五月一日。晴れ。
今日はすごい物を見てちまいまちた。
この日記に書こうかどうか迷ったのでちゅが、やっぱり真実は残さなければなりまちぇん。
どうせこれを見るのは私だけでちゅ。だから書くことにちまちた。
お昼ご飯を食べた後でちた。
私は腹ごなしに散歩しようと庭にでまちた。びようには運動が一番とテレビで言ってまちたから。
鬼門達の体に落書きしてから、私はお風呂場の裏を抜けて裏庭のほうに周っていきまちた。このあたりにはたくさんの虫がいるので、私は気に入ってるんでちゅ。秘密基地でちゅ。
しばらく遊んでから、私は部屋へ戻ろうとちまちた。
その時でちた。私の耳に、小竜姫ちゃまの声が聞こえてきたんでちゅ。
「んあ・・・、はぁっ。・・・よこ・・・さぁんっ。」
初めて聞く声でちた。
あの小竜姫ちゃまがこんな声を出すなんて、私には信じられまちぇんでちた。
苦ちそうな声。でも私には小竜姫ちゃまが喜んでるようにも聞こえまちた。
でも、次に聞こえた声は、もっと信じられない物でちた。
「小竜姫様っ! 小竜姫・・・様ぁっ!!」
ヨコチマの声。
それも獣に取りつかれたかのような必死な声でちゅ。
「ヨコチマ? ・・・二人とも一体何してんでちゅかね。」
声は近くの窓、その少しだけ開いたすきまから聞こえてくる様でちた。
この向こうは台所でちゅよ。
レディはのぞきなんかちまちぇん。そう思ったんでちゅが・・・。
好奇心に負けた私は、そっと窓に近づきまちた。ああ、後で猫を殺さなきゃなりまちぇんね。
手ごろな石をふみ台にして、バレナイように静かに中をのぞいてみまちた。
「!?」
ビックリちまちたよ。
だってヨコチマと小竜姫ちゃまってば台所でプロレスなんかしてんでちゅよ?
しかも二人ともマッパでちゅ。
床にねころがった小竜姫ちゃまの両足の間に入ったヨコチマが、
小竜姫ちゃまのお腹にすごいいきおいで自分の腰をぶつけてるんでちゅ。
ヨコチマの腰がぶつかる度に、ぱちゅんぱちゅんって水音がちまちゅ。
その度に赤い顔で汗まみれの小竜姫ちゃまは、うれしそうな顔で声を上げてるんでちゅ。
「ひっ、ぃひっ。・・・よこしっ、横島さんっ、い、いですか? 私の中、気持ちいいですかっ!?」
「いいっすっ、小竜姫様、気持ち良いっすっ!!」
小竜姫ちゃまのオマタにヨコチマの、 その
おち んちん
でちゅか? 突き刺さって 出たり入ったり
ああ、はずかしいでちゅよ〜。
でも変でちゅ。
ヨコチマのはお風呂で何度も見てまちゅが、あんな赤黒いツノみたいじゃなかったでちゅ。
変形でもしたんでちゅかねぇ。なんだかかっこいいでちゅ。
私がのぞいている事にも気付かず、まだ二人の合体は終わりまちぇん。
でもだんだんヨコチマの動きが速くなって来て、しまいには
「イクっすっ!!」
ってどこにでちゅか?
「私もぉっ!!」
だからどこに?
