魔に身を堕とし爪振るう者。
第三話 魔界
玉藻は語り出す横島とフェレスの事を彼と彼女にまつわる物語を、目の前の狂おしいほど憎い女に苦みを与える為に。
罪業など生温く、後悔など今更に過ぎ、懺悔など戯言に成り果て、偽善を暴き、自殺さえ赦さず、未来永劫己苦しみの底を見せ。
己が耳で地獄の怨嗟を聞くほうがこの女にとって美しい調べとなる物語を。
罪に塗れ罪を己からすら欺く大罪人に相応しい物語を。
苦しみの戯曲を、怨嗟のストーリーを、救いの無い御伽噺を。
少なくとも目の前にいる怨敵にとっては耳に良い内容はひとかけらとして成りえない話を。
彼女達は望み通り魔界に堕ちた、其処が最良の逃げ場であったから、最良の環境であったから、誰にも少なくとも人間には手を出せない魔界が。
魔界に堕ちた際最も激しく周囲の環境に反応したのは玉藻であり、玉藻は急速に力を取り戻した、原因は本人曰く魔界に漂う濃厚な魔力らしいが。
前世の力、前世の記憶、そして魔界がその力の回復を増進させた。
本来の彼女、九尾の狐としての力、彼女の持ちうる力、妖怪の中でも稀有で絶大な力。
彼女は狂喜した、自身の力を、男を守れるだけの力を、復讐を成すには十分すぎる力を。
彼女は自身を蔑んだ、今更戻ってきた力を、必要な時に存在しなかった力を、そしてその力を得ても男を癒すことの出来ない自分を。
憎悪し嫌悪し自虐し侮蔑し憤怒し嘲笑し罵倒し見下し諦観した。
力を得ても肝心要の事を行えない自分の矮小さを笑った、心の底から自分を嘲笑った。
弱過ぎる、力だけを手にした無力、破壊だけに特化した非力、万能に近い無能を心の底から憎悪した。
コレが笑わずにいられるだろうか、憎まずにいられるだろうか上級の神魔にも届こうという力を手に入れて自分は何も手に入れられない、自分は何も出来はしない出来るのは自分を嘲ることのみ、自分を蔑むことのみ、自分を見下すことのみ。
それでも彼女が壊れ自身を卑下し切れなかったのは庇護の対象がいたからだろう。
半人半魔の横島忠夫、魔族となったフェレス。
彼と彼女を守る力を得たことだけでは彼女は自身に誇りを与えてくれたのだから。
自分の力が男の癒しにはならず、男にとって何の役にも立たなかったとしても。
玉藻は外敵から守るという力の存在で間接的に男の役に立つことを見出せたから。
たとえ外敵がいない環境であろうと、彼女は最悪を退けられるほどの力を有したのだから。
力のみが彼女を支える全てとなる、破壊の権化に近い力のみが彼女を支える全てとなる、全てを踏みにじる金色の夜叉となることで彼女は自分に意味を見出せたのだから。
自分達以外を踏みにじる羅刹になることが彼女を保つ、魔界で玉藻は確実に破壊神に相当する存在にまでなるだろう、それで男に指一本危害を加えられることが無いとなるならば。
フェレス、美神令子の魔族名。
彼女は魔界に堕ちる前にワルキューレ、べスパ、パピリオ、ヒャクメ達の力を借りて魔族となった、彼女の決意と彼女の感情、彼女の思い、全てに揺るぎが無く、誰も否を唱えることは出来なかった。
本来、止めなければならない小竜姫ですら、彼女に一言も止めることを口にすることは出来なかった、彼女でさえ堕天しかねないほどその身を怒りに染めていては止めることなど出来よう筈も無い、そして理解もしていた横島にとっての今の安住の地を。
儀式自体は簡単だった、本人が魔族を前世に持ち、本人の意志が魔族になることを渇望している、第一魔に堕ちること自体は本来難しいことではないのだから。
只望めばいいのだから、純粋に黒になることを闇に染まることを人で在ることを捨て去ることをそれだけで後は儀式さえ成功すれば魔族として転生する。
