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▽レス始

「ヨコシマ三世(後編)(GS)」

おやぢ (2005-05-06 21:22)

申しわけありません。
パスワード入力ミスでパスワードが分からなくなってしまいました。
連続投稿になってしまいますが、後編のスタートをさせていただきます。


「ヨコシマの予告状ですか・・・・」

今度は本物の西条が冥子から渡されたカードに目を通している。

「ヘルス魔界・・・・」

「まちがっちゃった~~~~~」

冥子は本物の予告状を西条に手渡した。

(チッ・・・控えるまで見せてくれてもいいのに・・・・)

ブツブツとぼやきながら西条は、予告状を読む。

「“本日11時に使用済み下着“黄金の九尾像”をいただきにまいります。
ヨコシマ三世”・・・・・確かに本物のようですな。」

西条は予告状から冥子の方へ目を移すとそういった。

「本物ですよ~~~~~横島君のポケットから~~~~~
令子ちゃんがとりだして~~~~渡してくれたから~~~~~~~」

冥子がにこやかにそう応えると、西条の顔色が変わりコメカミ辺りに
大粒の汗が流れる。

(なんでアイツの側に令子ちゃんが・・・・やはり抹殺するか・・・・)

銭形警部にとって不二子は単なるオマケのはずなのだが、
またしても西条は役を忘れそうになっていた。


某ボロアパート兼アジトでヨコシマファミリーは
作戦会議を開いていた。

「さて、どういう風にやろうかな~~~」

相手はいつものごとく西条だ。
物量作戦でくるに違いないのだが、ターゲットの近くには冥子がいる。
プッツンされると警察以上に始末に負えない。
盗むのはそう難しい事ではない。
問題はどうやって逃走するか・・・・なのだ。
ヨコシマは今日2度ほどはみ出した脳みそを振絞り考える。
胡坐を組み、指にツバまでつけて頭を回転させる。

ぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽく
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・
・・

ち~~~~~~~~~~~~ん♪

ヨコシマの顔が邪に歪んだ。

“ロクでもない事思いつきやがったな・・・”

声には出さないが皆そう思ったのであろう。
皆、雪之丞のような三白眼になっている。

「シロ!」

名前を呼ばれシロは思わずビクっと跳ね上がった。

「な・・・なんでござるか?」

「お前今、着物着ているが・・・まさかノーパンじゃないだろうな?」

「いや拙者は五右衛門殿を尊敬してるゆえ、“褌”でござる。」

令子と雪之丞は前方につんのめっているが、ヨコシマは真面目な顔のままである。

「よし、分かった。」

そういうと今度は腕組みをしてして考える。

「い・・・今の何か意味あんのかしら??」

令子は雪之丞に耳打ちした。

「ヨコシマの事だ・・・大方何か考えがあるんだろうよ。」

雪之丞は黒のソフト帽を深くかぶり直しながらそういった。
ヨコシマが鋭い目線を3人の方へ向けた。
その眼は獲物を捕らえた肉食獣のような鋭さだ。
一瞬3人の背筋に冷たいものが走る。


「和風Tバック、かなりいいかも~~~~~~♪」


「「「そっちかいっ!!!!!!!」」」

緊張して損したとばかりに3人のツッコミは本日1番の激しさだったそうな。


再び予告時間が迫った六道邸・・・・・

数多くの警察車両と警官が所狭しと押しかけている。
その中に妙に身体のデカいのがいたような気もするが
とりあえずシカトすることにしておこう。

“あんまりですジャーー!!”

担当刑事の西条はヨコシマの今回の獲物“黄金の九尾像”の前にいた。

「これが“黄金の九尾像”ですか・・・・」

「そうよ~~~~~~きれいでしょ~~~~~~~
でも触ると火を吹くから~~触らない方が~~いいですよ~~。」

冥子が言い終える前に西条は黒焦げになっていた。

「う~~~~む、これならヨコシマといえども簡単には手は
だせまい・・・・」

西条はアフロのままでニヤリと笑った。


(あんな事いってるわよ・・・打つ手はあるの?)

