おすすめ度 7 満足度 8 かなでにもマエストロフィールド使わせたかった!!
| イラスト | 7 |
シナリオ | 7 |
システム | 8 |
| 配役 | 9 |
主題歌 | ― |
音楽 | 8 |
| 萌え | 8 |
切なさ | 7 |
ときめき | 7 |
| 好きキャラ | 全員とても楽しかった。 |
名前変換有り(ただし固定なら声付きイベントで呼んでもらえる)
イラスト回想有り
シーン回想あり
クイックセーブ、クイックロードつき
大会モード、音楽回想モードあり
プレイ時間、初回やさしいで11時間30分
多いキャラは11枚(しかし内差分が4枚)、少ないキャラは3枚。
上記の通りキャラにより枚数に差がある。
実際に遊んでいると、メインの人とサブの人は、シナリオ的にはっきりと見えているので、そんなものだろうと思うけれど、多いキャラでさえ少ないうえに他社ならまとめて一枚とされるような差分がそれぞれ一枚と数えられているのは事実。
珠玉エンドはムービーもどきで、通常エンドが淡い色彩の絵なんですが、ムービーがメルヘンというか御伽噺系でしめるので、慣れ親しんだ感覚で見ると一枚絵が出てくる通常の方が珠玉じゃないのかと疑問にならないでもない。
イラストと同じで、メインとサブがはっきりと分かれている。シリアスなシナリオを長めに重ねていくキャラのほうが、イベント数は多くメインポジションで作られている。とはいえ、イベント数の少ない子の多くは人格的に成熟していて、そういったちっちゃなことに左右されない子たちが多いので、話が少なくもなるかと思わないでもない。自分のやることとやりたいことがはっきりと見えていて、かつそれがまっとうな子は、だいたいシナリオが短いと思ったほうがよろしいかと。
不安定な子やおかしい子は揺れまくるので話も長くなってます。
その話の質ですが、乙女ゲームとして小さなきゃっきゃうふふを重ねるというよりも、強敵来たー! 特訓だ! 弱点克服! 強敵倒したぜ! 倒したら仲間になったぜ! また強敵来たー! というジャンプ漫画的展開なので、そういうのが好きな人にとってはいいと思います。
コルダとしては、ヴァイオリンロマンスについて正面から取り組んでみたルートが二つに、でてこないファータのよすがのルートに、楽しい音楽についてのルートに、と、これはコルダシリーズなんだぞという主張は前に打ち出されています。
前回は育成や観客動員のための巻き込み要素に多少気を使って遊んでいたので、育成育成ちょっとイベント育成育成育成、みたいな感じでしたが、今回は育成が簡単になったので、イベント数が多くなって物語性が増したような気はします。
とはいえその物語性も上記の通り、大会に向けた青春活劇がメインなので、いちゃいちゃいちゃいちゃするのは少ないです。だから恋愛過程がわからないという意見もあるだろうと思うのですが、倒されたら倒した相手を好きになるのは、ジャンプの基本です。男同士なら好敵手として認め、異性なら恋に落ちるのは決まっています。手元のジャンプ漫画をめくってみてください。そういうわけなので、個人的には恋愛過程がわからないということはなかったです。
スキップはイベントごとスキップできるのでとてもよかったです。これがあるかないかでは全然違います。
大会でのリズムゲームが一番、問題点として挙げられやすいのではないでしょうか。
大会のリズムゲームによってマエストロフィールドが生きますし、感動させるかどうかで落せるかどうかが決まるので、ゲーム性を高めていると作り手たちは思っているだろうなと推測できます。
ただ、プレイヤーとしては、あのリズムゲームを飛ばせないことにより、周回する意欲が減じる層もかなりいるだろうと思われます。
制作側もそれを予測しているのか、やさしいでプレイすると、人によっては二周目で全員股がけできて終えられそうなので、繰り返しプレイには向かないのでしょう。とすると、マエストロフィールドもそれぞれ一回か二回しか見ないことになり、飛ばせなくてもなんとかゲームを終えられると見越されているのか。
