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!警告!壊れキャラ有り
「変身探偵・横島燐人(パロディ編)(GS+オリジナル+色々)」ラキシス (2004.09.11 17:02)

これはお茶目で書いたもので本編とは全く関係ありません。
こういうの三次に入るのかな?



東京のあるビルの地下に東京中の暴力団やヤクザの組織の組長が集まっている。



「諸君、これが我々のターゲットだ」

暗い暗室で数人の人間が居る。そして1人の男がプロジェクターからスクリーンに映っている男を指差す。


「こいつだ!こいつのせいで我が組織は壊滅させられたんだ!」

1人の男が叫ぶ。

「俺の組織もそうだ!」

今度は別の男達が。

「俺も!」

「わしも!」

「私もだ!」


「うむっこいつの名前は横島燐人、ここ数ヶ月で裏社会で知らぬもの無しと言われるほどの探偵だ」
スクリーンの近くにいるリーダーらしき男、ミスターXが言う。

「そんなことはここに居るものはみんな知っている、問題はこいつをどうやって倒すかだ」
組織Aの男が言う。

「う〜む、かと言って我らの部下ではこいつには適わんし・・・」
・・・と組織Bの男。

「あ〜でもない」

「こ〜でもない」

「・・・・・・・」


「ふんっこれだけの組織がいて、情けないわね」
1人の少女が言い出した、少女と言っても19歳くらい、一応未成年なので少女と呼んでいるが。

「何?」

「ならお前ならこいつを倒せると言うのか?少女Aよ」
組織Cの男が言うと。

「誰が少女Aよ!」
少女Aは怒る。


「昔そんな歌がありましたな〜」

「いや〜懐かしい〜ですな〜わたしはあの歌手のファンでしてね〜」
中年風の組織DとEの男は言う。

「そんな歌はどうでもいいわ!私にはちゃんと五十嵐蘭子て名前があるんだから」
少女Aこと五十嵐蘭子は叫ぶ。

「これこれ、ここではコードネームで呼ぶことになってるんだ本名を言うでない」
老年風の組織Fの男が言う。

「待てよ・・・五十嵐・・・てまさか五十嵐組の?」
・・・と組織Gの男

「そうよ!私は先日横島燐人に壊滅させられた五十嵐組の組長の娘よ、あいつのせいで組は潰されお父様は警察には捕まらなかったけど、横島と言う名前を聞いただけで錯乱してしまうようになったわ、私はあいつに復讐するためにここに来たのよ!」
蘭子が言う。

「ところで何か言いそうだったな?」
ミスターXが言う。

「そうよ!いい?・・プロの殺し屋を雇うのよ!それも普通の殺し屋じゃないわよ、裏の世界には様々な予測不可能な変則的な技を持った奴がいるわ、そいつを燐人にぶつけるのよ!」
蘭子は提案する。

「う〜む、殺し屋は以前考えたが変則的と言うのは思いつかなかった、いい手かも知れん、燐人も一種の変則的な探偵だからな、同じタイプの奴をぶつければ・・・・よしっさっそくこいつを倒せる可能性を持つ殺し屋を探し出せ!」
ミスターXが号令する。



こうして様々な変則的技を持つ殺し屋が集まってきた。


そして「横島燐人を倒す殺し屋オーディション」(笑)が開かれた。


審査員室にロックシンガー風の男が現れ。

「エントリーナンバー1番、特技は歌だ」

1番はマイクを持ち。
「行くぞてめぇら!俺の歌を聞け〜〜〜」

歌いだす一番。

それは物凄い音痴で審査員達の脳髄を狂わせるほどであった。

「し・・・・失格」
審査員長が耳を塞ぎながら言う。

「何だと〜てめぇら!俺の歌を聞いたんだろうな?俺の歌はプロトデ○ルンにも効いたんだぞ!」
わけのわからんことを叫びながら(笑)一番は連れて行かれた、丸っこいサングラスをした男だったといっておく。