正確には一度死亡して魔族として誕生するというプロセスをへるのだが。
一度の死亡に対してフェレスに躊躇いは無かった、自身が人間であることさえ憎悪していた、横島にここまでのことをする連中と同種の生物であることさえ我慢ならなかったのだ。
だが、簡単に魔に身を堕としたからといってフェレスの心まで強くなれるわけが無い、所詮人も魔も神も感情を持ち、生きる存在には違いない。
その心の在り方自体は変わるのかもしれないが。
そして感情は自分の思い通りに動かし操作出来るものではなく、感情に振り回されるのが殆どの知的生命の性、感情は往々にして宿主を苦しめる。
感情は彼女を苛んだ。
確かに彼女は力を得た、人間だった頃とは比較に出来ない力、玉藻に比べれば脆弱としても力は得た、魔界で生存する体も得た、男を逃がす場所も得た。
だからと言って、力も場所も安全も得たとして、やはり彼女も何か得られたわけではない、彼女が男に何か出来たわけではない、彼女が出来たのは耐えることだけだった。
何もすることが出来ず、只玉藻と男と仲間達とで魔界の片隅で只耐えるしかなかった。
暴れ狂う感情を抑え付け、魔族になって得た感情を封じ込め、そして只耐えた無力を。
暴れ狂う負の感情は抑えきれない魔族の破壊衝動と成り果て、加えて自分の無力感、苦しみだけが続く、怒りだけが憎しみだけが募る。
フェレスでは何も出来ず、フェレスでは横島を救うことは出来ず、フェレスでは横島を傷つけることしか出来ない。
それはフェレスの罪ではない、フェレスが負うべきことではない、だがフェレスは自分を呪い、自身を穢れていると思い、自分の存在を疎み、存在自体赦し難かった。
存在するだけで男を苦しめる自身が煩わしくて仕方ない。
その苦しみがどれだけフェレスの罪では無かったとしても。
彼女達、フェレスと玉藻はとりわけ横島忠夫に対しては無力に過ぎた。
それが己自身の罪でもなんでもなく、彼自身に刻み込まれた忌まわしい傷痕が与えた無力だとしても、彼女達は自分の無力を呪った。
実際、横島忠夫は妙神山で目覚めた時も発狂状態が続きその場にいた全てに脅えた、パピリオにさえ脅えた、言葉は届かず、思いは届かない、何も彼には届かない。
自分が兄と慕い淡い慕情を持つ義兄から拒絶されたと思い込んだパピリオが縋り付いてくるのも跳ね除ける拒絶。
普段の彼ならば絶対にすることが無い行動。
その時の彼にあったのは苦痛から逃れること、体の痛みから逃げること、心の痛みから逃げること、飢えから逃げること、他人から逃げること、人間から逃げること、意志持つ生物から逃げること、全てから逃げ許しを乞う事しかなかった。
発狂した彼の本能が逃げること、許しを乞うこと、卑屈になることを強いた。
幼子が親からの虐待を受け、それを免れようと口にする言葉のように。
その姿は見る者を傷つけ、その声は聞く者を苛む、地獄の悪鬼に責め抜かれた罪人よりも悲惨で哀れな姿と声、どうすれば人間がこうなるのか判らないほど彼は精神が壊されていた、壊されきっていた。
それだけではない。
その姿と声に加えて彼は全てから逃れる為に自害を図る、何度も何度も目を離せないほどに、そして彼女達に何度も何度も死を求めた、死を懇願した。
それはどれほど聞きたくない言葉だったろう、彼に思いを寄せる女にしてみればどれほど聞くに堪えない調べだったろう、思いを募らせる相手に死を懇願されるなど。
だがそれは仕方ない、彼にとっては自身の身が安全だと最早判断が付かず、死ぬことが全ての開放に繋がる逃げ道に思えていたのだろう、死こそが救済というように。
だが、周りの女性達にしても死を赦すわけにはいかなかった。
死んでしまうのは受け入れられなかった。
