第四回



        *


 貫通されたばかりの処女の肉洞は、やはりキツい。
「くぅっ……たまらないよ、この感じ!」
 増田はペニスを強く食い締めてくる処女肉の感覚に酔いしれた。
 愛液が新たに分泌されてきたためか、それとも破瓜の出血が潤滑油になったのか、キツキツの膣内をなんとか摩擦できる程度には、腰を動かすことができた。
 少しずつ狭い肉洞を拡張するようにして、増田が腰を振る。
 でっぷりと脂肪のつまった下腹をうちつけ、至福の腰振りを続ける。
「んっ、んんっ!」
 太った体格の増田に組み敷かれ、小柄な早苗は潰れてしまいそうだ。ピストン運動にあわせて、ボリュームのある乳房がぷるぷるっと震える。
「これがセックスなんだ……」
 早苗は虚ろな表情でつぶやいた。
 彼氏のためにバージンを大切にとっておくべきだったのに──と後悔しているのだろうか。常識的には好きでもなんでもない、ただの幼なじみに過ぎない男に与えるべきではないのだろう。
だが……結果として彼女の『初めての男』は増田になってしまった。
「うふふ、世の中ヤッたもの勝ちだからねぇ」
「んっ……ふわぁっ……!」
 処女とはいえ、彼女はそれほど痛みを感じていないようだ。これなら多少激しく動いても、耐えてくれるだろう。
(どうせなら、初体験でエクスタシーを感じさせてやろうかな、ふふ)
 増田は喜々として脂の乗った下半身を振りたてた。
 早苗の、栗色のロングヘアが激しく揺れ、乱れる。パワフルなピストン運動を続けながら、増田は揺れるバストを揉みしだいた。
「早苗ちゃんって背が低いわりに、おっぱい大きいよね」
 意外なほどモチモチとした乳房を揉みしだき、増田が笑う。
「はうっ……」
 朱鷺色の乳首をねっとり吸うと、早苗の顔がほんのりと赤くなった。
「あ、感じた?」
「やんっ、ダメえ……」
 早苗の口から断続的に喘ぎが漏れる。
 さらに円を描くように腰を振ると、きゅっと締まった臀部を引き寄せた。
 ペニスがさらに深く刺さり、角度を変えて敏感な部分を擦りあげる。


 ぬちゅ、ぬちゅ……


 たっぷり濡れた秘唇が水っぽい音を奏でた。
「や、やだ、なに……これっ!」
 奥まで押し込むと、子宮に響いたのか童顔ナースの顔が淫らな喜びに輝く。増田は一気に腰の動きを加速させ、猛烈な勢いでたたきつけた。
 堅い切っ先で子宮の入り口を何度となく突きあげる。早苗の顔はますます紅潮し、甲高い喘ぎ声をもらして快感を告げる。
「ああっ、いやっ、あう、ああんっ!」
 ぴたん、ぴたん、と肉がぶつかりあい、そのたびに早苗は愛らしい顔をゆがめて絶叫した。
「きちゃう、きちゃうぅっ!」
「気持ちいいんだろ。いいよ、そのままイッて」
「だめ、だめぇぇぇぇっ!」
 早苗の体から力が抜けた。小柄な裸身が電流に当たったかのように痙攣する。半開きになった唇から、甘やかな吐息が断続的に漏れる。
「んっ……ふわぁぁぁっ……! イク……う」
「うふふふ、とうとう処女をイカせちゃったよ」
 増田は満足げにうなった。
 三ヶ月前まで童貞で、女性との交際経験もなかった彼が、とうとう性経験すらない女に絶頂を味わわせるまでになったのだ。
「僕もそろそろ出すよ……うっ!」
 増田はぶるぶると醜く腰を揺すり、早苗の奥深くにたっぷりと射精した。
 どくっ、どくっ、とペニスが脈打ち、無垢な胎内におびただしい量のスペルマを放出する。
「きゃっ……熱い!」
 早苗はさすがに狼狽した顔で上体を起こした。
「や、やだ、避妊してないじゃない」
「だいじょーぶだいじょーぶ。妊娠なんてそう簡単にはしないから」
 増田はよっこらせ、と大仰に息をついて、ペニスを引き抜いた。
 処女を奪った余韻に浸りながら、彼女の両足を広げて股間をのぞきこむ。ひそやかに閉じられていた秘唇がぽっかりと口を開いていた。
「そ、そんなに見ないでよぉ……」
 顔を赤らめる早苗にかまわず秘孔に手を伸ばし、二本の指でぐにり、と媚肉を左右に押し広げる。