「人間の聴覚を狂わせる歌攻撃か、だが味方まで狂わされてはたまらんからな」


「次!」

ヒラヒラフリフリのワンピースを着たお嬢様風の娘が出てきて。

「エントリーナンバー二番で〜す、自分の世界に入りま〜す」
笑顔と伸びた声で言う。ふわりと座り込み。

「まぁこんな所にお花畑が・・・うふふ・・うふふ・・・・うふふふふふ」

それは異様な光景だった。今度は視覚的にダメージを食らったが、もちろん失格。

「次!」

「エントリーナンバー三番大食いを・・・・」

「失格!次!」

「箸で蝿を・・・」

「失格!次」

「いくら耳を塞いでも無駄さ・・・私の笛は貴方の心に直接響・・・・」
「お前はソレ○トか?失格!次!」
ソレン○と違い普通の笛だったので・・・


ガンマン風の男が現れる。

「エントリーナンバー6番。特技は銃だぜ」

「今度はまともだな」

だがその男はどがっ座り込み銃を解体、そしてその後物凄い速さで銃を組み立てていく。

「どうだ!銃を組み立てるのに僅か十秒、次元○介も真っ青の・・・」

「失格!連れて行け〜〜〜」

その後も色々な殺し屋が出てきたがどれもろくなのがいなかった。

「なんだあいつらは!ここは奇人変人オーディションではないんだぞ」

ちなみに審査員は十人ぐらい居たのだが殆どが途中で退場、今は審査員長ミスターXと蘭子の二人だけになっている。

「一体どんな風に呼べばこんな奴らが集まるのよ」
蘭子も呆れていた。

そんなことを話していると。

「あの〜すみませ〜ん殺し屋さんは決定したんですか〜?」
ドアからひょいと顔を出しえらく伸びた声で入ってきたのは先ほど失格になったエントリーナンバー二番のロリータファッションの少女だった。


「なんだお前、まだ居たのか?今日はもう終わりだ、さっさと帰りたまえ」
ミスターXは怒鳴る。

「あの〜ここは横島燐人を倒すためのオーディションなんですよね〜〜?」
少女は伸びた声で言う。よく見ると年齢は13くらい、妖精を思わせるようなワンピースを着て顔はけっこう可愛い、ここにロリコンがいたら飛びつきそうなほどの女の子である。

「ええ・・・そうよ、何!あんたまさか横島燐人を知っているの?」
蘭子が尋ねると

「はい〜これでも〜わたし〜〜裏の世界に詳しいんですのよ〜横島燐人のことならなんでも知っておりますの〜〜」
どう見ても場違いでここに来たとしか思えない娘から出た意外な答え。

「ほう!我らの調査でもあまり知られていないことも知っているというのかね?」
人は見かけによらぬものだと感心しミスターXは少女に詰め寄る。

「はい〜横島燐人と言う人は〜〜物凄い情報網を持ってるんです〜」

「それが?」
・・と蘭子


「はい〜わかりませんか〜?だからここのことも〜横島燐人はすでに〜ご存知なのですよ〜」
あっさりと恐ろしいことを言う。


「「なん(ですって)だって?!」」

「はい〜だから〜あなた達も〜はやく逃げた方がいいですよ〜〜〜」

「ちょっと待て!我々の調査によると横島探偵事務所には最近女の助手が入ったそうだ、まさか?」

ミスターXの言葉に蘭子も少女に警戒する。

「えっ?わたし?きゃはは、違いますよ〜あの子はまだ研修中だからこんな危険な仕事はさせられません〜」

それって・・・・


「何!!あんた一体何者?」

「え?わたしですかぁ〜私は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

ロリータ少女は自分の肩に手を置きワンピースを上へ放り投げる。

「横島燐人その人で〜〜〜〜〜〜〜す、わ〜〜〜〜〜はははははははははははははははははは」
横島燐人が笑いながら現れる、しかも姿はいつもの燐人になってる。

「「な・・・・・なに〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」」

驚く二人。


「き・・・貴様、横島燐人!なぜここに?」

「ん〜暇つぶしにここいらを散歩してたら面白い情報掴んだので暇つぶしにここに来たってわけ」
ちなみにどうやってそんな情報掴んだのかは本編で明らかに。

「くっ曲者じゃ〜〜出会え〜〜」
叫ぶミスターX、お前は悪代官か?(笑)

すぐに数十人の男に囲まれる燐人。


「もう逃げ場は無いわよ」

蘭子は動揺を隠して言う。そう、蘭子は知っている、この程度の男達では燐人を倒すことはできないと、だが燐人から出た言葉は。

「ん〜困ったな〜そろそろ待ち合わせの時間なんだよね、お前たちに付き合っている時間はないわけよ」
さっき暇つぶしに来たって言ったの誰だ。

燐人は手を上げ。

「じゃあまた機会があれば、あっ今度こんな楽しそうなのやる予定があったら教えてね、あはははははははは」
燐人の姿が消えていく。


「待て!」
蘭子は叫ぶが燐人は笑い声とともに姿を消す。



シーーーーーン

完全に落ち込みムードだった、何せターゲットに完璧におちょくられたのだから。
こうして「横島燐人を倒す殺し屋オーディション」(笑)は幕を閉じた。


「くっそ〜覚えてなさいよ!横島燐人」
蘭子は叫ぶ。


だが蘭子の悲劇はこれからであった。

その夜

「くそ〜〜いまいましい、いまだにあいつの笑い声が耳に残る」

蘭子は家に帰り部屋に篭る、すると燐人が笑っている姿がありありと見える。

わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ははははははははははははははははははははは

「くそっ消えろ」
だがその幻影はますます強く。

わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ははははははははははははははははははははは


「くっ消えろ消えろ消えてしまえ〜〜〜〜〜」

「どうした!?蘭子」

ガウンを着た男が入って来る。

「これはお父様、実は今日・・・横島燐人に・・」

「ぐわ〜〜〜〜〜その名前は聞きたくない!!」

部屋の隅っこで怯える父。
それがかつての五十嵐組組長の姿であった、よほど横島燐人に恐怖の目にあったのだろう。


(おのれ〜横島燐人!お父様をこんな姿にした男、絶対に私の手で倒す)

