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「プロセス 第三話(GS)」

ソロモンの指環 (2007-07-28 11:40)


 美智子が例のものを見つけたとき、美神一行は妙神山の前に到着していた・・。

     プロセス第三話 〜エアコンの24℃は寒いが25℃は暑い。〜

「やっぱり文殊は便利ねぇ。一瞬だもの。さっ入ってしまいましょうか。」
 小竜姫には伝えていなかったが美神達は完全に遊びに行くつもりだったのでラ  フこのうえない。そんなことを鬼門たちは知るはずも無く。

「あいや待たれい。美神殿達はまだしもそこのおぼこい小娘二人は通す事はでき  ん。この右の鬼門、左の・・・・・。」

 テチテチテチ・・・。妙神山の中からかわいらしい足音が聞こえてくる。
 横島はこのかわいらしい足音が死をもたらす暗黒の福音だと言うことに気    づいた様だが、鬼門たちは何のこっちゃときづいていない。

「鬼門の試練を「ヨコチマ〜〜〜〜。」」 ドゴォォォォン
「うぉぉぉぉぉぉぉ。」
「左の〜〜〜〜〜」

 左の鬼門がパビリオに軽く吹っ飛ばされる。数千マイトの力を持つ彼女の力を
 防げるはずも無く、思いっきりガケを転がり落ちてゆく。
 残された右の鬼門は落ちてゆく左のを追って追いかけてゆく。

「ヨコチマ〜〜〜待ってたでちよ〜〜〜。」

 横島はすでにサイドへ飛びかわしかけていた。しかし、当のパビリオはこの作  戦を看破していた。
(やはり、さすがに良い動きをするでち。しかし!!!サルと一緒にしたゲームの
 中にこれを破るヒントが隠されていたんでち。)
 パビリオは足の歩幅をせばめてスピードが落ちないようにブレーキをかける。
 体重を横島のほうへ向け一直線上に入る。

「まさか!??!?!この走り方は!!??」
「そうでち。デビルバッ○ゴース○パビスペシャルでち!!!!!」

 チュドォォォォォォォォォン

 爆弾が落ちたような轟音と共に先ほど鬼門が落ちていった道をさらに早いスピ  ードで落っこちて行く。
 せっかく煩悩を振り絞って楽してやってきたのにこれで全てがムダになってし  まった。 無念である。

「ふぅ。楽しいスキンシップも終わったでち。サービスも楽じゃないでちねぇ。サ 〜〜〜〜ル〜〜〜。ゲームするでちよ〜〜〜。」

 嵐の様に来て嵐のように去って行った。自分ので一人の鬼と一人の煩悩少年が
 ガケを転がり落ちて行ったのに当の本人はあまり気にしていないようだ。
 横島に対してはこれぐらいやっても死なないだろうという信頼はあるあしい。

「な・・・何だったのアレは?」
「恐ろしい子でござるなぁ。アレが前に話していた子でござるか。」

 目の前で起きたことがにわかに信じられないのか目を点にしている。
 アシュタロス大戦についてはの話は以前に美神が大まかだが話していた。少し  すると大きなゲンコツの音と女の子の泣き声がしてきた。泣き声の方向から拳  を赤くしさすりながら小竜姫がやってきた。

「まったく・・・。下手に霊力が高いから防御力が高いのなんのって・・・。いら っしゃい美神さん。今回はそちらの方々の修行ですか?」
「神様も楽じゃなさそうねぇ。今回は修行じゃなくて遊びに来たんだけどいいかし ら?」
「相変わらずですねぇ。貴女は。まぁいいでしょう。どうせなら泊まっていきます か?この季節ですから他の修行者も来ないでしょうし。」
「えっ!!いいんですか?お邪魔します。」

 少々あきれながらも小竜姫は美神達を中へ入れようとしたときだった。

「うぅぅぅまぁぁれぇるぅ前から愛していました小竜姫様〜〜〜。」

 ガケの下から徐々に横島の声がし始めてきた。
 ほんの数十秒前でガケから上がってきて小竜姫へダイブしたのだ。ガケを鬼よ  り速く登ってくる体力。はたして煩悩だけで説明がつくのだろうかこの男は。

「私に変なことすると仏罰が下りますよ(怒)!!!!!!!!」

 何度も淫らな行為を仕掛けてくる横島にきつい仏罰をかまそうと神剣を手に取  り本気で切りかかろうとする。
 しかし、横島はここに来る途中にある必殺技を考えていた。

「そんなモンじゃ俺のボンノーは封じれんのじゃぁい」歩幅が徐々に小さくなる。
「デ○ルバッド○ーストパビスペシャル横島風味〜〜〜〜〜〜〜〜。」

 どこかで見たことのあるような技だがこれが功をそんして神剣をかわして小竜  姫の懐に入った。

「まさか!!??私の剣がかわされるんなんてぇ〜〜〜〜〜。」
「ワハハハハハハ。苦節30年。苦い苦い時期もあった。しかし!!!!今!!ワ イの願いが叶おうとしてい ジェロニモォッ!!!!!!!」