プルプルとふるえた後、ヨコチマは力つきたように小竜姫ちゃまの上にくずれ落ちまちた。重いと思うのに、小竜姫ちゃまは幸せそうな顔でヨコチマの頭をなでてまちゅ。
私はそっと窓を離れ、部屋に帰ることにちまちた。
結局ヨコチマ達が何をちてたかは判りまちぇんでちたが、
変でちゅ。これを書いている今も、私の胸がドキドキするんでちゅ。
それと部屋に帰った後、なんだかオマタが変な感じがしたのでパンツを見てみると、なぜか大きなシミが出来てまちた。
オシッコじゃ無いみたいでちゅが、念のため処分しときまちた。
小竜姫ちゃまのお仕置きは過激なのでちゅ。
もうお風呂の時間でちゅ。
ヨコチマを呼びに行かなきゃなんないでちゅね。
五月五日。くもり。
今日は子供の日でちゅ。
でちゅがそんなものどうでもいいでちゅ。私はレディでちゅから興味ありまちぇん。
それにそんな事よりも重大な問題があるんでちゅ。
あれを見た日から、あまり眠れまちぇん。
眠ると絶対にあの場面が夢に出てくるからでちゅ。
夢の中でヨコチマとからみ合う小竜姫ちゃまの姿が、ベスパちゃんやルシオラちゃん、それに・・・・・私の姿に変わったりするんでちゅ。
ヨコチマの上で、下で、大人の私は私が見たことも無いような表情で声を上げてるんちゅ。
「・・・なんなんでちゅか?」
夢の中でも、あの時と同じように窓からのぞいている私に、大人の私はよだれが垂れてるのも気にせずに笑いかけてくるんでちゅ。
熱っぽくて、なんだかとても気持ちよさそうで。
こんな事を言ってくるんでちゅ。
「しないの?」
って。
たぶん、私がした事も無いような表情で言ってくるんでちゅ。
「こんなに気持ちイイのに。」
・・・そこで目が覚めるんでちゅ。
暗い部屋の中、目が覚めた私はまたパンツがしめっている事に気がつくんでちゅ。
あの夢を見ると毎回そうなるんでちゅ。
おふとんをかぶったままパンツを脱ぎ、そのまま外に出しまちゅ。
下半身だけハダカって、なんだか変な気分でちた。
夢の中の私は、ヨコチマに体のいろんな所をいじくりまわされてたんでちゅが、
それって気持ちいいのでちゅかね。
そう思って私はそっと手をオマタに運んでみまちた。
オマタのすじを押し開き、たぶんオシッコが出るあたりを触れてみまちた。
でちゅが少しヌルヌルしてるだけで、思ったような気持ちよさは無かったでちゅ。
しばらくいじっていまちたが、全然気持ちよくなんないのであきらめまちた。
結局、その日もあんまり眠れまちぇんでちた。
あ、オダンゴを食べるそうでちゅ。
無くなる前に行ってきまちゅよ。
五月七日。雨。
また見てちまいまちた。
今日は朝から雨でちたので、修行はしないと小竜姫ちゃまが言ってまちたから、
一日中ゲームで遊べると思ってたんでちゅが、ヨコチマがどこにも居ないんでちゅよ。
しばらく私一人で遊んでたんでちゅが、やっぱりヨコチマと二人でやりたかったので探しに出たんでちゅ。
ヨコチマの部屋、修行場、お風呂場、全部探しまわったんでちゅが、ヨコチマは見付かりまちぇん。
とほうにくれた私は、最後に小竜姫ちゃまのお部屋にむかう事にちまちた。
軒をたたく雨の音に耳をかたむけながら、廊下を歩いていた私に耳に、
またあの声がかすかに聞こえてきたんでちゅよ。
立ち止まった私の足は、再び歩く事をこばみまちた。
だってそうでちょ? もう私には二人が何をしてるのかわかってるんでちゅから。
行きたくない。まわれ右して帰りまちょ?
