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「リハビリがてらの小ネタ(予告のみ)(ナデシコ+オリジナル)」

B-クレス (2005-01-10 17:16/2005-01-10 17:18)


 それは、たった一つのIFだった・・・・


 宇宙を飛ぶ白亜の戦艦、ネルガルの戦艦である、ND−001 『ナデシコ』


 その戦艦に、一人の女性が乗り込んだ事から、全ての物語が変わった


 腰まで届く、長く、黒い髪をした、雪のような真っ白な肌の、金色の瞳をした女性

 その女性が、ボサボサ髪の少年の手を握りながら、こういった

  「改めて挨拶させてもらうわね

   私の名前はアカツキ・ミライ、パイロット兼コックよ」


 その女性、アカツキ・ミライが加わった事で、歴史は大きく変化していく・・・


 「ミライさん!!お願いです、これ以上抵抗しないでください!!」

 「悪いわね、イツキちゃん、私は、何としても火星に行きたいの。

  これ以上邪魔をするんだったら・・・あなたでも容赦はしないわよ!!」

 かつて姉妹と呼ばれたほど仲の良かった、イツキとミライ、二人の争い・・・・


 「どうして・・・どうしてそんなに平然としてられるんですか!!

  人が・・・・人が死んだんですよ!!」

 「じゃあアキト君、あなたが悲しんだら、その人たちは報われるの?

  そしてあなたが悲しんでいる間に死んだ人たちがいたら、納得してくれるの?

  いい、アキト君、しっかりと認識しなさい、これは遊びじゃないのよ

  私たちがやっているのは戦争よ、善悪も、常識も必要じゃないわ

  必要なのは、自らの仕事を冷酷にこなす事が出来る事だけ

  正義だ悪だといっている間に、死んでいっている人もいるのよ

  貴方も、仮にもパイロットの一人なら、自分が、他人の命も背負っている事を、しっかりと認識しなさい!!」


 悲しみにくれるアキトを、あえて冷酷な言葉で奮いたたせんとするミライ

 その二人は、近くにいたもう一人のパイロットには気付いていなかった・・・


 「皆、聞こえる?私が囮になるわ、その間にナデシコを移動させて!!」


 「ミライ!!貴女正気なの!!」

 「えぇ、正気よイネス、だからそんなに耳元で叫ばないでよ

  私は必ず生きて帰るわ、だって、弟との約束、まだ果たしてないもの」

 「約束・・・・」

 「私が約束を破った事がないのはイネスが一番知ってるでしょ?

  さぁ、そんなに長くは持たないんだから、ちゃっちゃと離れてよね!!」


 クルー全員が絶望を抱いた戦場において、単身で足止めをするミライ

 その光景は、まさしく現世に舞い降りた戦女神のようであったが・・・・


 「ん?この目の色が珍しい?」

 「はい、マシンチャイルド以外でその瞳をする人間なんているはずがないですから」

 ナデシコオペレーター、ホシノ・ルリの疑問に、ミライは苦笑しながら言った

 「まぁ・・・私も色々あったからね、ルリちゃん、口は堅い?

  口が堅くて、後悔しないんだったら、この瞳の理由、教えてあげようか?」

 「・・・・聞かせてください」

 「うん、それじゃあ言うね・・・・私はね、本当ならもう死んでるんだ」

 ミライの口から語られる、衝撃の過去・・・その重みに、人は耐えられるだろうか?


 「私が戦場に求める物?そんなの簡単じゃない・・・狂気よ

  狂ってしまえば何も感じなくてすむもの

  人を殺しても、自分が死んでも・・・・ね」

 ミライはそういいきると、不気味な笑みを浮かべて、その場から去っていった

 その場に残されたのは、ミライが出て行ったほうを恐怖の表情のまま見つめるクルー達

 そんな中、桃色の髪をした少女、ラピスがミライの出て行った方へと歩いていき

 その場所から立ち去る前に、恐怖の表情で凍り付いている面々を見ていった

 「貴方達はミライの表面しか見れてない

  そんなあなた達にミライと共に歩む資格なんてない

  ミライの本当の気持ちもわからないなら、二度とミライに近づかないで」

 少女はそう言い放つと、ミライを追い、その場所から出て行った・・・


 場所は移り、ナデシコの展望室、黒髪の女性、ミライは、そこで一人、天を仰いでいた

 「本当に狂ってしまえたらどんなに楽だろうね・・・・・・・」

 ミライの目から零れて行く涙を、見た者は誰もいなかった


 「俺が・・・ミライさんを護ってみせる!!

  狂気なんて纏わせさせない!!」

 一人の少年の決意、だが、それを聞いた桃色の少女は、冷酷に言い放った

 「ミライの心は硝子みたいな物・・・綺麗だけど、壊れやすい

  貴方に、そんなミライの心を護れるの?」


 漆黒の宇宙、その宇宙を進んでいく白亜の戦艦、ナデシコ

 そのナデシコに乗る、硝子の心を持った、戦女神を中心とした物語


         機動戦艦ナデシコ 〜IF〜

     Valkire of the Glass work 


    「この身体・・・失ったとしても・・・!!」


                             近日公開予定(嘘)


 あとがき

はい、ぶっちゃけお遊びの今回です(ぉぃ
いや、バイト終了したのでリハビリ(感覚が取り戻せなかったので)がてらに遊びました
小ネタ掲示板という事で・・・ご容赦くださいませ(マテ
邪魔になるようでしたらこれは撤回しますので
あと、今回の作品、連作として書く気はありませんのでご了承ください
もし自分で書きたいと思った方は、設定をお譲りします
本来知り合いがSS書きをしてみたいといったので考えた設定なのですが・・・
えぇ、見事に半年以上たってもその知り合いが書いた様子はありませんorz
よって今回、設定原案の私がリハビリがてらに表に出しました
続きを自分で書きたいと思った方は、レスにて一方どうぞ
連絡方法等はそのレスを私が確認した時点で案を出しますので
また、私に続きを書けとか言わないでくださいね?(ぇ
連作二本、ランスも止まってる状況では無謀でしかないので
このような無謀作者の原案作品ですが
この掲示板の肥しになればよいと思い、リハビリがてらに投稿しました
では次回、(おそらくは)まぶらほ第四章 第三節でお会いしましょう


△記事頭

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