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!警告!バイオレンス、男女の絡み有り
18禁注意

「夜叉(セイバーマリオネットJ(オリジナル設定))」

ほーる (2004-12-21 12:22)


 熱くなってやりすぎたとき

 結構後悔する

 でも 

 それ以上に得られる充実感が

 俺を奮い立たせる


 第四話 絹に紅


 「何をゴチャゴチャやっていやがる!!纏めてあの世へ送ってやる!!」

 パンターの鉄拳が唸りをあげてもう一度小樽に放たれた。
 先に行動したのはチェリーだった。

 「マスター!下がっていてください!!」

 チェリーは小樽を自分の後ろへ庇うと、即座に攻撃に移った。

 「この部屋の傾斜角度、範囲、空気の流動を計算すると・・・ここですわ!!」

 「うるせぇんだよ!!頭の痛くなるような難しいしゃべりすんなっ!!データバンクがパンクしちまうだろうがっ!!」

 次の瞬間、驚くべきことが起こった。
 チェリーが畳の一枚を勢いよくたたいた瞬間、他の畳が舞い上がり恐るべきスピードでパンターに向かって飛んでいったのだ。

 「おおっ!こいつはすげぇや!!」

 「な、何だとぉぉぉぉぉお!!」


 スパァッ シュンッ シュルンッ!!


 疾風の如く舞乱れる畳の一枚が、パンターの利き腕に直撃した。
 突然のことに面食らったパンターは体勢を立て直せず、振られた利き腕の人工皮膚が大きく切り裂かれる。

 「ぐっ・・・利き腕のケーブルが・・・・ぶっ殺す!!」

 パンターは憤怒の表情で睨み付けると、アイパッチを捲りあげた。

 「くらえ!!虎の子の一発!!パンター滅殺光!!」

 「きゃあっ!!」

 「あぶねぇっ!!」

 不意の攻撃に対応できなかったチェリーを、今度は小樽が体を張って庇った。
 凄まじい光が辺りを照らし衝撃波が城を揺らす。
 砕けた後に残った小さな塵がカーテンのように視界を遮った。
 パンターは小樽がどうなったか想像しながら、豪快に笑った。

 「ハッハハハハハハ!!ざまぁねぇなぁっ!!粉々に砕けちまっ・・・ん?!」

 「こ、これは・・・?まさか・・・マスター?」

 まだ視界の状態を修正できないチェリーは、自分の前に立つ人影の名を呼んだ。
 やがてゆっくりと塵が消えて、当人が姿を現した。
 次の瞬間、パンターは間合いをとって迎撃体制をとった。
 小樽が存在する場所から、感じたことのない凄まじい殺気が発せられていた。

 「おい・・・はしゃぐのも大概にしろよ!!」


 ここに“虎”がいる


 紐が切れてワイルドになった髪
 煤けたような金色の瞳
 鋭くとがったナイフのような牙
 肉を引き裂く爪
 獰猛な肉食獣が放つ殺気
 そして、虎特有のシマが頬から胴体にかけてはっきりと現れている。

 パンターの防衛機能が警笛を鳴らしていた。

 逃げろ!!

 ここからすぐに脱出しろ!!

 殺される!!

 逃げろ!!

 しかし、足は鉛のように重くなり人工心肺に新鮮な酸素が送られていないかのように息苦しかった。

 「ま、マスター?」

 「おう!!怪我しなかったか?」

 小樽はチェリーの頬を優しく撫でて言った。

 「おっ!柔らかいな。こりゃ気持ちいいや」

 「へ?あ・・あの・・・」

 『い・いけません、マスター。まだ、お夕食もお風呂もすんでいませんのに』

 「ちょい待ってろ。この失礼極まりない“雌”を叩きのめすからな」

 『かっ・・・かっこいい・・・・』

 静かな足取りでパンターに向かっていく小樽の後ろ姿を見つめながら、チェリーは恋する乙女になっていた。

 「さて・・・どう料理するかな?」

 「てっ・・てめぇ!!いったい何者だぁ!!」

 パンターは憔悴仕切っていた。
 常に成果を上げてきた彼女にとって、困難なミッションなどあり得なかった。
 こんなとんでもない状況に追い込まれたことなど、一度もなかった。
 そう、敗北などあってはならないのだ。


 「おい・・・何、ゴチャゴチャやってんだ!!」


 ドゴォォォォォォォォォォォツ


 「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」


 小樽の放った裏拳はパンターの顔面を捉え、木の葉のように吹っ飛ばした。
 小樽は撫でつけた感覚だが、パンターにとっては強烈なダメージとなった。
 虎の特性ではあり得ないこの一撃は、かつて太古の地球に存在したヒグマの特性だった。

