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!警告!壊れキャラ有り

「驚愕!薄幸少女野菜疑獄!?(GS)」

Yu-san (2005-11-03 22:59)

皆様こんにちは。花戸小鳩でございます。

今、小鳩は横島さんの部屋の前に来ています。とっても大事な用の為に来たんです。
え?大事な用って何かですって?
じ、実は…………………………………………………………………………………その………………とっても大事なモノを横島さんに貰ってもらおうと想いまして…(赤)
ええ、もちろん初体験です。
それは……


お裾分けなんです!!

あれ、何ですかその期待外れといったお顔は。
我が家にとっては大変な事態なんですよ!前代未聞なんですよ!?
今まで他所様から“お借り”することはあっても、余った食材をご近所にお裾分けするだなんて天地が引っくり返ってもありえなかったんですから!!
それもこれも全ては貧ちゃんを救ってくれた横島さんのお陰です。
ですからこうやって持って来たんですけど…

『横島さん、良かったらこれ食べていただけますか』
『やあこれは美味しそうだ。じゃあ早速いただくよ』
『え?ち、違います!食べてと言ったのはその私じゃなくて』
『いいじゃないか。食べてと言い出したのは君なんだからね』
『ああ、駄目です。そんな…!で、でも横島さんにだったら』

なんてなっちゃったらどうしましょう!?キャーー!キャーー!キャーー!キャーー!
もちろんそんなことは無いでしょうけど、万万が一の為お風呂にも入ってきましたし下着も替えてきたばかりのものですし用意は万端です!!
それでは、ノックをし…

『痛ててててッ!』
『大丈夫ですか、横島さん?』
『ちょっと痛ぇよピート』

あ、あれ?先客がいらしたんですか。どうやらピートさんのようですね。
何だかゴソゴソ騒がしいようですけど、二人で何をなさってるんでしょうか?

『しかし、硬くて随分大きいな』
『ええ。結構自慢なんですよ』

…………………………………………………………………………………え゛?

『こう言ってはなんですけど、横島さんあんまり手馴れてませんね』
『悪ぃピート。ちょっとやってみせてくれねぇか?』
『しょうがないですねぇ』

………………や、ヤル!?やるって…な、な、ナニをやるんですぁああああ!?

『どうです。こう根本からいくと、気持ちイイでしょう?』
『うん、ホントだ。割といい感じだ』

根本って何!?どうしてそれが気持ちイイんですか!?いや、イヤそんな筈は……!

『どうしてこんなに溜めちゃってたんですか』
『しょうがねぇじゃん。ヤローの一人暮らしなんてそんなもんだよ』

−ガッ!ぎっ!グッ!げっ!ゴ!
ご・これはあのそのく・くく・クラスメートの人でこっそり趣味にしていると聞いたあの綺麗な男の人同士でそのあのなにするという、確かぼ・ぼ・ボーイズラブとか………
そそそそそそそそそそそそそそそんな馬鹿なことはあるわけないじゃないですか!
横島さんは根っからの女好きですもの!(←褒め言葉のつもり)いくらピートさんが男の人にしては綺麗な顔立ちしているからだなんてまさかそんなことは…

『いつもはおキヌちゃんにしてもらってるんだ』
『あーなるほど』

−!!
そ、そんな……。氷室さんといつの間にそんな関係に……。いや、それもショックですけど、まさか横島さがん女の人も男の人もオッケーだったなんて…

『たまーに美神にもしてもらうんだけど、結構上手いんだぜあの人』
『へー!それは意外ですねぇ』

−ガチョーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!
でもまさかそんないやウソでしょう!?全くそんな素振りは見せてなかったのに…。
そりゃぁ男の人だったら誰でも美神さんに目がいくでしょうけど。で、でも!
私よりもほんのちょっと美人で
私よりもほんのちょっとスタイルが良くて
私よりもほんの、いや大分お金持ちなだけじゃないですか!!
……クッ!か、敵う部分がじぇんじぇん無い。自分で云って哀しくなってきました(涙)

『僕らだけじゃなんですね。そうだ、隣の花戸さんも呼びませんか』
『お、そりゃいーな。小鳩ちゃんも一緒なら楽しいぞ』

−どぇえええええええええええええええええええええええええええええええ!?



駄目ですぅうううううううううううううううううううううう!
男の人と二人がかりなんてされたら、壊れてしまいますぅうううううううう!
て、そうじゃなくて小鳩は横島さん以外の男の人となんて嫌ですぅううううううううう!

−バタァアアアン!
「横島さぁんっ!小鳩にはそんなアブノーマルな事は…・・!」
「あ、花戸さんいらっしゃい」
「おー小鳩ちゃん。ちょうど良かった今呼びに行こうと思ってたんだ」


そこには、エプロン姿で男の手料理に勤しむ横島とピートの姿があった。


「……………………お、お料理してたんですか」
「花戸さん見て下さい。教会の裏の菜園で取れた自慢の野菜です。大きいでしょう」
「この長芋なんて凄ぇよ。この皮を根本からツルーッと剥くと気持ちいいんだ」
「聞いてくださいよ、花戸さん。一人暮らしなのに横島さんあまり自炊してないんですよ」
「いやー、何時もはおキヌちゃんに家事してもらったり、美神さんにメシ食わせて貰ってたりしてるから、ほとんどしないんだ。先刻も指切っちゃって痛かったよ」
「だからこんなに洗い物も溜めちゃって…。でも何とか形らしくなりましたね」
「良かったら一緒に食べよう、小鳩ちゃん♪」


−カァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


「ど、どうしたの小鳩ちゃん!?顔が真っ赤になったよ?」
「大丈夫ですか花戸さん!急に熱でも出たんですか!?」
「すいません…私には……ご馳走になる資格なんてありません」
「え?」
「小鳩は、小鳩は……汚れてしまいました〜〜〜〜〜〜〜!!」
「こ、小鳩ちゃーーーーーーーーーーーん!」
−ダダダダダダダダダダァ〜〜〜〜〜〜〜!
アパートを飛び出した小鳩は、夕日に向かってひたすら駆け抜けていった。


こんな私じゃ…こんな私じゃ…ヒマワリさんに笑われちゃうわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
走れ、小鳩!泣くな、小鳩!
銭の花は白いが、その根は血のように真っ赤なのだから!!(謎)


ふ、やはり久しぶりの小ネタは小鳩ちゃんおちょくりに限るぜ(爆)


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