そうそれはいつも(?)の俺の行動だった…。
アシュタロス戦が終わり、妙神山もようやく復旧し小竜姫様が、事務所に顔見せに来た時に
「しょ〜りゅ〜きさま〜」
とル〇゜ンよろしく背後から小竜姫様に飛び込んだ時、いつもならタマモの狐火を食らった後「燃えたでしょ?」とか、シロの「真・狼人剣!!」の台詞と共に繰り出される剣戟、おキヌちゃんの背後のスタン…ゲフンゲフン…守護霊の女華姫が描く∞から繰り出される無数のパンチや、美神さんのもはや光速さえも超えたパンチや、人工幽霊一号のタライ落とし……が最低でも来るはずだったんだけど
ふにっ
へっ…………?
俺は小竜姫様の胸に触ってしまった…
「うおぉぉぉぉ〜しょ、小竜姫様の小柄で控えめな胸が〜」
思わず声に出してしまった俺の前に竜気全開の夜叉がいた…俺に向けられる菩薩の様な顔しかし背後では、鎌を磨ぎながら睨んでいる夜叉がいた
「よ・こ・し・ま・さ・ん♪」
にっこりとそう本当に、逃げ出したくなるぐらい良い笑顔で…
「覚悟は良いですよね?」
背後の夜叉が黄金色の三つ首の龍に変化し、その口が大きく開き
「私だって好きで小さいんじゃないんですー!!」
その言葉と共に、俺の躯は怒り溢れた大量の竜気を浴び、事務所の結界を紙屑のように突き抜けていった。
跳ばされながら俺は、「柔らかかったな〜」とか考えていたらいきなり背景が歪んだと思ったら
ドッシーーーッン!
『ギ、ギィ!』
何かにぶつかったんだが…
俺はそこで、ある人と出会うことになったんだ…
さぁ怒りの小竜姫様の打撃により、何処かに飛んだ横島君!
彼が会った人とは一体誰か!それは次回のお楽しみ!
次回 横島パラレル騒動記!!第一章 不思議な世界と出会い
〜君は出るネタをすべて解るか〜
後書き 次回のサブタイトルは嘘です…でもネタが分かってくれると嬉しいかな〜と思ったり