おすすめ度 7 満足度 9 ゲームとしてはやっぱりちょっとだけ面倒
| イラスト | 9 |
シナリオ | 8 |
システム | 9 |
| 配役 | 9 |
主題歌 | 8 |
音楽 | 9 |
| 萌え | 9 |
切なさ | 7 |
ときめき | 6 |
| 好きキャラ | 月森、柚木、土浦、加地 |
名前変換有り(ただし固定なら配役付きイベントで呼んでもらえる)
イラスト回想有り
シーン回想あり
クイックセーブ、クイックロードつき
プレイ時間……優しい、で初回1ルートは確か6時間かからなかった気がします。
前作よりも増えております。どのキャラも素敵です。
ヒロインの横顔はちょっとありましたが、ヒロインの顔がはっきりとあるものは一枚もありません。ヒロイン顔無しがお好みの方も大丈夫だと思います。個人的には、横顔も綺麗でしたので、ヒロインの顔が全面で出ていてもよかったです。
前作よりも力が入っていると思います。ストーリー性が増しています。ただ、あるいは、前作はファータ狩りに血道をあげておりましたのでシナリオをほとんど読んで浸るという余裕が私になかったからかもしれません。今回はファータ狩りをしなくていいうえ、うっかり近寄ったら時間を奪われるということもないので、プレイヤーにちょっと優しいつくりでしょうか。
名前変換機能有り
ただし、デフォルト名だと名前を呼んでもらえる。
便利です。合間合間にすぐやめられます。
しかも、今度はなんとクイックセーブがありますよ!! 巻き込み演奏がしやすくなりました。それから選択肢を選ぶ前もクイックセーブしておけばとりあえず安心です。
あーあとは、ゲームの中で届くメールの着信を配役優さんの配役ボイスにすると「君に着信だ」とか言ってくれます。まあ、あのあたりは、乙女ゲームだからいいんじゃないですかね。着信ボイスとか結構今マーケティングいいみたいですし。
あと特筆すべきシステムとしては、ヒント機能が充実してますよ。情報→主要登場人物→お目当て→三角ボタンなど、でもうそのイベントは起こらないとかどこに行けとか書いてあります。親切設計です。
思い出も充実してます。
ゲームバランスとしてはやはりそれでもまだ大変ですが。
前作から続投です。
特筆すべき点……うーん、配役イベントは相変わらずちょっと少なめですかね。
恋愛エンディングを迎えると、キャラクターがテーマ曲を歌います。まあ、乙女ゲームですからいいんじゃないですかね。ああいうのもありでしょう。歌唱力については、まあ、……お仕事ですから、自信がない方も歌いますよね。まあ、うん。……ええと、色々と大人の事情を考えたくなりますが、私は楽しい試みだと思います。
今回も素敵なクラシックを扱ってます。個人的にはチャイコフスキーのピアノコンツェルトよりもあれだけラカンパネラにこだわった土浦なんですからリストのピアノコンツェルトを持ってきてほしかったような。まあ、彼はチャイコフスキーの音楽も好きでしたから、おチャイコさまの一番もキャラ的にあっているのでしょう。
うーん。ヴァイオリン協奏曲はヴィヴァルディの四季の冬でしたか。
私はミーハークラシックファンなので、知らない曲もいくつかあって、改めてその曲を探しに行く楽しみができて嬉しいです。
詳しくない人には詳しくないなりの楽しみがあるのですよーと、詳しい人に対して言い訳してみます。
新しいキャラ、凄いですよ、と。私は彼を甘く見ていました。しかし恐れ入りました。彼が気になる人は買って後悔無しなんじゃないでしょうか。凄いです。
それぞれに山場というかドラマがあるので楽しかったですよ。
前作よりも甘みアップじゃないでしょうか。結構笑いました。
面白いし、ストーリーも盛り上がりがあります。キャラクターに興味がある方にはおすすめです。
1よりも敷居は低くなってはいますが、やはりただのノベルゲームではないので調整などは大変です。時間のない方はフルコンプは難しいかもしれません。
ヒロインは喋らないので、人格をうかがわせる部分が一切ありません。自己投影はしやすいと思います。
あと私が思い当たる点としては、音楽畑の人で素人がこんなにすぐうまくなるか、とか、妖精ってなんだよ、とカチーンと来る方にはあわないだろうということでしょうか。
