インデックスに戻る(フレーム有り無し

▽レス始

!警告!バイオレンス有り

「お豆をまこう!(GS+複数ネタ)」

Yu-san (2005-02-12 00:48)

ちょっと時期遅れの季節ネタでございます。

〜二月三日:美神令子除霊事務所にて

「豆まきをしようですって〜?」
事務所メンバー(横島、おキヌ、シロ、タマモ)の言葉を呆れ気味に反復する美神。
「ええ、やっぱり年中行事ですから」
「あのね〜。あたし達は鬼や妖怪を相手の商売してるのよ?それが豆まきで厄払い?」
「まあまあ。あくまでもお遊びでござるから」
「アタシ始めてだけど、面白そうだわ♪」
「さ、さ、景気付けにパーーーーーーーッと」
横島が豆を盛り入れた一升マスを差し出すと、美神はようやく受け取った。
「しょうがないわね。でも、あたしが参加する以上手加減は…」
美神令子がマスに手を入れた瞬間!

−ピッシャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

横島が仕掛けた対極文珠が発動した!そして美神の姿は……
「な、なんだっちゃこれは〜〜〜〜〜〜!?」
「やった!成功だ!」
トラ皮のビキニにブーツ、そして頭上には二本の角。
そう、知る人ぞ知る伝説の鬼娘と化していたのだっちゃ!
「ちょっと〜〜〜〜これはどういうつもりだっちゃ〜〜〜!?…って何、この口調」
嗚呼!文珠驚愕也!
美神の意思などお構いなしに伝説の鬼娘口調にしてしまうとは。
「ふっふっふ。“鬼娘”の対極文珠を編み出すのには苦労しましたが、その甲斐がありましたよ。美神さんの鬼っ娘コスプレを拝めるとは……生きててよかったーーーーー!」
超高等霊能技術をしょーもないことの為に使う横島に、今更ながら呆れる美神。
「すぐに元に戻すっちゃよ!……え?ちょ、ちょっと…アンタ達まさか?」
−ジリ・・ジリ・・
豆の詰まったマスを手にして、美神を包囲していく横島達。
「美神さん…ごめんなさいね♪」とおキヌ。
「拙者実は気が進みませんが、先生の命令ですので♪」とシロ。
「美神さんのその無駄にでかい乳、前から気になってたのよね♪」とタマモ。
「つー訳で……」と横島。

−鬼はーーーーーーーッ外ーーーーーーーッ♪×4
−バッサーーーーーーーーーーーーーーーッ!
何と彼らは命知らずにも、美神を鬼役にして豆をぶつけるという事態を引き起こしたのだ。

「痛ッ!ちょっと痛いっちゃ!…な、何で只の豆がこんなに痛いんだっちゃ!?」
「がははははははは!やっぱり鬼には効くんだなー。喰らえ!日ごろの恨み!」
−バシーーーーーーッ!バシーーーーーーッ!
逃げる美神、歓声を上げながら追いかけて豆をぶつける一同。
たまらず美神はドアから外へ出て行こうとするが…。
「ふっふっふっふ。美神さん、その格好で外に出る勇気が果たしてありますかな?」
−ッ!!
その言葉でドアノブに手をかけた状態で固まる美神。
「…ひ、卑怯だっちゃ!ウチ一人を寄って集ってイジメて…それもおキヌちゃんまで!」
「ごめんなさいごめんなさい。でも、これぐらいやらないと美神さんお願いを聞いてくれませんから…」
「お願いって何の…ワブッ!ちょ、ちょっと・・止めるっちゃーーーーーー!」
−バサーーーーーーッ!バサーーーーーーッ!
会話の最中でも、容赦なく豆シャワーを浴びせるタマモとシロ。
「きゃははははは!おもしろーーい!人間ってこういう企画考えるのって天才的ね」
「美神殿、もう少し付き合ってくだされ」
「冗談じゃないっちゃ!」

−ピュルルルルルーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
−おおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!×4

