インデックスに戻る(フレーム有り無し

▽レス始▼レス末

!警告!壊れキャラ有り

「プロセス(GS)」

ソロモンの指環 (2007-07-17 12:35)


 年も暮れてTV番組の本数が増えた12月31日、美神令子除霊事務所では毎度
 おなじみの光景がいつもと変わらず平和に繰り広げられていた。


   プロセス第1話 〜ゼリーを開けるとき液が飛び散らないか心配。〜


「センセ〜〜〜〜。一緒に散歩についてきて欲しいでござるよ〜〜。拙者最近運動不足で死んでしまいそうでござる。お願いでござる〜〜〜。」
 スレンダーな体をしたまだあどけなさの残る少女が一生懸命に懇願しながらカ  オをしつこく舐めつづけている。

「アホぬかせーーーーー。外気温最高3℃(お天気の森田さん調べ。)の真冬の東京をどこの誰が好き好んで散歩するんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!外を見ろ外を人通りは極小。全員防寒具のフル装備やないかぁぁぁーーー。」

 顔を舐められながらも必死に抵抗を続ける少年。いつもの様にズルズルと散歩
 にはついていかない。なぜならこの少年には防寒具が無い。あるのは薄いつな
 ぎと何枚かのバンダナである。誰でもそんな寒い格好で外に出るのはいやだろ
 う。

「とにかく俺は絶対に行かんからな。」
「そんなぁ〜。」
 シロはいまだに諦め切れないでいるらしく。ちょこちょこ横島の服を引っ張っ  ている。

「行ってあげなさいよヨコシマ。バカ犬は生きがいのひとつでもとられると死んでしまうらしいわよ。」
 タマモもいつもの様に割り込んできた。ちなみにシロの生きるための三大要素
 は ‘ ∋曲癲´センセイ らしい。食べ物、運動、恋?とにもかくにも
 健康的な少女である。

「野生の本能を失った女狐に言われたくないござるなぁ。あと拙者は犬じゃなくて狼でござる。」
 シロも挑発し返す。プライドの高い?シロにとっては狼と犬とを間違えられる  のは禁句である。
「事実じゃないの。それともチワワだったかしら?。」
「このぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
「まぁまぁ落ち着けシロ。」

 シロは霊波刀を出しタマモに切りかかろうとするが横から割って入ってきた横  島に止められてしまう。タマモも狐火を出して戦闘態勢に入る。ちなみにご存  知の通りチワワも犬である。

「センセー。なんで止めるでござるかーーーーー。女狐に買収されたんでござるかーー。後生でござるーーーーーー武士の一太刀をーーー。」

必死にタマモに切りかかろうと横島を振りほどこうとする。しかしそこにシロ  にとっては衝撃的な一言が告げられた。

「そうよ。ヨコシマは私に惚れてしまったのよ。ねっヨ・コ・シ・マ(ハート)」

「「何ーーーーーーーーーーーーーー(喜)(悲)」」
喜びと悲しみの入り混じった大きな声が事務所に響く。

「そんなぁ。センセイ本当でござるか?嘘でござるな否定してくだされ。ゼンゼーーーー。」
 泣きながらも必死に叫ぶも当の横島には聞こえていない。横島はオーバーヒー  ト寸前である。
「ワイはロリコンやない。ロリコンや無い。露離婚やナ威。でもタマモなら、タマモなら多摩もならーーーーーーーー。愛してるぞタマモ。大好きやーーーーーーーーーーーー。」

 この発言はシロにとって大ダメージだったらしい。部屋の端っこでハンカチを  噛みながらのノ字を書きながら監視カメラに視線を向けながら泣いている。
 どこで習い誰に見せようとしているのか。今のシロを見ているのは人口幽霊だ  けである。

 一方の横島もタマモに飛びこむが簡単にかわされてしまい、そのままシロの近く の部屋のスミで同じくのノ字を書いている。そんな光景をタマモが少しうらやま しそうに見ていたのは秘密。

「相変わらずあんたらは元気ねぇ。見ててうらやましいぐらいだわ。その元気を何か別につかえないかしらねぇ。」

 いつもと同じように入ってきたのはこの事務所のオーナーの美神令子。普段か  ら朝は低血圧気味でボーっとしているが今日はいつに無く上機嫌だ。こういう  時は大抵金が関係している。

「おはよう。」返事をしたのはタマモだけで、残りの二人は未だに師弟そろってしょぼくれている。

 美神はそのままフカフカの椅子に座り「どうぞ。」とおキヌちゃんが淹れた苦  めのコーヒーを飲みながら一息ついて言う。

「昨日で営業も終わったし年末の後始末(主に掃除)だけなんだけど、これが終わったら出かけない?最近忙しかったから全員で出かけてなかったしね。何か意見はある?みんな。」