死んだほうが楽なのかもしれないという思いが心の片隅にあってさえ彼の死は受け入れられなかった。
其れはボロボロになった横島に彼を慕う女性達が強いたたった一つの我が侭だろう。
只自殺を望む横島から目は離せない。
その為、彼は眠らせたままで魔界の片隅、周囲に外敵の危険も少ない何も無い森の中にてフェレス、パピリオ、玉藻、ベスパ、ワルキューレが彼を守るようにひっそりと隠れ住むことになった、誰も周囲にいないような陸の孤島のような環境で。
始終誰かが彼の傍らに居れる様、彼が何時か安心する時まで平穏な場所での静養の為に
因みにべスパとワルキューレは魔界軍からの派遣命令を受けている、内容は半魔横島忠夫の保護、陸の孤島のような土地も魔族側の提供であった。
魔界軍の軍事演習場のような土地らしく周囲に他の魔族が寄ってくることも無いらしい。
魔族全員が横島達に好意的というわけではなく、その存在を知っているのさえごく一部といえる状態では最良の隠れ場だろう。
この厚遇は魔族にしてみても横島忠夫は重要人物であり、アシュタロス戦役の功労者であり、神界同様、あの惨事はデタント派の魔族にしてみれば恥以外の何者でもない。
結果としては矮小だと思っていた人間が解決した、それで人間への見方が変わるほど単純なものではないが、魔界でも横島忠夫は英雄視されるだけの知名度を持ち功労者だった。
そしてなまじ実力主義の魔界では横島忠夫は純粋に実力者と恩義のある人物と評価され、彼を受け入れることに否は無かったのである。
なまじ魔族のほうがその手の義理には拘るらしい。
加えて彼を優遇した上級魔族は取り分け彼に好意的であったとも言える、彼女は受けた恩には報いることを常とし、横島忠夫は報いるだけの恩がある相手、彼女は自身が軍人であるが故に彼を評価し彼を受け入れた、そして人間を憎悪した。
感謝も恩義も感じられない猥雑な人間を憎悪した、それはなまじ彼の身内がこの仕打ちに関わったことを知ったから、彼女の信念とは真っ向から対立する行為「裏切り」だったからかもしれない、魔族、とりわけ軍人は“戦友”を裏切らないのだから。
魔界軍の将官である彼女は彼の受けた下種な行為を吐き捨てた「何たる浅ましさ、何たる卑小さ」と。
追記すると彼女はかなり高位な女性魔族で後で追加で一人女性魔族を派遣する。
魔界に来てからも横島が癒えることは無かった他者を怖がり、脅え、恐怖する。
原因は判明していた、下種にも劣る卑劣な手段の成果。
ヒャクメの過去視により判明したが精神的拷問の時に彼の知り合いの姿を使って何かしらやられフェレスや玉藻やパピリオ、ワルキューレにも脅える始末、唯一べスパだけは何とか彼からの怯えが少ない女性となっていた。
べスパは横島本人とそれ程普段の付き合いが無かったから、彼女の姿が拷問に使われることは無かったのだ。
それでもパピリオやルシオラの姿を連想させる彼女は若干の怯えの対象となっていた。
追記するとなまじ横島本人と近しい存在に彼は恐怖するようだ。
それは、あまりに非道な事だろう、横島をいたぶった連中は彼の心を徹底的に壊したのだから、彼の思い、彼の心、彼の慕情、彼の関係、全てを一切合財ぶち壊した。
彼に繋がる全ての関係が、彼を取り巻く全ての存在がぶち壊し。
彼にまつわる全てが彼の恐怖に繋がり、彼が愛した女でさえも恐怖の象徴に変えた。
それを知った時、一番激したのはべスパだった。
彼女は別段横島を怨んではいなかった、己が愛した造物主は自ら死を望み死ぬことで彼の望みは成就したともいえる、それを理解していたべスパは横島を怨む理由は無く、恋人を姉を奪った自分が恨みの対象になると思い苦しめるだけだと顔を合わさなかった。