(だいじょ~~~ぶ!!俺にまかせなさいって)


西条の巨大アフロが元のサラサラヘアーに戻る頃に
予告時間の数十秒前となった。

「そろそろくるな・・・・」

西条は内ポケットの手錠に手を伸ばす。
手錠の他になにか触れるものがある。

「なんだこりゃ??」

西条は手に触れたものをポケットの中から出した。

“煙”

と文字の入った文珠であった。
もちろんすぐに周りは煙だらけになる。

“てあ!てあ!てあーーーー!!!”

なにか斬れる音が聞こえると天井が落ち、天井からシロとヨコシマが現れた。
目標の“黄金の九尾像”からは少し離れている。

「黄金の女狐像!!!いただきにきたでござるよ!!!」

(このバカ犬!!!誰が女狐よ!!!!)

九尾像の額に井マークが浮き出ている。

「貴様がこういう手にでてくる事くらい読めるぞ!ヨコシマ君!!!」

そういって西条は手錠ならぬベレッタ93Rを抜いた。

「ちょっと待てーーーー!!!とっつぁんはガバメントじゃねーかよ!!!」

「黙らっしゃいっ!!時代は進化するのだよ!!!!」

初期バージョンのこ〇亀の両〇巡査長、もしくは天才バ〇ボンの
目玉のおまわりさん並の乱射を始めた。
すでに当初の目的は忘れている・・・・
ヨコシマは黄金の反射神経で避けまくり、シロは八房を使い弾を斬りまくる。
西条の乱射を横目に、九尾像の警護をしていた警官がニヤリと笑った。

「上手くいったようね。」

「あぁ・・・」

「さぁ仕上げに入りましょうか♪」

「OK令子。」

OKといった警官が急に飛び上がった。

「冥子ちゃ~~~ん!!!使用済み下着をくれ~~~~!!!!」

またしてもルパンダイ〇である。

「なにやっとんのじゃーーーーー!!!」

神通棍をヨコシマに振りかざす令子。

「あたしので~~~いいの~~~~~~??」

そういいながら冥子はもそもそとスカートを捲り
パンツに手をかける。

「あんたも渡すんじゃないっ!!!!!」

歯を剥きだした肉食獣のような顔で冥子を叱りつける令子。

「ふ・・・・・・ふぇ・・・・・・・・」


「あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「ふぇ・・・・・」

「や・・・やばい・・・・」

「ふえ~~~~~~~~~~~ん!!!!!」

大音響で泣き出すとともに冥子の式神が暴走を始める。
地響きのような音を立て、暴れまくる式神たち。

「な・・・なんだ???」

銃を乱射していた西条はもちろん真っ先に
暴走の餌食となったしまった。

「れいこちゃんが怒った~~~~~~~!!!!!!
びえーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

台風というのは中心部は案外静かなものである。
ヨコシマは台風の目ともいうべき冥子の側にいた。
周りを確認すると、内ポケットからコゲ茶色の四角いものをとりだし
九尾像に向けてそれをヒラヒラと振った。

「ほれほれ~~~~~♪」

カタ・・・・・・・・
カタカタカタ!!!

