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▽レス始

「GS美神アシスタント真冶『プロローグ』(GS+オリジナル)」

ルーっち (2006-02-15 00:53)

何もない空間。
そこにいる一人(人?)の存在。

「始めまして、俺の名前は絶対神、すべての次元も銀河もすべる神だ」

「今から始まる話はIFの話、なにが起こっても不思議じゃない」

「主人公は横島のポジションにいるスケベではない高校生」
(サっちん「それGSちゃうやろ?」)
「と、とりあえず始まり始まり」


プロローグ『横島真冶高校二年GS助手登場』


俺の名前は横島 真冶(よこしま しんや)
現在バリバリの高校生二年生だ。
が! 金がない。

親父が最低限のお金しか仕送りしてくれないからなぁ。

「ああ、空腹で歩くとこんなにも身体が軽いなんて」

などと言いながら現在もアルバイト探し。
意外に見つからないものだよ、アルバイト。

と、ふらふらしているとグラマーな美女がいた。
ああいうのをボディコンと言うのだろう。
なぜ知っているかと言うと以前本で読んだことがあるからだ。

しかも、その人が貼り付けているのは…アルバイト募集の紙…? しめた。
俺はその女性に近づいた。

「あの……」
「さわるな変態!」

そして、話しかける前に蹴り飛ばされた。
思えばここで間違っていたかもしれない。

あの後、俺は誤解だと言って。
何とか時給350円で働かされている。
なんでもナンパしようとした罪だそうだ。
そんなつもりはないのになぁ。

だが、ここの仕事内容きつい。
約1時間前だって。

「横島クン、ちょっと囮になって」

と言ってきて、物とかを念力で投げてくる敵の注意を俺に引き寄せた(どうやってかは知らない)
おかげで、岩とかを投げつけられてもろ直撃した。
まぁ、持ち前の回復能力でもう絆創膏だけで済んでるけど。

「でも納得いかないよな、350円じゃ割に合わないと言うか……」

と、恐らく美神令子さん……美神さんの目の前で言えば死刑確定な事を口に出している俺。
まぁ、美神さんはお風呂に入ってるから大丈夫だ。

「どうせなら400円にしてもらいたいよ、じゃないと「なに?」
わりにあわな……」

今の声はまさか。
俺が振り返ると、服を着ている目が笑っていない美神さんがいた、いつの間に出たんだろう。
そう、思いながら俺は美神さんの恐怖の折檻を受けた―――

そして目が覚めたときには。

「あら、意外に早く起きたのね」

いつの間にか荷物を持たされていた。
歩きながら説明を受けて。

今度は依頼主は人骨風呂ホテル。
なんでも風呂場に出てくる幽霊を除霊してくれとのこと
そう聞きながら、美女がいるのかな、いたらほんの少しだけ除こうかなと考えていたら。

「……」

ものすごく怖い笑みでこちらを美神さんが見てきたのですぐに妄想を打ち消す事にした。

そして、標高が高い山に登っているが。

「息苦しい……」

これは予想外だった。
しかも荷物をすべて俺が持ってるからいつ意識を失いことやら。

「それじゃ先行くわねー!」
「ちょ、美神さん!?」

置いてかれました。
こうなりゃ歩いていく。

「ゼェ、ゼェ、ゼェ、何でこんな重いんだよ!!」

かといって勝手に見ると後が怖い。
以前見たら折檻食らったからなぁ。
見る勇気もない。

そんな事を考えながら俺は上る。
辛いの何の辛すぎる。
ここで、美少女が着たらまぁ、妄想パワーで軽くいけるんだけどなぁ。

『えい!!』
「うぉ!?」

早々、こんな感じって。
俺が見ると、そこには美少女が……ただ。

よく目を凝らしてみると横に火の玉がある。
気のせいだと思いたい。

「だ……大丈夫ですか?」
『あ、はい…う!持病のシャクが!!』

えーっと、これは俗に言う、仮病だよなシャクに持病の種類はないし。
とりあえず、あわせるか。

「それじゃぁ、薬はどこですか?」
『あ、あそこに………』

少女が指を示した先には。
明らかに罠だろう、ネオンに看板で『これが薬』とある。
罠意外になんだろうかこれ。
明らかに怪しいじゃないか……
そう思いながらリュックを開いて、釣竿を取り出す(何でも水中用の神通棍だそうだ)

「物も回収できるはずだ!!」
その薬と思われるものを釣竿に引っ掛けて引っ張る。
そのまま重力に逆らえずに落ちたところを回収した。
そして俺が回収して3秒後くらいに

ガラガラガラガラ!!ズドン!!