 どろり……


 肉洞の奥から、処女血と精液の入り混じったピンク色の液体が流れ落ちてきた。大量に注ぎ込んだためか、ピンクの体液は後から後から垂れてくる。
「うわ、すごい量……! こんなにたっぷり出すなんてひどいよ、冬彦くん。今日って安全日なのかな……あーあ、後で調べなきゃ」
 早苗がふう、とため息をつく。この辺りの冷静な判断はさすがに看護師というべきか。
「さて、と。二回戦目といこうか」
「えっ、うそ、まだするの」
 早苗が驚いた顔でたずねる。
 一度射精すれば、それでセックスは終わりだと思っていたのだろう。早苗ちゃんってホントに初心だなぁ、と微笑ましい気持ちになる。
「まだまだ。何回でもイカせてあげるからね」
「…………」
「早苗ちゃんだって気持ちよかったんでしょ」
 増田がグイッと顔を近づけると、早苗は気圧されたように顔を背けた。
「あたしは……」
「隠さないで。恥ずかしがらずに答えなよ」
「……気持ちよかったよ」
 口ごもりながらも素直に答えた。
「今度は早苗ちゃんが上になってよ」
「あたし……が?」
「僕の上にまたがるんだ。騎乗位ってやつだよ」
 早苗はおずおずと立ち上がり、仰向けになった増田の腰をまたいだ。
 一度放出した彼のイチモツはすでに隆々とそびえたっていた。
 処女を奪った興奮は、一度や二度の射精で萎える程度のものではない。
 早苗は彼に言われるがまま、硬くなった先端部を自らの秘孔にあてがった。処女を破られ、ぽっかりと口をあけた膣に、ぬるり、と亀頭が潜り込む。
 増田が挿入を助けるように、下から腰を突き上げた。ずぶり、と根元まで埋め込むと、早苗は栗色の髪を振り乱して喘いだ。
「あ……奥までっ……奥まで届いてるぅっ!」
 増田は彼女の細腰をつかみ、下からパワフルに打ち込んだ。
 男を迎え撃つように、早苗も自ら腰を振りたくる。
 小柄な体ながらも、標準以上のボリュームを誇る双丘が、ピストンにあわせて魅惑的に揺れた。
「うふふ、早苗ちゃんのオッパイがたっぷんたっぷん揺れるところ、丸見えだよぉ」
「や、やだぁ……恥ずかしいよ」
「ほらほら、もっと腰を振って!」
 増田が叱咤する。早苗は懸命な表情で小柄な裸身を揺すってみせた。
「もっと早く! もっと!」
「はあぁっ……ふわぁぁぁっ!」
 甘やかな喘ぎ声を漏らしながら、増田に腰をつかまれ上下運動を強制される。
「ダメ! あたし、またイッちゃう! イク、イクう!」
 背を弓なりに反らせ、早苗はふたたび絶頂に達したようだ。がくんと上体を倒し、栗色の髪が垂れ下がる。
 同時に、増田の腰の辺りに生暖かい感触が広がっていった。透明に近い黄色の液体が彼の腰を伝い、シーツを濡らしている。
「やだぁ……なに、これ」
 早苗は泣きそうな顔で叫んだ。絶頂のあまり失禁してしまったのだ。
「ふふふ。お漏らししちゃうなんて、早苗ちゃんはいけないコだねぇ」
「イヤ……イヤあ! なんで、あたし……」
 悲しげな啜り泣きが部屋の中にこだまする。
「こっちにお尻を向けて」
「えっ……?」
「オシッコを漏らしてびちょびちょになってるアソコを見たいんだよ」
「そんな……お願いだから洗わせて。汚いよ……」
「馬鹿だなぁ、そこがいいんじゃない」
