このSSは
・『ネコのいる生活 銭湯』の続きですので、前回を読んで無いと良く解らないかと思われます。
・前回同様、このSSのケイくんのイメージは、オンナのコみたいな可愛いオトコのコです。
・えっちは期待しないで下さい(汗
・広いココロでお読み下さい。
今、横島とケイのいる所…行きつけの銭湯。
古く歴史ある…という程立派なモノでは無いが、長年地元の人々から愛され、良く利用されているその場所…
夜まだ早いこの時間、常日頃ならば常連のお年寄りや、仕事帰りのサラリーマン、馴染のご近所の親子連れなどでにぎわう筈の時間帯。
しかし…
いまだ横島とケイ達以外のヒトが入ってくる様子はまるで無い…
実は定休日だった…というわけでは勿論無い。
ぴちっ…
天井から滴り落ちた一粒の水滴…
それが、床にぶつかり弾け散るその音までもが、よく聞こえ耳に響く…
普段ならば、浴場で賑わう人々の喧騒に掻き消されてしまう様な…
そんな小さな音までもが。
自分たち以外のヒトが居ない…
いつまでも経っても誰も来ない…
そんなあからさまに不自然な状況に…
「は…はい…にいちゃん…
ど、どうぞ…」
だがしかし、ケイは気が付かない。
小さな身体を羞恥で桜色に染め、しかしそれでも期待にくねくねとシッポをくねらせる、その可愛らしいネコミミの少年は、今現在…そしてこれからのコトでアタマがいっぱいだったから…
故に、そんな余裕は無い。
「よし…
こら…手はよけな…タオルも…
ちゃんと前も後も出すんだ…
…っと、シッポもダメだ…お尻を隠すな。」
片や、横島はその不自然さを気にかける様子は微塵も無い。
まるでソレが当り前であるかの様に…
それも当然。
邪魔者が入らぬよう…己が持ちうるその“チカラ”をフルに利用して、
その不自然な状況を作り出したのは、他ならぬ彼…
横島自身なのだから…
ネコのいる生活:銭湯(そのに)
「ケイ…
オレが許可するまでイクんじゃないぞ…
勝手にイッたらオシオキだ…
いいな?」
「は…はい…」
にいちゃんの“命令”に従って…
ボクはイスから降りてヒザ立ちになっている。
そのボクの後ろにいるにいちゃん…
ボクの腰を…恥かしい所を思う存分にもてあそぶ…
しゅ…しゅ…くにくに…
右手は前…
散々焦らされて、もう爆発寸前にまで膨らんだボクのおちんちん…
扱かれて…皮を剥かれて先っぽや裏側を指先でくすぐられる。
ふくろをふにふに揉み解される。
くちくち…
左手は後ろ…
お尻の割れ目に沿ってしゅるしゅると上へ下へとなぞられて、
そして孔の周りをくにくにくと撫でられる…
…でも、それはそこで留まったまま…絶対に孔の中には入ってこないんだ…
強く弱く…優しく激しく…
ボクがイってしまわない様に…でもちゃんと快感を感じられる様に…
それはとてもじれったくて…
でもスゴクキモチが良くて…
腰が抜けちゃいそう…
ボクは…にいちゃんの両腕をつかんで必死になってそれに耐える…
「…きゅ…にゃ…ひあぁッ…」
「お?いいのか、ケイ…そんな大きな声を出して…
忘れるなよ?コッチはオレ達だけでも…
女湯の方は…美衣さん以外に誰かいるかもしれないんだぞ♪」
「…ひゅ…
ぐぅ…!!」
意地の悪そうな、でもって楽しそうなにいちゃんの台詞に、ボクは慌てて声を抑える…
でも…こんなに音の響いてる所じゃあ余り意味が無いかも…
…それにもう手遅れかな…
少なくとも、ヒトよりもずっと耳の良いかあちゃんには、絶対に聞こえちゃってると思う…
にいちゃんには、そんなボクの困った様子がたまらなく面白そう…
ねちねちとボクを嬲り続ける。
あぁ…こんなトコロで…こんな時に…
ここはお風呂屋さんで…
いつ誰がくるか解らないのに…
おちんちんと、お尻と…
恥しいトコロを、前から、後から同時にまさぐられて…
それなのに…
「あ…あ…」
