▽レス始▼レス末
「横島育成計画・本章01(GS)」ひかる (2004.11.14 21:16/2004.11.14 21:17)


「じゃあ、開業と初仕事達成を祝って、遊びに行きましょうか」

「やったね〜♪」



都内のビルに、

GS美神&葛葉
ヴィーナス除霊事務所

という看板の掲げられた事務所が開業した。

所長美神令子、副所長葛葉タマモの会社だ。


要するに、令子さんとタマモ姉が共同経営しているわけだが、



「いきなり、遊びに行っていいんですか?」

まだ、一件仕事をこなしただけなのに。

「なによー。開業祝いなんだから良いじゃない。お祝いよ?」

「まだ若いのに、固いこと言っちゃダメよ、忠夫くん。
 それに、お仕事も兼ねてるんだから」


お酒が入って、なんだかハイになっている女性二人の、
お守りをしているのは、まだ高校生のオレ。

横島忠夫。


「仕事も?」

「人骨温泉ホテルってところで、露天風呂に幽霊が出るんですって。
 ギャラはそう高くないけど、ただで一泊のんびりさせてくれるってさ」

「ああ、そういうことですか」

「だから、明日出発ね。準備しておいて」

「わかりました」

「あと、明日なんだけど、荷物持ち頼める?
 あんまり重かったら、因幡だっけ? あのウサギのお腹に入れても良いから」

ペットの白ウサギ・因幡。

もとはごくごく普通のウサギだったはずなのだが、
だんだんと、不思議な能力を身につけだした。

口の中に、ものを保存しておけ、自由に出し入れできるのも、
そんな能力のひとつ。
まるで、四次元ポケットみたいな奴だ。

まあ、そうはいっても、すでに見た目も普通のウサギに見えないが。

バレーボールくらいの大きさで、
白くてモコモコ。一頭身。頭と体がくっついて、球体みたいなうえ、
耳が翼のようになっている。

なんで、あんな生き物になったのだろう?
どう考えても、常識を凌駕している。




朱に交われば赤くなる、という言葉は、知らないことにする。




「でも、体力つきますし、オレが運びますよ」

「そう? 雪山が近いから、何があるか分かんないの。
だから、けっこう、多めになるわよ?」

「んー、まあ、頑張ってみます」


令子さんとそんな話をしている間、
タマモ姉は何をしていたかというと、


「にゅ〜ん、忠夫〜」

オレに抱きついて、

「にゅふふふふ、忠夫の匂いだ〜」

完全に酔っぱらっていた。










翌日、山道を三人は歩いていた。

山の道具と、
いつも持っていく荷物のうち、トランク2つを、
因幡に呑み込んでもらった。

その因幡はオレの頭の上に鎮座している。
こいつの指定席だ。

いつでも取り出せるように、
使用頻度の高い道具の入ったザックだけを背負って、
二人のあとをついていく。




「なんか、変わった生き物でも居らんかな〜」


ふらふらと、道の端の方を歩きながら、森をのぞいてみたり。

こんな高い山に来るのは初めてだ。



「もう、忠夫。置いてッちゃうわよ」

「んー、因幡も自然を楽しみたいみたいやし、
 ゆっくり、後から行くわ〜」

くんくんと、因幡も鼻を鳴らしている。
自然の香りが懐かしいのだろうか?







だが、不意に後ろで声がした。



「えいっ」


 ぱくり



ん? と振り返ると、ぱたぱたと耳で飛ぶ因幡の口から生えた、
二本の足があった。


 じたばた

 じたばた

 じた・・・ばた・・・

 じた・・・・・・ば・・・

 た・・・・・・・・・・・・



「えっと、因幡、今度は何喰ったんや?」

まあ、ええわ。
ホテルに着いてから、吐き出してもらおう。
因幡がなにか喰うのはいつものことだ。

「ほら、先を急ぐぞ」

因幡を再び、頭に乗せ、歩き出す。











「びえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!」


ホテルの一室に響き渡る女性の泣き声。

「えっと、ごめんな・・・」

「びえ〜〜〜〜、最近のウサギは怖いです〜〜、びええ〜」




部屋の中にいるのはタマモ姉と令子さん。

そして依頼人であるホテルのオーナーと、
鍋料理の用意をしてくれている女中さん。

そして、その場で因幡に吐き出してもらった謎の足の持ち主。


袴姿の女の子。
幽霊だ。


だが、そんなに泣くこともなかろうに、
オレなんか、毎週のように冥子さんのビカラに喰われてたんだぞ。



「忠夫くん、この子どうしたの?」

「後ろから近づいてきたとこを、因幡が喰ったみたい」

「・・・・・・」

「びえ〜〜〜〜ん。怖かったです〜〜」

「・・・・・・」

落ち着いて話をするには、当分時間がかかりそうだ。
だが、この場合、もしや悪いのはオレだったりするんだろうか?
そんなこと・・・・・・ないよな?



