携帯型電話。略してケータイ。
文字どうり、携帯する電話で、さまざまな種類、形の携帯電話があり、
若者を中心に全世界に行き渡っている。
一家に一台ケータイを!、とそのうち偉い人が言うかもしれない。
いや、1台以上って言うこともあるかもしれない。
そんなこんなで、俺、藤倉冬馬は、
八千代ちゃんからもらった、
もとい貸してもらったって方があっているかもしれない
ケータイをいじくっている、もとい操作している。
が、機械音痴なことは、良くわかっている。わかってるさ!
できることなんて、メールと電話ぐらいである。
1度なんて、電話を取るのと切るのを
間違えたこともある。もちろん怒られたよ!
そして、ついに、メールと電話以外にできることができた。
それは・・・・・・
予定表とメモ帳である!
・・・期待した人、座布団やらあきかんやらメガホンを
投げ入れないで下さい。周りの人の迷惑になります。
お願いです、投げ入れないで下さい・・・・。
そいで、今俺は、S棟の談話室で一人黙々とやっているわけでありますです。
「書くネタがなんかないかな・・・」
予定表には、まあ、自分で見ては結構埋まっている。
唐突に本当に唐突にある考えが生まれた。
ぴこぴこ、ぴこぴこ
PIKOをやっているではないんです、いいジャンこんな音でも。
榊 亮平 長峰 みどり
「現実味があると思うな・・・」
一人、そうつぶやいてみる。
・・・ちょっと遊んでみる。遊ぶなと脳で公民党がいっているが気にしない
もしも、もしもこれが本人達に見られたら、
たぶん死ねと言われるだろう、八千代ちゃんなら特に。
藤倉 都 巫城 冬麻
藤倉 泉 長峰 冬麻
藤倉 八千代 真霜 冬麻
おい、自惚れも大概にしとけ。本当に。
いくら、いくら周りに女の子がいるからって・・・・。
あ、一つ忘れ物が。これがないのでは、花火のない、花火大会ではないか
秋月 カンナ 筧 春太
「これも、現実味がある・・・」
そんな事をまたつぶやいてしまうよ、春太・・・。
とてててて・・・・。
誰かの足音がする。たぶん泉ちゃんだろう。
「トーマさんっ。焼肉の準備ができましたよ〜」
今夜は、春太の部屋で焼肉である!
でもさ、春太、焼肉の肉の調達を忘れるのは、
いけないことだと思うよ・・・。
おまけ
「トマぴょん、この前ケータイに書いたこと、
やっちゃんのおくってもいいかん?」
カンナ、見たかどうかわかんないけど、とりあえず
八千代ちゃんのすぐ近くで言うのはどうかと・・。
「ふ、ふ、藤倉様?何をお書きになさいましたか?」
ごめん、いえない、いわない、いいたくない、3段活用みたいな!
だから、ナイフを投げないで!投げるそぶりを見せないで!
見せた所で、きっとアレな展開が見えますので、おねがい!
あとがき
始めまして、洋端(ようたん)というものです。
書きづらいと言われる、さよならトロイメライを
書いてみました・・・・。
うう・・・冬麻の1人称は、難しいです。
簡単な1人称なんて、なかなかありませんが。
新参者ですが、これから書いていきます・・・。
よろしくお願いします。