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「GSどうでしょう?(GS+六条一馬様のGS班+αイラスト)」

Yu-san (2005-08-30 23:12)

How do you like Ghost Sweeper?

訳『こんなGSネタをやってみたんですがどうでしょう?』略して

GSどうでしょう?

〜前枠:オープニング〜
−くりーん、くりーん、くりーん、くりーん。
「皆さん今晩は〜〜。GSどうでしょうで〜〜〜〜す。はい、逆回て〜〜〜ん」
−ぐりーん、ぐりーん、ぐりーん、ぐりーん。
「えーちょっとお話宜しいでござるか?まず、あなた誰でござるか?」
「私は子供達のアイドル、タコタコタラコちゃんです!」
「美神令子さんでござるね」
「………はい」
「えー美神さん、今回の海外企画に当たって犬塚シロさんを三日間にわたってダマし続けたということでござるが、これに対して犬塚さん大変なショックを受けたとのことでござるが、犬塚さんに対して謝罪の言葉等はあったでござるか?」
「えー………それではシロの騙されっぷり、じっくりお楽しみください!」
「謝罪の言葉はあったんでござるか?」
「バーカ」
−くりーん、くりーん、くりーん、くりーん。
「ちょっと美神さん!被り物なんかして、一流GSとしてのプライドは捨てたでござるか!?」

『犬塚シロ、いきなりダマされる!!』

〜車中にて〜
「さて、今回はGSどうでしょう得意の旅企画です」と横島。
「シロ、どこへ行くかは…解ってる?」と美神。
「はい、例によって…聞かされてないでござる!」とシロ。
今回もシロは行き先を知りません
「どこ行くと思う?」
「え〜〜と、日数が多いでござるから海外ではないかな、と」
正解
「今回はね、旅の原点に立ち戻ろうと思って」
「原点、でござるか?」
「そう。行きたい処に行く、これが旅よ」
「やっぱ行き先も知らずに行くなんてな〜〜無謀だなと」
「ああ〜〜〜。そんなのばかりでござったけどね」
−はっはっはっはっはっは
今回もです
「で、あたし見たいものが二つあるのよ。やっぱり一つじゃ満足出来ないから」
「え?もう本題に入ってるでござるか!?」
もう本題に入ってます
「今回はあたし、大きなものが見たいと思って」
「大きなもの!?」
「では、発表します!」
「え!?もう言ってしまうでござるか!?」
では発表です
「世界遺産!」
「せ、世界遺産の何でござる!?」
「…………アンコールワット見に行きましょ」
アンコールワット:ANGKOR WAT
「あ・あんこーるわっと?あのカンボジアの?」
「そう」
行きません
「ああ、びっくりしたでござる!大きなものだって言うから、てっきりピラミッドかと」
「もう一つ、シンガポールまで飛行機で行って…サッカー観戦しましょ」
これは本当
「で、その後アンコールワット」
こっちはウソ
「今回はね、気張らずにさ見たいものを見に行こうと、それが本来の旅じゃないかと」
「…あ〜〜いいでござるね。やっと旅らしい旅が出来そうでござるなぁ♪」
「じゃ、いいわね♪」
「はい、いいでござるよ♪」
こうやって犬塚シロはダマされていきます
「じゃあさ、簡単にルート説明しとくから」
ルート説明(途中までは正解)
「まず飛行機でシンガポールまで行って、一泊。次の日にサッカー観戦」
「それからカンボジアに向かう訳なんだけど。ゆっくり行こうよ。飛行機なんて野暮、電車で行こう」
「シンガポールから国際列車が出てるから、まずマレーシアに入国」
「苦い思い出があるわね〜〜」
「ジャングルでござるね〜〜」
「で、八時間かかって、クアラルンプールまで行ってまた一泊」
※ここから先の説明は必要ありません
「次の日、タイ国境のバタワーズという町まで行って、そこから一気にバンコクまで北上。で、最終的に世界遺産のアンコールワット」
…には行きません
「お〜〜。今回はのんびりできそうでござるなぁ」
「ええ、もうツライ旅なんてのはしないわよ♪」
「うん、もうツライのは無しでいいッスよぉ♪」
ウソです
「美神さん。アンコールワットの魅力というのはどんなところが?」
「そうねぇ…見た人の話に拠れば、人生観変わるって」
「変えましょうよ美神さん!変えましょうよ!シロも、なぁ!」
「えー、でも美神さんがお金嫌いになっちゃったりするでござるかぁ〜?」
−あっはっはっはっはっはっはっは×3

ナレーション:横島
こうして我々は犬塚シロをダマくらかし、シンガポールまで連れ出すことに成功した。
その後シロはサッカー観戦も存分に満喫し、ホテルでの宿泊中も列車の移動中も食って飲んで騒いで完全にうかれまくっていた。
そして、クアラルンプールでの夜、我々は遂に真の目的地を明かすことにするのである!