「温泉で出るのはこの娘なの?」

依頼人に聞くが、違うようだ。

「うんにゃ、こんなめんこい娘だったら、逆に客寄せになるで。
 うちに出るのはむさ苦しい男ですわ」

「そう。って、タマモ! ひとりだけ先に食べてるんじゃないわよ!」

「早いもん勝ちよ。この世は世知辛いんだから」

むしゃむしゃ・・・

鍋の中の厚揚げを、すべて自分の器に取り込んでいた。





「お〜い、泣きやんでくれ」

「びえ〜〜」

「頼むから。おーい」

女の子を泣かしたらあかんって、タマモ姉に言われたのに。
こういうときって、どうすれば良いんだっけ・・・

思い出しながら、行動する。

そっと、幽霊少女を抱き寄せた。

そして頭を撫でる。

「な? とりあえず、落ち着け」

なでなで

「可愛い娘が泣いとったらあかんぞ」




ブチッ、と、なにかが切れるような音や、
バキッ、と、なにかが折れるような音が、
聞こえた気もしないではないが、気のせいにしておこう。


「(それは、わたし以外にすんなって言ったでしょーが・・・#)」


タマモのおでこに、プリチーな青筋が浮き出ている。

あはは、と令子は乾いた笑いを浮かべる。
怒っているタマモの熱気を感じながら。

「(どうも、タマモのこの熱気って、苦手なのよね・・・)」

この人たちは、除霊に来たのではなかったろうか?










「わたしはキヌといって、三百年ほど昔に死んだんです。
 火山を鎮めるための人柱になって、山神になるはずだったのに、
 でも、才能なくて、成仏もできないし、神様にもなれないし・・・」

「それで、忠夫くんに代わってもらおうと思ったわけ?」

「ごめんなさい〜。二度としません、だから食べないでください!!」

ぺこぺこと、頭を下げるおキヌを見て、
ため息をつく令子とタマモ。

忠夫の頭の上にいる因幡から、できうる限り距離を取って、
現在、タマモの後ろに隠れている。

「自分勝手な理由で、人を殺そうなんてしたから、
 罰が当たったんですね。ごめんなさい、ごめんなさい。
 だから、もう食べないで〜。ぐす・・・ぐすん・・・」

相当、堪えたらしい。
トラウマになってそうだ。

「まあ、いいわ。今回は許してあげるし、後で、どうにかしてあげるわ」

「ぐす・・・本当ですか?」

「ええ。そっちにも問題があったとはいえ、泣かしちゃったんだし」

今度はタマモがおキヌを撫でる。

(なんだか、複雑な感じだわ〜。わたしがおキヌちゃんを撫でるなんてね。
 あの頃は、むしろ逆で、こっちが年下だったのに・・・)

