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!警告!壊れキャラ有り

「横島忠男の華麗な一日 (GS+いろいろ)」

仁成 (2006-03-15 20:20/2006-03-15 22:45)

時給250円。後に255円。

日々、美神さんに殴られ、蹴られ、扱き使われ、シロの拷問な散歩につき合わされ、タマモの馬鹿にしたような眼で見られる毎日。

最近おキヌちゃんも慣れてしまったのか、助けてもくれない。

まあ、殴られ、蹴られの部分や、馬鹿にしたような視線は俺のセクハラが原因のような気もするが、この旨味がなければ、こんな時給ではとてもじゃないがやっとれん!

そんなこんなで俺はこの事務所で最下層の地位にいるわけである。


まあ、たとえ最下層であっても、この事務所は開業当時からの付き合いで愛着はある。

おキヌちゃんが作ってくれる飯は上手いし、シロタマはなんだかんだ言って、慕ってくれている。

なにより美神さんのチチとシリとフトモモは何ものにも変えがたい!

女性だけの事務所に、自分一人だけ男というポイントも見逃せないだろう。


ということで、この最下層生活も青春の1ページとして日記につけ始めたのだ。

愛子がかなり喜びそうな動機である。

書き始めは自分でも、三日坊主で終わるか、とも終わるかとも思っていたが、偶然か今まで続けることが出来ている。


ところが、何の因果かその一部を公開することになってしまった。

自分の日記を公開するなど、はっきり言ってイジメ以外の何ものでもないが、まあ、出すのは一部だけなので大丈夫だと信じたい。

じゃあ、始めるか、俺の自爆ショー……。


横島忠男の華麗な一日

――五人を○○に例えたら――


俺は今日も一日事務所でごろごろしていた。

え? 学校? ナニソレ。

時刻はもう夕刻。
仕事はあるが、深夜からだと言われていたので、まだ思いっきり暇だ。

そもそも準備が要らないので、今すぐだと言われてもこの身一つで行ける。

もっとも俺に美神さんの荷物を持たない、なんて選択肢があるわけないが。

周りを見ると、美神さんは事務机で書類仕事をしていた。

おキヌちゃんは学校の宿題のようだ。
俺とは違って真面目だなあ。

シロタマは俺と同じように、ごろごろしている。

まあ、こいつらはわんこだし。
姿は人間とはいえ。

とりあえず夕日を眺めていると、それが沈んだ頃にはなぜか五人の会話はジョジョの話になっていた。

きっかけは思い出せないが、おそらくタマモ辺りが始めたのだろう。

人間の娯楽文化を気に入っている彼女は漫画も特にお気に入りだ。

いつのまにかその会話の流れはなぜか、ジョジョのキャラクターに自分達を当てはめたら、というものになっていた。


「じゃあ、まず俺ってことで」

「エロで……」
「スケベ」

美神さんとタマモの言葉が突き刺さる。
意味一緒やん!

「た、確かにそうですけど、横島さんはやるときはやるひとですよ!」

「そうでござるっ!」

おキヌちゃんからフォローがはいる。
ううぅ……、ええ娘や。

シロもサンキューな。

「弟子として当然でござる!」

エロは否定されなかったけど……。

「まあ、いざって時は頼りになるけど」

「じゃあ、康一くんってことでどう?
一般人だったのが、段階的に強くなったのも横島クンと似てるし……」

美神さんがこう言ったので、俺は康一くんになった。

くらわせろ! Act3!!


「はい!はい! 拙者、由花子がいいでござる!」

プッツン由花子か。
あんなのがいいとは、シロも変わってんな……。

「なに言ってんのよ。全然違うじゃない。
あれはどっちかって言うとおキヌちゃんね」

そうっすね、美神さん。
確かに全然キャラが違うぞ。

「まあ、おキヌちゃんは黒くて長い髪ってところで合ってるし、時々何だか怖くなるところでも合って……」

「え? なんですかタマモちゃん?」

おキヌちゃんが笑顔でそう言うと、タマモは部屋の隅で震えてしまった。

ということで、おキヌちゃんは由花子に。
だが、満更でもないようだ。

「これから私が横島さんを“教育”して立派な男にしてあげるわ!」

こ、怖えぇ……。


「なら、拙者は何でござるか?」

うーん……。
犬で、自称武士で、俺の弟子。

「あんたはあれがあるじゃない。
ほら、アヌビス神」

いつの間にか復活したタマモが言う。

アヌビス神?
えぇーっと……。あの刀か!