突如、空へ飛び上がって二階部分へと逃走する美神。
嗚呼!文珠驚愕也!
伝説の鬼娘の空を飛ぶ能力までも美神に与えるとは。
「さすが…と言いたいッスが、これならどうですかね」
―ポイッ…ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!バシバシバシ!
何と、横島が無造作に撒いた豆がそのまま宙を飛び美神にぶつかっていくではないか!
「な、何でだっちゃ〜〜〜〜〜〜?」
「ふははははは!実は先程のマスには“誘豆”の文珠も仕込んでおいたんです。美神さんの身体を自動的に大豆が追跡するようになってるんス!」
「何でそういう無駄にスゴイことばっかりするっちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!」
再び逃げ回る美神。それをしつこくしつこくしつこくしつこ〜〜〜く追い回す横島達。
豆が無くなるや、大豆加工品ならばなんでもいいと、豆腐・豆乳・醤油・味噌・湯葉なども持ち出して投げつけてくるのだ。
そうこうしてる内に、とうとう部屋の隅に美神を追い詰めることに成功した。
「ふっふっふ、逃げても無駄ッスよ美神さん。日本では豆は暮らしに生きているんス!」
そこで遂に最終兵器、納豆を手に取ってみせる横島。
「な、何だっていうっちゃ〜〜?アンタ達!いい加減にしないと後で酷いっちゃよ!」
「じゃあ俺たちの要求聞いてもらえます?」
「要求?」

そこで一同は、ある契約書をそれぞれ取り出した。
「美神さん。自分で汚した部屋は、自分で掃除してください!このままじゃ片付けの出来ない人になっちゃいますよ」とおキヌ。
「美神さん。油揚げのレベル、落としたでしょ。スーパーで一パック百円のなんて嫌!京都産国産大豆使用の高級品に変えてもらうわ」とタマモ。
「せんせーとの散歩時間をもっと沢山欲しいでござる!」とシロ。
「そして俺は………」満を持して要求を打ち出す横島。それは…。


「今後、お風呂に入るときは必ず俺と一緒に入って洗いっこをすることッス!」


−シッラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
どっちらけた空気が流れ、汚物を見るような目つきで女性陣が横島を責める。
「横島さん、不潔!」
「給与待遇改善をするのでは無かったのではござらんか?」
「横島〜あんたそんな助平なことの為にあたし達を巻き込んだ訳?」
「だ・だ・だって美神さん、俺が来るとしょっちゅうシャワー浴びてるから俺を誘惑して楽しんでるに違いないと思って」
(そんなことの為に、かよわい私を皆で苛めたっちゃね〜〜〜〜〜〜)
「許さないっちゃーーーーーーーーーーーー!」
−ビッシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
突如、雷撃を振り絞る美神。驚く一同。
嗚呼!文珠驚愕也!
伝説の鬼娘の電撃能力までも美神に与えるとは。
「ふっふ〜〜ん。よくも今まで好き放題やってくれたっちゃね…」
「あ、あの美神さん。これはその・・」
「お返しだっちゃ〜〜〜〜〜〜〜!!」
−ビリビリビリ〜〜〜〜〜〜〜!
−キャァアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜×3
逃げようとしたおキヌ・シロ・タマモを追いかけて電撃を喰らわせる美神。
たまらずに目を回して失神する三人。
「おキヌちゃん達はこれくらいで勘弁してやるっちゃ。でも、A級戦犯は死刑確実!」
「ひ、ひえええ…」
空飛ぶ電気椅子に追い詰められ、顔面蒼白の横島。
「さあ、覚悟するっちゃよ」


「ダーリン………え?」
「!!」
美神さんがダーリンと呼んでくれた美神さんがダーリンと呼んでくれた美神さんがダーリンと呼んでくれた美神さんがダーリンと呼んでくれた美神さんがダーリンと呼んでくれた美神さんがダーリンと呼んでくれた美神さんがダーリンと呼んでくれた美神さんがダーリンと呼んでくれた美神さんがダーリンと呼んでくれた美神さんがダーリンと呼んでくれた
「我が生涯に一片の悔い無しッ!」
「じゃあ死ぬっちゃ」

−ドガ―――――――――――――――――ンン


横島の死に顔は穏やかだったという。


「次はキュー○ィーハ○ーだ!」
生きとったんかい!

*元ネタは複数でして、『ケロロ軍曹』と『GS美神』単行本37巻168ページなどでございます。


△記事頭

▲記事頭

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!