「貴男は私のもの・・・・(GS+笑う標的)」まいど!! (2004.11.22 12:49)
序章
鬱蒼と生い茂る森を、一人の幼い少女が歩いていた・・・・
生気のない表情で、ボウッとしたうつろな瞳を開いて・・・・
森を抜けたそこには、大きな岩戸があった・・・・
だが・・・その岩戸から発せられているのは、どう考えてもこの世の雰囲気ではなかった・・・・
やがて、少女は吸い寄せられるように岩戸の奥へと入っていった・・・・
そのころ、少女の住む屋敷では突然にいなくなった娘を捜して、母親が騒いでいた。
「梓!!どこにおるん!!梓!!」
風邪をひいて布団に横になっていたはずなのに、部屋に行くとどこにもいない。混乱してしまった彼女は、近所の知り合いと一緒に方々を探し回っていた。夕方になっても見つからず、近所の用水路や公園を隈無く探し回ったが已然として行方しれずであった。
『まさか・・・山に入って野犬にでも!!』
『めったなこと言うなや!!まだ、時間はある!!』
『でも!!これだけ探して見つからないなんて・・・・最悪のことだって!!』
考えれば考えるほど、頭に浮かぶのは最悪のケース。みんな、半ば諦めかけていたとき近所の子供がやってきた。
「いたよ!!こっちや!!」
その声にみんな俄に元気になって、急いで向かった。すると、梓は離れの部屋で毬を転がしながら遊んでいた。無邪気な微笑みが、焦っていた心を癒してくれたのは言うまでもない。
だが・・・・少女の近くで奇声をあげる“生き物”の存在には、誰も気がつかなかった。
誰も・・・・・
いや、母親は何となく異様なこの雰囲気を感じ取っていた。まるで、娘がこの世のものではなくなってしまったような・・・・いや!!そんなはずがない!!母親は、一瞬でもそんなことを考えた自分が恥ずかしくなって幼い愛娘を抱き上げるのだった。
続く・・・・・
こんにちは!!初投稿、まいど!!です!!今回は高橋留美子の傑作ホラー漫画と、GSのクロス物です。つたない文章力ですが、よろしくお願いします。
△記事頭 『貴男』が、誰なのか気になりますね。
やはり、横島でしょうか?
今後の展開を楽しみにしています。
【鈴(2004.11.22 17:53)】
亮ュ
【名無し¥三代目襲来(2004.11.23 02:14)】
▲記事頭
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