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!警告!壊れキャラ有り
18禁注意

「山の神様テクニック(GS)」

ちくわぶ (2006-03-29 23:46)


 注意!

 この話は、GSのキャラを使った某漫画のパロディです。
 元ネタの問題によって18禁表示をしていますが、エロ表現などは存在しません。
 元ネタがわからないという方は、そのままわからないほうが幸せです。
 なお、投稿については管理人様より許可をいただいています。     


「う〜〜〜〜地脈地脈」


 今、地脈を求めて全力疾走している僕は
 オロチ岳に括られてるごく一般的な神様

 強いて違うところをあげるとすれば
 山に興味があるってとこかナ――
 名前はワンダーホーゲル

 そんなわけで帰り道にある
 オロチ岳の南西壁(難所)にやって来たのだ

 ふと見ると
 突き出た一枚岩に一人の妖怪が座っていた


(ウホッ!いい妖怪…)


 ハッ

 そう思っていると突然その男は
 僕の見ている目の前で
 着物の前をはずしはじめたのだ…!

 するり…

 そこにはザイルとハーケンが…


「やらないか」


 クライミングに弱い僕は誘われるまま
 ホイホイと南西壁に
 ついて行っちゃったのだ

 彼――
 ちょっとワルっぽい
 妖怪で
 天狗と名乗った


「よかったのか
 ホイホイついてきて
 ワシは土地神様だって
 かまわないで登っちまう
 妖怪なんだぜ」

「こんなこと初めてだけどいいんです…
 自分…天狗さんみたいな人
 好きッスから…」

「うれしいこと言ってくれるじゃないの
 それじゃあ
 とことんよろこばせてやるからな」

 言葉どおりに
 彼はすばらしいテクニシャンだった
 僕はというと
 ザイルに伝わるに振動の波に
 身をふるわせてもだえていた


「ん?もう登り終えちまったのかい?
 意外に早いんだな」

「あんまり気持ちよくて…
 こんなことしたの初めてだから…」


「だろうな
 ワシも初めてだよ
 ところでワシの鼻を見てくれ
 こいつをどう思う?」

「すごく…大きいです…」


 その時、予期せぬでき事が…


 ブルブルッ


(わ、忘れてた…)


「どうした?」

「じ…実は地脈にエネルギーを注ぎ込まなきゃいけないんです
 オロチ岳に来たのもそのためで…」

「そうか…
 いいこと思いついた
 お前、火口の中へエネルギーを注ぎ込め」

「えーっ!?
 火口の中へですかァ?」

「男は度胸!
 何でもためしてみるのさ
 きっといい気持ちだぜ
 ほら 遠慮しないで入れてみろよ」


 彼はそういうと素肌にまとった上着を脱ぎ捨て
 逞しい神器(刀)を僕の前につきだした

 火口の中にエネルギーを流し込ませるなんて
 なんて妖怪なんだろう…

 しかし 彼の堅くひきしまった刀を見ているうちに
 そんな変態じみたことをためしてみたい欲望が……


「それじゃ…やります…」


 ジャキッ…
 ブスッ……(刀を火口に突き刺す)


「は…はいりました…」

「ああ…つぎはエネルギーだ」

「それじゃ出します…」


 ギュゥゥゥン…


「このぶんだとそうとうがまんしてたみたいだな
 地脈の中がパンパンだぜ
 しっかり火口をしめとかないとな」

「ああ――っ!!」


 この初めての体験は
 幽霊の頃では知ることのなかった一体感を
 僕にもたらした

 あまりに激しい一体感に
 エネルギーを出しきると同時に
 僕はマントルの海の中で
 あっけなく大噴火してしまった


 ふもとの人、しーましェーン!!


 ――と
 こんなわけで
 僕の初めてのエネルギー注入体験は
 大噴火な結果に終わったのでした…


 ……むしゃくしゃしてやった、今は反省している _| ̄|○    ちくわぶ

  


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