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「やみと花の恋 (HAUNTEDじゃんくしょん)」

猿少年11号 (2005-08-13 17:33)


 注意:この作品は、嫌って言うほど和御が偽者でいやらしいです


 昼下がりのS東高等学校聖徒会執行部では、今日も今日とてさまざまな怪奇現象の問題が舞い込んでいた。光宮との戦いを制し平和を取り戻した学校。あの陰謀と悲劇に彩られた戦いを繰り返さないために、執行部は各地の学校霊や土地神とのネットワークや交流によって団結を深めていた。
 その忙しい日々の中にあって、龍堂和御は別の意味でも日々を満喫していた。
 だが、そのことはまだ執行部の誰にも知られてはいなかった。肉体的にも精神的にも充実した日々を送る彼は、さっきからあくびをしてばかりでほとんど話を聞いていない。そのあまりのだらしなさに、とうとう遥都が怒鳴り声を上げた。


 「和御くん!!さっきからだらしがないぞっ!!」

 「ん?ああ・・・・ごめん・・・・気をつけるよ」

 「え?う、うん・・・わかってくれれば・・・」


注意されてからの和御は積極的に会議に参加し、積極的に意見を述べた。もともと不真面目ではないので、こういうときになるほどと思える意見の内容は遥都も感心するほどだ。
 2時間ほどで会議は終了し、午後の授業はないのでそのまま解散となった。今までだったら和御は男子トイレに駆け込み花子さんを待っているところだが、最近の彼はまっすぐ家に帰宅していた。睦月や理事長の誘いにもあまり付き合わなくなり、何だか様子が変わってしまったように皆感じていた。
 その変化を一番敏感に感じていたのは、当人である“花子さん”こと長谷川花子だった。その日の会議が終わったあと、花子さんは彼のあとをつけた。案の定、自分の領域であるトイレを通り過ぎ下駄箱へ向かっていく。
 行動を知るには先回りしなければならない。花子さんはトイレに戻ると、そこから泉龍寺のトイレへ瞬間移動し和御の自室に入っていった。和御の部屋には、そんなに物が置かれていない。勉強づくえ代わりのちゃぶ台とテレビ、それにMDコンポとたんす。僧服は別の倉庫にしまってるのでここにはないが、いつも使用している数珠は清められて小さな木箱に納められていた。
 ふと気になったのは、妙なふくらみのある布団だった。万年床特有の匂いはしなかったが、時折もぞもぞと動くのがとても気になる。思い切ってめくりあげようとしたそのとき、誰かが帰ってきた音がした。花子さんはとっさにおしいれの中に隠れ、隙間から様子を覗いた。
 帰宅したのは和御だった。彼はかばんを放り出すと、布団をめくり上げた。


 「ただいま・・・やみ子さん♪」

 「んふ?お、おかえりなさい・・・・和御さん」


花子の瞳が驚愕に見開かれた。そこには制服の胸元を開き、スカートも下着も脱がされて荒縄で縛られたやみ子がいた。その表情はいやらしく恍惚としていて、いつもの彼女からは想像もできないほど淫靡な雰囲気をかもし出している。


