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「最強の落ち零れ(まぶらほ+GS+α)」

kuma (2005-01-22 18:54)


登場!最強の落ち零れ!!


某所

 冴えない少年が1人トボトボと歩いていた

 (僕(俺)の名前は横島 忠夫(式森 和樹))

 (・・・・??あれ?)

 そう、彼(体の方)の名前は式森 和樹である。言うなれば横島 忠夫in式森 和樹である

 (ど・どうなってるんだ?)

 混乱する和樹!!

 (・・・・まーいっか♪)

 かと思いきや、かなり置き楽だったりする

 (少しは和樹としての記憶もあるしとりあえず、今日は休日だしこの世界について調べてみるか。)

 和樹は図書館へ向った


図書館

 その後、和樹はこの世界について調べてみると、この世界では誰でも魔法が使えて其れが個人の評価に繋がる事がわかった

 「なるほど〜、でも僕の魔法回数って8回しかないんだよな〜。」(涙)

 自分の事も履歴書などで調べ魔法回数の少なさに涙する和樹

 「まあ、魔法回数と霊力は別な物みたいだから何とかなるか・・。」

 グ〜〜

 和樹が考え事をしていると急に和樹のお腹が鳴る

 「そういえば朝から何も食べてなかったな〜。何か食べに行くか。」

 そういって和樹は図書館を後にした


某ファーストフード店

 ハンバーガーを頬張る和樹

 (魔法以外は元居た世界とまったく変わりないのか・・・。)

 等と考えながら周りを見回して見ると

 (あれは日本刀!!銃刀法ってないのか?それに何故に袴姿?)

 袴姿で刀を持った少女に目がいった(バレバレ?)

 「あら?式森君じゃない?」

 少女を見ていた和樹に突然後ろから声が掛かった

 「え?えっと杜崎さんだったよね。」

 和樹が振り向くと其処にいたのはクラスメートの杜崎 沙弓が居た

 「何言ってるの?そんな事より此処空いてるかしら?」

 「え?あ・ああ、空いてるよ。」

 「じゃあ此処使わせてね。」

 そう言って和樹の向かいの席に座る沙弓

 「今日は如何したの?式森君。」

 「ん?何となく暇だったから散歩でもとおもってね。」

 「ふ〜ん、そうなんだ。」

 「杜崎はどうなの?」

 「私?私も暇だったから町をぶらぶらしてたの。」

 その後も何気ない話しを続けていると

 「金を出せ!!」

 店内に響き渡る怒鳴り声、声の元に目をやると銃を持った二人の男が居た

 (何処の世界にも居るんだな〜、頭の悪い奴って。)

 まったく無関心の和樹

 「式森君、此処を動かないで。」

 そう言って席を立つ沙弓、そのまま強盗の1人へ間合を詰めて

 「ハッ!!」

 拳一線、男の鳩尾に叩き込んだ

 「グッウゥゥ〜・・・」

 倒れ付す男

 「この!!よくも遣りやがったな!!」

 残った男は沙弓に銃口を向けるが

 チャキッ!!

 「動くな。」

 男は後ろから袴姿の少女に刀を突きつけられていた

 「う・う〜ん」

 倒れていたもう一人の男も起き上がる

 「お前も動くなよ。」

 「あ・あんたは神城 凛!!」

 「杜崎さん、詰めが甘いですね。」

 「詰めが甘いのは君もだよ、お嬢ちゃん。」

 袴姿の少女、凛が沙弓に勝ち誇った笑みを浮かべると、隠れていた強盗の仲間が現れ凛から刀を奪い取った

 「さて、如何してくれようか。」

 「よくも俺たちの邪魔をしてくれたな!!」

 「お!!良く見ると結構な上玉じゃねーか。」

 そういって男の手が沙弓たちに伸びようとした時

 「その子たちに触るな!!」

 強盗たちが声の方を見ると和樹が睨み付けていた

 「おいおい、ヒーロー気取りか?」

 「お前みたいなガキに何が出来るってんだよ。」

 「少し痛い目にあわないとわからねーのか?」

 あからさまに和樹を馬鹿にする強盗たち

 「俺の前で誰かを傷つけられると思うな!!」

 「うるせーんだよガキが!!」

 そう言って強盗の1人が和樹に銃口を向ける

 ズドンッ!!

 銃弾の発射音と共に和樹の姿が掻き消えた

 「な!!何処行きやがった?!」

 「グアッ!!」

 「ウッ!」

 撃った男が和樹を探していると男の後ろで仲間たちが倒れた

 「な・何なんだお前・・。」

 男の問に和樹は答えない、段々と近付く和樹に男は恐怖した

 「く・来るな〜!!!」

 混乱した男が放った魔法の炎が和樹に向って飛ぶ

 「な!!」

 「式森君!!」

 凛と沙弓が叫ぶと同時に炎は和樹に命中する・・かに思われたが、和樹の前に現れた光の壁、サイキックソーサーに阻まれた

 「お前は眠れ・・。」

 言葉と同時に和樹の拳が男の腹に沈み男は倒れた、和樹は沙弓たちの方を向く

 「杜崎と凛ちゃんだったかな、大丈夫?」

 「え・ええ、私は大丈夫よ。それより式森君って強いのね。」

 和樹の強さに驚く沙弓

 「え?そんな事無いよ。それより凛ちゃんは大丈夫?」

 「は・はい!!ありがとうございます!!」

 「あ・あの先輩とお呼びしてよろしいでしょうか?」

 「え?」

「ご迷惑でしょうか?」

 「いや、そんな事無いよ。」(ニッコリ)

 赤面しながら話す凛に和樹は笑顔で返した

 「ねえ式森君、さっきの光の壁って魔力を感じなかったけど何なの?」

 「ん〜・・・まあ、秘密ということで。」

 「も〜式森君のケチ!!」

 ちょっと可愛い反応をしめす沙弓

 「まあまあ杜崎そんなに不貞腐れんなよ。」

 「む〜、じゃあ今日から私の事は沙弓って呼んでね。式森君のことは和樹って呼ぶから。」

 「ん?そんな事でいいのか?」

 「うん、和樹♪」(何かキャラ変ってる?)

 上機嫌の沙弓、凛がご機嫌斜めなのはご愛嬌

 3人がこんな遣り取りをしている間に通報によって駆けつけた警察によって犯人は逮捕された

 こうして和樹の慌しい一日は幕を閉じた

 これから先、どうなるかは誰も知らない(作者含む)


つづく?


あとがき
(忘れられていないか心配ですが・・)どうも、kumaです。
以前に書いた物に手を加えてみました。和樹じたいにも原作と違った設定がありますのでお楽しみに。
では、また次回にお会いしましょう。


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