〜ホテル:イスタナ〜
「えー旅も三日目に突入だけど…シロ、感想は?」
「いやもう、死ぬほど食べ放題飲み放題と楽しい限りでござる♪」
「ホント昔とは大違いよね。シロも気づいてる?ここは以前も滞在したホテルなのよ」
「おーおーおー“アレ”でござるな」
「まぁ偶然とはいえなぁ…」

ナレーション:横島
それではここで皆さんに説明しよう。
以前我々は、美神さんの金儲けの為にマレーシアを訪れたことがあるのである。
それはジャングルの精霊をとっ捕まえて高く売り飛ばそうという無謀な計画であった。
皆、口にはしないがそんなもん見つかる訳ねぇじゃねぇか、と胸の内で叫んでいた。
我々が向かった先は、タマン・ヌガラ国立公園。
そこでの体験は、GSどうでしょう班全員が二度と行きたくない場所と挙げるほど辛く厳しいものであった。
その旅の出発点となったのが、このホテル:イスタナなのである。
もちろんこれは偶然などではなく、我々はあえてこのホテルを指定したのである。

「「「あれは酷かった(わね)(でござる)」」」

当て所なくジャングルを彷徨った我々は、ブンブンと呼ばれる粗末な動物観察小屋に陣取り、精霊を待つ作戦に出たのだが…。
辺りが漆黒の闇に包まれた深夜0時、それは突然我々の前に姿を現したのだ。

〜猛獣出現〜
キ「ちょっと今目が光った!アレ虎じゃないですかーー!?」
美「虎よ、虎!」

トラ出現!

キ「ああ〜〜〜こっち見てますよ〜〜〜!」
横「で、でけぇぞありゃ!?」
美「こ、来なくていいわよ!」
横「じょ、冗談じゃねぇっスよ。俺達除霊屋で、探検隊じゃないんですから」
美「万一の場合は火焚いてよ、火!!」
横「えーと、じゃあライター…ライター…でもアレ……虎じゃないような」
美「虎よ!あんな大きい猫いないもの。私歩き方見たもの!」
キ「でも、虎にしては縞模様が無かったような…」
美「じゃあ、ヒョウよ!全くこんな時にシロはどこ行ってんのよ!?」
横「あんたが偵察してこいって外行かせたんじゃないッスか!!」
キ「え?じゃあアレ、シロちゃんじゃないんですか?」
横「シロが帰ってきたんじゃないですかね…」
美「違うわよ!私歩き方見たもの、あれはトラよ!」
完全にうろたえまくる美神だが、その時カメラは見慣れたものを捉えた。
キ「あっシロちゃんだぁ」
横「え?ホント」
キ「私、今捉えました赤いたて髪を。シロちゃんです〜〜♪」

シロでした♪

〜再びホテル:イスタナ〜
「いや、美神殿の余裕の無さ!だから拙者とトラを見間違えるんでござるよ」
「おキヌちゃんが虎だって言ったら。そうだ!虎だ!虎なんだ〜〜って」
「冷静じゃないから無い筈の縞模様が見えたんでござるよ〜〜」
「模様が無いって言ったらじゃあヒョウだって」
「……いや、虎もいたのよ」
「え?じゃあ最初はトラが出て、拙者と入れ替わったと?」
「そうよ。あたしが威嚇したから、虎を撃退出来たのよ」
「そんな逃げ口上は通らないッスよ。あれは美神さんの醜態ッスよ」
「ちょっとぉ横島クン。そんな古いこと持ち出して醜態とまで言のは大人気無いわよ」
「だってトラは居なかったんですから」
「じゃあ、じゃあ、じゃあ!おキヌ殿はどうでござるか?あれはトラでござったか?」
「いや、あれはシロちゃんだって解りましたよ〜」
「ほら〜〜〜〜虎なんて居ないんスよ」
「……解ったわよ!そこまで言うんだったら…見に行こうじゃない」
来ました!
「え?」(←意外な展開に驚くシロ)
「見れば解るのよ。確かめにいこうじゃないの!」
「………………………」(←すごく考えてるシロ)
「何ムキになってるんスか!虎なんか居なかったって言ってるでしょ!」
「………………………」(←何だか嫌な予感のするシロ)
「シロ!お前も言ってやれよ!虎なんか居なかったって!」
「………………………いや、トラ居たでござるよ」(←全部解ったシロ)
「何ぃ?お前まで何言い出すんだよ!?」
「いや、あれはトラでござった!うん、そうでござった!」(←無駄な抵抗をするシロ)
「じゃあお前がそこまで言うんだったら、行って確かめようじゃねぇか!!」

「ええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

「タマン・ヌガラ行くんですね美神さん!」
「ああ、タマン・ヌガラ行くわよ行くわよ!」
「アンコールワット行かないんですね美神さん!」
「アンコールワットなんか行かねーわよ!ブンブン行くわよブンブン!」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッあんこーるわっと行くって言ってたじゃないでござるか〜〜のんびりするって〜〜」
「あぁ?俺らがゆっくり旅なんかする訳ねぇーだろ。もう一回いくぞこのバカ」
「だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
「明日ッからお前の飯これだかんな」
「ど、どっくふーど…」
“また”騙されていたことを思い知らされ、その場にへたり込むシロ。

ナレーション:横島
そう、三日をかけてシロをダマしぬいて遂に明かされる我々の真の企画。
ジャングル・リベンジ
我々は再びあの忌まわしいジャングルへと挑むのである!

「GSどうでしょうがチンタラチンタラ列車で旅なんかする訳無いでしょ〜」
「何が『タイに行ったら古式マッサージに行くでござる〜』だ。バ〜カ」
そんなシロを挟み込んで、更にボロクソにバカにする二人。
「ちょっと…ここまでやるでござるか〜〜〜〜?」
「ああ、ここまでやるんだよ」
「拙者はいいでござるよ。村の長老までだまされてるんでござるよ!?」
「長老って?」
「こいつね、空港から電話してたんですよ」
「シロの村って電話あったかしら?」
「買ってあげたでござるよ!携帯電話を!それなのに〜〜〜」
「こいつ嬉しそうに『アンコールワット行くんでござるよ』なんて話してたんスよ。そしたら長老が『あんこーるわっととやらで何日も居るのか?』って」
「長老の言うことを信じるべきでござった……」
「長老みたいにお前もちっとは考えろ、バ〜カ」
ぶち
「何を〜〜〜!」
その時、遂にシロが下克上に打って出た。
「そんなに拙者をダマすのが嬉しいんでござるか〜〜〜〜〜」
「く・・・苦しいって…(笑)」
横島に飛び掛ると、その首を締め上げに掛かったのだ。
といっても、じゃれあうような様子に美神も笑って眺めているだけだ。
「いや、今シロに殺されかかったッスよ」
「あ〜〜拙者は始めて先生の首を絞めたでござるよ。くやし〜〜〜」
「先刻も夕飯食べながら『いや〜〜以前は京都旅行と言いながら、カブで九州まで走ったりとダマされてばかりでござったな〜〜。あんなことはもう無いでござるな〜〜』
……その時、みんな腹ん中で思ってたんだ『今、おまえダマされてんだよ』って」
ぶち
「ちくしょ〜〜〜〜〜〜。仮にもそれが弟子に対する扱いでござるか〜〜〜」
「く、苦しいってば(笑)」
散々横島を締め上げるシロ。
「いや〜〜〜〜シロは変わらないな〜〜〜〜」
「進歩が無いわよね〜〜〜〜」
「…あ〜〜。でも拙者もショックを受けてるでござるが、みんなも行くんでござるぞ」
もちろんみんな一緒です
「拙者だけが行くのなら笑い事でござろうが、みんなもやられるんでござるぞ」
「それでも、拙者さえダマせればそれでいいんでござるか?」
「いや、それよりもシロをダマす快感の方が大きかったと」
「みんな、随分自虐的でござるなぁ」
「じゃあやるか?」
「……やるよ、やるでござるよ。やらなきゃ帰れないでござるからな」
「じゃあ言っとくけど今回は………………………二泊するから」

−ダハハハハハハハハハハハハハハハ〜〜〜〜〜〜〜〜!

再び、ジャングルへ!!


続きません。つーか、出来ません。
六条一馬様のGS班+αイラストに触発され『どうでしょう魂』の赴くままに手をつけたのですが…
会話文ばっかりになってしまった。だ、だって実際そういう番組だし…。
『水曜どうでしょう』知ってる人には半端過ぎるし、知らない人には訳解らないしで、あの面白さを伝えることは出来なかった〜〜!失敗だ〜〜(涙)
うううう〜。第一、私北海道民でないので『どうでしょうリターンズ』しか見てないんですよ〜〜。
“じゃあネタ出すな!”と怒られる様が目に見えるようだ…(汗)


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