小刻みに動く九尾像。

「ほれもう1枚♪」

両手にコゲ茶色のモノが見えると、九尾像がヨコシマの方を向き
涎をだしたかと思うとヨコシマに飛びついてきた。

“もぎゅもぎゅもぎゅもぎゅ”

ヨコシマの腕の中で幸せそうにお揚げを食うタマモ。

“しょせんアタシ狐ですから♪”

完全に開き直っている。


暴走した式神に踏まれた西条はボロボロになっていた。
ボロボロのまま九尾像の方を見ると・・・・・

「あ!!!!九尾像が無いっ!!!!」

そう叫んだとたんに後ろからヨコシマに踏まれた。

「ごめんね~~~~西条のとっつぁ~~~~~ん♪」

「お・・・おのれ~~~~~~~~」

気張ってみたものの、すでに立ち上がる体力は無かった。


雪之丞はヨコシマの変装をとり、黒いソフト帽をかぶる。
シロが八房で壁を斬り、逃走ルートを作った。
ヨコシマファミリー見事な逃走劇であった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・

「こら女狐!いつまで先生の腕の中にいるでござるか・・・・」

シロがそういってタマモを睨んだ。
タマモは、すでに人型になってヨコシマにお姫様抱っこの体勢である。
タマモはシロに一瞥くれると鼻で笑ってお揚げをもぎゅもぎゅ食っている。

「離れるでござるよ!!!!」

「嫌よ!アタシ今回もモノの役なんだからちゃんと人に
運んでもらわないとね~~~~~~ヨコシマ♪」

タマモはヨコシマの首に両手を回しながらそういって、
シロに挑戦的な目を向けた。

「きさまーーーーーーっ!!」

八房を斬りつけるとタマモはサっと避ける。
もちろんヨコシマにグサグサ~~~~と8つの傷が。

「先生になんてことを・・・・許さんっ!!!」

お前がやったんだろうが!!!といヨコシマの叫びを無視して
再びタマモに斬りかかるシロ。
しかし、いつまでも大人しくしているタマモではない。
狐火をカウンターでお見舞いする。

「そのような手は喰うバカではないでござる!!」

もろに真後ろで喰ったバカが燃えていた。

「お~~~い・・・いいかげんにやめろ~~~~」

血を流しつつ身体が燻りながらヨコシマは二人を止めようとしたが
後ろから肩を捉れた。

「人の事心配している余裕あるのかしら~~~~?
冥子プッツンさせるために、この“アタシ”を利用したわね~~~~~~」

「いや・・・あれはその・・・・・」

「しかももったいつけちゃって前フリまでしてくれちゃってさ・・・・」

少し照れているようではあるが、自分の性格まで読まれていたようで
嬉しいような恥ずかしいような・・・・・・・・・


で済まないのが令子である。
それ以上に悔しいという感情が先に来る。
ふつふつと思い出してきたようで、照れた顔が怒りの顔へと
だんだんと変化していく。

「あ~~~~~堪忍や~~~~~堪忍してんか~~~~~~」

「問答無用ーーーーーーっ!!!!!」


ヨコシマは今日3度目のピンク色の物体を頭蓋がらはみださせていた。
とりあえず雪之丞はヨコシマの事を思い、シケモクを吸って

「煙が目に沁みるぜ。。。。。」

と涙を誤魔化すのであった。


ヨコシマ三世・・・・終わり


「え?これで終わりなんですか???!!!!」

ウェディングドレスを着て、車に乗ってるところを職質され
無免許で捕まったおキヌは自分の出番がない事に気付いたのは
それから3日後の事であった・・・・・・・


おしまひ


後書き(言い訳ともいふ)


すいません!!!!!!
オチませんでした!!!!!!!!!
今回は我ながら失敗しました!!!!!!!

だらだら続いてしまったのが敗因です・・・・
後半メッチャだれてます(泣)

やっぱギャグ作家って偉いなぁ~~~と関心しますですハイ


さて次回はEVA辺りに挑戦したろうか思ってます。
ってすでに1話書いてたりしますけど←懲りろよをい

さてここで問題です。

1話には

シンジ・ミサト・ゲンドウ・冬月
リツコ・マヤ・シゲル・マコト
レイ・マギ(?)・初号機(?)
が登場する予定です。

さて誰が誰の役をするでしょうか??


オチには困っていますがキャスティング自体が
メインなオチですね・・・自分の場合は(自爆)


△記事頭

▲記事頭

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