再び決心をする蘭子、だが蘭子はその日より毎晩燐人の笑う夢を見るのである。


わ〜〜〜〜〜〜ははははははははははははは
わ〜〜〜〜〜〜ははははははははははははは
わ〜〜〜〜〜〜ははははははははははははは

(やめろ!消えろ!笑うな〜〜〜〜)

朝・・・・

「はぁはぁ」

ガバッと起きる蘭子

「くっあれから毎晩同じ夢を・・・悪夢だ・・・」

蘭子はふらふらと鏡を見る、青ざめた酷い顔だった。


その頃横島探偵事務所の朝

「ね〜燐人サンポ、サンポに行くでござるよ〜〜」
寝ている燐人にシロが散歩をねだっていた。

「むにゃ、今日は駄目、珠琴と行ってきて〜」

「そんなこと言ってず〜と散歩に付き合ってくれなかったでござるよ〜」

「むにゃ・・・又今度ね、、、、くーすーぴー」

「又っていつでござる〜〜」

最近燐人はよく眠る、お昼の二時頃に起きてくるのだ。

シロはしかたなく珠琴と散歩に、だが珠琴は泳ぐのは早いが走るのが異常に遅いため1人散歩になってしまっている。



蘭子は毎晩燐人の笑う悪夢に苛まれていた。

わ〜〜〜はははははははははははは
うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
お〜〜〜ほほほほほほほほほほほほほ

しかもその笑いはますますエスカレートしていた。

(くっそ〜消えろ、出てくるな、笑うな〜〜〜)

わ〜〜ははははははははははははははは

(くっ)

「はっまたしても同じ夢を・・・・・・ん?」
ガクッとしたところで目が覚める、だが。

「わ〜〜〜〜〜はははははははははははははははははははは」

起きたにも関わらずまだ笑い声が。。。。

ガバッと体を起こすとそこには。



横島燐人が腰に手を当て笑いながら立っていた。(笑)


「わ〜〜〜〜〜〜〜ははははははははははははははは・・・・・・・・・ん?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




見詰め合う男と女・・・・・・・・・・(笑)


「おお!お目覚めかな?お姫様」

燐人はあっけらかんと言う、もちろん蘭子は怒っている。

「おのれ〜〜〜〜」
蘭子はベットの下からマシンガンを出し。

「そうか〜〜お前が毎晩私の枕元で笑ってやがったんだな〜〜〜〜」

マシンガンを打ちまくる。



「わ〜〜〜〜〜〜〜〜はははははは、ばれたか〜〜〜〜〜」
燐人は空を飛んで笑いながら逃げる。


おしまい


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

最後の二人のシーンが書きたくなってこんなの作りました、もちろん本編とは関係ないので蘭子は本編には登場しません。
しかし・・・・なんか書くたびに燐人の性格が変るような・・・・(笑)
ところで最後のシーンの元ネタわかるかな?


△記事頭
  1. これって・・・ルパン?
    名無し(2004.09.11 18:40)】
  2. 陸軍中野予備校?
    ナマケモノ(2004.09.11 19:01)】
  3. いやー、タマモの教育が良かったんですね燐人君。夜な夜なうら若き乙女の寝室に侵入しながら、枕元で高笑いをかますだけとは。これが親父殿なら、「ルパンダイブ」もんでしょう。
    nacky(2004.09.11 20:41)】
  4. 名無しさん>ん〜残念
    ナマケモノさん>正解〜〜
    nackyさん>はい〜能力は横島似ですけどね。
    ラキシス(2004.09.11 21:04)】
  5. 愉快なかたばかりですな〜。燐人君も敵のみなさんも。
    こんなんばっかしだったら世界はもっと幸せなんでしょうな〜。
    九尾(2004.09.11 22:36)】
  6. いや〜懐かしいネタだわw
    やはりオーディション参加者は全員白いギターとベルボトム貰ったのでしょうか?

    >「ルパンダイブ」
    元ネタが中野予備校なら、『繁殖』の方が相応しいかとw
    初(略)(2004.09.11 23:10/2004.09.12 18:10)】
  7. 九尾さん>そうだね〜
    初(略)さん>ああ!白いギターとベルボトム。それが思い出せなかった。
    ラキシス(2004.09.13 11:12)】

▲記事頭


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