チュドォォォォォォォン  「ヌォォォォ。またダメやったぁぁぁぁぁぁ。」
 小竜姫の周りでまばゆい光と共にかなりの爆発が起きた。

「まったく、神様の剣を本当にかわすなんてね。おかげで5億が一瞬でパーね。も ったいない。あとで請求しなくっちゃ。

 右耳のイヤリングから美神は精霊石を投げた。
 放たれた石は横島の顔に当たり、そのままゼロ距離で爆破した。もともと精霊  石は神聖なものなので神族である小竜姫には何の効果も無い。
 しかしダークサイドに堕ちてしまった横島には大ダメージで瀕死の重傷を負っ  ている。小竜姫は自分の剣がかわされれしまい少なからずショックを受けてい  るようだ。
(あの人はこの力の武に用いれば強くなれるはずなのに。でもまさか私の剣がかわ されるなんて、修行が足りないのかしら。鍛えないとなぁ。)

「まぁ改めていらっしゃいませ。」
『『『お邪魔しマース。』』』 そういって美神一行は妙神山へ入っていった。

「広いでござるなぁ。」
「本当ですねぇ。修行場までしか入ったことしかないのでここまで広いとは思いま せんでしたよ。

 門から入りしばらく進むと大広間が目に入った。小さな体育館ほどある部屋が
 続いている。その部屋は親族のそれらしく神聖な雰囲気を漂わせている。
 何度かここを訪ねたことがある美神達だがここまでは誰も入ったことは無かっ
 た。

「私は色々用意があるのでしばらくゆっくりしていて下さい。晩御飯は私が作るの で楽しみにしていて下さいね。もう少ししたら別の皆さんも来るらしいですから
 ね。フンフフンフフン。」

 鼻歌を歌いながらエプロンをつけて台所に走っていく小竜姫。人に料理を振舞  うのは久々らしく張り切っている様子である。エプロンをつけているとは小竜  姫も世俗化しているようだ。

「あとから来るとは言っていましたけど誰が来るんすかねぇ?美人のネーちゃんだ ったらエーなぁ。」
「それはわからないケド。わざわざ正月に押しかける礼儀知らずなやつなんている のかしらねぇ?」

 この条件にマッチしているご一行様がいるのだが・・・・。
 しばらく休んでいると横島の上の空間に切れ目が浮かんできた。 
 ヴォォォォォォォン    ドサッ

「ふげっ!!!!!!」

 横島の上に乗っかったのはヒャクメ、ベスパ、ジーク、ワルキューレだった。

「奇遇ですねぇ皆さん。何の用事ですか?」
「私たちは単に遊びに来ただけだけど。そっちは何なの?
「いやベスパが久しぶりにパビリオに会いたいと言うのでなぁ。いくら休暇中の活 動範囲外とはいってもまだ一人で行動させるわけには如何か?ということでな  我々が同行してきたというわけだ。」
「ところで横島ははどこに・・・・。ひゃん!!??」

 横島を探そうと辺りを見渡すベスパ。後ろを見ようと体をひねった隙に横島の
 手がベスパの胸に触れた。

「ふっふっふ。限界まで気配を消し隙を見てチチを触る。これぞセクハラ奥義の一 つステルス・タッ・・グルオペッ!!!!!」

 ベスパに踏まれ畳にめり込む横島。そこに加えて美神のお仕置きの一発が入る。
 さらに深く畳へとめり込んでいく。
 そのザマはあたかも隕石が落っこちたあとのクレーターのようになってる。隕  石に価する横島は原形をとどめていない。そんなこんなしているうちに美味し  そうな料理を持ってきた小竜姫とパビリオが入ってきた。

「ベスパちゃーん。会いたかったでちー。」

 楽しむのは仕事が終わってからと言いかけた小竜姫だったが久々の姉妹の再会  に目をつぶり、一人で料理を運ぼうとする。そこに死んでいたはずの横島が手  伝いに来た。

「しっかし意外でしたよ。小竜姫様がここまで料理がうまいなんて思いませんでし たよ。いや悪い意味じゃないですよ。」
「ええ。昔に特訓したものですから。今はたまにしか作りませんけどね。まだまだ 腕は鈍っていませんよ。」

 食器を運びながらエッヘンと胸をはる小竜姫だが顔はどこか寂しげだった。
 しばらくして全ての食器を運び込んだ二人とスデに用意していた他の人たちは
 食事を始めた。

「さぁーて食べましょうか。あっ!!この美味しそうな食べ物はなにかしら?」
「美神さん!!いただきますを言ってない!!そこっナベは野菜からが基本でしょ うが!!その料理はポン酢はだめーー!!醤油でめしあがってくださいっ!!」