「大丈夫よ。わたしは金がなきゃダメ、なんて誰かみたいなこと言わないわ」

「誰かって、誰よ?」

「あら、知らないの?」






「えっと、おキヌちゃん、ごめんな、オレの因幡が・・・」

「いえ、わたしが悪かったんですし・・・」

さっき、撫でられたのが照れくさいのか、
あたふた、とするおキヌ。

「み♪」

そして、なぜか、今の忠夫の言葉にご機嫌な因幡。
オレの因幡が、オレの因幡が、オレの因幡が、オレの・・・



「みゅ?」

「ん、ああ、ダメだぞ。この娘は食べちゃ」

「みゅ」

「ひえっ」

因幡の視線から再び逃げるようにタマモの陰へ。
当分、因幡恐怖症は治らないだろう。









その後、遅くなったので、除霊は明日にしようということで、
皆、お風呂にいったのだが、

なぜか、男風呂をのぞいていたワンダーホーゲル部を、
忠夫が釣り竿の糸でぐるぐる巻きにして引っ捕らえ、


「この変態がー!!」

忠夫の裸をのぞいたという話を聞いて、
タマモが焦がした。



そして、そいつが除霊対象であることを、オーナーに確認した後、
その男の霊からも事情を聞いて、

「この者をとらえる地の力よ!!
その流れを変え、解き放ちたまえ・・・!!」

おキヌの役を、ワンダーホーゲル部に肩代わりさせたのだった。
まあ、こういう解決もありなんだろう。



「うう、皆さんのこと忘れません。お世話になりました」

そう言って、皆が見守る中、成仏しようとするキヌ。

タマモだけが、少し焦ったような、
訝しむような顔をしていたが、誰も気づかなかった。

(あれ? このまま、本当に成仏しちゃうのかしら。
 前の時って、どうして事務所に・・・?
 えっと、・・・私知らないわよ?)




一度、するすると天に昇っていったおキヌだが、
また降りてきて、

「あの・・・成仏の仕方って、ご存じないですか?」

見事なボケをかましてくれた。

(そう・・・なるほど。おキヌちゃんの天然は、この頃からだったのね)



「よし。じゃあ、うちで給料分働きなさい。
 奮発して日給三十円ね」

「いっしょーけんめい、がんばります!」

「いや、あのさすがに、三十円ってのは・・・」

薄給で雇おうとする令子を、
忠夫は止めようとするが、

「良いじゃない、忠夫」

「タマモ姉まで・・・」

ものすごく嬉しそうな顔のタマモに止められた。



なんか、ようわからんけど、
タマモ姉の嬉しそうな笑顔が見れたから、まあえっか。
末期だ。




こうして、事務所の新たなメンバーが増えることになる。




「よろしくお願いします。みなさん」

「「「よろしく」」」

「みゅ」

「・・・! あ、あなたは、よろしくしないで〜」

「みゅ〜」

それからしばらく、ヴィーナス除霊事務所の付近では、
たびたび、空を飛行しながら鬼ごっこをする、
袴姿の少女とウサギが目撃されたという。




「びえ〜〜〜〜」








〔あとがき〕
おキヌ登場!
いや、実に、鮮烈な登場でした。

まあ、タマモと令子にはさまれて、
苦労人な感じで、忠夫の活躍が始まります。
初期のいろんな事件って、わりと好きなのが多いので、
丁寧に拾っていきたいと思います。
ですから、はじめのうちは、ゆっくり、ほのぼのと、いけたらいいなあ。

ついに本章に入りましたが、これからもよろしくです。   ひかる


△記事頭
  1. ついに始まりましたね!!
    いや〜、やっぱりおキヌちゃん因幡に食べられましたか、なんとなく想像してましたが。
    そして、完全にタラシな行動をする横島に、それに切れてるタマモ。やはり嫉妬全開ですね。他の女性とも交流深くなってきたら、もっと嫉妬を受けるようになるんですか。
    因幡、「オレの」の言葉にご機嫌になってるのが可愛いですね。
    これからも、いろんな事件で色々なもの食べてくれそうな因幡に期待してます。あと新しい能力にも。
    初期のころ、因幡のなかで保存できそうなのってなにかありましたっけ?グレムリンの子供とか幽霊潜水艦とかはどうですかね?
    タマモは、結果は知っててもどういう経緯か分からないので、これで正しいのかどうか?とか焦ることが多そうですね。
    レイトニングサン(2004.11.14 21:33)】
  2. ・・・・しまった〜〜〜!!!!タマモはおキヌちゃんの事情を知らねええええ!!!!!
    成仏できなくていたことも知らないくらいだから比女のことも知らないかも。休眠状態で地中深くにいるからにおいもわからないだろうし。やっぱりあのイベントはやるしかないのか〜。
    まあ、いっか。おキヌちゃんはあのあとみんなと一緒に過ごした思い出があったから記憶が消えなかったんだし。ここですぐ生き返らせちゃったら、昔の記憶すらない天涯孤独の女の子になっちゃうもんな。
    今回は因幡への恐怖心も残りそうだけど(笑)。
    九尾(2004.11.14 21:39)】
  3. はじめましてコンバンワ。砂糖と申します、はい。
    『横島育成計画』最初から全部読ませていただきました。凄いです。なんというか感無量です。とてつもなく面白いSSを読み損ねてました。次回も楽しみに待ってます。
    砂糖(2004.11.14 21:53)】
  4. 楽しみに待ってました!!!
    漸くおキヌちゃんの登場ですか。
    横島が天然タラシですか!
    この行動でおキヌちゃんフラグが立ちましたね。
    やはり、日給三十円ですか。
    原作では生き返ってから増えたらしいですけど、
    幾らぐらいなんでしょうか??
    紫苑(2004.11.14 21:54)】
  5. おキヌちゃんとの出会いでこんな扱いを受けたのは初めてだろうなあ。
    因幡に食われかけているし、生き返った後もトラウマ必至。
    そして死津喪比女は放っておいていいんでしょうか?
    それともタマモは聞いていないのか?
    あれ、放って置いたら東京がエライ目に合うし、でもあれは原作でもトップクラスで盛り上がる話し出し、難しいなあ。
    ろろた(2004.11.14 21:54)】
  6. ヨコシマはおキヌをあっさりおとしましたね。
    しかし、因幡に食われてトラウマを負ったおキヌ、哀れですね。
    いや、でもその後ヨコシマに優しくされたんですし、微妙ですね。
    ヨコシマの言葉に反応する因幡って完全に女の子っぽいですね。
    タマモは、酒に酔ってヨコシマにじゃれついたり、おキヌに対し、他の女性にタマモが教えた自分がやって欲しいことを行うヨコシマにきれたりと、独占欲が爆発してますね。
    今のうちからこれだと先になってもっと増えると、どうなるのやら。
    Y狂(2004.11.14 21:55)】
  7.  おキヌちゃんが仲間になりましたねぇ・・・・・
     でも因幡・・・・流石に食べちゃだめだよ・・・・・

