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「ジャプニカ暗殺帳(FATE)」

WOO (2006-02-12 21:17)


よいこのめっさつしりーず ジャプニカ暗殺帳〜ぎんのあくま〜

*後日談以降のお話でhollowのネタばれがありますのでご注意を。

尚日付は物凄く適当です、突っ込まれても困ります。

尚、駄犬と犬は別人です

細かい点でかなり破綻しています。


見るべきではないと思うということは見たいと言う欲望の背反である。


十月十七日 天気:晴れ 

今日のサーヴァント:槍がお使いを間違える犬は犬と言うことでしょうか。

駄犬の分際で私に逆らう、早漏のくせに。身の程を教えて差し上げるべきでしょうか。それとも私に懸想したということを暴露するべきだろうか。

十月十八日 天気:晴れ

今日のサーヴァント:槍と金ぴかが見当たらない、飼い主を認識させる必要性あり、そういえばそろそろ二人の上納金が入るころだ駄犬を連れて何処かに行きましょうか。

昨晩駄犬を調教、だが調教されたのは私のような。やはり暗黒面の彼と同一なのでしょう、ケダモノでした。腰が重いのが気分は充実、私のほうが駄犬に懸想しているのかもしれない。

十月十九日 天気:曇り

今日のサーヴァント:槍がまたバイトを首になったようだ、原因はナンパ,去勢させようかしら。

士郎のほうから私を求めてきてくれました、やはり夜は豹変するようです、後ろから三連発とは、しかし誰もいないとはいえ昼間から、ふふっ。


「あの尼、誰が犬だ!!それに手前こそ発情期のようにやりまくっておいて」

教会の一室で一冊のノートを読みながら吼える青いの。

「ランサー続きがあるようです。お兄さんとの色々なんて探っても仕方がありません、そんなものお兄さんをいびる弱みにしかならないじゃありませんか。さっさとマスターの弱みを握らないと帰ってきますよ」

ランサーの後ろから急かす小ギル、お兄さんは後で遊べばいいんです、とつぶやいているのが少々恐ろしい。

「わあってんよ、あいつの弱みひとつくらい握ってねぇと、サーヴァントは奴隷じゃねぇ」

と、続きを読み出す。

「ええ、そろそろ我慢の限界です。具体的にはお兄さんに知られたら恥ずかしい類がベストですよ」

具体的にピンポイントを指し示す小さな王様。


十月二十五日 天気:雨

今日のサーヴァント:珍しく金ぴかが大人の姿で居丈高に振舞っている、拘束し股間を蹴り上げておいた、上納金がまだなので財布を徴収。

駄犬が朝から見当たらない、妙に苛立つちます。今夜は聖骸布で拘束して駄犬の身分と誰が所有者を思い出させるにとどめ様と思う。


「なぁ、突然不穏になってねぇか」

「ええ、何か筆跡乱れていますね。何があったんでしょう」

「それよりもお前幾ら持ってかれたよ」

「財布ごとですからね、確か五十万ほどかと。それよりも痛みの記憶はないんですけど、普通女性が背後から蹴りますか、あそこ」

「うんにゃ。アーチャーんとこのマスターならやりかねん気もするが、普通しねぇだろ。それで、あの王様最近出てこねぇのか」


十月二十九日 天気:晴れ後曇り

今日のサーヴァント:槍が働いている喫茶店に出向いてみる、良い雰囲気の店、これから贔屓にしようかしら。その為には雰囲気にあうように槍を修正、去勢したほうがいいかもしれない。

新都で士郎を見かける私を見かけるとビクッと震え引きつった笑いを浮かべた。まるで震える小鹿のようにかわいらしく、三日に掛けて行った主従の立場を理解したのか、好ましい反応、そのまま教会に連れて行く。