個人的には、リズムゲームの部分は大会モードというオマケで遊べるだけでよかったと思います。曲の難易度と完成度で感動させられるか決まるあっさり仕様で、曲数多い方が楽しかったかな。マエストロフィールドは賛否両論というか、否定的意見の方が圧倒的に多いでしょうが、私は正直大好きです。やはりジャンプ的展開では必殺技は生き生きしてきます。でも、2011年とはっきりと年数を出してしまったコルダ3の世界観の中では、浮いていると思います。
あと、観客動員の必要性等が薄れたきらいはあるので、難易度はかなり下がっています。「難しい」は手ごたえが欲しい人のためだけの要素になったのは悪くはないと思います。それをクリアしなければ見れないものがあるというオマケ要素がなくても、手ごたえがあった方が好きな人はそれをやるでしょうから、間口を広げることを選んだのかなと。
私自身は前述のとおり、楽しかったので、二周目以降は大会を飛ばせるようにしてあって、かつアニメーションのレベルをあと十倍上げてくだされば文句はなかったです。アニメーションは、遙か3のアニメーションよりも残念仕様でした。
敬称略
如月響也 福山潤
如月律 小西克幸
榊大地 内田夕夜
水嶋悠人 水橋かおり
八木沢雪広 伊藤健太郎
火積司郎 森田成一
水嶋新 岸尾だいすけ
東金千秋 谷山紀章
土岐蓬生 石川英朗
冥加玲士 日野聡
天宮静 宮野真守
七海宗介 増田ゆき
ニア 佐藤朱
フルボイスではありません。
どのキャラにも違和感はなかった。
少ない。もっとたくさん演奏させたい。クラシックの名曲は山ほどあるのだからまだまだいけるはずだ。
今回少なくなったのは、やはりリズムゲームを入れたことによる帰結なのだろうか。
あと、オリジナル音楽が若干懐かしいドラクエ風ゲームミュージックっぽかったのが気になった。
ドラクエの音楽は好きだけれど、コルダで聞きたいかというと悩ましい。
曲の解説は、音楽モードのときに下で文章で流してくれたら便利だと思う。
特別曲が減ったのも残念。
キャラクターは立っています。濃いキャラが多いので濃くない人も清涼飲料水のようにキャラが立っています。濃いキャラは濃すぎるので忘れられません。今までよりもサブキャラにいたるまで、娯楽性が増している。
個人的にはどのキャラも楽しかった。
強敵が出てきて、それを努力して打ち倒していく話なので基本的には爽快感はあっても切なさはないです。
ただ、障害があると切なくなるので、切なさ担当の人もいます。
甘い話をもとめられると、二人ぐらいのルートしかないと思われます。
2010年4月27日配信の配信シナリオ1は無料でした。
PSPをPSステーションにネットワークをつなぐとダウンロードできます。
この形式をどの程度続けていくのかはわからないですが、個人的には楽しいです。とはいえ、週一配信のドラクエ9というビックタイトルでさえ一年たたないうちにすれ違う相手もいなくなるので、数ヶ月に一度のこの試みにどの程度の抱きこみ効果があるのかは在野ではわかりません。
それはともかくとして、無料、というか元のゲームの値段に含まれていた分と考えると、なかなか繰り返すのが楽しい追加シナリオでした。
キャラを選ぶとキャラルートからの続きになっているようです。
キャラとのやりとりに選択肢も用意されていて、反応をいろいろ見るのも楽しいし、キャラたち同士の掛け合いも生き生きしていて、微笑ましい。そしてヒロインのことを皆が大好きなのがよく伝わってきました。
何故か出てくる変なムービーと、妙なリズムゲーム要素は人にはすすめられないけれど、やはり音楽練習させるのは楽しいということにつきました。
前作キャラについては、限られた数人がやけに出てくるなと思われるかもしれません。でも全員でてきたらよりうっとおしいと嫌われるでしょうし、難しいでしょう。私は成長したほかのメンバーの立ち絵も見たかったです。全く知らない人にとってはこのモブ何でこんなに目立ってるの、と癇に障ることもあるかもしれませんが、お遊び要素があるのは昔からのファンにとってはやはり嬉しいです。
好感度や各自のシナリオの進み具合によって、他のキャラのイベントも少しずつ変わったりするのは、新しい発見ができて楽しいので好印象。