     最後に!おキヌちゃんも落とされたか・・・
    D,(2004.11.14 22:25)】
  8. 美神は忠夫に気が無いんですかねぇー?
     そしてキヌは相も変わらず日給30円…いとあわれw
    みつき(2004.11.14 22:27)】
  9. 待ってましたおキヌちゃん!!コラ因幡!なにおキヌちゃんくってんだ!!横島のセリフ「オレの因幡」に反応するし。
    もし因幡が、人間形態になったら当然うさ耳で横島ラブですな。
    次は、イドの怪物か、銀行強盗。グレムリン。令子ちゃんのモガちゃん人形っすね?

    今きずいたんすけど、今は前のボロアパートに住んでないんですよね?小鳩ちゃんどうなんだろ?

    義王(2004.11.14 22:56)】
  10. こんばんわ、シシンです。

    >それからしばらく、ヴィーナス除霊事務所の付近では、
    >たびたび、空を飛行しながら鬼ごっこをする、
    >袴姿の少女とウサギが目撃されたという。




    >「びえ〜〜〜〜」
    このシーンをデフォでイメージ・・・
    ・・・・
    ・・・
    ・・
    カワイw
    とか思った私ってば、どあふぉう ですかね?
    「びえ〜〜〜〜ん」が妙にツボに嵌りましたww
    シシン(2004.11.14 23:09)】
  11. おキヌちゃんまで横島に落とされた。
    しかし因幡がいるのでなかなか接近する機会が無いかな?
    ドラグ(2004.11.14 23:11)】
  12. 今までも楽しく読ませてもらっていたのですが、初めてレスさせていただきます。
    忠夫の成長、タマモの姉以上恋人未満な感じがすごく良いです。
    今回は困っているおキヌちゃんも可愛かったですが因幡が一番好きだな〜。可愛い上に高性能。一家に一羽欲しいくらいですね。
    因幡におキヌちゃんが慣れる日が来るのかな?
    今後も頑張ってください。
    テルヨシ(2004.11.14 23:20)】
  13. はじめまして、丸猫と申します。
    いやー、毎回楽しく読ませて頂いてるんですけど、
    今回のおキヌちゃんは不意打ちでした(読んだ瞬間飲んでたコーヒー噴く位
    相変わらず忠夫はたらしですね〜、そしてタマモも相変わらずのようで(笑
    今回の事で思ったんですけど、タマモって原作での流れほとんど知らないみたいですね。
    もしそうなら、タマモと忠夫がこれからどうなってくのかますます楽しみです。
    丸猫(2004.11.14 23:52)】
  14.  ペースが、早いですね〜(^^

    >ん? と振り返ると、ぱたぱたと耳で飛ぶ因幡の口から生えた、
    >二本の足があった。

    因幡・・・結構美食家か??

