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▽レス始

「名も無き世界の守護者 プロローグ(サモンナイト)」

レオスキー (2006-02-20 03:44)

「ハァ!!」


「ーッ!!」


ガキィン!!


大斧と大剣がぶつかり合う鈍い音が響く。
大斧や大剣で闘っているのはまだ子供と言っても良いほど若い少年少女だ。
二人が闘いだしてもう大分たっている服は切り裂かれ武器は既に刃毀れをしていたしかし、少女は大斧・カースマダールを振りかざし少年に向かって振り下ろす。


「ハァ!!」


だが少年はバックステップで後ろに下がり一撃を回避し少年は大剣・紅蓮の刀を握り直し空を切り裂き真空波を作り出す。


「いっけぇ!!」


真空波が少女に迫る、しかし少女はそれを本当に大斧を持っているのかと言うジャンプ力でかわし、空中でカーシマダールを構えて全体重をかけて少年に向かって振り下ろす。


「これで決める!!」


向かってくる少女を見て少年は一瞬考える。

バックステップで避ける・・駄目だ間に合わない。
相手の攻撃が来る前に攻撃・・・剣と斧リーチが違う。
となると・・・・

少年は紅蓮の刀で守りの体制に入る。
しかし少年はこの時己が重大な間違いを犯していたとは気づかなかった。


ガキィン!!


もう既に数え切れないほど響いた鉄と鉄のぶつかり合う鈍い音が響く、しかし今回は今までの音とは少し違った。


・・・・・パキィィィィン


少年が持つ大剣・紅蓮の刀が砕けた。
そう少年が犯した間違いは自分の武器が既に限界だったと言う事だ。
これによって戦闘続行不可能になり少年は敗北、勝者は少女となり勝敗が決定したことでこの世界から光が無くなった。


「・・・・負けた・・・・」


「ふ・・・影が私にはじまりの石で敵う訳無いじゃん」


極一般的な一軒家で少女・日向 光『ひなた ひかり』と少年・日向 影『ひなた えい』二人は自分のゲームボーイアドバンズSPの電源を落として充電をする。


「あ〜〜・・・魔法使用可能なら何とか勝てそうなんだけどな〜」


影がはじまりの石の攻略本を開き戦闘指南のページを見ながらぼやくが・・


「負け犬がぼやくなぼやくな、それにサモクラ系の対戦って言ったらやっぱ補助無しの接近戦よ」


影をあしらいながら光はPS2をテレビに繋ぎ電源を入れてサモンナイト3を入れる。


「ま、私が勝ったんだから私が先にPS2使わせて貰うからね」


「分かってるよ〜ってやっぱ姉さんサモ3?」


「決まってるじゃない!!後4人!4人なのよ!!後4回エンディングを迎えればコンプリートなのよ?サモンナイト4が出る前にコンプリートしたいのよ」


目が少し逝っており拳を握り締め熱弁する光は少しやばい人にも見えなくないが、そんな光を見ながら影は・・・


「だよね!!」


共感していた。


「やっぱサモファンなら全てのエンディングを見たいよね!!」


「影・・・・あんたなら分かってくれると思っていたわ♪」


変なところが似ている姉弟である。
そんな何気ない(?)会話をしている最中二人は気づかなかった。
サモンナイト3が何時までも起動せずテレビ画面から白い光の煙が出ていたことを・・・・


あとがき

始めまして!!
レオスキーと言う者です此処に投稿するのは初めてなので
ドキドキです!!
まだまだ初心者なのでよろしくお願いします!!


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