※注、登場キャラの誰が誰の役をしているかなど、文中では説明は一切ありませんのであしからず。
ハラハラワールドでは世界を征服しようと企むドン・ハルマゲって奴の呪いによって、妖神ゴブーリキの復活の日が近づいていた。
それを阻止するためには、8体の守護騎士の力を集めなければならない。
って、ゆーんで俺はミルク姫たちと守護騎士探しの旅に出たんだ。
ってなわけで、俺は今、モーレツに煩悩してるっ!!
(このネタそのものが)NG騎士 エセラムネ&40
某万能帆船のキャビンにて。
「え〜〜、というわけで〜〜、いよいよホイホイ城に〜〜、殴りこみなのよ〜〜」
エイエイオー、と手をの〜んびり振り上げるのはアララ国の第2王女、ココア姫。
ひたすらのんびり口調がチャームポイントな女の子だ。
ポカッ!!
「アンタが喋ってるとこっちまでペースが狂っちゃうわよ!!」
と、手を出したのはアララ国第1王女、カフェオレ姫ことレスカ。
金に汚い&ケバいボディコンね〜ちゃんである。
「ふぇ〜〜、ひど〜〜い、カフェオレレスカお姉さまがぶった〜〜」
「まぁまぁ、レスカ。いきなりなぐるなんて英国紳士らしからぬ行為だよ?ちなみに小学校の主要三科目は英国しんしぅ(算数)!!フハハハハハハハハ!!」
いきなりダジャレをかましたこの男は、いい年こいたロン毛男、自分ではかっこいいと思い込んでいる自己中男ダ・サイダー。
「はぁ、頭痛い……ってか私は女よ!!」
バギャッ!!
「ぐぇ……」
ダ・サイダーの顔面にハイヒールがめり込む。
パカン!
と、ダ・サイダーの肩当てが開き、一匹の蛇が飛び出した。
「ちょっと、ちょっと。(一応)アタシのダーリンになにするのさ、この年増ねーちゃん!!」
「あんですってぇ!!このくそ爬虫類……?ってかビッグイーターって爬虫類だっけ?」
「はっ、そんな細かいこと気にするのが年増の証拠さね!!この年増!年増!年増!」
「キィィィィーーーーッ!!なんですってぇ!!」
丸っこいアドバイザーロボットの中にて。
『ふぅ……まったくカフェオレ姫のダンナも困ったもんだな〜、なぁセイローム?』
とのたまうは赤い装甲の騎士型守護騎士アッサーム。
性格は至ってまじめ……のはず。
『そうですねぇ……って言うか何で僕がセイロームなんです?アッサームは赤いからなんとなくわかるけど……?』
話を振られた青い装甲の守護騎士はセイローム。
『吸血鬼だから顔は青白いはず!!って作者は言ってたぜ?』
『んな適当な……(シクシク)』
『セイロームさんなんかまだマシですけぇ!!』
『おっ、いたのか、ブレンドン?』
巨躯を誇る守護騎士ブレンドン。
双子の守護騎士、ブルマンとキリマンが合体して誕生する重量級守護騎士だ。
『うぅ……ワッシなんかただでかいからってこの役に……ってかワッシは分離したらどーなるんジャー!?』
『う〜ん……双子ですからねぇ……』
『月神族の女官ぐらいじゃねぇか?他に双子っていねぇし……』
『ワッシもその二人もあんまり出番ないですノー……あんまりジャー!!ゥオオオオーーン!!』
残念。
本当は爆走兄弟テツ・エンド・ヒロシ。(登場は2話のみ)
どっかの森にて。
「うぅっ……なんでアタシがこんな僻地に……(シクシク)」
泣きながら一人酒なベッピーン。
レスカの友人であり、ライバルである。(自称)
「納得いかないワケ!!アタシにはもっとスポットライトが当たるべきなワケーーッ!!」
某万能帆船の甲板にて。
「夕陽が綺麗だね、ミルク……」
言わずと知れた主人公、勇者ラムネス君と。
「そうね、ラムネス……」
貧乳が売りなアララ国第3王女、ミルク姫。
「ってなわけで……今だっ!!二人きりだぞぉーーーっ!!」
「それをやめなさいって言ってるでしょーーっ!!」
バギャァッ!!
殴り飛ばされるラムネス。
「なんでやーー!!ちゃんと空気読んだやないかーーっ!!」
「それ以前に二人っきりじゃないでしょーが!!」
「え?」
ミルクの視線を辿ってみると、プシーッと放射能を吐くアドバイザーロボットタマQがいた。
「あ……忘れてたよ、悪い悪い、タマQ」
「っつーかなんでワシ首だけなのよ!!体はどーしたぁっ!?」
「あぁ、邪魔だったんだってさ」
「ヒドっ!?」
アララ城上空の某城にて。
「私はまだハゲてなーーーーいっ!!」
一人で叫ぶドン・ハルマゲ……もとい、ドン・マルハゲ。
「逆でしょーがっ!!ハルマゲでいいんですよっ!!あぁ神よ……(シクシク)」
ちなみに彼の本体、ゴブーリキは古い薬の副作用を受けたゴキブリだそうな。(弱体化)
オチ無し……終わっとけ!!
あとがき
こちらの掲示板に書き込みは初めてになりますね。
初めまして、海鮮男体盛りと申します。
いつもは『華の残照』様の方に投稿させていただいてます。
ちなみにこのSSに対する苦情・剃刀レター・報復ミサイル(made in 北の方)等は受け付けておりませんのであしからず……。