    >それからしばらく、ヴィーナス除霊事務所の付近では、
    >たびたび、空を飛行しながら鬼ごっこをする、
    >袴姿の少女とウサギが目撃されたという。

     おキヌちゃんがおもちゃ化している(^^
    黒川(2004.11.15 00:05)】
  15. >振り返ると、ぱたぱたと耳で飛ぶ因幡の口から生えた、二本の足があった。
    この現象をまぁいいかの一言で片付ける忠夫君、ずいぶん神経が図太くなったご様子で…
    しかしあっさりおキヌちゃん撃沈〜これも日頃の成果ですな。それに嫉妬するタマモも可愛いことで…
    それにしてもいきなりウサギに食われればそりゃ恐怖症にもなりますわな
    しかし俺の因幡という言葉にご機嫌なあたり、因幡は本当に忠夫が好きなんだな〜と感じさせられます
    煌龍(2004.11.15 00:42)】
  16. この世界のキャラクターの泣き声は萌えですね。
    「うぐうぐ」とか「びえ〜〜ん」とか「ぐすぐす」とかとか
    全てが俺の心の敏感なところを刺激する!!!

    ふと思ったのですが、困旛のおなかの中って一体どうなってるんでしょうね。グゥみたいな感じ?
    水カラス(2004.11.15 01:37)】
  17. >ん? と振り返ると、ぱたぱたと耳で飛ぶ因幡の口から生えた、
    >二本の足があった

    どぅわっはははは(大爆笑)
    か、感想…くははは(腹が痛い)

    以上、早朝に身内に奇異な目で見られた感想文(なってない

    因幡もよいですが、このおキヌちゃんもとっても良いです♪
    零紫迅悟(2004.11.15 04:37)】
  18. 本当にペース早いですね〜。あの一夜で四話は驚きでした・・。雪之丞との出会い、冥子ちゃんの修行、エミさんとの新たな関係、忠夫君のGSとしての在り方や天然たらしっぷり、楽しく読ませて頂きました。
    そして今回。おキヌちゃん、いきなりトラウマですなぁ。忠夫君も動じない事(笑)忠夫君の『オレの因幡』発言でご機嫌な因幡が何やら可愛かったです。
    柳野雫(2004.11.15 05:34)】
  19. そりゃあ、いきなりウサギに食われたらトラウマにもなるよなあ。
    今回、キヌの天然さというか可愛らしさがよく描かれていたと思います。…このおキヌちゃんも、夜華系では常識の『シメサバ丸標準装備の黒キヌ』になってしまうのかな<滝汗>。
    ファルケ(2004.11.15 06:30)】
  20.  いきなり因幡に喰われたので、このまま消化されてしまうのかなあ?などとかなり現実逃避しながら読んでおりましたが、よかったあ!おキヌちゃんが消化されなくて、ホンマによかったです(笑)。
    リーマン(2004.11.15 06:47)】
  21. おキヌちゃんの泣いてる姿がなぜだかリアルに想像できてしまいました。
    かわえぇなぁ・・・

    厚揚げ確保するタマモも可愛かったですw
    純米酒(2004.11.15 07:09)】
  22. 因幡何気に最強。霊体は単体であれば粗方食べられるようだし、六道の式神達も因幡に従ってるし(きっと食われたんだろうな〜)。このまま擬人化しないで、因幡は因幡で行ってくれると嬉しいです。タマモは初期の頃の事情や事件はあまり知らないでしょうし、未来に関連していない事柄には初めの頃と同じように対していくしかないでしょう。がんばれ、自発的な女難が減って何気に苦労人の横島君!!
    nacky(2004.11.15 19:30)】
  23. タマモもいいけど因幡かわいいですねー♪

    >バレーボールくらいの大きさで、
    >白くてモコモコ。一頭身。頭と体がくっついて、球体みたいなうえ、
    >耳が翼のようになっている。

    あのーひょっとして・・・・
    因幡って象牙の某作品ののアレなんでしょうか?w
    まんま・・・氷○の姿が浮かんだんですが(苦笑
    今後のタマモの活躍に期待してます♪
    のえみん(2004.11.15 21:22)】
  24. 因幡の消化ってどうなっているのかな?

