おすすめ度 3 満足度 7 乙女としてなら薄すぎる一般としてもバランス等わるし
| イラスト | 7 |
シナリオ | 5
|
システム | 2 |
| 配役 | 9 |
主題歌 | 7 |
音楽 | 8 |
| 萌え | 8 |
切なさ | 2 |
ときめき | 8 |
| 好きキャラ | 四天王、兄弟たち、お奉行様、おぬしも悪よのうとかたくさん |
名前変換なし(姫さま宮さま呼び)
イラスト回想有り
シーン回想なし
全スキップ
ボイスオンオフなし
簡易セーブ・ロードあり
一周目1時間、二周目以降30分前後
アニメっぽい感じのイラストは前作よりも統一されて綺麗になっていると思います。
枚数自体は四天王が二枚、若獅子が六枚という感じでそれぞれ多いとはいえません。しかしシナリオも長くはないので少ないけれど少なくもない……。
キャラにより長さも展開もつくりこみもばらつきが大きすぎる。
選択肢は非常に多いので試すのは楽しい。妖力高い場合とかにしか出ないものや他のキャラと会っていないと出ない選択肢もあって、そのあたりは非常に楽しませてくれる。
世界観はおもしろく、キャラにはそれぞれ明かされてなさそうな設定は山ほどある。老人や妖怪、うさんくさいおっさんが非常に生き生きと魅力的。賄賂もらいたい放題。うっかりすると成敗されるのも魅力的。生贄にしちゃえるのも最高。従わないやつを無理やり傘下に置くのも凄く楽しい。
しかし、短く、ばらつきが大きく、楽しいが人にはすすめられない。
エンドリストがキャラごとにさえ分かれておらず極めて不親切
何を見たのか何を見ていないのかわからない
イラストだけは回想にあれどもシーン回想はなし
ならばシミュレーション部分はというと、いまいちどころではないという感じ。
名前変換無いです。
ディスクレス可なのはやりたいときにすぐにできるので、便利で好きです。
敬称略
四天王 中田譲治 松本保典 置鮎龍太郎 中井和哉
若獅子 高木俊 宮野真守 近藤隆 森久保祥太郎
四花撰 高橋直純 宮田幸季 三宅健太 小西克幸
観察者 樋口健太 丹沢晃之
初めはどうかと思ったんですが、恐ろしいですよねキャラソンって……聞いてるうちにいい曲になってくるんですよ。でも最初の衝撃もあるので一応マイナスかけて7にしときます。ぶれいかっ!
いいと思います。今月余裕があったらサントラ買おうかなと思うぐらいには。宮さまの妖力っぽい曲がいいです。
ここのゲームのいいところである、イケメン以外に充実。これはもろ手を挙げて大歓迎。
おじいさんも、獣人も魚人も楽しい。
まあ、ここのルートでたぶん切なさ担当もいるんですけど、なんにせよ短いので笑ったり楽しんだりはできるけど切なくなるほど感情移入は難しいんですよね。
ときめきというか、宮様ががばあって口をあけて、おまえをくろうてやるぞ!! っていうのにはどきどきしますよね。あれはまさしく妖怪。なんだかエロスだとかまあそういうふうにどきどきする人もいるでしょうし、わたしと一つになるのよ的恍惚も感じてるようですけど、プレイヤー的には妖怪が生贄を摂取するって感じでした。
その他ときめきポイントとしては、恋愛真っ盛りの最中に、生贄にできる選択肢出てきたり、抹殺できたりするのがわくわくします。そんな宮さまに痺れて憧れます。
これを良ゲーというのは、流石の私にも無理かもしれません。
システムがまず壊滅的。エンドリストの仕様が図鑑というただバストショットだけがでるもの(これもキャラのプロフィールやそこにキャラごとのイベント回想やイラスト回想が入っている形ならまだしも、ただアイコン選択したら名前とバストショットだけがでるというもうなんというか……)の一番最後にあるアイコンを選択するとウィンドウの中にずらっとえんえんエンドタイトルだけが並び最後にあなたが今までに見たエンド数は幾つですと出るだけのものなので、正気を疑う。
乙女ゲームというにはあっという間、一般ゲームというには戦略の余地が少ない。シミュレーションで競争相手をしとめたという意識にはなれない。
前作からの暴君ぽい選択肢を選べるのは楽しいし、前作同様エンドがある相手がイケメンだけじゃなく、じいさんとかもいる辺りは非常に好きです。だけども、その恋愛じゃなくても楽しい部分が、今回は減らされて、恋愛分を足したのは嗜好の違いでマイナス要因では無いとしても、何もしなくても会ってるだけでエンドっていうのはなんというか……ものたりない。
国の行く末なんてどうでもいいというスタンスでもできるのはよいのですが、自由度が高いというだけのポジティブさで捕らえられないところだと思う。
四天王はそれぞれ楽しかった。モフモフも人と妖怪の橋渡しという感じで楽しいし、じいちゃんはそのまま国治めるよという感じの楽しさがあり、鳩はいえーっすで失笑しつつ(でもその選択肢を皆選ぶと思う)ドラマ性があり、夢路は最低暴力野朗をデレさせて最終的に宮がいないと全然駄目なヘタレにしてやるのが楽しい。
それぞれ短いなりに楽しい。でも短く唐突。
佐和人はまあ、そのルート自体は王道で好む人も多いと思うのですが、宮様にあやつられて数寄若殺しちゃったり、四天王抹殺しちゃったり他の貴族のお嬢様と結婚させちゃえるのが楽しいです。
数寄若は正直、贔屓されてると思います。あのシナリオ、異様にヒロイックものとして盛り上がってます。天才ゆえの無神経さとかは楽しかった。
一番星のタイムパラドックスは謎ですが、かんざしを武器にできて楽しかったね。ただまあ、言葉足らずの短さが気になるシナリオでした。
狐は……なんで姉さんが狐を好きなのかがさっぱり。姉さん……。
伊万里はいつでも妖怪大戦争。典三は正直シナリオ不遇。盛り上がってるはずなのに盛り上がりに欠ける。スベテハヒトノコノミライノタメニは設定がよくわからず、もっとその世界観を知りたかったので不満。バンドマンは……ぶれいかっ!ぶれいかっ!
夜行は立場的にもっと世界の謎を教えてくれてもよかった。物足りない。
魚は意外に楽しかった。脇だしあんな感じでも自分は満足。
姉さんは楽しかったんだけど、もっと父親や母親について知りたいよ……。眼鏡は小物っぽさがよい。
全体的に楽しいんだけど、書き込み不足を前作以上に強く感じる。世界観は興味があるし、もっと知りたいし、非道な選択肢も楽しいけれど、謎をもう少し解き明かしてくれないと、ファンだって置いてけぼり。