 増田は強引に彼女を抱きすくめ、背後を向かせる。早苗は体をよじって抵抗したが、しょせん小柄で非力な体格では抗いきれない。無理やりうつ伏せにされ、臀部を抱え込まれた。
 増田は小ぶりなヒップに顔を近づけ、思う存分匂いをかいだ。ピュアそうな娘の放つ、ツンとした尿臭に恍惚となる。
「やだ、やだぁ! やめてよ、冬彦くん……」
「味はどうかな」
 増田は尻の合わい目に舌を這わせた。尿で濡れる股間を舐め取り、さらに朱鷺色の窄まりにまで舌をこじ入れていく。
「や、やだぁ……そんなとこ、舐めないでっ」
 早苗は悲鳴を上げた。失禁シーンを見られた上に、尻の穴まで舐められるなど、もはや彼女の羞恥心の限界をはるかに超えている。
「うふふ、早苗ちゃんのお尻の穴、おいしいよ」
 ぴちゃ、ぴちゃ、とわざと音を立てて舐め上げる。早苗は羞恥で顔を赤くしながら、小柄な裸体をよじった。
 だが増田は、きゅっと締まったヒップを抱え込み、逃がさない。尻肉を力強く固定したまま、秘められた窄まりに舌を差し込んでいく。
「いや……許して! 許してっ!」
「今度はバックからだね」
 増田は犬のように四つん這いになった早苗にのしかかった。処女とはいえ二度の絶頂でトロトロになった秘孔に、いきりたったものをあてがう。
「そうら、入るよ」
 ぬるり、とした感触とともに、増田の肉茎は滑らかに飲み込まれていった。彼自身の精液や愛液、そして早苗の漏らした尿が相まって、ペニスはスムーズに奥まで挿入される。
 獣の体位で乱暴に交わると、早苗はすぐに息を荒げ始めた。
「あっ、ああっ、あああんっ!」
 声も枯れよと、可愛らしい絶叫を上げる。
「へえ、こりゃ凄いや。処女でここまで感じまくるなんて」
 増田がニヤニヤと笑った。
「カワイイ顔して、早苗ちゃんって変態なんだね」
「違うわ、違……あぁぁっ!」
 増田はぴしゃり、と尻をたたき、ペニスを抜き取った。肉茎の表面が白く濁った愛液でべとべとに濡れている。
「変態の早苗ちゃんはこれくらいじゃ満足できないみたいだね。じゃあ、今度はこっちの穴も試してみようか」
 増田は引き抜いたペニスを今度は、尻の双丘の狭間に押し当てる。
「えっ、な、なに……!?」
 ぐり、ぐり、と硬い亀頭部をすりつけていく。精液の残滓を菊華にすりこむようにして、なすりつける。
 何度も繰り返しているうちに、可愛らしい窄まりが次第に柔らかくほぐれだした。
 もともと柔軟なアナルの持ち主なのだろう、少し力を入れると亀頭が尻穴の中に沈んでいく。
 このまま力を入れれば、全部入ってしまいそうだった。
「いくよぉ、もうひとつの処女も貰うからね」
 一日のうちに二つの処女を同時に奪う──
 どう猛な征服欲に酔いしれながら増田は腰に力をこめた。蕩けるようなアナルの感触を味わい、デブならではの体重を利用した腰使いで──一気に下腹部全体を押し出す。
「これでアナルバージンも卒業だよ」
 増田の口元に肉食獣さながらの笑みが浮かび上がった。




『脅迫ネタお届けします4』の連載はここで終了です。
 続きをご希望の場合は、発売中の電子書籍にてお楽しみください。

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