○○○! 序章 始まりは唐突に!かつ重い!?
すいません間違えて削除してしまった為再投稿します
レスくださったかた本当に申し訳ありません。
今の自分に疑問を感じたことはないだろうか?
自分が何をしているのか?何でしているのか?その理由をはっきりわかっている人間の方が珍しい。俺はそう思う。
だから今俺がここでこんなことをやっているのは決して俺のせいではない。そうじゃないか?
そういって自分をなぐさめようとするが上手くいかない。
それはそうだ。
なぜここに彼がいるのか。それを運命だとか縁だとか適当な台詞でごまかす人間以外には誰も何も言えないことだろう。
彼・・・そうゴーストスイーパーであるはずの横島忠夫がここにいることを。
誰にも説明できないからといってそこから逃げ出すわけにもいかない。逃げ出しても誰も助けてはくれないからだ。
だから彼はこの数ヶ月を思い出し・・・そしてそれを頭の奥においやり、笑顔を浮かべて言った。
「今日からこの学校で霊の・・・英語を教えることになりました。横島忠夫です。
三学期の間だけですけどよろしくお願いします」
「アシュタロス・・・お前が何を考えていたのか・・・」
男の顔には何の表情もあらわれてはいない。
それは一言で虚無。
感じられるのはそれだけだ。
「神だとか悪魔だとか・・・そんなこと俺のしったことか。自分が邪悪でいられないから、彼女を不幸にしたのか。俺はそれを認めなければいけないのか」
彼は自分の所属する事務所を辞めてきた。
所長は言った。
「あなたが何を苦しんでいるかなんてわからないわ」
当然だろう。
仲が多少深まろうとも、結局は他人だ。
口にださなければ相手が何を考えているかなどそうそうわかるものではない・・・はずだ。
「でも一つだけ私にもわかることはあるわ・・・」
それきり事務所には行ってはいない。
それを後悔しているわけではない。これからすることを誰にわかって欲しいわけではない。
でも・・・それでも思うことはある。
大事なのは彼女一人では決してない。
彼女は自分を初めて愛してくれた。それも自分の命を捨ててまでだ。
だからといって他の全てを捨てられるか?彼女以外の全てを今までのつながりを無視して全く関係のないようにごみのように捨てきれるか?
結局無理だった。
俺は彼女を救える権利をもちながら・・・彼女を失った。
自分のもつ唯一のものであったはずの命を簡単に俺に与えてくれた彼女に俺は与えることはできなかった。
言い訳ならいくらでも言える。
俺には自分の命だけではない。
今まで育ててくれた両親がいる。
人生で一番濃い時間をすごした人がいる。
幽霊から人間になった同僚がいる。
敵として戦い、そして頼りになる仲間になったやつがいる。
情けない自分の弟子になってくれたやつがいる。
赤貧の自分に飯を食わせに家に呼んでくれたり、ぬけがけして彼女をもたないことを約束した馬鹿な友人もいる。
それら皆が大事だ。彼女と同じくらい大事だ。
大事だった。
俺は本当に彼女を愛していたのか?彼女が俺を愛してくれているくらい愛せていたのか?
その疑問に答えてくれるもの・・・立場・場所・時間、そして彼女自身、全てを失った。
彼女を失ってから・・・俺は元の生活に戻った。
笑ってしまうほど元の生活だ。
魅力的な女性を見ればとびかかり、殴られ、新しい出会いがあり、笑い、泣き・・・楽しい。別に深い意味などない、本当に楽しい生活だ。
何も変わらない・・・
何と変わらないのか?
そう、それは・・・
彼女に会う前と・・・。
何も変わらない毎日だった。
あとがき
というわけで重く、重くはじまったGS美神二次創作SS!って誰もついてきてくれないだろうな〜。まあ自慰作品ということで^^
次回予告
さて唐突に始まったこの作品・・・ここからどこへ向かうのか。やっぱり唐突に次回で最終回だったりするのか!!
せっかく頂いたレスなのでのっけさせていただきました。本当にすいません。
次回作も期待してます
【とくめい(2004.10.19 10:09)】
どうなるかはまだわかんないですね〜
次回を期待してます
【shin(2004.10.19 10:50)】
とりあえず疑問は只一つ。横島君、教員免許取れたんかい?
【nacky(2004.10.19 18:54)】
レスありがとうございます。レス返しです。
>とくめいさま
あくまで自慰作品ですので(爆)ここからさらに読者をおいていきます(大爆)
>shin
まだこの段階ではさっぱりだと思います。一応次の話だけは確実に書きますので明日にはアップします
>nackyさま
免許の問題もプロットではでますが、そこまで書けるかどうかw
【おっ!(2004.10.19 21:32)】
>あくまで自慰作品ですので(爆)ここからさらに読者をおいていきます(大爆)
って言うのは投稿している以上、言い訳にはならんと思うんですけど。
【SWORD(2004.10.20 00:25)】