 「ふふ。こんなに濡らして・・・待ちきれなかったの?」

 「は・・はい。和御さんのことを考えたらいやらしいお汁があそこから・・・」

 「欲しい?」

 「はい・・・欲しいですぅ・・。和御さんの肉棒で、やみ子にお仕置きしてください・・・」


和御はやさしく微笑むと、愛液を流し続ける秘所に指を2本挿入した。


 「ああっ!!い・・いい・・・和み・・・はぁんっ!!」

 「こらこら・・・そんなに感じてたらお仕置きにならないよ。それとも・・・やみ子さんは変態なのかな?」

 「は、はい・・・。やみ子はいやらしいことをされて感じてしまう変態です!!どうぞ、和御さんの好きなようになさってください!!」

 「わかった・・・じゃあ、いくよ・・・・」


和御がズボンとトランクスをいっしょに脱ぐと、たくましい肉棒が出現した。そして、荒縄の隙間から肉棒をあてがい有無を言わさず挿入した。


 「あ・・・あああ・・・あぁぁぁぁぁぁぁ!!ふ、ふっとい・・・ふといのぉ・・・」

 「ふふ・・・だめだよ。こんなんで気をやったりしたら」


和御はまたやさしく微笑むと、腰を激しく突き動かした。いやらしい悲鳴がやみ子の口から漏れ、液体が混ざり合うような音が部屋の中に木霊する。


 「おお・・・いいぃぃぃぃ!!気持ちいい・・・!!和御さん、和御さん!!」

 『和御くん・・・和御くん・・・!!』

 「もっと・・・もっと、突き上げて!!和御さんのたくましい肉棒で、私を殺してぇぇぇぇぇ!!」

 『そうよ!!花子はいやらしい淫乱女なの!!ちょうだい、和御くんの肉棒ちょうだい!!』


いつのまにか、花子はやみ子を自分と重ね合わせ自慰行為に耽っていた。
 花子は実は奥手で恥ずかしがりやな幽霊だ。まだ生きていたころ和御の祖父・太郎に恋をし付き合っていたことがある。だが、奥手の上に火事で焼け死んでしまい結局添い遂げることができなかった。何十年もの月日が流れ、ふたたび幽霊としてこの世に出現したとき太郎はすでに年取ってしまっていた。自然の摂理と悲しみを押し殺して明るく振舞っていたが、心のなかでは身体さえ結べなかったことが悔しくてならなかった。
 そんなとき、出会ったのが太郎の孫である和御だった。彼に出会って失った青春の日々を取り戻したいと感じた彼女は、和御の好みを探ってそれらしく振舞うようになった。思ったとおり和御は自分に憧れを抱き、男子トイレまですっ飛んでくるようになった。
 だが、あと一歩がうまくいかず、内心あせっていたいるときにこの状況だ。本来ならあきらめてしまうところだが、今回はそうはいかなかった。身体は火照り性の悦びを求めだし、友人がその恩恵を独り占めしている。


 『欲しい・・・・わたしも・・太い肉棒が欲しい・・・・・・欲しいのぉぉぉ!!』


 次の瞬間頭が真っ白になって、気が付くと自分も縛られて横になっていた。見上げてみると、二人が微笑んでいる。


 「もう・・・・あんたもそういうことするのねぇ・・・・いやらしいんだから」

 「うう・・・だって・・・・」

 「もういいよ・・・ねぇ・・やみ子さん。花子さんは君のライバルだろ?でも、彼女は僕のが欲しいみたいだし・・・」

 「・・・・・・いいわ。花子も混ぜてあげる。さあ、和御さんに奉仕するのよ?」


やみ子はそういうと、和御の肉棒を花子の口に近づけた。花子は待っていたかのように引き締まった亀頭を口に含み、舌でいやらしい音をたてて舐めまわした。


 次の日、執行部ではこんな話が聞こえた。


 「あれ?朝比奈君、和御くんはどうしたんだい?」

 「それがさぁ、今日は休むって本人から電話があってさぁ」

 「もしかして、おじいさんが亡くなったからかな・・・・・。彼の両親は外国に行っていて、そんなに帰ってこないっていうし」

 「そうね・・。でも、わかんないのは何で花子さんもいないわけ?やみ子さんもこのごろこなくなったし」

 「う〜〜〜〜ん・・・・・・」


 こんな会話がされているとき、和御の自室では・・・・・・


 「あぁぁぁぁぁぁん!!いい、気持ちいい!!和御くんのおちんちん、気持ちいい!!!」

 「ああ・・・お願い、和御さん。少しだけ・・・休ませて・・・」

 「だめだよ・・・今日は、花子さんも加わったからその歓迎の意味もこめて朝までやりっ放しだよ♪」

 「「いや〜〜〜・・・壊れちゃうぅぅぅぅぅぅぅ!!」」


 おしまい!!


 え〜〜〜〜・・・・めちゃめちゃ偽者の和御くんをお送りしました。原作を知っている人ならおかしいと思うでしょうが、これは作者の脳内電波が作り上げ、磨き上げてできあがった和御くんなのでご了承ください。


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