 一同小竜姫の意外なナベ奉行ぶりにしばらく驚いてはいたが酒が進むにつれて
 なんだかよくわからない空気に広がっていった。
「一番ヒャクメぬぐのね〜〜〜。」
「いいぞ〜〜〜行け行け〜〜〜。」
 脱ぎだすもの
「私がいないとみ〜〜んなダメなんですから。少しはかんひゃしてほひぃれすぅ」
「分かったでござる。だから拙者に愚痴るのは・・・・・。」
 愚痴りだすもの。そんな光景が繰り広げられていた。そんな中一人で小竜姫は  この光景を眺めていた。

「な〜〜〜に一人でシラフなのよ〜〜〜。飲ませてあげるからのみなさ〜〜い。」
「飲んでますって美神さん。だから押さないで下さいよ〜〜〜。」

 強引に酒を飲ませようとする美神。その途中に視線がふと小竜姫の神剣に目が  行く。

「いっつもこの剣を持っているけど、そんなに大事なのこの剣?酒の入ってる中に 刃物を置いてたら危ないわよ。切れちゃうじゃない。」
「そうなんですけど・・・。これは預かり者なんで無くさないように肌身離さずも っているんですよ。大切な人のものなので・・・。」
「あれ〜〜〜小竜姫さまぁ。またそんな顔してますねぇ。男関係じゃないんですか ぁ?隅に置けませんねぇ。」
「私も昔の話に興味があるなぁ。」

 次々に小竜姫の周りに話しを聞こうと酒臭い面々が集まって小竜姫を圧迫する。

「で・でもこれはヒャクメにも関係あることなので彼女にも聞いてみないと・・。
 で・で・ですよねヒャクメ。」
「これのことでござるか?」

 ヒャクメを探そうとするがどこを探しても見当たらない。その時酒臭いシロが  半裸で爆睡しているらしく揺らしても全く起きる様子は無い。

「おきてくださいよ〜〜〜。ヒャ〜ク〜〜メ〜〜。」
「もう飲めないのねぇ。勘弁してほしいのねぇ。」
「もう逃げれないようね。小竜姫様。たっぷり話してもらいましょうか?」
「わかりましたよぉ。でも長くなりますからね。」

 諦めた顔をして小竜姫は過去の話を語り始めた・・・・・・・・・・。


   第四話  〜焼肉は肉より一緒に食べるご飯のほうがおいしい。〜
                               に続く

後書きに変えて・・・。

作者「ようやく過去の話に入ることができた・・・。どうもソロモンです。少し間
   空いちゃいました。」

キヌ「長かったですねぇ。ようやく次回から小竜姫様の過去の話に入ります。色々
   サプライズもあるかも知れないので楽しみにしてくださいね。」

ワルキューレ(以後ワル)
  「しかし本当はあと一話間に挟むつもりだったんだろ?そうすると四話まで主   人公の話しに入れないという・・・。」

作者「そーなんです。お風呂場のシーンを書きたかったんですが・・・。話しがま   とまらなくなってしまうので断腸の思いで切りました。いつか書いてみたい   なぁ。まぁあまりエロくも無いギャグなんですけどね。」

キヌ「レスも5つもらえましたね。」

作者「ありがたいです。色々参考になるので皆さんヨロシクお願いします。」

ワル「それじゃあそろそろお開きで・・。」

ヒャクメ(以後ヒャク)
  「ちょっと!!!何で私だけ脱いで爆睡してるのね〜〜。ひど過ぎるのねぇ〜   〜〜〜〜。」

作者「テイッ。」 ドスッ!!!! 目潰しする作者。

ヒャク「目が〜〜〜なのね〜〜〜〜。」

作者「次回はヒャクメと小竜姫と誰かさんとオリキャラをまじえての話しになりま   す。それでは今日はさようなら〜〜〜」
 逃げる作者
       外房線の電車の中。茂原行きの電車の中で収録

レス返しです

のび斗輸いや真っ暗な部屋です。ん?いや曇りガラスの後ろですかね。モチロン     声はメッチャ低い声ですよ。

ちょっと発見様→スイマセン。自分修正の仕方分かりませんでした。もしよければ
        教えてください。

ヒステリア様
傍観者様 →一話から言われていましたが直ってませんでしか・・・。スイマセン
      今回はどうでしょうか?気づいた点があればまたレス下さい。これか      らも頑張りますんでヨロシクお願いします。

QEDC様→一巻から読み直しました。ごめんなさいシロは幻術知っていました       ね。確認しなかったことに反省してます設定に関しては矛盾が無い       ようにしていきたいと思います。
      性格に関しては一話でのキャラクターの性格の延長線上で考えていた      だきたいと思います。原作と性格がずれているということで壊れ表記      をつけているので性格については問題は無いと思います。

 レスをいただいた方ありがとうございました。作品を書くに当たっての主な動  力の一つです。ぜひともレス下さい。ヨロシクお願いします。


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