられようと帰すことを実行できるのはすごいと思う。そこまでいくと無償の愛だ。子供が自分で決められないときにたとえ反発されたり憎まれても飛び立たせてやる親の愛に近いよ。なんだおまえ、戦国時代の20歳はそりゃ立派な大人だがそれにしたって、なんなんだほんと。
頭がよければよいほど、あそこにいるよりも、現実に送り返した方がいいってわかりきってるもんな。……公式通販すればよかった。エイプリルフールも見逃した。久しぶりだなこの後悔。

2010/05/16
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