それは杞憂だったろうが、女性に対して底抜けに優しい男は彼女を責める事は無かっただろうから、いや責められないから彼女は横島と顔を合せ辛かったのかもしれない。
憎悪し罵倒してくれたほうが楽なものだろう、笑顔を向けられるよりは。
責められ怨まれる為だったら幾らでも顔を合わせただろう、それで彼の気が晴れるなら。
だけど横島は優しすぎた、それが彼女を疎遠にし、疎遠になったことが彼女が精神攻撃の手段とならなかったのは僥倖といえるのだろうか、あまりに皮肉な僥倖だろうが。
だが故に激した。
横島が姉を愛した気持ちを踏み躙った人間を、自分が彼から奪い去った存在を汚した人間を憎悪した、妹を見て脅える横島で打ちのめされた顔をする妹を見て怒った。
この時彼女が暴走して人間界に復讐をしようとしなかったのは奇跡に近い。
いや当時の彼女達全員に言えることだが安易に復讐に走らなかったことは奇跡に近かった。
力は得ていたのだから、持っていたのだから。
この奇跡をなしたのは件の女将軍なのだが、コレは魔界の政治的な問題であり、彼女も個人としては止めることを良しとしてはいなかったが、彼女は個人である前に公人であったから、どれ程自分の感情が迸ろうと、それを殺すのが彼女であったから。
今大々的に魔族が人間の虐殺という事件は避けねばならなかった。
彼女の公人としての頼みでなんとか彼女達は押し留まった、でなければ一年もの期間人間界に彼女達が復讐に参ぜられない筈が無い、参ぜ無いはずが無いのだから。
その為、当初横島の世話を焼けるのはべスパだけだった、ベスパ以外が近寄るだけで激しく反応するのだから他に選択肢が無かったのだが、ベスパは献身的だった。
それが姉を奪った罪悪感から来る行動かもしれないが、彼女は懸命に横島の看護をしていたといえた、罪の償い、そして願わくば姉への想いを正しいものに取り戻すことを願って。
そして次第に横島に関係の薄いものから順に横島の反応も薄くなっていった、他人が怖いものではないと思えたのか僅かに理性を取り戻したのかその判別は付かないが。
この時哀れだったのはフェレスと玉藻。
横島に最も近い彼女達は殊更彼に拒絶され彼に近寄ることも出来なかったのだから。
彼女達は横島にとって恐怖の象徴にこそなりすれ、癒しにはなる事は出来なかった。
それが彼女達の無力、彼女達が悪いのではないが彼女達に無力を感じさせたこと。
特に悲惨なのはフェレスだったが。
玉藻は本来が狐、変化の術は得意中の得意であり、姿を変え、話し方を変え、別人を装えば横島に接することも可能だった、其処に自分本来を見ていない横島と接すると言う苦渋があったとしても。
彼女は微力ながら横島に関わることが出来るのだから。
フェレスは近寄ることも出来ない、だが失う恐怖で離れることも出来ない、何時も横島から離れて遠くから彼の様子を仲間に窺い、己の無力を憎み、己の姿を憎み、己の血を嫌悪することを繰り返すしかなかったのだから。
魔の体を得てさえ己の姿にはあの女を連想させる姿には憎悪しか募らなかったのだろう。
この時女将軍に派遣されたのが復活を果たし魔界軍に入隊させられていたメドーサ。
彼女が派遣されたのは今までの反デタント派で行った懲罰を兼ねてと横島達と知己であったこと、本人は僅かに難色を示したが基本的に軍隊は上の命令は絶対、従うほか無い。
只、横島にとってメドーサの派遣はそれ程悪い判断ではなかった。
彼の恐怖の記憶に無いメドーサは見知らぬ他人をそれ程怖がらない段階にまで回復していた横島にとっては怖い存在ではなかった。