そのあたりを気にしないで、遊べる方向きですね。
ついにきましたー!!コルダ2
素直な意見としては、黒柚木よりもずっと、ずっと、熱狂的ファンがストーカー(バイオに出てくる同名の敵レベル)に達してしまったような加地君のほうが余程怖いです。
恐怖です。
しかし楽しいですね。
そして、加地くんから漂ってくるやばさはゲームが進むたびにすごくなってきます。 ところで前回よりもゲームバランスが難しいような気がするのは私だけでしょうか。
シナリオで前回よりも確実にパワーアップしているのは月森の人の話をさっぱり聞かずに自分の言いたいことだけ延々言ってさってゆく部分です。まあ、好きだからいいんですが、多分かほちゃんきいてないよ、あんたの話。
初回は「やさしい」でれんれんを追いかけながら他の人にも愛想を振りまいて見ます。
イベント待機中の皆様のコスモを高めているようにしか見えない図は楽しいです。皆さんのコスモの色は同じですね。同じ星座ですか?きっとファータ座ですね。
ワルツのときのれんれんの台詞には久々に笑い転げました。私に笑いをありがとう。コーエー。
そして、三十路をすぎても妖精が見えるなんてという理事長に納得。かつ同情を禁じえません。そうですよね、妖精なんて七歳ぐらいまでしか見えないと思います。私も。自分が見たらまず頭がおかしくなったと思います。
ストレスでついにおかしくなっちゃったかなあ、と思わざるを得ません。
王崎先輩も謎です。初めの全員に一斉に同じメールを送ってるとしか思えぬメールから一気にラブメールに。あのあたりのわかりやすさは、先輩の白さを疑いたくなる所業です。いや、白いからこそ隠さずにあからさまなのかもしれない。 しかし、相変わらず音楽練習は楽しゅうございます。
すいません、好物からじゃないと最近は最後まで頑張れません。頑張れなくても好物を食べた後だといつやめても大丈夫だし!
ええと、遠恋決定ですか!
ですが、あれですね、月森と加地くんに限って言えばです、遠距離でも香穂子ちゃんが定期的に練習曲のデモテープさえ送れば向こうは絶対に浮気しないと思います。もちろんかほちゃんのほうはよそをつまみ食いし放題だと思います(え)。
とりあえず毎週電話でヴァイオリン聞かせたら悩まなくても大丈夫。月森をキープしといて色んな方向を楽しんだらいいと思う。だって、まだ高校生だもの、色んな可能性を試してみた方がお姉さんいいと思うの。
で、理事長は落とせませんか?落とせませんか?……落とせると信じてもいいの?
理事長とは君の成長を見守るとしようタイプの足長おじさんエンドを選びたいの……。
月森はものすごい笑えましたし、まあ、好きなのでオールオッケーです。
最後のキャラソンも楽しかったです。乙女ゲームなんだしこういうのいいと思う。
オタクは他のオタクにも寛容であるべきですよ。だってどっちもマイノリティであることに変わりないんですもの。だからキャラソンOKですよ。配役優好きだっていいじゃないですか。BL好きの人もNLしか受け付けられない人も互いにバッシングする必要ないですよ、どうせどっちもマイノリティです。他所の人はゲーム自体をそもそもやってないです。
今回も素敵な曲にたくさん出会えました。さあ、好きヴァイオリニストを探すぞ!
そいえば、パッサカリアなかった気がする。あれもヴァイオリンやヴィオラでできるから出てきてもいいのになあ……。
しかし、あれですよねー、月森と香穂ちゃんは伝説のヴァイオリニストになるんですかね?ハイフェッツとかパールマンレベルですか?月森はハイフェッツ意識してるのかなあ……?香穂ちゃんは誰だろ、カラヤンに見出されたムターのように、リリに見出された香穂ちゃんって感じなの? じゃあ、やっぱり香穂ちゃん何回か結婚しないと(違う)。
まあ、音楽畑の人にとってはどうだこうだとあるのでしょうが、私のような聴衆はパールマンもムターもいいヴァイオリニストだと思いますよということで勘弁してください。
後述の土浦もそうなんですが、恋愛が徐々に深まっていく感じで恋愛ゲームとしては二人はよいのではないでしょうが。
ただ、この学校、ダンス踊ってくれる相手のいない人はどうしたらいいんだろうね……ホント。
志水は年下キャラが苦手な私が珍しくかわいいなー好きだなーと思う子なので攻略は楽しかったです。
