まえがき
初投稿です。もろ、駄文かと思いますが読んでいただけると光栄です。
横島くんがエロくない…かな?
悪魔な天使
秋も終わりに近付き、こがらしの吹く公園で、彼、横島忠夫は死んでいた。
「し、死ぬ…」
……死にかけていた。
なぜか? 家賃を数か月滞納するとおこる現象。そう、追い出されたのだ。あの安アパートを。
『仕送りの値上げなんてしないわよ。そのままか、こっちに来るかのどちらか選びなさい』
「オレは日本を離れるつもりなんてあらへん。そないな辺境に行くぐらいなら仕送りなしでも日本にのこっちゃる」
『そう。じゃあ仕送り打ち切るから自分でなんとかなさい』
なーんてやりとりが行なわれたのが夏の頭のこと。
そうして、横島は17歳にしてはれて住所不定になったのだ。
「バイトをさがさなあかん。あかんねやけど」
住所不定の人間を雇ってくれるほど今の日本はやさしくない。
「どないしよ。なんかないかな」
駅で拾った求人案内(あつま○くんの)をめくっていく。
(GSのバイトはどれも金はいいんだが、住み込みなんてないし、しかも遠いからなぁ)
「近場、近場っと」
ぱらぱらとページをめくっていく。
「教会かぁ。教会なら住み込み出来るだろうけど、この神父、金なさそうだしなぁ。教員募集は問題外だし。ん?これは…、やくちんどう…でいいのかな。このおっさん胡散臭そうだな」
ぱらぱらぱらぱらぱらぱらぱらぱらぱらぱらぱらぱら
「レストランか、学校から近いな。個人営業みたいだし、もしかしたら…」
少ない荷物を肩に掛け(家具とかは学校の倉庫に置かせてもらっている)目的のレストランにむかって歩きだした。
おまけ
空腹でふらついてなんどもこけるのは愛敬ってことで
あとがき
このままもう一本書こうかと