と巨大な石が落ちてきた。
やっぱり罠じゃん。

『な、なんでわかったんですか!?』
「いや、普通わかるから」
判らなかったらよほどの馬鹿しかいない。
と言うか、もう精神科行けだ。

『こ……こうなったら実力行使!!』

と言ってきて、近くにあった大きな岩を持ち上げようとするけど。
持ち上がらない。
かなりがんばってるんだけど持ち上がらない。

さすがにあきれたので、放置した。

途中で走って目的地、人骨温泉(けったいな名前だ)についた俺。
宿主に聞いてみたところ、さっきの幽霊は除霊対象ではなかった。
……そして、その事を美神さんに話すと。
「お金払ってくれるなら除霊するけど?」

と、すき焼きを食べていってきました。
って俺も食べたいんだけど。

「それじゃ、お腹もいっぱいになった事だし依頼を済ませましょ」
「あの〜、俺まだご飯食べ出たない…」
「一日くらいなくたって死にはしないわ」

美神さんがしれっといって先に行ってしまった。

「ひ…酷い」

と言ったら聞こえたのか、波魔投げられました。(当たると冗談抜きで痛い)

「ちょ、怪我したらどうするんですか!?」
「来ないあんたが悪いからね」

理不尽です美神さん…。
そう、思いながらついていく俺も俺だな。

カポーン、そう音が聞こえるような気がする露天風呂。
が、誰もいない幽霊騒動で客がいない。

「で、幽霊反応は?」
「今のところわからないわね、中を調べてみましょ」
て、ことは着替えるのか?
……水着持ってきたのかな。

「あえて、言うけど思ってることを口に出さないほうがいいわよ」

「口だしてました?」
「時折ね」
今度から気をつけよう。
俺はそう心に誓った。

そして、我々は突入―――

『ど、どうも〜』
する前に幽霊に遭遇しました。

「な、何でこんなとこにいるんだ!? あんたここの幽霊じゃないだろ!?」

俺は思わずつっ込んだ、大阪の突っ込み根性まだ残ってるんだな。

『いえ……あの、その』
「なんだよ、はっきりし……「あ〜、ハイハイ少し黙って」
美神さんの肘が俺の腹にモロに入っている、ああ意識が……
途切れた。
次に目を覚ました時には、布団である事を祈って俺は意識を閉ざした。

が、目を覚ましたら、意識を失ったとこと同じだったのは内緒だ。

「悔しくなんかない、悔しくなんかないぞ」
『いや、悔しいと思いますよ、放置されたんですから』

今の声は?
俺は後ろに振り返った。

『どうも! 自分はワンダーホーゲル部員であります、助けてもらいたいのであります!』

ああ、まともな幽霊だ、いきなり殺そうとしたりしてこないし。
俺は話を聞く事にした。

何でも、雪山に自分の死体が埋まっているそうだ。
かわいそうだから供養をしてあげよう、そういってホーゲン部の人に必要なものを教えてもらった。。
そういえば、遭難した時のための荷物があったよな、拝借して捜索に行こう。
「そうと決まったら善は急げ! 君は自分が死んだ場所をさらに詳しく思い出して、俺は用意してくる!」
勝手に拝借して……いいよな。

幸いにも美神さんは寝ていた、横であの幽霊も寝ていいた(?)けど気にしないでおこう。

「それじゃ、行くぞー!」
『オー! であります!」


そして、その二時間後!

「迷った」
『早すぎでありますよ!?』
「いや〜、やっぱり右に行くべきだったね」

本当に迷いましたよやっぱり朝のほうがよかったのかな。
今日はここで野宿かな?
吹雪吹いてるんだけどな〜。

ビバークを作ってコーヒーをのんでいる、それでも寒いけどないよりましだし。

「寒いですね〜」
『自分はそんな感覚ありませんけどね』

ヒュ〜バサバサバサ、外は相変わらず吹雪だ。
毛布に包まってるけど寒い。

『横島さん、俺うれしいです、死んでまた山に登れるなんて』
『またこうして男同士で一夜を過ごせるなんて、俺は感激です』
「あえて言うけど、俺はそんな趣味ないからな」

『いや〜、わかってますよ……寒くないで…「触るなげろうガァ!!」
ふべら!?』

触ろうとしてきたので、問答無用で蹴飛ばしていざ極寒の地に!!

「寒いけど戻るよかましだぁぁぁぁぁぁぁ!!」

逃げるが勝ち!、掘られる気は皆無だ!!
その後一、二時間時間ほど鬼ごっこをしていました。

『まってくださいよ〜』
「しつこいんじゃぁぁぁぁぁ!!」

どこを走ったかわからないほど走った時。

ツル。

足を滑らして。

ゴロゴロゴロ……

漫画のように。

自分が雪だるまになったぁぁぁぁぁ!?

