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「世界に絶望した男(機動戦艦ナデシコ)」

tete (2005-02-02 21:13)

”火星の後継者”はテンカワアキトの手によって壊滅されまたテンカワユリカも救出された。

しかし長い間遺跡の融合していたために彼女が一番大切にしていたはずの記憶テンカワアキトとの時間全てを忘れることを代償として。

そしてテンカワアキトは今も”火星の後継者”の残党狩りをしている。


そんななか、2月13日ネルガル月ドッグにて

エリナとラピスは調理場にいた。
「ねえエリナ、何で調理場なんかに来たの? ごはんならアキトが作ってくれるじゃない。」とラピスが聞くとエリナはご機嫌そうに答えた。
「明日はね、バレンタインデーなの、バレンタインでーっ言うのは女性が好きな男性にチョコレートを上げる日なのよ。
いつもはいないアキト君がこんな日にいるんだものあげないわけにはいかないわ。ラピスも作る?」そう言ってラピスを見た。
「うん、私もアキトのためにチョコレート作る。」まんえんの笑みでラピスは答えた。
「じゃあ、そこからボールを出して。」
「うん。」

平和な時間は過ぎいていく。


「テンカワ君、至急僕のところまで来てくれ、内容はこちらで話す。」
ネルガル会長アカツキ・ナガレは焦っていた。 そして数分もたたないうちにテンカワアキトは到着した。
「どうしたんだアカツキ?」
「テンカワ君すぐにここを出るんだ。”火星の後継者”の残党たちにここがばれたんだ。」
「ならばすべて沈めてやる!」
「君ならそう言うと思ったよ、でも今回は数が違いすぎる。奴らは気にを倒すために全戦力を集結しているんだ君一人ならともかくこのドックには僕らを含め多くの技術者がいるんだ。だから頼むここは引いてくれ。」
「・ ・ ・ わかった。でもアカツキお前はどうする?」
「気にするなテンカワ君、君を見届けた後すぐに脱出するさ。それと出発前に第二格納庫に来てくれ君に見せたいものがある。」
「わかったしたくしてすぐに行く。」そう言ってアキトは部屋を出て行こうとした。
一人残ったアカツキは言う「テンカワ君、僕は君に嘘をついたきっと君がそれにきずく時僕はもういないだろう君は許してくれるかな。」
その言葉は静かに消えていた。


第二格納庫

アキトが到着すると黒いビニールをかぶせてある何かの近くに一人に男がいた。その男にはアキトも見覚えが合った。
「あれ、ウリバタケさんお久しぶりです。どうしたんですかこんなところで?」
「おうアキト久しぶりだなー。今日は俺からの一日早いバレンタインのプレゼントを届に来た。」
「バレンタインは女性があげるものじゃないのかい?」
「ふん、そんなものは関係ないただ単におまえに渡したいものがあるだけだ。
見ろこれを!」そう言って何かのビニールを剥ぎ取った。
そこにアキトの愛機ブラックサレナによく似た機体が合った。
「あれー、僕が来るまで見せないでと言っておいたじゃないですか」後れてアカツキは到着した。どうやら自分で驚かせたかったらしい。
「イヤー、すまん成り行きで、な。」すまなさそうにウリバタケは言う。
「これは何だ」状況を理解しようとアキトは二人に問い掛ける。
そこにアカツキが自慢げに言う「これは君の愛機ブラックサレナの後継機さ、さしずめブラックサレナセカンドってところかな。
これは従来のブラックサレナと違いエステバリスの追加装甲じゃなく一つの機動兵器として作られているんだ。」
「そして、「おっとスペックについては俺から言わせてもらう。」
続けようとしたアカツキにウリバタケが割り込む。
「セカンドには従来同様相転移エンジンが搭載されているがさらにグラビティーブラストを腹部に搭載していてフルチャージでナデシコAの約五倍の威力を発揮する。
ほかには腰にはフィールドランサーの強化版フィールドブレード、形は槍から刀にかえてある。
そして背中に背負っているのは二本のレールカノン、つなげればスナイパーレールカノンとして超長距離射撃も可能だ。
さらにディストーションフィールドの強度が約二倍、機動性、運動性も一・五倍だ。どうだすごいだろう俺様にかかればこんなものよ。」
「ありがとうウリバタケさん。」
「良いってことよそれよりいそがねーとやばいぞ。」
「そうだなラピスを呼んでくる。」
「おう、その間にこいつはユーチャリスに積んでおくから。」
アキトが行った後ウリバタケはアカツキに聞く、「これで良かったのかい。」
「ああ、ありがとうウリバタケさん後は僕がやるあなたは脱出してください最後のシャトルがまだ残っているはずだ。」
「おい、そしたらあんたは「いいんだ、こうなったのもテンカワ君のジャンパー技術に最初に目をつけたネルガルなんだこれは僕なりのおとしまえさ。」・・・そうか。」
「さあ急ごうテンカワ君が来る前に」そういってウリバタケとアカツキは作業を再開した。


『ラピス急いでしたくしろすぐここを離れるぞ。』アキトはラピスにリンクで話す。
『どうしたのアキト?』状況のつかめないラピスは聞き返す。
しかし急いでいるアキトには説明している時間はない『話しは後だすぐに行く今何処にいる。』
『今エリナと一緒に調理場にいる。』
『わかった』「ジャンプ」アキトは調理場にジャンプした。
いつもなら気がついただろうなぜラピスが調理場なんかにいるのかという疑問に、しかし急いでいるアキトにとってそれは気づく必要のないことだった。
「どうしたの?」アキトがすぐに調理場に着きエリナは尋ねた返ってくる答えはわかっていたでも聞かずにはいられなかった。
「ここにやつらが来るエリナもすぐにシャトルに乗りに行け。」考えていた解答と少し違っていたが結局は同じことだった。
そしてエリナもこの解答が来た時に言う言葉は決まっていた。
「私も・・・・私も連れて行って頂戴アキト君。」
勇気を振り絞った言葉今まで言いたくても言い出せなかった言葉それがやっと出た瞬間だった。
いきなりの言葉にアキトは面食らってしまった。そしてエリナの申し入れを拒否しようとしたがそれは言う前に言えない状況となった。

ドゴォーン バーン

色々な爆発音がした。
もう時間がないエリナを見ごろ死になんてできない、アキトはエリナを脱出用シャトルまで送り届けようとした。
しかし、もうシャトルはないもはやエリナを連れて行くしかなかった。


第一格納庫

あたりにはもう誰もいなかった、アカツキもウリバタケさんももう脱出したのだろう、とアキトは思った。
そしてアキト達はユーチャリスに乗り込んだ。


これから始まる悲劇と絶望のバレンタインに向けて。


こんばんははじめましてteteといいます。
みなさんのSSを読んでいて書きたくなって書いちゃいました。
これが僕にとって初めてのSSです。
感想を下さい。
感想によって続けるか決めます。


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