※この物語は、アニメ版にオリキャラを加えた再編物小説です
【招かれざるもの】
自然に囲まれた集落・ヤマユラの近くで小規模ながら地震が起こった。
幸いにして村の被害は、多少の家が倒壊した程度だったが。
そこへ、地震に因る被害者らしき者2人が村長トゥスクルの元に運び込まれた。
一方は顔に仮面を付けた男で髪の色は黒色、もう片方は髪の色は真紅、服は黒色をした羽織物を着ていた、どちらも体中傷だらけで今にも死の淵に立っていたが、薬師としての知恵と経験を使った薬を創り使う事で、トゥスクルのお陰で2人は峠を越えた事で、薬師見習いのエルルゥに2人の世話を頼み
その場を後にした。
それからも暫く時を置くと再び青年2人が苦しそうに声を上げていた。
「「・・・うっっっ」」
この様子をみたエルルゥは直ぐに痛み止めとして使う薬草ツェツェ草を煎じた後、布にしみこませたツェツェ草をゆっくりと2人の青年に飲ませると
その薬が効いたのか、徐々に穏やかな顔をして青年2人は眠りについた。
その頃、仮面を付けた青年は、悪夢と呼んでも良いほどの夢を見続けていた。
炎が立つ中、鋭い牙を持つ、『何か』がこちらを見て、ニッタリと笑っていた、その牙が在る口からは涎らしきものがタレ落ちた瞬間。
そこで青年は意識を取り戻した。
青年は意識を取り戻しつつあったが先程の映像が鮮明に蘇る。
その様子を見ていた、エルルゥが一言話しかけた。
「心配しないで良いですよ、もう、大丈夫です、峠は越えましたから。」
優しそうに聞こえる声の方向に青年は顔を向けた。
初めて小説を書く者です
うたわれるものの限定DVDボックスを買い、それ見て書きたくなった者です
その為誤字・脱字が多いかも知れませんが、
指摘を受ければ直ぐに直してより良い作品に仕上げていきたいと思います
更新一週間のペースで行くつもりですが、遅ければ一ヶ月ペースになるかもしれません。