神様・・・ 神様・・・ 我輩、前回の人生で何かしたのでしょうか・・・
多分普通に生きて、死に方はまぁ・・・ あれなんですが。
最後はともかく、人の良いお館方様とお方様。 愛らしい姫。
愉快な仲間達・・・
神様・・・
「横島さんの寝姿を盗撮するので忙しいのねぇ」>ヒャクメ
神様・・・
「? もっと改造して欲しいのか?」>大龍姫
神様・・・
「いくら宝貝とはいえ、身体は鍛えんといかんぞ」>中龍姫
神様・・・
「まぁまぁ、今日のおやつはチビメドちゃんと一緒に食べてくださいね♪」>小龍姫
神様・・・
「半ズボンは、人類が考え出した一品だと思わんか?」>ワリュキューレ
目頭が熱く流れ落ちるしょっぱい水は何でしょうか。
「ウわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」
あしたにむかってダッシュです。
事の始まりは、またもやチビメドちゃんに拉致監禁で姫のお屋敷に連れて行かれた今日この頃。
「へぇ〜〜〜 鈴歌ちゃん。 こんな存在になってもいいの?」
いかにも大陸風甲冑を着た女性が姫と仲良く喋りながら、我輩の事を遠慮無しに批評する。
あのぉ・・・・ 透けて見えるんですが・・・ 向こうの景色が・・・
「えぇ・・・ 魂は変わらず猫(マオ)様のままですから♪」
「ふぅ〜〜〜〜ん」
しかも、どっかで見たことがあるのですが・・・
切れ長の眉に、くっきりと整った瞳。
鼻梁は整い、唇は紅でも湧き出るがごとく艶やかに。
髪は瀑布のように流れ落ち、色は艶やかな漆黒。
だが、違和感が溢れんばかりなんですが・・・
頭の上に乗っかっている耳はなんでしょうか・・・
黄色地に黒縞・・・ 我輩同様に後ろに揺れる縞模様の尻尾は・・・
記憶の底の底にあるかすかな記憶・・・
死んだはずだよ、お母上!!
そう、幼い頃に死に別れた母上。 我輩を生んだ後調子を崩し、その身体で我輩を育て、そして眠るように死んだ母上。
裏切ったな! 我輩を裏切ったな!! 儚げで透き通った印象は、病気のせいだったんだな!! >猫の遠吠え
「なんまんだぶなんまんだぶなんまんだぶ・・・・」
「君がそれを言うのかな? 息子よ・・・」
我輩は仙人(MAD)科学の結晶、宝貝として生まれ変わった存在。
安らかに成仏して、生まれ変わってください。
「まぁ安心しろ。 大龍姫様がいろいろしてくださるそうだ」
・・・・ はっ いまにゃんとおっしゃいました?
「人虎の魂だから、調整が楽でいろいろと楽しいこ事ができそうだとおっしゃっていたぞ」
はっ 我輩人じゃなかったのですが・・・ 人虎の子供だったのですか・・・
「ははははは、亭主殿は今で言う
獣耳萌えの人だったからな」
そんなナイス・ガイのポーズで親指立てんでもいいヤン・・・
母上、いったい、そんなワリュキューレ殿が知っている知識を何処で手に入れたのですか?
姫、貴方は普通の人のはず。 どうやって大龍姫様と連絡を取ったのですか?
こんな不条理な猫生。 今に始まった事ではないが、胃からせり上がるこの液体は何でしょうか・・・
今回は特に鉄臭いです・・・
にゃふんっ!!
今回は完全な電波なので、突っ込みはノンノン♪