 では、どうして虎の格好をしているのか?
 本人曰く、『その方が格好いいから』だそうである。

 「くたばれ・・・・」

 小樽がとどめの一撃を放とうとした瞬間、影がパンターをさらった。
 単独行動を起こしたパンターをティーゲルとルクスが追ってきていたのだ。

 「お、おまえら・・・」

 「パンター!!ルクス、どうだ?」

 「自己修復能力が著しく低下!!内部も激しく損壊しているわ!!」

 「やむをえん。一時撤退だ!!」

 3人は損壊した壁の穴から逃げていった。

 「あれが仲間の雌か?趣味の悪い服着てやがったな」

 小樽は3人が逃げていった方向を見つめていた。


 ジャポネス城・地下シェルター


 「大儀であったぞ。二人ともよく頑張ってくれた。心より礼を言う」

 家安のねぎらいの言葉に小樽とチェリーは静かに頭を下げた。

 「将軍様。お体の方は大丈夫ですかい?」

 「ほほほ。案ずるでない。この家安、簡単にくたばるような柔な体ではないぞ。それより、早く上着を着たらどうじゃ。チェリーのやり場に困っておるぞ」

 「へ?いけねっ!!忘れてた!!」

 チェリーは顔を真っ赤にしてもじもじしていた。よっぽど恥ずかしかったのか、辺りの畳が引き抜かれてぼろぼろになっている。

 「二人とも、今夜はゆっくりと体を休めるとよい。話はそれからじゃ」

 「はっ!!失礼いやしやす!!」

 小樽はチェリーを連れて自室へ下がった。
 襖の向こうに消えた小樽の背中を見つめながら、家安はにつぶやくように言った。

 「小樽にならば、できるかもしれん・・・」

 「例の計画でございますか?」

 「期待してはおかしいか?」

 「いいえ。拙者も同じ気持ちでございます」

 二人は顔を見合わせて笑った。


 小樽の自室では夕食を楽しんでいた。チェリーがやると言ったが、せっかく来てくれたのにいきなり働かせるわけにわいかないと、今夜の夕食の準備は小樽が全部やった。
 ちなみに献立は、野菜の天ぷらとみそ汁、それにジャポネス産ひとめぼれの味付けご飯である。

 「味はどうだい?」

 「はい、おいしいです!!」

 これはお世辞などではない。小樽の家事能力は完璧で、そこらの料理人さえ舌を巻くほどの腕前なのだ。もち、これも施設での訓練のたまものだが。

 「じゃ、あらためてよろしく。俺は間宮小樽、このジャポネス城で御庭番を任されてる」

 「私、チェリーともうします。末永くお付き合いくださいませ。あの・・ところで・・」

 「ん?」

 「も、もう一度・・ふにふにしてください!!」

 小樽は何を言い出すかと構えて、思いっきりずっこけた。
 だが、確信した。この子やさっきのマリオネットはどこか違う。
 小樽はチェリーの側に座って、頬を指で転がした。人工皮膚の下から感じられる暖かさ、ひくひくと震える感触。緊張しているのか、チェリーの肩が固まっていた。
 小樽は耳元で優しくささやいた。

 「大丈夫・・・力抜いて・・・深呼吸して・・・・」

 「は・・はい・・・あんっ!!」

 小樽の掌がチェリーの胸元に差し込まれ、青い果実を優しく揉みし抱いた。

 「あふ・・あふん・・ますたぁ・・・」

 「気持ちいい?」

 小樽の問いに、チェリーはうなずいた。
 優しくほほえむと、小樽は少し強く揉みし抱きながら、チェリーの着物をゆっくりと脱がしていった。最後の一枚−腰巻き−だけになったとき、その桜貝のような幼い唇に小樽は優しくキスをした。チェリーもつたない動きで小樽に答える。
 腰巻きに手が差し込まれ、チェリーの密壺を指がなで回した。

 「はんっ!!ひぃん・・・ま、ますたぁっ!!いやらしいですぅ・・・」

 「ほんと・・・チェリーはいやらしいのな・・・・」

 「はい・・チェリーはいやらしくて悪いマリオネットです。お、お仕置きして下い」

 焦らされてすっかり愛液に浸った密壺を目の前に晒して、チェリーは潤んだ瞳でおねだりをした。
 小樽は自分も裸になると、その逞しい男根をゆっくりと差し込んだ。

 「はひっ!!あうぅぅ!!すごい、おおきいですぅ!!」

 「チェリー!!」

 「あっあっ!!ああん!!ますたぁぁぁぁぁ!!」

 小樽はもう止まらなかった。チェリーを抱きかかえると荒々しく突き上げた。その激しい動きにチェリーは、小樽の男根を強く締め付けた。

 「んおっ!!チェリーの中、気持ちいいよ!!」

 「あんあんあん!!満足していただけてチェリーは幸せですぅ!!ああっ!!だめぇ!!いっちゃいます!!いっちゃいますぅ!!」

 「お、俺も!!う、うわぁぁぁぁぁあ!!」

 「あ、あっついぃぃぃぃぃ!!ひやぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあん!!」

 二人は腰を二度、三度と震わせて繋がったまま床に倒れてしまった。


 続く 


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