もう一人の私がしきりにそう訴えてきまちゅ。
いい考えでちゅ。私も一度はその考えにのろうとちまちた。
帰りたい。心の中でそう叫ぶ私の他に、
見たい。二人の行為を見てみたい。と、同じ位大きな声で叫ぶ私が居たんでちゅ。
私はのぞく事に決めまちた。
気配と霊波を消し、私は小竜姫ちゃまのお部屋にすり足で近づいて行きまちた。
お部屋に近づくほどに大きくなってくる、すすり泣くような、哀願してるような小竜姫ちゃまの声。
やっぱり、やってまちゅね。
私はそう確信ちまちた。
とうとう四つん這いになってたどり着いた私は、口にふくんで湿らせた指を障子に突き刺し、そこから中をのぞきこんだんでちゅ。
やってやがりまちたよ。
たたみの上、両足を目一杯に広げた小竜姫ちゃまを、後ろからヨコチマがはがいじめにしてまちた。
ヨコチマは両足を器用に小竜姫ちゃまの足にからませ、閉じれなくしてまちゅ。
そいで、自由な両手で小竜姫ちゃまのおっぱいとかお腹とかをいじりまわしてまちた。
「あぁん・・・、横島さぁん。」
小竜姫ちゃまは溶けたチョコみたいな声を上げて、ヨコチマに甘えてまちゅ。
白いお肌をピンク色に染めて、ヨコチマにちゅーをねだったり。
なんだか小竜姫ちゃまが子供みたいでちた。
ヨコチマもそれに答えるように、小竜姫ちゃまとちゅーしたり、
ベロをからませたりして口撃の手をゆるめまちぇん。
その間もヨコチマの手は休んでまちぇん。
小竜姫ちゃまのおっぱいをもみあげたり、乳首をこねたりと忙しいでちゅ。
でも、それは少しも乱暴に見えなくて、逆に優しい感じがちまちた。
ヨコチマの左手は小竜姫ちゃまのおっぱいを、右手はオマタにありまちた。
私のと少し形の違う、小竜姫ちゃまのオマタに、ヨコチマの指が二本沈んでまちゅ。
それが動くたびに小竜姫ちゃまは吐息まじりの声を上げるんでちゅ。
ヨコチマの指がオマタの上の方にある、ぷくっとした部分を執拗にいじりまわしたために、小竜姫ちゃまのオマタはお汁でベトベトになってまちた。
くちゃくちゃという音が、雨の音にも負けないくらいに大きく聞こえまちゅ。
ナルホド、ああいう風にいじると気持ちいいんでちゅね。
やっぱりお手本があると判りやすかったでちゅ。レベルアップでちゅよ。
「よ、横島さ、ぁん。・・・も、もう・・・。」
「小竜姫様、入れて欲しいんですか?」
せっぱつまった声で、小竜姫ちゃまはヨコチマに何かをお願いちまちた。
この時は私も小竜姫ちゃまが何をねだったのか判りまちぇんでちたが、
小竜姫ちゃまがあお向けに寝ころがったおかげで、それがわかりまちたよ。
ヨコチマのチンチン(もう慣れまちた)が、ビックリするほどでっかくなってたんでちゅ。
あの時はもう小竜機ちゃまの中に入ってまちたから、その大きさはわかり辛かったのでちゅが、こうして見るとものすごいものでちた。
今こうして日記を書いてても、指が震えまちゅ。
ヨコチマは小竜姫ちゃまのオマタにチンチンをそえ、ちゅうちょする事なく
そのまま一気に沈めていきまちた。
「ひゅっ、ふゃああああっ!!」
「くっ、やっぱキツッ!」
合体した二人は何かに耐えるような声を上げ、しばらく動きまちぇん。
んで、やっと動き始めたかと思うと、とても激しい動きで腰を合わせるんでちゅ。
ここぐらいになると、もう私は用はありまちぇん。
気持ちいい事に必要な知識はだいたい憶えまちたから。一を見て十を知るんでちゅ。
この時に知った事は、後でお風呂の時に実践してみまちゅ。
一人で入らなきゃなんないでちゅね。つまんないでちゅが仕方ありまちぇん。
サザヱさんの時間でちゅから今日はここまででちゅ。
五月八日。晴れ。
昨日の報告でちゅ。
日記を書き終えた後、私は小竜姫ちゃまに断って一人でお風呂に入りまちた。
ちょっと怖かったでちゅ。
体を洗い終わってから、いよいよ昨日憶えた事のじっせんに入りまちたよ。
あ、その前にオマタを調べる事にちまちた。
そのための手鏡も用意してまちゅ。私に抜かりは無いんでちゅ。
タイルの上に鏡を固定し、私も腰を降ろしまちた。
オマタの前に鏡が来るように腰を調節した後、私はゆっくりのぞきこみまちた。