「何を言うでござるか、タマモ! あれは人ですらないでござるよ!」

アヌビス神は刀そのものが本体のスタンドだ。

「そうねえ。アヌビス神ってエジプト神話じゃ犬だし。
ちょうどいいんじゃない?」

「犬じゃないでござる!」

美神さんの言葉にシロが噛み付く。

いや。君の普段の行動は完璧に犬だぞ♪

「それに刀って、武士の魂そのものなんでしょ? だったら本望じゃない」

タマモが追い討ちをかえる。

「えっ、あっ、ううぅ……。
その動き、今ので憶えたでござる!!」

言い返すことも出来ず、結局認めてしまう。
やっぱりシロではタマモに口で勝てるわけなかったな。


その後、タマモはジョセフということになった。

騙すのが得意だし、最初に会ったときには逃げていたから、ジョースター家伝統の戦いを体現していたとも言える。

後半はこじつけっぽいが。
まあ、こんなところだろ。

三部では爺さんだったわけだが、二部では主役だったのでタマモも納得してくれた。


「最後は私ね。やっぱり私はその強さや雰囲気からリサリサかしら」

「え? ええ、そうっすね。ハハ……」

俺は乾いた笑いを浮かべる。

周りを見ると、三人とも苦笑いというか微妙な顔をしている。
全員同じ人物を思い浮かべてしまったようだ。

無言で俺に言えと促している。

くっ! つまり俺に死ねということか!

だが、このまま黙っていては俺の芸人魂が廃る。

意を決して口を開いた。


「……やっぱ、美神さんは重ち」

言い終わる前に、俺の目の前が衝撃により赤く染まった。

早かったな……俺の死も。


「世の中のお金は全部私のものだどっ!!」


またある暇な日。

事務所ではなぜか、自分たちをあずまんが大王に例えたら、という話になっていた。

ここにはロリコンな汚れ芸人も同人漫画家もいないのに、なぜこんな話題になったのか、全く分からない。

まあ、例えたからどうなるというわけでもないので、暇つぶしにやってみる。

「じゃあ……」

「「「木村先生」」」

同時かよっ!!?
なんて団結力だ。

確かに木村先生はエロス筆頭で、それを隠そうともしない漢であるが。

だが、考えてみれば彼には美人の奥様がいて、可愛らしい娘さんまでいるのだ。

悪くない! 悪くないぞぉぉっ!


女子高生とか、好きだからー!


「次は拙者でござる」

「シロちゃんは子どもからいきなり大きくなったから、小学生で高校に通っていた、ちよちゃんなんてどうかしら」

おキヌちゃんが言うが他のみんなは首を傾げる。
全然しっくりこない。

シロか……。

しばらく考えるが、いいのが出てこないな。


…………忠吉さんでいいんじゃね?

「先生! だから、拙者は犬じゃないでござる!
それに、そのおざなりっぷりはなんでござるか!!」

悪い。
確かにやる気なくなってた。

「うーん、シロはトモあたりかな。
精神年齢の低さといい、他人のことを考えない行動といい」

なるほど、さすが美神さん。
でもあなたがそれを言いますか?

「なに? 横島クン」

いえ! なんでもないっす!

あなたはただ、わがままで世の中舐めてて傲慢なだけでした!