 ここでさっきから沈んでいた師弟コンビが元気よく参加してきた。やる気マン  マンである。

「ハイハイはいはい。拙者は牧場に行きたいでござる。」
「却下。あんた牛を食べるつもりでしょ。」  一人目撃沈。

「油揚げ屋。」
「はい次。そもそも揚げ単体で売ってるところなんてあるの。」
「三丁目のカドを曲がったところにあ「別の意見は。」」  二人目撃沈。

「俺は美人のねーちゃんがいるところなら「死刑!!」」 「オウッ!?」
横島の眉間に机の上にあったペンを刺す。  三人目撃沈。

 三人そろって部屋の端で凹んでいる。そこだけがナウシカの腐界のようだ。

「なかなかまともな意見がないわねー。」(まぁ聞いても無駄な気がしてだけど)

 そこでおキヌちゃんが参加してきた。
「最近仕事やらなんやらで妙神山に行ってませんねぇ。」
「そうねぇ。遊びに行ってみる?」

 おキヌちゃんと美神は何気なく話すが一応日本でも有数の霊格の高い修行場で  ある。あまりにも横島たちがセクハラをしすぎたため。友達のような感覚になっ
 てしまった。ヒャクメにも責任があるんじゃないだろうか。

「シロー。いつまでもふて腐れてないで電話を持ってきてちょーだい?」
「ぐすっ。了解でござる。」

 ふて腐れたシロに電話の子機を持ってきてもらい、おもむろに番号を押す。ナ  ゼ妙神山に電話があるかというと、50億でポンッと修行場を再建したときに
 敷設したものである。今のところ番号を知っているのは美神と神父だけである。
 最近は新聞紙の勧誘が来て悩んでるらしい。取ったとしても新聞は送れるのだ
 ろうか?

 トゥルルルルル。ガチャッ

「もしもし妙神山です。」
「あっ美神です。小竜姫さまですか?」
「そうですけど。何か用ですか?。」
「突然なんですけど、事務所の面子でお訪ねしてもよろしいでしょうか?」
「構いませんよ。じゃあお待ちしています。」

 ここまで神様にフラットに話せるのは美神くらいだろう。小竜姫様の方が話し
 方が丁寧なぐらいだ。

 そして掃除も終わった昼過ぎ

「さぁ。横島君文殊出して。妙神山まで一気に飛んじゃいましょう。こういう時
にあんたは便利よねぇ。」

 美神をはじめ横島を除いた全員がすでに出かける用意を終わらせている。

「あのー美神さん。俺今文殊出ないんですけど・・・・・。」


     第二話〜ぶどうジュース500世呂っつい。〜に続く。


後書きに代えて

作者(以降作)「どうもソロモンの指環と申します。このサイトを見ているうちに自分も書きたくなってしまって。なにぶん初めてなので見苦しいところもあるでしょうが暖かい目で見守ってやって下さい。」

おキヌ(以降キヌ)「あのー私美神さんにコーヒー入れて遊びに行こうとする所しか出てないんですけど。」

タマモ(以降タマ)「そもそも小竜姫様の過去の話が書きたかったんでしょ。なんで一話で出てこないか不思議だわ。」

作「はうっ!!」

シロ「サブタイトルもわけが分からんでござるしな。未熟も未熟。まだ早かったんじゃないでござるか?」

一同「うんうん。」

作「違うんだ。確かにそうなんだけども。書いていくうちに話が膨らんできて歯止めが掛からなくなってしまったのさ・・・。(泣)」

タマ「サブタイトルは?」

作「銀玉で似たようなのがあるじゃん。僕の日ごろ思った事でも書けたらとおもいまして。」

シロ「更新のペースはどのくらいになりそうでござるか?」

作「なにぶんPCが自由に使える身じゃないので。携帯は文量が少なくなるし。書けるときに書こうとしても週,阿蕕い砲覆蠅修Δ任后」

タマ「これ打つのにも時間掛かったらしいじゃない。」

作「ゆっくり書いたのもありますが、軽く三時間以上掛かりました。なにぶんタイピングが素人並なもので。」

一同「ながっ!!!!!」

作「夏休みの間に完結させようと思ってます。小竜姫の今に至るプロセスを書こうとしています。感想もお待ちしています。」

シロ「作者は気が弱いのでオブラートに包んでもらうとうれしいでござる。」

シロ・タマ・作「それではさようなら〜〜〜〜。」

キヌ「ワタシヲワスレテイマセンカネェ。」

作「お、オキヌチャン。」

シロタマ逃げる。

キヌ「お仕置きですかねぇ。」

作「おキヌちゃん、目が目がこわ、キィヤァァァァァァ。」

                           作者宅にて収録


△記事頭

▲記事頭


名 前
メール
レ ス
※3KBまで
感想を記入される際には、この注意事項をよく読んでから記入して下さい
疑似タグが使えます、詳しくはこちらの一覧へ
画像投稿する(チェックを入れて送信を押すと画像投稿用のフォーム付きで記事が呼び出されます、投稿にはなりませんので注意)
文字色が選べます   パスワード必須!
     
  cookieを許可(名前、メール、パスワード:30日有効)

記事機能メニュー

記事の修正・削除および続編の投稿ができます
対象記事番号(記事番号0で親記事対象になります、続編投稿の場合不要)
 パスワード
    

G|Cg|C@Amazon Yahoo yV

z[y[W yVoC[UNLIMIT1~] COiq COsI