そして、メドーサ自身が一度横島の体内から生まれ変わっている(派遣されたときの姿は23・4歳ぐらいの外見だったが)、どうにも気配の質が血縁者を思わせる質の近さを持ち合わせており、何故か横島はメドーサには気を赦した。
メドーサ本人が戸惑う程に。
メドーサ容易く横島に近寄ることが出来たのである。
メドーサにとって見れば横島は自分の計画を悉く根本で邪魔してきた存在、疎ましい存在、恨みを抱いてもいい存在。
だが、今の横島を見てメドーサはそんな感情を抱かなかった、抱けなかった。
極悪人である彼女にも彼は哀れに写った、怒りは感じはしなかったが非道には感じた。
「人間ってのは私等より怖いねぇ。こんなこと平気でやっちまうんだからさ」
彼女のコメントだ。
ただ、彼女は徐々に人間に怒りを持つようになる、憎しみを持つようになる、恨みを持つようになる、殺意を持つようになる。
彼女は、横島の世話をする内に横島に初めて抱かれた女となるのだから。
自分から体を開いて、女の肉体で男を癒すように、彼女は自分の体で横島を慰めるようになるのだから、それは寂しい孤独の蛇神が自分に縋る男に感じた慕情の表れかもしれない。
後書き。
何か中途半端なところで終わっていますが、魔界編。
基本的には会話文無しのスタイルで後一話か二話ほど続きます、グーラーも出てきていませんし、人間界に玉藻が行った目的も書いてもせんから。
フェレスですが暫くは哀れな立場が続きます。
後、生き残っている仲間達は魔界編が終わった辺りにポツポツ出てくるんじゃないでしょうか。
ではレス返しです。
>D,様
玉藻の美知恵虐めはついでなんですけどねついで、苛めるならフェレス直々のほうが効果が高いでしょうし。
まぁ、簡単には死なせませんし、死なせる予定もありませんが。
>皇 翠輝様
待たせて申し訳ありませんでした(陳謝
今回は時間軸が戻りました、玉藻の表記が漢字になっているのは存在の桁が違うので区別化を図ろうとした結果ですね、前世と現世の記憶を併せ持つ彼女は既に過去のタマモとも違いますし。
フェレスは確かに奉仕系ですが奉仕は出来ていませんね、可愛そうですけど。
>バル様
出来るだけ完結できるように頑張ります、予定では十五話くらいで。
>MAGIふぁ様
西条は秘密、タイガー達は救出に向かってますが行方不明ですエミと一緒にいれば大丈夫でしょう。
>九尾様
何となく九尾の狐って白面を連想するんですよね。
玉藻がやっていることとの関連はあります、かなり。
横島を守っている女達は誰にするか迷ったんですがこの面子になりました、候補では魔鈴とか美衣とかもいたんですが話の都合上無理でした。
>鈴様
望み通りの展開に美知恵はなるでしょう、まぁ玉藻の幻術を永久に見せ続けるとかで十分地獄は堪能できるでしょうが(美堂蛮に邪眼の如く)。
メドーサ復活は少し呆気無さ過ぎたような気もするんですが、作者が貧困なせいです。
>のりさん様
唐巣神父も秘密です、他の作品もお褒めに預かり幸いです、最近の殺人鬼のほうはどうでしたかね?
>TF様
長かったと思いますよ、かなり。
因みに本文に書いていますが玉藻に敵に対する容赦なんて言葉は存在しません。
害があると判断した時点で殲滅です。
洗脳ネタは考えたんですけど、どうなるでしょうね、まだ決まっていません。
>水カラス様
親子対決モノは作者自身みたことがないですからねぇ、だから書いたんですけど。
何を取り返しに来たのか、ヒントは複数で、者と物です。
>榊野雫様
他の人達は追々ということで。
只簡単に捕まる連中じゃないですから、後逃亡中で無い人達も出てくるかも。
>偽バルタン様
シロはどうなっているのか作者本人が決めかねています、出そうか出すまいか。
でも玉藻の最強キャラ受けがいいですね。