香穂ちゃんを広告塔にしたい男だったという理解でよろしいか。
しかし、チャイコンの一番もいい曲ですがピアノ協奏曲といえば、リストやショパンもラフマニノフもすごいい曲ありますよね。3はでるんだろうか。曲は山ほどあるが。単体での演奏なら今度はスクリャービンのエチュードからOp8No12をお願いしたいです。あれも演歌調でいいじゃないですか。ロシア出身ですし、土浦のピアノスタイルとそう遠くないと素人は思いますが、駄目なんですかね。
3ではラフマニノフの二番か三番ピアノ協奏曲カテゴライズに入れて欲しいです。ショパンも一番、リストも一番で。あ、先輩方卒業だし、やっぱりキャラ一新かな?じゃあ次はヴァイオリンが主役じゃないんだろうかー……。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とかシベリウスとかも弾かせたかった、香穂ちゃんに……。いや、ショスタコもプロコフィエフもいいなー、メジャーな曲しかしりませんが、メジャーな曲だけでも香穂ちゃんに弾かせたい曲は山ほどありますねえー。次はいっそウィーン留学篇どうかな。初めにウィーンに行くかジュリアードに行くか選ぶのだ。どっちに行くかで攻略キャラ変わる……いまいちか。
でもジュリアードに行くとコロンビアの授業も受けれるらしいので、音楽畑じゃない人とも恋愛できるよ!!駄目……?駄目ですか……。
でも、ほんとに、土浦は二十歳はすぎてると思うよ。
どこでも言われてると思いますが、……乙女ゲームなんだから連鎖での苦しんでいる柚木を支えるのは友情パワーの火原ではなく香穂ちゃんなんじゃ。でも、正直、私はアレでいいと思いました。火原と柚木の友情パワーというか、それだけお互いに友人だと思って大事にしてたんだし、そこに入っていけない部分ってあったほうがそれぞれ人間的に魅力があると思いますし。
火原は、あのイベントでこの子いいなあと思いました。
香穂ちゃんに見せてる顔よりも男友達との関係での彼の方が素敵に見えますねー。そういう細かい仕事がさすがネオロマ総本山の巧みの技ですねー。
柚木先輩も年齢って言うか時代詐称疑惑です。使う言葉が家柄の設定ゆえ何でしょうがすごい難しい格言とかもってくるし、何よりあの髪。やはり彼は中世の人なんだ。きっとそうだ。
なんというか、三年生組は熱い友情で結ばれておいでです。他の学年は友情がないことを思うと、あの二人はいい学生生活をおくれていて微笑ましいなーと(あれ?どういう感想、これ)。
そういえば、1の感想のときに散々私が楽しく突っ込んでいた親族経営の企業ですが、同じような突込みがあったんでしょうか、2では敵対的買収を仕掛けられてましたねー。
うん、めっちゃ閉鎖的な親族会社なんだろうなあと思ってたので、そんなものだろうと一般ピープルの私は思いましたが、高貴なかたがたは政略結婚当然なのかもしれませんねえ、未だに。私は高貴な知り合いがいないのでわかりませんが。
ところで、柚木先輩も高校生とは思えない大人ですね。最近は高校生はあんなに大人なんですかね。もう大分遠い昔の話なので覚えていませんが。
すごいしっかりとものを考えてしっかりした中身をもった子ですよね、柚木先輩。連鎖だと火原もピュアな子ってだけじゃなくてしっかり本質を見て惑わされない凄い子だってことがよくわかるし、音楽馬鹿な月森が一番子供かもしれない罠。でもそのしっかりしてなさっぷりがかわいいと思うのだ、ファンは。
何とか同時クリアできた。がしかし、私は今回凄い難しいです。というかヒントがあることを四周目にして知りました。説明書読んでないしヘルプも見てませんでした。
漫然とお目当てを追いかけているだけなので、連鎖と普通を同時に起こせないのです。
志水くんはなぜかうまく普通がおきてれんれんの連鎖と同時に見ることができましたが、それ以降さっぱりです。
ウィキのヒントも見ながらもうちょっと頑張ってみようと思うのですが。
あー、金やんは好きなんですけど、どうも千の風を思い出してしまいます。ごめんなさい。やった時期が悪かったです。なんだろう、髪型かなー……。
ヒロイン大好きっこがすべからく駄目な私にしては譲の次に頑張れそうな子がきましたよ!!