胸がドキドキしまちたよ。だってこんな所見ようとした事も無かったんでちゅからね。
私のオマタは、一本のスジでちた。
ベスパちゃんみたいに毛も生えてなく、どっちかと言うと小竜姫ちゃまみたいでちた。つるつるのトコとかそっくりでちゅ。
足の下から通した両手の人差し指で、そのスジをめらっと広げてみまちた。
自分のモノなのに、なんか変な形でちた。
海にいそうでちゅ。
お肉のビラビラがあって、そんなかにちっちゃな穴が二つ見えまちた。
どっちからオシッコは出るんでちゅかね? 疑問でちたがここでする訳にもいきまちぇん。
鏡をしまった私は、とりあえずあの時ヨコチマがやってたような感じで、
オマタをいじくり始めまちた。
そのまま五分ほどいじってまちたかね。
やっぱり気持ちよくなんないので、私は風邪をひかないようにお湯につかりまちた。
肩までお湯につかり、何がいけなかったのかを考えてみまちた。
私が触るのと、ヨコチマが触るの。どこが違うんでちょうか。
不思議に思った私は、ためしにヨコチマに触られているつもりで、もう一度オマタに手を伸ばしまちた。
全然違いまちたよ。
ただ触るのと、ヨコチマの手を想像して触るのとでは全然違いまちゅ。
触れた所から電流みたいなのが背中を走り抜けまちた。
お湯より熱くなったオマタは、私の指に敏感に反応して快感を返しまちゅ。
私を後ろから抱きしめたヨコチマが、私を隅々まで触れて、ちゅーして。
その指が私の奥ふかくまで入ってきて。
こんなの書いてたら、またしたくなっちゃいまちたよ。
いつしか私はお湯から上がり、タイルの上にあお向けになって狂ったようにオマタをいじりまくりまちた。
打ち寄せるばかりでいっこうにひく事の無い快感の波が、私の思考をぎゃくさつしていきまちゅ。
その時の事は余り憶えてないんでちゅが、たぶんすごい声を上げてたと思いまちゅ。
最後にはブリッジに近い姿勢になって、私は爆発ちまちた。
その時にオマタから何か吹き出たような気がしまちゅが、オシッコじゃないでちょうね。
何分か気絶してたんだと思いまちゅ。
快感のよいんに浸りながらも、体を冷やしちゃいけまちぇんから、
私は湯に浸かり直してお風呂を出まちた。
「永いお風呂でしたね。コナン終わってしまいましたよ?」
フラフラとした歩みで部屋に帰る途中、通りかかった居間から小竜姫ちゃまが声をかけてきまちた。
私は顔を向ける事が出来まちぇんでちた。
お風呂で何をしてたか気付かれてしまうかもしれまちぇんでちたから。
適当にごまかし、早足でいちもくさんに部屋に戻りまちた。
コナンを観逃したのは別にいいんでちゅが、今回の話の犯人、
やっぱりヤスだったんでちょうか?
それだけが気になりまちゅ。
五月十二日。くもり。
ダメでちゅ。
オマタをいじるのを止められまちぇん。
初めて気持ちよくなったあの日から、私は一日も欠かさずにこの秘密の遊びにふけりまちた。
おぼえたばかりのこの遊びは、回数を重ねるたびに気持ちよくなっていきまちゅ。
朝、起きて。昼、ご飯を食べた後。夜、お風呂の時とお布団の中で。
私はドップリとこの気持ちよさに沈んでいきまちた。
私はバカになってちまったんでちょうか?
特にヨコチマにじゃれついたり、その匂いをかいだりした時なんか大変でちゅ。
パンツがぐちゃぐちゃに濡れてしまって、慌ててトイレに駆け込むハメになったりするんでちゅよ。
あれからいろいろ試してみたんでちゅが、やっぱりヨコチマの事を考えながらが
一番気持ちいいんでちゅ。
お風呂場で何度も見たヨコチマの体。
それに抱かれて悦ぶ私。
そんな想像をしてちまい、ヨコチマの顔をまともに見ることも出来まちぇん。
ヨコチマや小竜姫ちゃまも何か変だとは思ってるみたいでちゅが、
まだ何も言っては来まちぇん。
ごめんなちゃい。
悪いと思ってまちゅ。こんなのダメだと思ってまちゅ。
でも、やめられないんでちゅ。頭の中がそればっかになってきてんでちゅ。
ヨコチマ。小竜姫ちゃま。
私は不良になってちまいまちた。
五月十七日。晴れ。
最近日記を書くのも面倒になってきまちた。
三日坊主じゃないので別に良いんでちょうか?
