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「うたわれるもの【オリキャラあり】 真紅の髪の青年 二話(うたわれるもの)」

闇の王 (2006-09-03 09:37/2006-09-16 21:53)

青年はゆっくりと体を起こすが、青年は体の痛みで声を上げた。

「うっ・・・」

青年の痛みの声を聞いた少女はゆっくりと青年の体に両手を置き。

「まだ・・・動いちゃ駄目です」

少女がゆっくりと青年の体を布団に押し戻す時にも。

「うっ」

青年が痛みの声を発した。

青年は布団に戻すと少女が掛け布団をかけ直した。

「・・・まだ・・・痛むんですね」

「・・・君は・・・」

すこしの沈黙後。少女は話し出した。

「・・・わたしは・・・エルルゥって言います」

青年は少女の名前を聞く、自然に言葉として出てしまっていた。

「・・・エルルゥ」

エルルゥと青年に呼ばれると、エルルゥと呼ばれた少女はゆっくりと頷いた。


「それでここはわたしの家です」


「・・・自分は・・・いったい」


「貴方は森で横の人と共に一緒酷い怪我をしていて倒れていたんです」

エルルゥは青年の隣で寝ている真紅の髪色をした青年の方を見ていた。


「怪我?」

仮面を付けた青年が話しかけてきたので、エルルゥは直ぐに真紅の青年から
仮面を付けた青年の方を見直し、優しい声で話し出した。


「今は大丈夫です、おばぁちゃんが峠は越えたと言ってましたから」

青年は今までの会話でこのエルルゥと名乗る少女に助けられたので礼を言う事にした。

「君が助けてくれたのか、ありがとう」

青年に礼を言われた事でエルルゥの顔がほんのり赤く成っていた。

その赤さは、暖炉の火と混ざっており。仮面の青年はエルルゥの表情に判らなかった。

暖炉は以前として、小さいながらパチパチと炭が音を立てて火の粉上げていた。


「・・・わたしは・・・」


「・・・自分は・・・」

「はい?」

「判らない・・・自分は」

「わからない?」

青年の呟きでエルルゥはいったい何のことか考えていた、その間に青年は再び上半身を起き上がらせていた。

青年の掛け布団が落ちる音共に青年が、エルルゥの両肩を捕まえて。
エルルゥに聞こえる声で呟いた。

「教えてくれ」

エルルゥはこの問いかけに答えることは出来ないまま仮面の青年をその瞳で見ていると

突然青年が自らの顔に、手を持って行き・・・

『??????』


ある異変に気付き、青年は
水が張ってある大きな壷に自らの顔を映した。

水は波紋が少しあったが、それが収まるに連れて。

段々と青年の顔を映し始めた。


青年は自分の姿を見た瞬間。

「・・・自分は・・・いったい・・・何者なんだ」

青年が水瓶で自らの姿を見て何かを呟いている間。エルルゥは心配そうに
仮面の青年を見ていた。

その間も月の光が静かに青年を見守る様に光が射していた。

外では夜間の鳥の声が集落の全体に響き渡っていた、まるで子守唄のように・・・唯静かに響き渡っていた。


後書き〜
今回は少し長めです・・・

DVDから見直して、セリフに起こして、使えないものは排除し、必要であれば新たな状況説明が必要本当に文を纏めるのが大変です


次は真紅の髪の青年に視点を当てて文を纏めている最中です

何度も何度も見直していますが もしかして間違いがあるかも知れません^^;


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