譲はあまりに気持ち悪すぎて(誉めています)楽しくなってしまいましたが、加地君はそれほど拒否反応出ません。よかった……。ヒロインに最初から好意ビームが出まくってるキャラの中でも幼馴染系で爽やかとか、インテリとか、まっすぐとか、多岐にわたって最近試練なのですが、加地君は楽しい。これはすごい。さすがネオロマ総本山のルビーパーティーだわ……。おそろしい……。
しかし絵、綺麗ですねえ。
だんだん彼からの好意が当然のように感じてくる何周も回っているプレイヤーです。うーん、危険だ。
しかしやっと気付いたヒント機能は役立ちますねー。親切設計ですね。
……すいません、私は加地君をなめてました。
まさか、まさか、放置していたらいつの間にか寄ってきているようなキャラだったとは……!!1のときの延長か私が操る香穂ちゃんはずっと走り回っている子なのですが、ちょっと放置していたらいつの間にか側にいたよ……。うん、ちょっとびっくりした。そしてちょっと怖かった。柚木先輩は身内に中身を見せる外面よしおだと言うだけなので怖さはないのですが、加地君は爽やかに怖いね……。あれで顔がよくなかったから大変なことになってたよ……。
……さらに私は加地君をなめてました。
なんということでしょう、やたらと好感上げすぎたら連鎖3が発生しなくなるなんて……!!2クールめを何度も繰り返しました。今まではひたすら構いたおせばイベント起こってたのにな……。
……もっともっと私は加地君をなめてました。
……加地君いいね……。こういう才能系の持てるものと持たざるものは大好物です。
アマデウス大好きです。あれでミーハーな私はモーツァルトのレクイエムにはまりました。高校生の頃に授業でDVD見たんですけど、馬車が走るシーンとかで流れるフレーズやモーツァルトが死の床で流れるラクリモーサが大好きでね……という具合に、神に愛された才能をもつ者と秀才ゆえに天才がわかるものとのあの関係が大好き!! 凡才の私は凄いなーいい曲だなーとしか思えないのですが、才能があるからこそ自分に足りないものが決定的にわかってしまってどんなに頑張ったって乗り越えられないということを知らしめられてしまう絶望感。
……たまりませんね。
コンクール参加者はみんな神に愛された才能を持っている人たちばかり。リリが姿を現すのはやっぱり神に愛されたものの前だけ、音楽の妖精は本当に残酷です。
自分が秀才でしかないと思い知っている人間が天才の中に交わることの苦悩と絶望と一つの陶酔はそれだけでご飯10杯は軽くいけますよね!!
凡才には想像することしかできない世界ですが。
連鎖イベントは連鎖なだけあって盛り上がってますねー。連鎖ルートのイベントはどれも好きです。連鎖以外の加地君はかなり怖い人というイメージでしたが、連鎖だと気になるかなり怖い人です。怖いのはデフォルトです。だって、追って転校ってのはなかなかびびらせてくれるプロフィールですよう……。でも彼の嫉妬系ではない闇というか黒さというかが好みです。ありがとう光栄、ありがとうルビーパーティー、今までお布施してきた甲斐がありました。コルダはわりと苦手キャラがいない素敵ゲームです。さすがネオロマ総本山。というかネオロマと商標つけれるのは光栄商品だけでしたっけ。
合間合間にそれなりに一生懸命に他のメンバーの好感度を上げていますが、特別楽譜はまた全部は無理かなあ……。
最終ターンで、やっぱり特別楽譜は四枚ほどしか集まりませんな……。む、難しいよ……。(ちなみに難易度は普通)
でも加地君はいいですね……。なんだかこの子も怖いところに目を瞑ればお前ホントに高校生か、と問いただしたくなるような子ですが。
みんな凄く大人だなあ……。私が高校の頃なんて毎日学校と塾と家との往復で受験一色、考えてみると灰色でしたねえ……。いいなあ、星奏学院。見回せばイケメンばかりで、天才たちの音楽があふれてて、ワンダーワールドだなあ……。
ええと……すいません、凄い楽しいですが、うーん、ファンタジーだ。
ダンスも凄いしなあ。日本の高校で社交ダンスするところってあるのかなあ。あるのかもなあ、日本もなんだかんだで広いものねー……。横浜って凄いなあー。
ううーん、連鎖の4段階で起こる音楽室イベントが起こらぬ……。難しいなあ。
結局諦めて5を起こしてエンドに。
……そう、だよな。これは夢を与えるゲームだものね……。最期にファータ、出てくるよね……。うん、それで加地君には救いが与えられたのかもしれないし、思ってたよりもファータは優しい妖精でした。うーん、……最期まで現われないほうがもてるものともたぬものの対比で私としては好みでしたが。天羽ちゃんには見えないままってのは黄金の耳を持たない一般の聴衆には一切見えないってので、そこで線引きでしょうか。
うーん。
結論としては、加地君はよかったです。しかし、加地君は怖かったです。スペシャルでも怖かったです。加地君と柚木先輩との外面会話も怖かったです。いい話のはずのところでさえ怖かったです。加地君をなめていた私の完全敗北です。彼は凄かった。凄いキャラだった。
インパクトの強いキャラが誕生しましたねえー。
苦悩しています。
キャラクターの内面が伺えて前作よりも面白かったです。それに柚木が生き生きしてました。彼らはお互い大好きみたいです。そんな親友を持てる高校生活、幸せでしたねえ、と柚木に言ってあげたくなるような。
可愛かった。……滅茶苦茶可愛かった。いい子だー……。