コルダ1、2のキャラクターの卒業編、総まとめ。
追加要素はあるとはいえ、それだけのために購入というのはさすがにどうだろうと思わないでもない。もともとコルダ大好きなので、携帯機になり、音楽全部演奏させ、アルバム埋めもしやすくなって楽しかったですが、PS2版をやった人にすすめられるかというと、難しい。
あらためてはじめるというかたには、PSPのほうをおすすめします。難点は引き継ぎバグと、新しく入れられたイベントが、ドラマＣＤ等で詳しく語られるという形式を若干取っているものがある点か。まあ、バグあたりは廉価版にでもなる頃には直されるのではないだろうか。同局対決イベントについては、それだけが特にわかりづらかったとは感じませんでした。他のイベントも負けず劣らずあっさりしていると思う。
コルダ２アンコールをやった頃から一人愚痴愚痴言い続けてきた、「今の時代国際電話もメールもあるし、国際便もばんばん飛んでいるというのに、何故二度と会えないような顔をして去ってゆくんだ月森、お前は明治時代の人か」という私の不満部分が、オマケでの再会で、フォローされており、公式による救済に引継ぎバグも全て個人的には目をつぶれます。
それ以外のキャラも久々にやると新たな発見があって楽しかったです。久々にやると、志水冬海の一年生組が天使に見える。かわいすぎる。柚木様は久々に見ると引継ぎでは俺様の癖に彼女一人うまく守れないヘタレではないかと思ったし、火原は火原ルートではとてもかわいい。火原は柚木ルートだと大人なんですよね。加地の香穂さん信仰は神聖視いきすぎて偶像化してる気もしましたし（家に銅像作って毎日それを拝んでいても不思議ないレベル）、土浦は1の頃が一番大人で徐々になんだろう、不思議な変遷を経た気がします。対立とか見ていると子供っぽくなったよね？ まあ香穂ちゃんもいくら天才とはいえ、楽典覚えて音楽史覚えて練習してオーケストラ人員探して誘って、他にもコンミスになるための勉強っていっぱいあると思うんですけど、そのうえで普通科としての勉強もこなしてるわけでしょうから、忙しすぎて土浦なんて構ってられねえんじゃねえかと、未だに私は思うんですが。とはいえさすが天才、全て余裕を持って終わらせているのか、難しいルートでも二股三股かけることが可能な香穂さんだから、余暇を作り出して土浦との時間を持とうとするのに、香穂さんよりも要領の悪い土浦はうまく時間をさばけないということなんでしょうな。
大人組に対する感想は変わりませんでした。しかし吉羅は金澤先輩のことが、半端なくかなり好きなんだろうなと再認識。しかし、弟はお姉ちゃんが恋もできずヴァイオリンだけ弾いて死んでいったことが不憫で仕方ないとかいいやがりますが、姉ちゃんが恋をしていたかどうかなんて、弟が全部知っているわけがないと思うんですがどうか。なんなんですかね、お姉ちゃん大好きっこだから、姉ちゃんに近づく男全部確認しまくってて知ってると思ってるんだとしたら、姉ちゃんに付き合う男がいなかったのはむしろお前のせいなんじゃないのか……。そうじゃないなら、意外に姉ちゃん普通に恋愛して、誰かと付き合ってたかもしれないじゃないか。まあ、そんな感じに、とても楽しみました。王崎先輩はかわいいが、都築さんが大学生だとは未だに思えない。しっかりしすぎている……。