私はコルダ1・2・アンコールとどれも大好きなので、甘い評価しか出せないんですが、若干気になったのは、響也の立ち絵の変化のモーションというか、そのあたりが、遙かの義経とかそのあたりの動きとそっくりというか……東金もアシュヴィンの立ち絵の動きによく似ていました。自社のほかの作品とワンパターンというのはどんなものでしょうか。現代と古代ファンタジーとでは動きももうちょっと違うほうがよいのではないかなとも思います。そのあたり、もうちょっと何とかできないものかと、光栄に骨抜きにされている私でも思ったので、光栄に厳しい人にはけしょんけしょんにされていると思います。
あと、気になるのは、今回は年度がはっきりとゲーム中に出てきます。キャラクターの生まれ年もはっきりとでてきます。
その数字は作品を一気に虚構から現実に近づけるものだと思うのです。すると、必然的に制作側が狙っているプレイヤーの年齢層がはっきりと見えてきます。1993年以降に生まれた世代、せいぜい1990年生まれまでがメインターゲット層でしょう。そう考えると、今回の新要素や、番長や魔王ごっこしているキャラというのは、十代の子に受けるかどうかは冒険通り越して博打だろうと思います。はっきりいうと、私は十代の子にはうけないと思います。私は好意的ですが、それは私がその世代ではないからです。
従来のファンは音楽が減ったことと、キャラが増えたことにより、平等ではなくなったことに不満を抱く層が多く、一方で新しい層の取り込みとしては、残念ながら狙った層よりもやはり上の世代になるのではないかなと思われます。
PSPでは何らかの配信イベントがあるのでしょうか。ダウンロード購入できるなら楽でいいと思います。世界観の謎として残っているのは、前作までには出てこなかったマエストロフィールド(とはいえ、おそらく、150ぐらいの完成度のときに後ろにぼんやり浮かんでいる映像がそれだったんだといわれる気がする)が、今作までの間に共通概念として広がっているというところです。一体どんな革命が起こったんだろうと疑問は尽きないのですが、そのあたりは今後どの媒体でも明かされることはないと思うので、気楽に展開を楽しみたいです。
私はとても楽しめたので3の世界も広がっていくといいと思っています。
私には初回は三股が限界でした。
しかしこれも、カオス。ヒロインは冥加とセミファイナルでテレパシー会話までしておきながら、ソロでは東金を熱烈に応援。……恐ろしい子じゃ……。プレイヤーの私のせいだが。
幼馴染弟はまっすぐにかつ可愛らしく爽やかにかなでちゃんをずっと好きなのですが、負の方向にストーカーの冥加が熱烈に初恋引きずってるので、プレイヤーとしては、誰を応援してやればいいのか迷います。幼馴染との方が幸せになれるのは間違いないが、かなでちゃんが拾ってやらないと冥加の更正は見込めない……。
だいたいあいつだけなんですよ、プレゼントにいちいちお返しを手紙つきでして来るの。
お返しのたびに好感度が上がっているので、奴はかなでちゃんに何をお返しするかをいそいそと選んでるのはまちがいないです。妹への帽子もお嬢様帽子でしたが、奴のプレゼントはいちいち清楚系です。かなでちゃんに長く使って欲しいと思いながら楽譜カバーを贈り、野菜ジュースにラベンダーの花かごを贈り、コーヒーに果物籠……あいつの頭の中のかなでちゃんはどれだけ清楚なお嬢さんなんでしょうか……。野菜ジュースにラベンダーの花かごはおかしいと思うんだ……。小日向にはラベンダーが似合うとか思ってるんだろうな……。恥ずかしい男だ。
明らかにかなでちゃん好きすぎるだろう。そんなことは、皆わざわざコンサートにまで足を運んで手紙を置いてく当たりでわかっているし、かなでちゃん自身もあいつちょろいと思っているに違いまい。
ときどき彼らがコスプレするのも受けましたが、冥加は一体どんな見えない敵と闘っているんでしょうか。小日向は俺の光、女神で運命の女で、俺は魔王……とか思ってるんでしょうか。大人すぎる八木沢部長と榊副部長の爪の垢を煎じてのんだ方がいいと思います。18にもなって、俺は魔王とか冥王とかおもっている男子高校生は、行く末が案じられます。……個人的には面白いので、いいぞもっとやれ、と思っていましたが。