「余計悪いわっ!」

次の瞬間には俺の体には神通棍が突き刺さっていた。


「美神殿、それはちょっとひどいでござるよ!
拙者、他の人のこともちゃんと考えてるでござる」

「でもあんた普段、地獄マラソンという名の散歩に横島を付き合わせてるし、初めてあったときには自分の意見が通らないからって、車に粗相しようとしてたじゃない。そういうとこ言ってんのよ」

タマモの言うことも確かにその通りだが、ちょっと言い過ぎだぞ。

「そうでござる! シロヘイトでござるか!!?」

それはシロも言い過ぎだ。
それにお前、海水浴でスイカわりすると、自分で割れなかったら絶対ごねるタイプだろ。


その後いろいろ言ってたが、結局シロがトモというところは覆らなかった。

フォローはしたけど誰も反対しなかったし。

「冗談きついでござるよ。セリョーるー」


「じゃあ、自動的にタマモはヨミね」

うん。
やっぱ、シロタマで一括りだし、止め役でもあるからな。

それにタマモも、遊園地行く前にみんなの前ではあまり興味ない振りしながら、実はガイドブックも買ってメチャメチャ楽しみにしてる、そんなキャラだ。

「シロのついでで決められたのが気に入らないけど、まあいいわ」

ヨミはあずまんがでも屈指の普通人だからな。


次はおキヌちゃんだ。

これはシロよりもはるかに難しい。

「そうねえ、天然つながりで大阪?
さすがにあそこまで酷くないけど……」

あそこまで酷かったらここで働けない。

それに大阪弁も喋っていないのに、大阪(春日)を当て嵌めるにはかなり違和感がある。
むしろ大阪弁なら、無条件で彼女でもいいほどだ。


それから、白熱した議論が小一時間続いたが、最後には黒沢先生(にゃも)ということになった。

世話焼き役つながりだ。

木村先生の奥さんという意見も出たが、俺とおキヌちゃん以外の三人の強硬な反対により却下された。

俺としては、天然+いいひとキャラということでなかなかよかったと思うんだが。


「ということは、美神殿はゆかり先生でござるな」

確かにおキヌちゃんがにゃも先生なら、美神さんはゆかり先生ということになるかもしれん。
キャラ的にも似たところがあるしな。

だが甘い! 甘いぞ!

「どういうことでござるか、先生!」

もっと相応しい人物がいるということだ。

「金に汚くてあこぎなキャラなんていたっけ?」

黙れタマモ。
俺が睨まれてる。

「じゃあ、誰なんですか?」

なら、おキヌちゃん。
美神さんといえばなんぞや?

そう! あの素晴らしいチチだ!

ならば、そこから導かれるキャラは……神楽しかいない!
二人ともツンデレ風味なところも、ポイントだ!

そう言って、美神さんの溢れるような胸を改めて凝視する。

くぅ〜〜っ! 辛抱たまらん!

「美神さん!」

いつものごとく飛び掛る。

「死ね!」

だが、美神さんの閃光のような拳がこちらより一瞬早く、俺の体を貫いた。

もうぼろぼろの血塗れなわけだが、彼女の瞳はまだ戦闘態勢を解いてはいない。
体は鉛のように重いが、何とか逃げなければ!

「おキヌちゃん」
「はい♪」

当然のごとく捕まった俺は、二人のマッスルドッキングで完全KOされた。

なぜこの流れで、正義超人……?
こんな疑問が頭をよぎったときにはもう、俺の体はぐちゃぐちゃだった。

そんな俺に美神さんから、一時間後に仕事だから準備しろとの、無茶なお達しが下る。

「悲しいけど、これ仕事なのよね」

お前が言うな、タマモ。


またまた暇なある日。

事務所の五人は、俺が昨日ビデオにとった死種のFinal Plusを見ていた。

俺以外の四人にはそれなりの好評のようだ。
なんで?

まさかこれが負債の最後の力か!

