そりゃこんなのも書いちゃうさ!!(無駄にさわやかに
色々至らないかもしれませんけど許して下さい。
でわ。
その日、珍しく事務所には彼女と彼しかいなかった。
ばかでかい机に向かい、書類仕事をしている彼女。
何をするでもなく椅子に座り、ボーっと彼女を見ている彼。
彼女はいつものボディコン服。彼もいつものTシャツにジーンズ姿。
誰にとっても見慣れた、いつもの二人。
と、彼が急に彼女の後ろへと移動する。
「なによ、忙しいんだから邪魔しないでね」
そっけない彼女の態度。これもいつものこと。
いつもと違うのは、ここで彼が引き下がらなかった事。
「ね、美神さん」
やさしく髪をいじりながら話しかける彼に、手を止め「ん?」と顔だけ向ける。
そして、彼の言葉――
「せっかく二人なんですし、ここでエッチ、しません?」
「辛抱たまらん」
真っ赤な顔で口をパクパクさせる彼女にはかまわず、彼は両手を豊かな胸に伸ばし、良いように揉み始める。
攻撃はそれだけには留まらず、彼女の首筋や剥き出しの肩にキスをし始める。
「……や、ちょっ。跡が残るから、だめ」弱々しい彼女の声。
「じゃ、跡が残らない所にしますね」
彼女が言い返す前に唇を重ねる彼。すぐに舌が入れられ、時折漏れる吐息にピチャピチャと水音が混じり始める。
胸に伸ばされた手を防ごうと抵抗していた彼女の両手も、いまやかろうじて彼の腕に添えられているだけだ。
唾液の橋を作りながら、口を離す二人。
「おっぱい、直接触っていいですか?」
「…ばか……そんなこと聞くな…」
赤い顔のままそっぽを向く彼女を満足げに見ると、彼はボディコン服の胸部を無理に下ろす。
レースと細かい刺繍が施された高級そうな黒いブラジャー、そして朱を帯びた肌が露になる。
「エッチな下着、着けてますね。期待してました?」
「…そんなわけ、あるはずないじゃない…」
恥ずかしそうな、そして消え入るような彼女の声。
彼はブラを外すと、肌の感触を確かめるようにさわさわと胸の周囲を撫で回し始める。
そして、そのまま胸に手を伸ばすと、やはり焦らすように撫でるだけ。
我慢できずに、彼女がむずかるような声を出し始めた頃、彼はようやく手に力を入れる。
下からすくい上げるように両手で揉み、時々タプタプと上下に揺らす。
「ん〜やっぱり、美神さんのおっぱい最高ですよ。おっきくて、柔らかくって、張りがあって」
「いっ、いちいち…うんっ、い……言わなくって、はぁん、やっ…いいわよ」
「褒めてるんですよ、いいおっぱいだって」
耳元で囁くように言うと、彼はぺチャぺチャと音をたて耳を舐める。
そうしながら、やわやわと胸を揉んでいた手を止め、親指と人差し指でツンとたった乳首を弄りだす。
乳首を摘ままれ、引っ張られ、引っかかれるたびに彼女の口から、こらえきれない熱を帯びた声が漏れる。
「…やっ、んんっ、やだっ…おっ、おっぱい、ばっかり、はぁっ……いじめないでよぉ」
「気持ちよくないですか? こんなにビンビンにしてるのに?」
「だっ、だってぇ……だってぇ、うん、うんん」
泣き出しそうな彼女に口付け、言葉を遮る彼。
今度は彼女も積極的に舌を動かし、お互いの唾液を交わしては飲んでいる。
片や彼は、両手の力を強く弱く変え、相変わらず楽しむように胸を弄っている。
「はんっ、もうっ…もうだめっ! だめぇ」
「おっぱい苛められただけでいっちゃうんですか? いやらしい体ですね」
「…くぅん、だ、だってぇ、んっ、横島くんが、はあっ、はあっ、横島君がぁ…」
「俺のせいですか? そういえばそうか。んじゃ、やめましょう」
彼女の言葉にそう答えると、彼は今までの執拗な胸への愛撫をあっさりと止め、手を引っ込めようとする。