まあ、私はほんとにヒロインにヴァイオリンを演奏させるのが一番楽しいプレイヤーなので、話の密度に差があるのは気にしません。これだけ数が多かったら、サブキャラクターがどれなのかの見分けがつきにくかった、というだけの話です。今までのところ、月森のように留学するからアデューアデューさようなら、はいないので、それならエンドが一つと二つに分かれててもいい。かなでちゃんが好きすぎてたまらない、小さい頃からの一番のファン(根暗な方向に)の冥加なんかだと、ドMみたあとだと、かなでちゃんに支配される以外のエンドなど迎えられるとは思えないしな……。外ではドSのように振る舞い彼女のことも振り回しているように見えて、家ではかなでちゃんに絶対服従……萌えるよ。まあ、かわいい妹もできるしいいんじゃないのかな。
そんなお前の全てで俺を支配してくれ発言に噴き出して、スポコンの弟が殻を破ったところとかは、綺麗に話がまとまっているのだけど、スルーしてしまいました。やはり股がけはその辺りが問題ですね。だいたい、ヴァイオリンロマンスを二人で展開されると、前回ヴァイオリンロマンスのくせにアデューしていった月森を思い出し、是が非でも今度はくっつけてやりたくなるではないか。まあ、ヴァイオリンロマンスで最後まで添い遂げた人どうやらいないようなんですけどね、今までの話まとめると、ヴァイオリンロマンスだわ、とかみんないうけど、理事長のところも別にその二人の子孫ではないそうだし、月森はさようならしたしな……。だがあそこまで陰気に片思いをしていた冥加の初恋は叶うといいと思うんだよ……。だいたい太陽系からはぶかれたかわいそうな冥王星だからな……。
東金は、正直立ち絵が非常に遙か4のアシュヴィンぽいのが気にはなりました。
なんつうか、異世界の人と似た動きかたをするとはさすが大金持ち浮いているというべきか、キャラのかきわけしてくださいと泣くべきか。
上記の通り、弟も義経と立ち絵の動きが非常に似ていたのが悩ましく感じたので、そのあたりは何とかして欲しい。偉そうに聞こえると思うのですが、異世界ファンタジーと現代ファンタジー(ファータは見えないけれど、マエストロフィールドはファンタジーだ)でわけていて、命のやり取り系は異世界ファンタジーに任せてるわけでしょうから、もうちょっと両タイトルのカラーを分けて見てもいいんじゃないのかなと思うわけです。今度のはスポコン、青春、必殺技、とジャンプを乙女っぽくしてきたわけなので、今までのコルダよりも大仰になるのはしかたないとしても、立ち絵だけでも区別化したらどうかなあと思います。
今回はちょっとファンの欲目でも手抜きが目立つとは思います。
そのあたりを抜かせば、東金も楽しかったです。彼は才能だけでなくお金にも恵まれているのですが、そのあたりが、真っ直ぐ育ったエリートと、初恋の子に傷つけられたのをひきずるだけでなく、教育者としてはあかん人に拾われたせいで曲がって育った天才との差が出ていて面白かったです。東金は非常に綺麗なおかねもちのぼっちゃんです。坊ちゃんとしては非常に健全で真っ直ぐです。他人を貶めたりしませんからね。真っ直ぐにぶつかってくれるいい人です。
八木沢部長の良い子っぷり、部下にも上司にも父にも兄にも息子にも夫にも義理の兄にも欲しい素晴らしい人格者っぷりにメロメロです。火積の心酔もわかります。火積をかばう部長の気持ちもわかります。
八木沢たちの過去の回想とかが出てくる大会は楽しいです。
火原たちがでてきたのは私は嬉しい。1、2がほんとに好きだったから。日野ちゃんとくっついたのが誰かはわからないつくりだった。ところで、海外にいるらしい月森と土浦と金澤がみれないのは諦めるとして火原と衛藤が出てきたなら、理事長と柚木と加地も見せてくれてもよいではないか。美女になっているだろう冬海ちゃんはどこにいった。
そして日野ちゃんはどうしているのだ。ほんとどうしてるのだ。
八木沢は一回目で取りこぼしたので今度は成功。しかし、副部長失敗したので副部長だけ単品で最終ステージの途中からやり直し。東金の通常はあっさり失敗し、天宮を何とか滑り込み