そうそう、この間ヨコチマと二人で美神のトコに遊びに行きまちた。
みんな歓迎してくれたんでちゅが、おキヌちゃんだけ居まちぇんでちた。
なんでも学校の行事でキョウトとかいう所に行ってるそうでちゅ。
ヨコチマが美神と話してる間、私はシロとタマモに『イイモノを見せる』って誘われて、おキヌちゃんの部屋に忍び込んだんでちゅ。
やけに甘い匂いのするおキヌちゃんの部屋の中、ベッドの下からタマモが
小さな箱を引っ張り出して来たんでちゅよ。
箱を中心に輪になって座った私達に、タマモはニンマリと笑ってふたを開けまちた。
中には数冊の雑誌が入ってて、そのどれもがハデな色の字で表紙をかざられてまちゅ。女性ナントカ、ナントカティーン。・・・意味がわかりまちぇん。
これは何なんでちゅかと尋ねる私に、
「いいから読んでみなさいよ。」
とタマモが一冊手渡してきまちた。
ページをめくった私の目に飛び込んできたのは、『告白! 私達の秘密体験』だとか、『世代別オススメひとりHテクニック』といった言葉でちた。
「アンタも興味あるんじゃない? こーゆーの。」
目を見開いた私に、タマモが得意そうに言ってきまちた。
部屋の隅に飛び退いたシロは、赤い顔をして壁を見つめていまちゅ。
でちゅがやっぱり興味はあったみたいで、こっちにチラチラ視線を向け、
最後には一緒になって回し読みしたんでちゅ。
その雑誌はいろんな事を私に教えてくれまちた。
たとえば、あの遊びの名前はオナニー。ヨコチマと小竜姫ちゃまがやってたのはセックス。
またレベルアップちまちたよ。クラスチェンジも出来そうでちゅ。
でもいきなりシロが立ち上がって、
「拙者、走ってくるでござるよっ!!」
って言って部屋を飛び出しってったのには驚きまちた。
タマモは「発散してくるんでしょ。アイツお子様だから。」って笑ってまちたが。
私は大人なので大丈夫でちゅよ。
結局私たちが山に戻る時間になっても、シロは帰ってはきまちぇんでちた。
じゃあ今からオナニーしまちゅんで、今日はここまで。
六月さん日。あめ。
しばらくまが空いてちまいまちた。
でもいいんでちゅ。コレよりだいじなことがありまちゅから。
このかん、ヒマなときはずっとオナニーしてまちた。
あいかわらずやめられまちぇん。
気持ちいいんでちゅ。
おしるでべちょべちょなんでちゅ。
この日きもアソコをいじりながらかいてまちゅ。
きもちいいでちゅ。
きもちいいでちゅ。
でも、セックスってもっとイイんでちょうか?
きになりまちゅ。
きもちい
ろく月ろく日。
せっくすしてみたいでちゅ。
きもちいいんでちょうね。
ヨコチ マ。
月 日。
よこしまとせっくすしたい
月 日。
ほしい
月 日。
月 日。
月 日。
かゆ うま
月 日。
六月十九日。晴れ。
良い事を聞いた。
明日から小竜姫は神界に出かけるそうだ。
滞在期間は五日程らしい。
その時が待ちに待ったチャンスだ。
猿もいないから横島と二人きりなのだ。
横島は私を探してこの部屋に入るだろう。
そしてこの日記も読むに違いない。
机の上に置いてあるのだから。
コレを読んで貰って、横島に私の気持ちを知って貰う。
横島もそれに答えるに違いない。
だって私達は愛し合っているのだから。
セックスをする。
ずっと。
ずっと。
私が望んでいた横島とのセックス。
考えただけで堪らない。
ねえ、もう読んでるんでしょ、横島?