    >ついに本章に入りましたが、これからもよろしくです。
    はい がんばってください応援してます
    .........?(2004.11.15 22:10)】
  25. 〔レス返し〕
    本編が始まりました。
    これは元々タマモ逆行物ですが、もはや忠夫の成長を中心とした本編再構成。
    というべきなのでしょう。
    普通、逆行物って、その未来の知識を活かして活躍するものなのですが、
    よく考えてみれば、タマモって原作に出てくる話、
    ほとんど知らないですよね。

    ダメじゃん。

    ということで、予備知識なしの忠夫主人公でガツガツ進んでいきます。
    よって、タマモは酔っぱらったり、お揚げ獲得に走ったり、
    色添えとして、頑張ってもらいます。にゃはは。

    そしておキヌですが、多分まだ忠夫に惚れたりはしてないでしょう。
    この人優しいな〜、くらいです。
    そもそも、近づくことさえ出来ませんよね。「み♪」


    >レイトニングサンさんへ
    あちゃ〜、やっぱり想像してましたか。
    これまで因幡にいろいろ食べさせすぎましたかね。
    インパクトを与えたかったのですが。

    >九尾さんへ
    おキヌはどう扱ったものか困りましたが、
    結局、原作と同じ流れでいくことにしました。
    比女に関しても、どう解決しようか未定ですが、
    良い方法を考えたいものです。

    >砂糖さんへ
    ありがとうです、これからも頑張ります。

    >紫苑さんへ
    忠夫は天然たらし&天然ボケですね。
    おキヌは、給料を何に使ってるんでしょうね。

    >ろろたさんへ
    間違いなく、私がもっとも可哀想な出会いをさせたでしょうね。
    おキヌにしても、死津喪比女にしても扱いに困ります。

    >Y狂さんへ
    おキヌちゃん、ちょっと可哀想かもしれませんが、
    そのかわり、たくましく成長してもらいましょう。
    タマモもそのうち焦り出すかも。

    >D,さんへ
    おキヌちゃん、仲間にはなりましたが、
    当分、かわいそうですね。

    >みつきさんへ
    令子は、まあ、今のところ忠夫を可愛がってはいます。弟分として。

    >義王さんへ
    因幡はまあ、暴れ回ってくれますね。
    多分これからもこの調子です。
    小鳩か・・・そのときになったら、考えましょう。
    ・・・書かない。なんてのは、ダメですかね?

    >シシンさんへ
    かわいかったですか? よかったです。

    >ドラグさんへ
    因幡への恐">横島への想い。
    当分、近づけないでしょう。

    >テルヨシさんへ
    タマモはしばらくこんな感じでしょう。
    そのうち、もうちょっと、積極的になってもらおう。
    因幡、大人気ですね〜。

    >丸猫さんへ
    はじめましてです。
    私もときたま、他の方の作品読んで、
    ディスプレイに紅茶を吹きかけそうになります。
    気に入って頂けたようでよかった。

    >黒川さんへ
    おキヌちゃんは美味しいのでしょうかね?
    まあ、まずくはなさそうですが。

    >煌龍さんへ
    図太いともいいますが、天然ともいいます。
    タマモ、かわいいですよね。
    あのシーンは、タマモを嫉妬させるために書きました〔笑〕
    因幡は完全忠夫至上主義♪

    >水カラスさんへ
    こういった、泣き方も、慎重に擬音語を選んでいるつもり。
    気に入って頂けたようで良かった。
    因幡のお腹・・・どうなってるんでしょうね?

    >零紫迅悟さんへ
    実際目にしてみたいシーンです。
    おキヌ、これからも、ちゃんと書けると良いなあ。

    >柳野雫さんへ
    楽しんで頂けたようで、頑張った甲斐があります。
    おキヌちゃんは泣くし、忠夫はスルーするし。
    どうも、うちのキャラは、ずれた感じがするなあ。

    >ファルケさんへ
    ウサギに喰われるなんて、まず経験しないでしょうね。
    ウサギが怖い人も稀でしょう。
    シメサバ丸を持ったくらいでは、少なくとも因幡は止められないでしょう。

    >リーマンさんへ
    書きながら思いましたけどね。
    ここでこのまま消化しちゃったら、
    それはそれで、すごいインパクト、希少な作品になるだろうな、と。

    >純米酒さんへ
    おキヌもこれからは逞しく成長するでしょう。
    タマモは、活躍する場がなかったので、
    萌として頑張ってもらいました。後ろの方で。

    >nackyさんへ
    因幡、強いですね、確かに。
    忠夫の苦労人生活は始まったばかりです(笑)

    >のえみんさんへ
    かわいいでしょう? 気に入ってもらえて良かった。
    う〜ん、象牙? すみません、なんのことかよくわからないっす。

    >………?さんへ
    消化するものを選べそうですね。
    そもそも、霊は胃液で溶けるのかな?
    ひかる(2004.11.15 22:49)】

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