天宮はファータではなかったです。いや、天宮の髪型がリリにそっくりなので、てっきりファータかと思いましたが、浮世離れしたピアニストというだけでした。芸術家なので恋に走るのはいいんじゃないのかと思います。問題は秘書もどきなのに、連絡に手を抜いた美人眼鏡だと思います。ビジネスしてるんでしょうから、接し方はあんなもんだろうと思いながらも、ビジネスなんだからきっちり連絡しとけよと思います。
ビジネスではなく教育をしているつもりなら、天宮への接し方は教育者とは到底いえないと思います。教育者として、生徒に仕事をさせていると思っているなら、天宮に自分で今日はいけないと連絡させるべきだしな。何回も見ていると美人眼鏡が教育産業で食べているのが腹たってきますね。八木沢や東金や律のほうがよほど教育者だわな。
冥加も天宮もまとめて星奏に転校すればそれでいいと思うよ。吉良理事長も喜ぶと思うよ。
しかし副部長は高校生とは思えません。高校生があんなにしっかりしてるのに、私生きててごめんなさいって思ったよ。あの半分もしっかりしてないよ私……。八木沢部長も大人びててしっかりしてて、比べて私生きててすいませんと思いましたが。
冥加ぐらい変なストーカーとか、視野狭窄の方が安心しますよ……。副部長と八木沢は大人すぎるよ……。しかも立派過ぎる。ほんといきててすんません……。
川の向こうを見た気分になりましたが、とりあえず、八木沢も副部長も天宮もどの子も楽しかったです。子とかつけていいの、天宮ぐらいですが、よかったです。
火積は見た目で人生生きづらくなってると思います。彼は絶対この先、八木沢初め至誠館のメンバーに何かあったら命賭して駆けつけてくれちゃう姿が容易に浮かびすぎるので、みんな無事に生きていって欲しいです……。
ハルとか新とか七海とかは、善良な家族に愛情を向けられて真っ直ぐに育った子という安心感がいいです。如月の兄弟は主人公のじいちゃんに主人公と一緒に真っ直ぐな愛情を注がれて真っ直ぐ育ちましたという感じで、もはや主人公含めて兄弟妹に近いようで、主人公は一番下の妹だからあそこまで構われてるんだなというのがよくわかる。お兄ちゃんたちは妹がかわいくて仕方ないらしい。ほんとの妹ではないから余計可愛いというか。弟のほうとのやりとりは、兄弟に近い幼馴染だからこその、距離感で楽しかったし。お互い言いたい放題で、時に他人にはできないほどの甘えを見せても平気という。幼馴染いいなあ。
今回はキャラの掛け合いが楽しい。確かにこうやって関係性が出ていた方がそのキャラの魅力や性格がよくわかるんですが、その反面、サブキャラとメインキャラの見分けがつきにくくなり、自分の贔屓キャラがサブキャラだと不満に感じる人もいるんだろうなあとは思います。私は、正直、小日向ちゃんがマエストロフィールド使えさえすりゃ、それでよかったと思ってるんで、攻略キャラにメインとそうではないのがいるというのは別にいいと思います。ゲーム単品が1万円超えてたら私も文句を言ったと思うが。
ただ、絵が少ないのとフルボイスじゃないのは、今のご時勢ファンが離れるのも仕方ないかなと思います。まあ、私は小日向ちゃんが(以下略)
真面目に言うと、絵とフルボイスは別に重要視してないからいいんですが、ラストの妙なムービーと、マエストロフィールドの手抜きのアニメはどうだろうと思います。光栄には無双で美麗なムービーを作る技術があるのを知っているので、作る部門が違うとはいえ、こりゃ手抜きだろうというのは、ほんと、お察しください、といわれてる気分になる。
あと、やっぱり、コルダは曲の数が多くて何ぼだとも思う。曲数は欲しいが、ボタン押しのリズムゲーは選択できるようにしてもよかったんじゃないのかな……。私はあの大会モードは結構楽しかったんです。固定会話があったりするのも楽しいし。ただ、本編中だと面倒だった。おまけの大会モードだけでよかった。