…ボクは…とても興奮している。
嬉しさと快感に声をあげて悦んでいる…
…ボクって…ヘンタイさんなのかなぁ…
にいちゃんの掌がまさぐっているボクの恥かしい所…
じんじんと熱くて…とけちゃいそうだ…
…と…
にゅぷ…
…不意に…
後ろからの快楽が途絶える…
「……にゅあ…?」
思わず漏れ出た惚けた声…
…この時のボクの顔は、きっととても情けないモノだったに違いない。
『何で途中でやめちゃうの?』…って…
お尻の孔が、ひくひくとモノ欲しそうに閉じたり開いたりするのが解る…
まるで、おしゃぶりを取り上げられた赤ちゃんの口みたい…
でも、次の瞬間…
ひや…ぷちゅうっ…
お尻を襲う冷たい衝撃…
その冷たいナニかは、孔をぐりぐりと穿り、奥へ奥へと…容赦なく侵入してくる。
アタマがパニックになる…
ボクは必死でお尻を閉じようとしたけれど…
「にゅ…きにゅ…あぁあぁっ!?」
じゅぶぶぶ…
ダメだった。
にいちゃんに揉み解されて…でも中にまでは挿入(い)れてもらえなくて…
快感ともどかしさとで、すっかり緩んでしまったボクのソコには、その侵入を阻むだけのチカラは無い…
…それはにいちゃんの指だった。
…後から聞いたら、水で濡らして冷たくしてから挿し込んできたんだって…
ぐちぐちぐち…
…それと同時にボクのおちんちんを扱くにいちゃんの手が激しくなる…
「うあ…あにゃぁあっ!?」
ぐちゅぐちゅぐちゅ…
ずにゅずにゅ…
おちんちんと…
お尻の孔と…
前後からの激しい刺激…
強烈な快楽の波がボクのなかでうねるのを感じる…
散々いぢめられて…
もうすっかり蕩けてしまったボクのカラダは、この衝撃に耐えられない…
「あ、きやふ…い、イ…いッひゃ…あ…ふぅん!!…」
とぴゅっ…とぴゅっ…
にいちゃんの手の中で…勢い良くはじけたボクのおちんちん…
白く濁ったとろとろのミルクを…何度も何度も噴き出させる。
「あうっ…ひゃ…う…ぁ…」
アタマの中に…
ぎゅうっと閉じたまぶたの裏に…
…ちかちかと光が瞬く…
ぴゅ…ぴゅ…ガクガクガクッ…
…おちんちんが弾ける度、全身を走る電流に、カラダが痙攣する…
足が笑って、腰が砕けて…
「あ…ひぃッ…」
きゅうぅぅ…にゅぽ…
窄められたお尻から、にいちゃんの指が引き抜かれたその瞬間に…
ぺた…
遂にボクはカラダを支えきれなくなった。
…崩れるようにして、タイルの床にお尻をつく…
もし…後ろにいたにいちゃんが、背中から抱きとめてくれなきゃ…そのまま倒れてたかもしれない…
「はぁ…はぁ…」
「…あ〜あ…まだイイってないのに…オシオキ決定だ…
…カクゴはいいな?
ま、それはともかく、いっぱい出したなケイ……
オシオキの前に…
…トドメをさしてやるよ…」
ひた…
背中に何か熱いモノが押し当てらる。
ぴくぴく脈打つ…とってもカタい…
……にいちゃんのおちんちんだ…
…スゴイ…
こんなに…こんなに大きく硬くなって…
ボクのコト見てこんなになっちゃったのかな?
…だったら…嬉しいな…
…いっぱい射精(だ)して、おさまりかけていたものが…
カラダの奥深くでまたちらちらと熱く燻り始めるのを感じる。
…でも…今のボクはもう息も絶え絶えな状態で…
「にゃ、にゃあぁ……」
なんて…
情けない鳴声を出して応えるのが精一杯だった…。
…続……きはあるのか?
後書モドキ
…結局本番までいけませんでした(汗
でもって、更に続く「かも」しれません…前回同様お話は出来てるんですが、全然書けてないって状態です。故に未定…
前回に輪をかけていろいろオカシイ所が…
しかもあまりえっちじゃないですねぇ…
でもやるからにはねちねちじわじわといぢめてあげたかったので、こんな感じになったのですが…(汗
今はこれが精一杯…精進したいです。
こんなんでも突っ込み・ご指摘なんか頂けると幸いです。