早く。
早く私を犯して。
「な・・・、なんだよこれ・・・。」
『日記』を手に、横島は呆然と呟いた。
朝方出て行った小竜姫の言付け通りに義妹の部屋の掃除を手伝いに来たのだったが、部屋の主である義妹の姿は無く、代わりに机上の『日記』を見付けたのだった。
マナー違反。
それは重々承知していた。
しかし机に向う姿など全く似合わない、あの元気娘が何を書いているのかが
気になってしょうがなく、かなりの間躊躇った後でそれを手に取ったのだ。
中に記されているのは、どうやら今年初めから付け出したと見られる『日記』だった。
その日あった出来事。食事のメニュ−。面白かったアニメ。
子供らしい内容ながらも、やはりアシュタロスによって産み出された魔族らしく、
その節々に大人びた文の書き込みが見受けられた。
しかし朗らかな内容もある日を境に一変する。
五月一日。
この日を境に、義妹の興味は子供の世界から別の部分に転じた。
「・・・・・見られてたのか・・・。」
蒼い顔でごちる横島。
自分達の行為を目の当たりにした義妹は、その光景が忘れ難かったらしく、
幼い心のままに欲望を育んでいったようだった。
それは日を追うごとに深く、大きく増大していき、
ついには自分との性交を望むまでになってしまった。
『日記』も後の方の日付になると、文字は震えて意味を為さなくなり、
文章もただ欲望を吐露しているに過ぎなくなっていた。
そして最後の日付。
何故か急に文章として力を取り戻し、漢字も多用されている。
しかしその内容が問題だった。
「横島とセックスをする。」
『日記』にはそう書いてあったのだ。
しかも彼女らしくない奇妙な文章で。
もちろん横島は義妹を愛している。
だがそれは家族愛であり、そこに肉欲などは欠片も無い。
しかし、
「アイツ、最近変だったけど・・・、まさかこんな・・・。」
その時。
カラリ
背後から障子の開く音が聞こえ、
それに誘われるように横島はゆっくりと振り返った。
「・・・パピ・・・リオ・・・。」
そこにいたのは一糸纏わぬ姿の義妹、パピリオだった。
この少女は本当にパピリオなのだろうか? 昨日までは何時もと変わらない彼女だったのに。
そう疑ってしまう程、少女の放つ雰囲気は妖しい甘さを含んでいた。
彼女は今まで横島に見せた事の無い、妖絶といってもいい程色気のある笑みを浮べている。
「・・・・・横島ぁ。」
ゆっくりと足を踏み出してくるパピリオ。
彼女の裸体は、一緒に入浴を繰り返して見慣れたはずの横島ですら引き込まれるような匂いを発し、横島を挑発する。
「横島ぁ、しよ。・・・ね? 私もうこんなになってるの。」
そう言って彼女は股間に手を伸ばし、二本の指で亀裂を割り開いた。
くちゃっ
淫靡な水音を立て外気に晒された『そこ』は、十分な潤みを持って男を待っていた。
「ほら、乳首も・・・。」
目に見えて硬くなっている乳首を突き出し、パピリオは蠱惑的な貌を浮べる。
既に横島の股間は大きく膨れ上がっていた。
「・・・う、・・・あ・・・・・。」
駄目っ、ヤメテッ、目を瞑って部屋を出るのよっ!!
横島の心の何処かで、誰かがそう叫んでいる。
それはもしかしたら昔愛した『彼女』の声だったのかもしれない。
しかし、それすらも横島に迫る少女を阻む事は適わなかった。
「だから、ね? 横島。・・・しよ。」
情欲に濡れた瞳で、一歩一歩近づいて来るパピリオ。
その股間から垂れて落ちた雫が、畳に幾つかの染みを作った。
了
あとがき。
皆様こんにちは。
やってしまったおびわんです。
このお話は、拙作「新世界極楽大作戦!!」において、
いつか書くことになる18禁シーンの為に、試験的に
書いてみたものです。
舞台も同じ「新世界〜」で、時は横島君が逆行する前です。
まあ独立短編なので、コレの設定が本編に影響する事は無いです。
投稿してから気付きましたが、全然えっちく無いですね。
次を書く事が有るとするならば、恐らくタダヨちゃん話になるかと。
鬼道×タダヨ・・・。
需要、あるかなぁ?