律の指導は周りがあんなにはらはらする理由がわかりませんでした。能力に不安があるけれど彼女の可能性と努力と潜在能力にかけて1stにするといっているのだから、部長によるしごきが来るのは当然の予想範囲内じゃないですか。ついでに、彼女は兄弟と家族同然にそだっているようなので、慣れきってますよね、あのノリに。弟とのやりとりの遠慮のなさはまさしくそれを思わせるんですけど。
腕は無理だ無理だと登場人物たち皆が言っているので、無理なんでしょう。今回一切見えないファータが、律を応援してるのがヴァイオリンを弾いているときのキラキラした光という部分ででてきて、心が温かくなりました。あそこにリリもいたんだろうなあ。
律は指導者やヴァイオリン製作者と進路変更するのかな。
三周目は、東金をソロコンクールの前後で好感度上げきらなきゃいけないのが若干大変だった。
土岐は、東金や大地との会話の方が私は好きでした。
ニアによる攻略対象たちはヒロインにめろめろですということを解説してくれるエンド。
ここで、あいつは口ではあんなことを言いながら目はお前に恋をする男の目ではないかと、プレイヤーに向かって最後の最後に教えてくれるわけですが。
冥加が、小日向ちゃんが大好きで大好きで頭がおかしいレベルなのは、さすがにみんな知ってるよと思うのですが、あの台詞には、にやにやしながら冥加を指差したい気持ちになりました。初恋ふっきるためにアンサンブルに命かけちゃって、小日向は俺の心臓とか言い放ち(非常に恥ずかしい)、手の傷とかをあれだけ月森がきいきい言いながら気にしていたのに、小日向ちゃんのためなら冥加は腕犠牲にしてもいいぐらいだったじゃないですか……。正直、日野ちゃんに対する月森の愛情の二百倍は、小日向ちゃんに対する冥加の愛情は沸騰してるよ。憎いのか愛しいのかわからないって、お前最初から、腹はたててたけど熱愛通り越して激愛だよ……。また負けるのかとか云々うるさいですが、そもそも恋愛という戦いにおいて、冥加は七年前から負けっぱなしでしたからね。お前の元につながれた心だかなんだか、最初の時点で言ってましたが、あれがそもそも告白じゃないですか……恥ずかしい男だ……。そんな兄貴を見てたらあの上品な妹も、小日向ちゃんのこと義姉としてロックオンせざるをえません……。兄は小日向ちゃんしか駄目そうですから、どうりで兄の婚活に積極的に参加してくれるわけですよ。まだ高校生だからいいじゃないとか思っていても、あの男ならあと十年二十年後も平気で同じこといってそうですからね……。その頃には小日向ちゃんは十七、八の息子か娘のいる人妻でしょうからね……。土岐と天宮は情緒的にちょっと危ういものを残していますが、他のキャラクターたちなら一生幸せにしてくれるの間違いないですからね。危うい土岐と天宮だって小日向ちゃんと一緒になったら精神安定して幸せになるでしょうからね。冥加のでるまくないっすよ。あの上品な妹はそれを見越して兄の婚活を一生懸命しているんでしょうな……。
ニアはアレクセイの姪というのは中盤でわかるんですが、アレクセイのおかげで音楽嫌いになってた感じなので、ニアルートを作ってくれても私はよかったです。七海やハルも私は女性声優さんで違和感ありませんでしたが、七海はかわいい女の子でも私は喜びました。でもまあ、そうすると、新やハルの幼馴染の女の子ということになり、乙女ゲームだと嫌われてしまいそうなので、男の子でやっぱりよかったんでしょう。
曲も知らない曲に出会えて楽しかったのはいつもどおりなのですが、やっぱりもっとたくさんの曲を聴きたかった。あと、ドヴォルザークは金もねえ、のあたりが、八木沢部長に出会って救われた自分とブラームスに認めてもらえたドヴォルザークの気持ちを重ねていて好きでした。バッハのパルティータとかはもっとメインでがんがん小日向ちゃんに弾かせてもいいと思う。もういっそパルティータ2と3の全曲演奏させてもいい。あと、小日向ちゃんのマエストロフィールドはおそらく律や冥加のいう暖かい光か天宮の草原なんだろうと思うので、どうか使わせてください。お願いします。もう、あの支配してくれの絵でいいですから、マエストロフィールドを放たせてください。