「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!? よい子はまねをするなぁぁぁぁ!」

何でそんな事をいったのか自分でもわからないけどあれだ、お約束。

俺はそう思いながら転げた

「終着駅はどこだぁぁぁぁぁ!?」
『知らないすっよぉぉぉぉぉ!』

ゴロゴロゴロゴロゴロ!!!

ズドォォォォォン!!!

「お帰り横島君」
「ただいまって、何でこんなとこに?」

「何でってここ、温泉の前よ?」

え?

(ここで説明しよう、つまり転がっている時に、岩で飛び上がってしかも方向が変更されて、なんと! 車さながらのジャンプをして人骨温泉ホテル前に落ちてきたのだ、わーなんて合理都合主義だろう さすが絶対神の意思)

何だ今の声、それはさておいて。

「美神さん実は……」

うう、男 横島真冶 いざいく!!

「依頼の人を除霊してあげて…「無理」
早!」

「だってネ、ワンダーホーゲル部、あんた山の神にならない?」
『へ? 自分がでありますか?』
「なるかならないかはっきりしろ!!」
『なりますとも! 自分達山の男は待ちには帰れないですから!』

「それじゃあ」
「ちょっと待ってくださいせめて理由くらいは…」

よく見ると昼に俺を殺そうとした巫女服の少女がいる。
目を覚ましたんだ。

「それもそうね、理由は、この子が山の神に向いてないからあんたがやれ以上」
「短!」

「このものをとらえる地の力よ!その流れを変えこのものを解き放ちたまえ……!」

そこからはすらすらといって、とりあえずワンダーホーゲル部の奴は著作権に違反しそうな歌を歌って去った。

『それじゃぁ、私はこれで去りますね』

「ああ、転生したらまたあおうぜ」

これで会わなくてすむ。
彼女は空に上がろうとして…。

『あの〜、つかぬ事を聞きますけど、成仏ってどうやってやるんですか?』

となんとも言えないボケを言ってきた。

「そっか、長らく地に縛り付けられたから安定したので、誰かにおはらいしてもらわないと」

『おはらいしてくれませんか?』
「おかねもってるの?」

それを聞いて思わず。

「あるわけないでしょ、幽霊なんだから!!」

そうつっ込んでしまった。
その後怖い笑顔で蹴られたのは当然だった。

「それじゃぁ、こうしましょう日給でフンパツして40円!」
「はい、がんばりまーす!」
「(労働基準に完全に違反してるよな美神さん)」

こうして、美神除霊事務所におキヌさん(おキヌと呼んでくださいと言われた)が仲間になった。
と言うかGSが幽霊を雇うなんて。

俺はそう思いながら、夜の月を見ていた。


(番外編、そのころの学校)
「こんにちはですわ、真冶さんはどこにいますの?」
明らかにこの学校に不似合いな少女がきていた。

「へ?、なんでもアルバイトをしているそうですけど」

「そうですか、ヤイバ!クレナイ! 真冶がしていると思われるアルバイトを徹底的に調べなさい!」

どこからか来たか知らないけど、ヤイバと呼ばれた忍者は天井から、クレナイと呼ばれたクノ一は地面から現れた。

「「御意」」
その一言で一瞬で消える二人。
多分誰もが
(横島の奴変な奴と知り合いだな)
とおもうだろう。

「ふふふ、わたくしのチョコレートがほしくないから逃げたのですね? いいでしょう一日遅れでもいいから渡して差し上げますわ!!」

それを聞いた男子生徒の大半はファイヤータイプで額にしっとと書かれているマスクを取り出したのは必然だった。

「いざ!横島真冶を亡き者に!!」

一人がそう口に出したため。

「ヤイバ殺しておしまい」

「御意」

殺戮が開始されたのは秘密だった。
が、その二時間後に平然と学校から去る男子生徒は恐らく真冶クラスの生命力だろう(下手をしたらそれ以上?)


帰ってきても地獄な横島真冶だった。
(続く)

次回予告。

おキヌちゃんと厄珍堂に向かった真冶。
そこでもらった変な薬でエスパーに?

次回。

エスパー?そんなの必要ない!

真冶「そんな事よりも、美神さんの機嫌を損ねないような道具無い?」
厄珍「そんなのあったら苦労しないある」


あとがき。
無駄に長いですすみません。
次回からはある程度短くします。
それと、これならエロクない忠夫でいいジャンと思いますが、実はある複線のために……。
では見よろしければ次回もどうぞ見てください。
(PS嫉妬団な方々は時折登場しますのでご注意を)


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