覚えていらっしゃる方、お久しぶりです。
知らない方、初めまして。
以前、夜華でときどきアホなＳＳを書いていた、流星です。
以後お見知りおきを。
さてこのＳＳは、シリアス０％、ご都合主義満載で進みます。
そういうのが、お嫌いな方はお戻りください。
ＰＳ・西条が少しひどい目に遭います、そういうのが、お嫌いな方もお戻りください。
ではどうぞ。
漢の浪漫
ある休日のこと横島は、自分の親友である雪乃丞、ピート、タイガーの三人を公園に呼び出した。
「一体なんのようですか？」
「俺は新技の開発最中なんだが。」
「ワッシはその・・魔理さんとデートが・・・。」
「まぁまぁ落ち着けって」
問いただす３人を軽く制すと、横島は熱く語りだした。
「実はなぁ遂に、遂にだ。俺は・・・栄光の手を切り離し遠隔操作することに成功したんだ！！」
「なっ！！」
「いっ！！」
「？？」
驚く雪乃丞とタイガー。ピートはよくわかっていないようだ。
「あの、それのどこが凄い「「アホか己はぁ！！」」グハァーー。」
雪乃丞とタイガーのパンチを受けて吹き飛ぶピート。
「いきなり何を「「黙れーーー！」」」
反論を許さず、吼える二人。
「落ち着け落ち着け二人とも、俺が説明するからさ。」
そういって、ピートの前にしゃがみこむ横島。
「あのなぁピート、よーく考えてみろ、手が腕から離れて遠隔操作出来るんだ、つまり”手”が”飛んでいく”んだぜ。」
「えぇそれは分かりますよ、手が飛んでいくってアァァァァァァァァ！！」
何かに気づいたらしく叫ぶピート、そして次の瞬間、
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。」
まるで、覗きがばれた時の横島のごとくものすごい勢いで、泣きながら土下座を始めた。
「わかりゃぁいいんだよ。」
そういって手を差し出す雪乃丞。
「これで涙を拭いてくださいピートさん。」
ハンカチを差し出すタイガー。
「すいませんこんな馬鹿な僕のために。」
立ち上がりながらまだ泣いているピート。
１０分後。
「・・・そろそろ始めていいか？」
いまだに泣いているピートと、それをなぐさめる二人に横島が声をかけると、いっせいに近くのベンチに背を伸ばして座る三人。
「さあ」「いつでも」「どうぞ」
息がぴったりの三人に苦笑しつつ、足を開き、右手を前に突き出し左手を
その腕にそえると、横島は叫んだ。
「まずはこれが、ロケットパーンチ！」
一時間後
「ハァハァ、一応全種類やったはずだけどどうだった？」
さすがに疲れたのか、息の荒い横島。
しばらく三人は無言だったが、雪乃丞がポツリと言った。
「なぁ横島、俺にも出来るか？それ。」
「ん〜多分、出来んじゃねぇかな〜。」
その言葉を聞いた瞬間、
「頼む、教えてくれぇ。」
「くっ、主よなぜ僕にも同じような能力を与えてくれなかったんですか。」
「羨ましいですジャー。」
土下座するもの、天を仰ぎ見るもの、吼えるもの、とそれぞれの反応を示した。
するとそこに、
「君たちこんな所で何をやっているんだい。」
と変なものを見る目で西条が現れた。
「「「横島（（さん））が凄いことをやったん（だ）（（です））。」」」
と言って西条に説明をしだす三人。ちなみに横島は休憩中。
「「「ということなん（だよ）（（です））。」」」
しばらくして、説明が終わると少し考えて西条はこういった。
「それのどこが凄いんだい、同じような事はサイキックソーサーでも出来るだろう？」
ピシィーーーーーーー。
世界が凍った。
「あんたは俺を、怒らせた。」
そういって右腕だけに集中して、魔装術を発動する雪乃丞。肩からは三本の羽が出ている。
「主よ、この物に天罰を。」
そういってどこからともなく、巨大な布に包まれた硝煙くさい十字架を取り出すピート。
「覚悟してつかぁさい。」
いつのまにやら柔道着に着替えたタイガー。まるで山の名前のついた投げ技を繰り出しそうだ。
「ちょっ、ちょっとまってくれ、僕は事実を言っただけじゃないか。横島君も何か言ってく・・・。」
そういって、横島の方をみたがそこにいたのは横島ではなかった。
「貴様、死にてぇようだな。」
そこにいたのは、金髪で髪の毛を逆立て全身にオーラをまとった、”スーパー”な人だった。
「ひっ！」
もはや声すら出ない西条、
「「「「死ねぇぇェェェェェェェェ！」」」」
「ぎいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
その後西条がどうなったかは誰も知らない・・・。
唐突に終
あとがき
久しぶりに書きましたがいかがだったでしょうか？
なんか以前のノリが再現できてないなぁ。
これからは以前のネタを記憶を頼りに改訂したりしていきますんで、
待っていただける方はどうぞご贔屓に、ではこの辺で。