「なぁ、これ以上読むと取り返しがつかなくなりそうな気がするんだが、なんとなくだが」

「えーと、どちらかと言うと僕も」

「だな」

「でも、ここで読むのやめれます?」

「・・・・・・・・・・・・・続き読むか」


十一月一日 天気:冷たい風

今日のサーヴァント:バゼットが槍を返せとまた文句を言ってきた、しばらく使い道があるので返すのは頂けない。

駄犬が夜のベッドの中で他の女の名前をつぶやいた、人をケダモノのごとく犯しておいて許しがたい、お仕置きも効果が薄いのだろうか。

計画を検討する。

十一月二日 天気:荒れ狂う嵐

今日のサーヴァント:金ぴかからの上納金の残りを徴収、次は入用だから努力しなさいと告げると真っ青になって首肯していた、可愛らしいけれど何をおびえていたのかしら。

駄犬と凛が魔術講義だということで遠坂の屋敷にいっている、帰ってきたら「今日は疲れてるからまた今度な」と閨を拒否される、凛と何をしていたのかしら。

十一月四日 天気:烈風

今日のサーヴァント:金ぴかの姿が最近子供ばかりね、と尋ねたら、走って逃げ出した、なんだったのだろう。

セイバーが「シロウ、今夜は・・・・・・・・・・・・・」と駄犬と話しているのを聞く、ですが今日の夜は駄犬は私のお尻の下にいるでしょう。

十一月六日 天気:降り来る雹

今日のサーヴァント:槍に命じて数人の普段の行動を調査させる、何か言っていたが令呪で「見つかった自害」「逆らうな」とする、露見しても残るのは槍の死骸だけ。

白いメイドの車に駄犬が乗っていた、また閨を拒否されるが無理やり搾り取ってみた、痛そうなその顔で少し気が晴れたのが救いでしょうか。

十一月九日 天気:鳴り響く雷鳴

今日のサーヴァント:金ぴかに上納金を催促する、少々入用のはずだったがかなりになりそうだから、半泣きで「がんばります」と答えた、答えた以上は約束は守るものでしょうし遅れたら財宝を売り飛ばすとしよう。

駄犬がライダーとわくわくざぶーんにいるところを目撃、金ぴかに言って以後出入り禁止にさせよう、今日は拘束して楽しむのもいいでしょう。


「おい、宝具無事だったか」

「ええ、ざぶーんを抵当に入れて銀行からお金借りましたから、ランサーさんこそよく生きてましたね」

「ああ、バーサーカーやアーチャー、ライダー、セイバーに気付かれようものなら自害だからな。お前の財布から拝借して色々そろえた、盗聴器やらなんやらな」

「財布云々は何もいいませんが、どうやって仕掛けたんですか」

「聞くな、思い出したくない」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・聞きません」

「坊主どうなる・・・・・・・・・・・・・・」

「お兄さんですか?・・・・・・・・・多少身から出た錆と言いますか自業自得な気もしますが言いましょうか」

「言うなや」


十一月十二日 

今日のサーヴァント:特にない

確かセラと言う名前だったろうか、士郎に車の中で抱き合っているのを目撃する。やはり私に懸想しているというのは嘘だったのだろうか。

十一月十三日

今日のサーヴァント:なし

凛の家に士郎が泊まってきた、凛の目が私を苛立たせる。

十一月十四日

今日のサーヴァント:どうでもいい

お昼に、お風呂場から士郎とセイバーの声がする、どうにかなってしまいそうだ。

十一月十五日

今日のサーヴァント

夜の士郎の部屋に偲ぶライダーを見つける、もう確認するのも嫌です。

十一月十六日

泥棒猫、士郎は私の士郎。


「なんと、途端に女らしくっつーか弱々しくなってねぇか」

「そうですね、マスターらしくないですよね」

「そもそも、坊主って前は誰とくっついてたっけな、泥棒猫つったから逆じゃねぇのか」

「でも、お兄さんから懸想してきたって風に書いていますが、まぁ、マスターの認識ですけど」


十一月十八日

人の所有物に手を出す不逞の方には相応に仕置きが必要かしら。

十一月二十日

白いメイドを捕らえる、貧相な胸を撫でてあげたら良い声で鳴きます。嗜好を変えてさしあがるのが親切なのかしら。

十一月二十一日

金ぴかの上納金で手に入れた琥珀印の痺れ薬をライダーに飲ませる、英霊にも効くかどうかは半信半疑でしたが、無味無臭だったので失敗しても問題はなかったでしょう。これでセイバーもどうにかなるでしょう。

十一月二十二日

定例報告に凛が来た、桜はライダーがいないことを心配して今日は来ないそうだけど、彼女がライダーと士郎が睦み会っていることを知ったらどうなるのかしら。セラと凛を絡ませると面白そうかもしれない。

十一月二十三日

セイバーを捕らえる、意識を失う瞬間「シロウ」と呟いていた、苛立たしい。

十一月二十四日

士郎がいなくなった四人の心配をしている、それでも求めると抱いてくれた。

士郎は私のものだ。


「今日って何日だ」

「十一月二十五日です」

「嬢ちゃん達、どこにいると思う」

「助けないといけませんよね」

「ああ」

「助けたら僕どうなるでしょう」

「アーチャーかキャスターに土下座してルールブレイカー借りて逃亡」

「どうなるかって答えてませんよね、ランサー」

「・・・・・・・・・・・・仲間入りだろ」

「ですよね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それであの足音誰ですかね・・・・・・・・・・・・・」


唐突に思いついたジャプニカ暗殺帳 カレンでした。


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