かなり悔しいので、なぜか持っていた逆シャアのDVDもみんなで見ることにする。

今日は相当暇なんだ!
察してくれ。

だがこれで四人も俺の意見に賛成してくれることだろう。


『第二波、出てくれ。艦隊は直援部隊で持たせる』
『頼む』

このガンダム発進はやばいほどかっこよすぎるな。
お馴染みの「いきまーす」も入るし。
とりあえずν最高。


みんなも黙ってみている。

だが、しばらくして出たおキヌちゃんの一言が、俺を凍りつかせた。

「あっ。これって、アカツキと同じですね」

画面ではνがαとヤクトドーガとの戦いで、ビームバリアを展開していた。


アカツキと同じですね……。
同じですね……。
同じ……。


その言葉が俺の脳内でエコーする。

そりゃねーよ、おキヌちゃん……。

その言葉で俺のテンションは急転直下。
冬の風の強い日に期待して学校行ったら、みんな下にジャージはいてました、っていうぐらいに強烈なショックだ。

たぶん言ったのが彼女じゃなくて男連中だったら、即座に殺している。

あまりのショックによる自殺衝動を何とか抑えて、最後まで見終わると、話は自然とこの五人をガンダムキャラに当てはめたら、というものになっていた。

その流れ自体が不自然なのは内緒だ。

「じゃあ、いつも通りまずは俺からだな」

「横島さんはアスランなんかどうですかね?」

へタレのデコなのが気になるが、あれでも無印では主人公の一人。

だが、自爆も含めてやるときはやる男だし、死種の最終回では補正がたっぷりかかっているとはいえ、主人公さえ屠った人物だ。

あれが主人公だったのかどうかはこの際置いとけ!

シロタマも特に異議はなさそうだな。
それじゃあ次は……。

「ちょっと待って!」

なんすか美神さん。

「横島クンにはもっと相応しいのがいるわ」

? だれっすか?

「……シャアよ」

シャア!
シャアといえば、ガンダム界どころかアニメ界でも屈指の人気キャラ。
それを俺に選ぶなんて!

「その愛、確かに受け取りました!」

「最後まで聞かんか!」

予定調和に血の海に沈む俺。
じゃあ、どういう……。

「最後までも何も、あれは全然違うでしょ。
向こうは典型的二枚目で、こっちは典型的三枚目じゃない。脳ミソピンぼけしてんの?」

そ、そこまで言いやがりますか、タマモさん。

「確かにシャアは二枚目よ。だけど、それは彼の上っ面でしかないわ。
そう、彼は……」

みんなの喉がごくりとなる。

なんだろう。大佐か? それとも総帥?


「……通常の三倍変態だから」

変態かよっ!!!

シャアの通常の三倍の性癖というと、マザコン・ロリコン・シスコンか?

そんなの一つも俺に当てはまりませんよ!
一万歩譲ってマザコンはそうだとしても、ロリコンは絶対ありえませんし、そもそも俺に姉も妹もいないんすから。

なあ!

俺はみんなの顔を見回した。


あ、あれっ……。
みんな弁護してくれない。

それどころか自分に振らないでくれと言わんばかりに、目を合わせてくれないんですけど……。

つまり、みんないつも俺をそんな風に見て……。

うぅ……。泣いてない、泣いてないぞ。

ん、何だ……、俺の涙か…………。


その後、この話はこれで終わり、今度はナウシカのDVDを見始めたのだった。


ラン、ラーララ、ランランラン、ラン、ラーラララー♪


あとがき
「僕にはまだ帰れるところが(ry」
というわけで、のこのこ帰ってまいりました。
お久しぶりです。仁成です。

今回は連載が遅くなりすぎたことに対する、お詫び的話を出してみました。
あっちのほうは明日にでも出させていただきます。

分かる人には分かったかもしれませんが、今回の話には元ネタがあります。
つまりパロディ。まさしく小ネタですね。
タイトルが間違っているのもそのせいです。
知らない人でも楽しめるように書いたつもりですけど、どうでしょう?

ただ、ジョジョ分からん、とか、あずまんが知らね、という人は雰囲気だけでも楽しんでください。3つとも元ネタに因縁深いものですw

この話はすべての横島の台詞にかぎ括弧が付いてるわけではないので、少々分かりにくいですが、一応仕様(パロディの結果)です。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

では。


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