「…やだぁ、やだぁっ! やめちゃ、やだぁ」
自分の胸から離れていく彼の両手を掴み、彼女は子供のように叫ぶ。
「自分でしたらどうっすか? 見ててあげますから」
「だめ、横島君の手が良いのっ! 横島君の手でいくのっ!」
「おっぱい弄られただけでいっちゃうんですか? やっぱりいやらしい体じゃないですか」
「…そうよっ! わたし、おっぱいだけでいくのっ! いやらしいのっ!!」
大声で言いながら、強引に彼の手を自分胸に当てる彼女。
だが、彼はその手を動かす代わりに、口を開いた。
「でももう、手が疲れちゃいましたよ。美神さんのおっぱい大きいから」
「やだぁ、意地悪しないで、お願い! もう少しだからぁ、なんでも言うこと聞くからぁっ!」
ぐすぐすと鼻を鳴らし、ついに涙を流す彼女。
一瞬、困ったような顔をする彼。が、すぐに彼女の頬に軽くキスをし、ゆっくりと手を動かし始める。
「やあっ! もっと強くして! 乳首も、乳首も苛めて!!」
体全体を揺すっておねだりをする彼女に体を密着させ、彼は口を開く。
「なんでも言うこと聞いてくれるんですよね?」
「うんっ! だから、だからっ!」
「それじゃ、乳首、自分の口で苛めてあげてください。そしたら、いけますよ」
力を強める事もせず、まして乳首には指を伸ばさずに、彼はそう告げる。
「ばかぁっ! へんたいっ! なんでそんなコトさせんのよっ!」
「いやらしい美神さんが、可愛くいっちゃうところが見たいからですよ。ほら、おっぱい揉んでてあげますから」
「…………」
クスンと可愛らしく鼻をすすると、それっきり無言になる彼女。
彼は胸を揉む力を少しだけ強めると、優しく声をかける。
「お願い、聞いてくれるんですよね」
「…でも……でも…」
「してくれたら、もっとエッチなコト、してあげますから」
「……ほんと?」
彼女は首をひねると、上目遣いに彼を見る。
彼は頷きながら「ほんとですよ」と口にし、彼女の口に軽くキスをする。
「…わかった。じゃ、する…」
「ちゃんと見ててあげますからね」
「……見なくていいわよ……」
彼はひとしきり胸を揉むと、両乳房を寄せて、彼女の口が届くように持ち上げる。
そのままやわやわと揉みながら、「さっ」と彼女を促す。
彼女は寄せあげられ、触れるか触れないかの位置にある両乳首に向かって、ゆっくりと舌を伸ばす。
そうして彼女の舌が自分の乳首に触れた瞬間、彼は乳首も密着させてしまう。
「ううんっ!! んんっっ!!」
予想外の刺激に、声にならない声を上げる彼女に、彼が声をかける。
「美神さん、そのまま口に入れて、しゃぶってみて」
絶頂への上り口にいた彼女は、大人しくその言葉にしたがい、乳首を口に含む。
「んっ! んんっ!! ううんーーーーーーっっ!!」
乳首を自らの口でしゃぶりながら絶頂を迎えた彼女。
体から力が抜けると、そのまま背もたれに倒れこむ。
ハァッ、ハァッと小さく荒い呼吸をする彼女の髪を優しく撫でる彼。
「……気持ちよかったみたいですね。すんごい可愛かったですよ」
「………バカ」
呟いた彼女から離れると、彼は椅子ごと彼女の向きを変えさせる。
力の入っていない彼女の手をとると、そのまま自分の股間へと導く。
「それじゃ、今度は俺のほうも気持ち良くしてくださいね」
「………バカ」
…宴は、まだ、終わらない…
あとがき
一応、規定には引っかからないと思いますけど。こーゆープレイもありですよね? ね?(不安)
色々無理が生じているお話ですけど、そこは目を瞑って見逃してください。
椅子の背もたれの大きさとか、舌はともかく口は無理だろ? とか、ね。
>NEXT