いや、考えてみたらあの絵は適切な気がしてきた。小日向ちゃんは打ち破った男を自分に夢中にさせてきてるので、あの図がまさしく正しいんじゃないのか……。しかしコルダ3もかなり彼女の過去やらなにやら個性がついているので、もっと前面に彼女の顔出しても私は大喜びでしたけどねえ……。自分のこと魔王とか冥王とか思っているような濃いファン、しかも初恋こじらせて歪んで肺炎になってドMになっちゃったようなの、がついているような小日向ちゃんはかなり特別な子だとおもうんですよねえ……。なんで、保護者の律と響也は大事な幼馴染に初恋病の男が憑いてるのに気づいてないんですかねえ……。あの人かなり目立ってるよねえ……。
あまりに冥王がひなちゃん好きすぎるので、ネタがくせになりました。ひなちゃんそれ拾ってやってと思います。
面倒になった部分(大会でのリズムゲーム)や前の方が楽しかった部分(曲数が多くて観客動員にも頭を使う部分)もありますが、今作は今作でとても楽しかったです。
そうそう忘れてました。私、大地のマエストロフィールドで、あの手から飛んでくのがなんなのか、最後までわかりませんでした。候補としては、1たんぽぽ、2黄色いけど綿毛、のどちらかかなとは思うんですけど。
配信シナリオやりながらこっぱずかしい子供たちに足をばたばたさせたり自分の腹を叩いたりしながら萌え転がりました。やばい、まじでやばい、私の姿がやばい。萌え転がるってこういうことかよ。みたいな。
とにかく冥加があほすぎて笑える。ほんっとーにお前ひなちゃん大好きだよなあ。ひなちゃんのために何度も体はるよなあ。自分の腕や手よりひなちゃん大事だよなあまじで。あほすぎる。他のキャラと比べたら格段に好感度アップの効果が多いんだよな。何をいってもぱああぱああとやたらとあがる。どれだけひなちゃんのこと好きになればお前は満足するんだ。まだ憎んでるかとかそういった関連の受け答えしたら片時も忘れずひなちゃんのこと考えてます宣言のあと、ひなちゃんにも俺のことを片時も忘れず思えとか言うのもあほだ。あほすぎる。ひなちゃんに恋じゃなくて運命とかいいはるしな、この小日向馬鹿め! そもそもアスレチックを如月弟がやるのはわかるがお前のキャラじゃないだろう。愛のなせるわざだな。恋愛って恐ろしい。ここまで人を馬鹿にするのか……。
幼なじみカップルはにやにやする。はやくびしっときめろよへたれめ。ひなちゃん狙ってるやつもひなちゃんが襲いかかってく相手もたくさんいるぞ頑張って! やたらと抱きつく選択肢が多かったぞ今回。うかうかしていると掻っ攫われるかハンティングに旅立ってくかどっちかだぞ!
七海もかわらずかわいいなあ。いいこだあ。しかしこのままでは天音学園のトップ三人はただの小日向ファンクラブ、あの白ランの下にファムファタル小日向とかプリントされたTシャツ着ててもおかしくないような有様になっていくようで恐ろしいな。
東金のあれは猫か。しかも植木鉢。陶芸組もなかいいなあ。つかもう夫婦茶碗で吹き、雪宏さんよびもちあきよびも、どのカップルもほんとかわいすぎる。なんでひなちゃんひとりしかいないの。しかし八木沢や如月兄弟を前にしたひなちゃんは抱きつきまくり襲いまくりだな。相手が手を出してこないと襲いにかかるのか。今回ちょっと女子高生積極的過ぎるだろうと思ったがまあ、旅先でいつもよりも開放的なんだろうきっと。この分だと間違いなくスカートのままアスレチックに昇ろうとするのも、転んで冥加にぶつかるのも全て計算だな。まあ、相手が小日向馬鹿なので問題ないと思う。
異人館組はやりとりがおもしろすぎる。なにあの掛け合い。ふきまくった。かっさらわれてるのもうける。副部長があつまるとコントだ。それにしてもこんな一枚絵まで三つ用意されていて大丈夫なのか。光栄だけに心配だ。
あいかわらず儚さマニアの人がなぜそこまでアンニュイなのかはわからない。誰にも反対されていないのに何故ひなちゃんと駆け落ちする必要があるのかこれ。
港組も番長をもてあそぶひなちゃん小悪魔だわあ。ハルはかわらず紳士で男の子だわあ。新を好きで面倒みてるふたりかわいいわあ。大好きな部長と一緒に行動しなくて寂しそうに見えたが、新に慕ってもらってて番長よかったわあ。しかし番長が、港で番長ごっこするとこちょっとみたかったな。
いやあ、もう、なんか萌えた。とにかく萌えた。